カード会社や貯蓄銀行は延滞率が10年間でピーク、深まる不況の沼

ここからは韓国経済の話題だ。

日々、韓国経済の悪化は顕著となっているが、それは庶民の生活からも窺える。例えば、ここ10年でカード会社や貯蓄銀行は延滞率が10年間でピークとなったようだ。つまり、最悪の最悪である。予想通りの結果であるのだが、これで韓国政府は内需が回復しているとか言い出すのだからお笑いだよな。

どう見ても内需が死んでる具体的な数値が出てきており、そこに戒厳令からの大混乱で消費すら落ち込む。さらに1470まで迫ったウォン安が輸入物価を高騰させる。大多数の庶民は生きるために借金生活するしかなくなった。つまり、自転車操業である。

特に自営業は終わっている。昔の自営業はもっと稼げていたのに今では最低賃金以下の時給で働くだけ。最後は身体壊して廃業である。これも、こちらは散々、こうなることを述べてきたのにアホな韓国政府は何の対策もできなかった。

韓国の就業者の4分の1を占めていた自営業はもう20%を切っている。廃業しまくりてことだ。でも、韓国人は40代でリストラされるので、第2の人生は自営業しかない。でも、その自営業ではもう稼げないし、生きていけない。店があっても生活は最低レベルであり、ホームレス以下なのだ。まだ日雇いで雇ってもらえるホームレスの方がましという現実である。店があるなら家賃を払わないといけないからな。

では、記事を引用しよう。

庶民が主に利用するクレジットカード会社や貯蓄銀行などノンバンクの融資の延滞率が、10年間でピークに跳ね上がり、赤信号が灯っている。深刻な内需低迷と物価高・金利高の中、借金を適時に返せない自営業者と脆弱階層が急増している。庶民経済が崖っぷちに追い込まれないように内需拡大が急がれるが、補正予算案をはじめとする実質的な対策は依然として空回りしている。

金融監督院によると、カード会社の延滞率は、昨年末は1.65%で、2014年以降10年ぶりに最も高かった。特に、カードローンとキャッシングの利用額が3年ぶりに最大値に増えた中、延滞率は3.38%に跳ね上がっている。昨年、銀行圏の融資の敷居が高くなると、庶民をはじめ信用格付けの低い小規模事業や中小企業が、急に必要なお金を工面するためカード会社の窓口に押し寄せ、これさえ返済できなかったという意味だ。カードローンやキャッシングは、金利が年平均14~18%に達し、不良時限爆弾になる恐れが高い。

貯蓄銀行の延滞率も、やはり昨年末は8.52%で2015年以降最も高く、3ヶ月以上延滞の悪性の割合は11%に迫っている。内需低迷で家計と企業の融資返済能力が悪化したうえ、不動産プロジェクト(PF)融資がずさんになったためだ。中小型建設会社向けにPF融資を多く行った貯蓄銀行は、昨年4000億ウォンの損失を出し、2年連続の赤字となった。

問題は戒厳・弾劾の影響で内需低迷が長くなり、ノンバンクの延滞もまた危険レベルを超えることもありうることだ。1月のカード売上について分析した結果、家計消費の「最後の砦」に挙げられる教育費まで減少するほど消費心理は冷え込んでいる。この3ヵ月間で廃業した自営業者も27万人に達する。代表的内需業種である建設業は、年明けから中堅建設会社が相次いで法廷管理を申請し、連続倒産の恐怖が高まっている。

ノンバンクのずさんさが深刻化すれば、2003年の無分別なカード融資で起きた「カード大乱」や、2011年にPF不良で貯蓄銀行が相次いで倒産した「貯蓄銀行事態」が再現される可能性を排除できない。借金に押しつぶされた庶民経済が崩壊しないように、補正予算の編成を急いで急場をしのぐことが重要だ。また、脆弱階層の融資不良が金融システム全般に広がらないように、弱い輪について点検し、負債総量を減らしていく構造調整を並行しなければならない。

カード会社や貯蓄銀行は延滞率が10年間でピーク、深まる不況の沼 | 東亜日報

このままいけば貯蓄銀行まで潰れるてことか。庶民経済が崩壊しないように徳政令でも出すんですかね。でも、徳政令は借金の肩代わりであって、その借金は国や銀行が背負うんだぞ。どうするんですかね。これ以上、負債を本当に背負えるんですか。

延滞率が増加すれば、銀行の貸し渋りが発生していて、今度は一切貸さなくなる。もう悪循環に陥っているんだよ。つまり、終わりてことだ。でも、内需は回復しない。金利が高いからだ。

カード会社や貯蓄銀行は延滞率が10年間でピーク、深まる不況の沼」への2件のフィードバック

  1. 借金の恐怖、、想い出しても息が苦しくなる。コロナ全盛期でガソリン高騰、電気代金爆上がり、親父の病気が前立腺癌。一気に襲ってきた。おまけに行政の不公平支援で小池百合子をうらんだものだ。コロナ支援でカネ借りてやり過ごしたけど未だにコロナが猛威を奮っている。これから日本でも借金が表面化する。俺は運がよく、お店を売却し裁判所への供託金と弁護士費用が賄えたが、自己破産は手元にかねを99万しか置いておけない。目をつぶれば店と実家を思い出す。人手に渡す未来はかんがえなかった。来世は健康がいい。

  2. SAMSUNG、CEOがなくなった。心不全だそうだ。SAMSUNG帝国を築き上げ、国にカネを貸すまでに育て上げた。突然の訃報はさぞかし無念だろう。倒産に拍車がかかる。これからどうするのか?韓国の会社では存続は難しい。いまなら他少なりとも値はつく。売ったらどうか。後が煩いからアメリカかな?

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