ここからは韓国経済の話題だ。
韓国の今年の経済成長率をIMFが2%から1%まで大きく下方修正したことで、世界の投資機関もこれから韓国の成長率予測を引き下げに動くことになる。まず、出てきたのはJPモルガンだ。出てくる度に下方修正してついに0%台まで落として0.7%まで落ちたのが二週間前。しかし、IMFの予測を見て早速0.2%減らしてきた。ついに0.5%である。
韓国さん。物価上昇を考えるとこれはもう成長というよりマイナス予測じゃないのか。こちらは野村に期待している。野村なら今年の成長率をマイナスにしてくるんじゃないかと。
しかし、笑えるよな。韓国の潜在成長率は年々落ちて2%になったが、それよりも遙かに低い0.5%だぞ。1%以下の成長しかできなくなるとか。もう、G20からの転落も近いよな。
では、記事を引用しよう。
食料品・衣類など非耐久財はコロナ禍以降、価格が大きく上昇した点が消費を押さえつけている。
ただし内需が底を打ったことから4-6月期には改善の動きがあるかもしれないと韓銀はみている。
イ局長は「政治不確実性が解消され、昨年10月から政策金利を0.75%ポイント引き下げた効果も現れて消費心理が1-3月期よりは改善するのではないかと思う」と話した。6月早期大統領選挙に伴う選挙予算の執行、政府の積極的財政支出意志なども消費には肯定的な要因だ。
鉄鋼・アルミニウムなどの輸出が振るわない背景に関連してイ局長は「米国の相互関税の影響がまだ明確には表れていない」とし「(1-3月期までは)グローバル産業景気不振の影響のほうが大きく表れている」と話した。鉄鋼の場合、契約後輸出まで通常2~3カ月ほどかかる。逆に考えれば、7-9月期に相互関税が発効された場合、輸出が大きな打撃を受ける恐れがあるという意味だ。
これに伴い、今年の韓国年間成長率は2月の韓銀見通し1.5%から大幅に下方調整されるだろうという観測もある。1-3月期成長率の影響力が最も大きい点を考慮すると、機械的に見ても少なくとも0.4%ポイント低い1%序盤にとどまる可能性がある。一部では米中貿易戦争の否定的効果が大きくなり、1%にも至らない場合もあるだろうとみている。
すでに国際通貨基金(IMF)が韓国の今年成長率見通しを従来の2%から1%に大きく下げた。IMF韓国ミッション団長のラフール・アナンド(Rahul Anand)氏は23日(現地時間)、韓国成長率見通し修正に関連する記者団の質問に「関税措置の影響だけでなく昨年末以降の韓国政治状況の変化も合わせて考慮した」と答えた。
IMF理事のキム・ソンウク氏も「今回の成長率見通しの下方修正は事実上、2回すべきものを一度にしたもの」としながら「昨年10月以降の韓国政治状況変化と最近の米国関税措置影響が重なって出てきた数値」と説明した。来年の見通しを2.1%から1.4%に下げたことと関連し、キム氏は「関税賦課の影響が続く中で不確実性拡大による消費・投資萎縮などを考慮した」と説明した。
J.P.モルガンも24日、韓国の成長率見通しを0.5%に下方修正した。8日0.9%から0.7%に下げて、約2週間ぶりに再び0.2%ポイント下げた。J.P.モルガンのエコノミスト、パク・ソクギル氏は「建設サイクルの遅延と2024年10-12月期と2025年1-3月期の政治的騒乱(noise)で内需回復が遅れた」とし「相互関税を控えて輸出は引き続き減少するだろう」と明らかにした。
「長期低成長の沼」に陥る前に景気浮揚に出なければならないという声も大きくなっている。高麗(コリョ)大学経済学科のキム・ジンイル教授は「景気下降シグナルが明確になったことから、国会で補正予算案を早期に通過させる可能性が大きくなり、韓銀も5月には政策金利の引き下げに出るものとみられる」とし「経済全般の活力が落ちた状況なのは明らかなので、ひとまず一息ついて、新政府がスタートし次第、新たな成長動力の確保などに向けて構造改革に出なければならない」と話した。
韓国、-0.2%のマイナス成長が現実に(2) | Joongang Ilbo | 中央日報
凄いよな。これで内需は底を打ったとか。韓銀はどれだけ嘘しか付かないんだよ。建設投資と設備投資が大幅減少していて内需が底を打つわけないだろうに。成長の前に投資が必要だという経済の論理すら理解できないのか。
そもそも大統領選前に予算をたくさん執行して成長を見せたところで、昨年はそれで息切れしてましたよね。今年も大幅な税収不足が見込まれるのに政府債務は膨らむばかりなのにどこにそんな余裕があるのか。
そもそも韓国は景気下降シグナル以前に、昨年は景気悪かったじゃないか。それがさらに悪化したてことは景気下降はまだ続くってことだぞ。内需不振が主な原因だったが、今度は輸出も関税で駄目になる。どう足掻いても絶望ですよね。
アジア通貨危機、リーマンショックみたいなことが起きてないのにこれだぞ。しかも、イ・ジェミョン前代表が大統領になれば韓国経済はどうなるのか。興味津々だが、誰がやっても地獄しかない。
それでモルガンの分析はこうだ。
J.P.モルガンのエコノミスト、パク・ソクギル氏は「建設サイクルの遅延と2024年10-12月期と2025年1-3月期の政治的騒乱(noise)で内需回復が遅れた」とし「相互関税を控えて輸出は引き続き減少するだろう」
こちらの予想通りですね。あほなユン氏が戒厳令なんてやるから内需がさらに落ちた。しかも、すぐ辞任すれば傷は広がらなかったのに最後の最後まで足掻いた。その遅延が致命的だとこちらは何度も指摘したはずだ。
韓国は指導者すら決まってないのにこの難局を乗り切るしかないのだ。しかも、一歩間違えれば米中からフルボッコにされる。
それで、韓銀は5月に政策金利を下げるように動くと。でも、それは米韓金利差によるウォン安と外資撤退を招く。さらに金利下げれば家計債務も増加するので、こちらはこれ以上、金利を下げるのは難しいとみている。
しかし、内需がここまで酷いと金利下げないとますます成長率はダウンする。輸出も関税で絶望的な状況で、内需までこれでは何をしようが無理だ。
今後、数年間、韓国はデフォルトしないように延命すら難しいだろう。そもそも韓国をどうやってこの最悪から救えるというのだ。補正予算くんで良くなるなら、すでにそうなっているよな。
トランプ氏の関税で韓国企業がアメリカに工場を移していくのも、内需を壊滅させていく。気がつけば国内産業の空洞化が進んで誰も韓国によりつかなくなる。
今、4月26日で今年の韓国経済が色々見えてきたところだが、想定以上に酷い現実が待っていたと。
まあ、こちらも相互関税25%は予測してなかった。協議で10%程度に抑えられるのか。そもそも何を差し出すのか。センシティブ国家に認定されたことで米国から完全に敵視されているのだから、よほどの土産がいるよな。
協議は7月8日までやるとか述べているが、何も決まらない以上、それは羅針盤のない状態で船を大海原にこぎ出すようなものだ。もっとも韓国には船長すらいませんが。
羅針盤もない。船長もいない。それなのに嵐の中に船が突き進む。もちろん、船の母体である内需は死んでるので、船自体が沈みかけている。そこら中に穴が空いている。損傷している。船員だけがたくさんいて船は動くが氷山にぶつかって沈没するしかないよな。
でも、韓国にはまだ希望はある。それはイ・ジェミョン前代表が大統領になれば素晴らしい改革が待ってるのだ。そう光の革命が成功したときに行われる「K-イニシアチブ」である!本当かよ!どせ適当な名前を付けているだけだろう?もちろん、こちらが考えたんじゃない。K-イニシアチブは実在しているんだよ。
それを今からお見せしよう。
【04月14日 KOREA WAVE】韓国野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)前代表が6月3日の大統領選出馬を表明して以来、初の公式日程として、AI半導体スタートアップ企業「Furiosa AI」を訪問する。
イ・ジェミョン氏は14日午前、ソウル市江南区にある同社のオフィスを訪れ、企業関係者と懇談する予定で、ベク・ジュノ最高経営責任者(CEO)らとともに、AIスタートアップに対する国家支援策などについて意見を交わす。
選対報道官のカン・ユジョン氏は「グローバルAI半導体市場で米NVIDIAの独占を打ち破る可能性を持つ韓国技術の現場を訪問する。AI分野でも世界をリードできるというビジョンと、具体的な支援政策を提示する」と説明した。
Furiosa AIは、NPUなどの高性能AI半導体設計技術に強みを持ち、国内外で注目されている韓国有数のスタートアップ企業だ。今回の訪問は、イ・ジェミョン氏が出馬宣言時に掲げた国家戦略「K-イニシアチブ」を実行に移す最初の行動と見られる。
「K-イニシアチブ」とは、実用主義と量的・質的成長を標榜する「しっかり生きる主義」を理念とし、政治・経済・社会・文化などあらゆる分野で韓国が世界をリードする国家を目指す構想だ。
イ・ジェミョン氏は出馬表明の記者会見で「K-イニシアチブは、世界の中で我々が主導的な役割を果たせる分野を最大限に掘り起こすことを目的とした政策だ。技術投資、研究開発、人材育成などを国家単位で支援していくべきだ」と強調していた。
カン・ユジョン氏はまた「韓国が主導可能なさまざまな産業の中からFuriosa AIが選ばれた。スタートアップから始まり、韓国の誇りとなり得る企業という点から、現場を訪問し政策提言をする」と補足した。
李在明氏、大統領選出馬後、初の訪問先はAI半導体企業…「K-イニシアチブ」実行の第一歩として支援策提示へ(KOREA WAVE) – Yahoo!ニュース
凄いだろう。これがK-イニシアチブだ。さすがイ・ジェミョン前代表だ。これさえあれば、韓国人は世界をリードする国家になれるよな。だから、日本人は心配しなくていいんだよ。イ・ジェミョン大統領なら、韓国を未知への国にしてくれる。上手くやるさ。
だから、我々は全く関わらず、遠いところから眺めようじゃないか。シャアの言葉をかりればこうだな!
見せてもらおうか!K-イニシアチブの性能とやらを!
なんでも、かんでもkをつければ、事足りるなんてkは魔法の記号か?k-経済危機なんちゃって。何年か前韓国と北朝鮮の上空を飛行したことがある。北朝鮮の上空からは三角屋根の高麗ホテルの巨大なビルが目視できて、(フームここで人々が抑圧されているのか)と感じたものだ。韓国の成長率が0.5%に設定された。かなり深刻だけどマイナス成長もあるかもしれない。アメリカに見放されたいま頼れるのは日本だけ。だけど日本国民は韓国救済には大反対。嫌われものは辛いよなぁ。
隣国、今年はマイナス成長になると思うけどなぁ。
ま、それはともかく。
ジェミョーン新大統領予定者は、サムスン見捨てて、別の企業に肩入れするということのようだ。問題はその企業がサムスンに取って代わるまで、隣国経済が保つかどうか。
ウォンは基軸通貨、と叫びK国債を大量発行刷するつもりの新大統領予定者。悲惨な未来しか見えないぞ。
日本はトンスランドとのデカップリングを進めるべきではないか。