韓悳洙首相、30日にも辞任か 大統領選立候補に向け 韓国報道

尹錫悦の内乱もシーズン6「大統領選挙」でファイナルシーズンを迎えている。選挙は6月3日ということで、まだ結構、時間はあるのだがここに来てシーズン6における重要な分岐点が発生しそうだ。イ・ジェミョン代表や野党にとっては嬉しくない展開といえるが、エンタメを盛り上げるには対抗馬、ライバルの存在は不可欠だ。

それは野党から意味なく弾劾されて、憲法裁に弾劾不許可されて政権に戻ってきた大統領の代行であるハンドクス首相である。彼は首相であり、事実上のナンバー2であり、与党の候補からすればもっとも次期大統領に近い存在だと思われる。

つまり、イ・ジェミョン代表に強力なライバル出現。光の革命を打ちくだこうとする闇の使者である。未だに無駄な抵抗を続ける闇の勢力を力を結集させようと暗躍しているのだ。彼が辞任して大統領候補になるなら支持率は2割は行くんじゃないか。おそらくこれで保守派一本にかたまるとおもわれる。

なんたって辞任すれば弾劾できないからな!野党の最大の武器である「弾劾」が使えない。そもそも、今の選挙時期に弾劾は票を減らす悪手である。

こうなってくるとハンドクス首相VSイ・ジェミョン前代表という構図が出来上がり、いよいよ選挙戦が本格的に始まる。今の段階では野党が負ける確率はかなり低いがハンドクス首相が台風の目になることは間違いない。イ・ジェミョン代表が本命馬なら、ハンドクス首相は2番人気てことになるはずだ。

では、記事を引用しよう。

韓国の政界内外でハン・ドクス大統領権限代行首相の大統領選出馬を既成事実化するようなムードが高まっている。ハン権限代行が海外メディアのインタビューで、「まだ決めていない」との発言で可能性を残し、連日大統領選候補のような動きを見せていることに伴うものだ。「公正な大統領選挙管理」に務めるべきハン権限代行の出馬の正当性に疑問の声があがる中、たとえ大統領選挙に出馬しても完走する可能性は高くないというのが大方の予想だ。

 ハン権限代行は22日午前、国務会議を開き、「(今月24日に開かれる韓米間の『2プラス2高官級通商協議』で)虚心坦懐な対話と協力のもと、相互利益になる解決策作りに向けた突破口を開く」と述べた。大統領選に出馬するかどうかについて明確な立場を示さず、米国との通商交渉に集中する姿勢を強調したのだ。ハン権限代行は同日午後、韓国カトリックソウル大教区の明洞(ミョンドン)大聖堂に設けられた故フランシスコ教皇焼香所を訪れて弔問した後、経済専門海外メディアのインタビューに応じるなど、多忙な日程を続けた。

 しかし、政界ではハン権限代行の出馬を既成事実とみなしている。ハン権限代行が公職者の辞任期限(5月4日)を控え、早ければ来週にも首相から退くだろうと予想する人も多い。この日、首相室が「事実無根」だと述べたにもかかわらず、「すでに首相室で非公式の(ハン権限代行の)夫人対応チームを作った」という噂まで流れた。

 与党「国民の力」で「ハン権限代行擁立」を初めて主張したパク・スヨン議員はこの日、あるユーチューブチャンネルで、「(ハン権限代行が)90%ほどの確率で出馬するだろう」と予想した。「(ハン権限代行が海外メディアのインタビューで)『ノット・イェット』(not yet=まだ)や『ノーコメント』(no comment)というふうな対応をするのは、(出馬への)意向があるという意味」ということだ。その上、企業の意見聴取を理由に慶尚南道や全羅南道地域をあちこち訪問し、復活祭を迎えて大型教会を訪れるなど、大きな選挙を控えた政治家のような活動を続けていることも、こういう見通しを裏付けている。

 この日、保守系の人物たちで構成された「第21代大統領国民推戴委員会」は記者会見を開き、ハン権限代行の大統領選出馬を求めた。「(ハン権限代行と)京畿高校の同期で同じクラスだった」というパク・ソンソプ推戴委共同委員長は、「ハン首相が(推戴記者会見の)行事を当然知っている」とし、「(ハン首相が大統領選挙に)出ると確信し、この行事を企画した」と強調した。

 国民の力は同日午後、党の大統領選候補を選出する2次予備選挙に進出する「ビッグ4」候補を決める第1次カットオフの結果発表を控えているが、党内では依然としてハン権限代行の出馬を求める声があがっている。

 国民の力のソン・イルジョン議員は同日午後、国会で記者団に対し、「国民が誰であれ、この時代をうまく締めくくらなければならないのなら、この混沌の秩序の幕を下ろし新たな秩序を構築するにあたり、その時代に合う人ならば、歴史的責務を回避してはならない」とし、「私はハン代行が最も適任者だと思う」と述べた。

 ハン権限代行の大統領選出馬が現実味を帯びるとともに、批判世論も高まっている。最大野党「共に民主党」のチン・ソンジュン政策委議長は「ハン代行は罷免された大統領に代わって国政と選挙を安定的に管理すべき本分と責任を忘却し、突拍子もなく出馬を考えている」とし、「直ちにハン権限代行に対する弾劾を進めよう」と主張した。

 専門家たちは「ハン・ドクス待望論」に期待を寄せてハン権限代行が無所属で大統領選挙に出馬したとしても、本選で成功する可能性は高くないとみている。2017年、朴槿恵(パク・クネ)元大統領の弾劾当時、保守陣営の代案として急浮上し、大統領選挙に出馬したパン・ギムン元国連事務総長が、国内政治経験・資金不足などで出馬示唆から20日後に落馬したことがあるが、ハン権限代行はパン元総長より「劣悪な」状況にあるということだ。

 「議題と戦略グループ:ザ・モア」のユン・テゴン政治分析室長は、特に「パン元総長は当時、朴元大統領と利害関係がない人だった。その上、中道層の支持があった」という点を理由に挙げた。パン元総長の場合、大統領選出馬の話が出るやいなや支持率20%台を見せたが、ハン権限代行の支持率はこれに及んでいない。その上、ハン権限代行は尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の内乱共犯の疑いまで持たれている。

 ユン室長はまた、「国民の力の予備選挙で選出された大統領選候補が簡単に出馬を断念するだろうか」とし、「ハン権限代行が政界に入る瞬間、(非常戒厳事態に対する)無責任の問題、首相時代にはそこまで厳しくなかった検証問題などが浮き彫りになり、無所属で持ちこたえるのは容易ではないだろう」と指摘した。

ハン権限代行の韓国大統領選への出馬、既成事実化か : 政治•社会 : ハンギョレ新聞

このようにハンギョレ新聞がわりと危機感を持って書いてるのがわかる。ハンギョレは野党の味方なので、警戒感をあらわにしているてことはハンドクス首相がそれだけ怖い存在であるということ。

しかし、ハンドクス首相が大統領候補になれば彼が何をしてきたかが掘り返される。ほら、日本でもワイドショーが首相になったら、小学校の作文や同級生とかにあたって首相がどんな人物だったかなど、どうでも良い情報を流すわけだ。大事なのは昔のことではない。現在、何をしようとしているかだ。

ハンドクス首相が辞任すれば、当然、大統領がいないのでアメリカとの交渉がチェ・サンモクに委ねられる。でも、彼は無能の上に空気みたいな存在だ。トランプ氏との電話会談すらできていない。つまり、辞任すればアメリカとの交渉をどうするのかという問題があり、アメリカからすれば、やはり、やる気が無いと思われる。

だから、アメリカは韓国のプランはわかった。ただし、実行できるか見守っていると表現したんじゃないのか。実際、合意に至るまでをこの仮の政権でできるはずないからな。ただ、7月8日までは大統領選挙終わって1ヶ月の猶予がある。新政権誕生して交渉しても期限までには間に合うんじゃないか。ある程度のパッケージングはできたそうだしな。

まあ、決めるのは国民だ。無所属で勝つのは難しいのは何処の国も同じだ。やはり、選挙対策のノウハウと資金が選挙に勝つために必要になるからだ。ただ、大統領選挙は韓国の未来を決める大事な経済イベントでもある。

ネクロノミウォンの予言はイ・ジェミョン前代表が勝つと予言するが、魔王ユンの後継者であるハンドクスが現れたのなら、新たな魔王が誕生するかもしれない。まさにピッコロ大魔王ですよね。ネタが古すぎるな!まったくもって光の革命が成功するかはわからなくなってくるという。

韓悳洙首相、30日にも辞任か 大統領選立候補に向け 韓国報道」への1件のフィードバック

  1. 最悪な時に最悪な選択をする。韓国人にとって日本の悪口を言う政治家は彼らのDNAに刻み込まれた「日本憎し」を刺激するには理想の候補者か?あれほど「NO.JAPAN」を繰り出した結果が未曾有の失業を生み日本処か諸外国の撤退を呼び込んで今日の不況の礎を築いたのにな。竹島を返し、仏像を返し、諸懸案を謝罪していたら状況は大分状況は違うだろう。新たな指導者を李在明とするならば悲願の断交が近づくだろう。日本人としては楽しみではある。誰を選ぼうが韓国人の責任である。

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