内需低迷に借金して持ちこたえる韓国の自営業者…家計負債比率、2年ぶりに上昇

ここからは韓国経済の話題だ。

韓国の自営業がここ数年で壊滅的な打撃を受けている一番の原因というか。発端は文在寅の最低賃金大幅引き上げであった。それまでは安い労働賃金で、馬車馬のように従業員を働かせて自営業は儲けており、中産階級を形成していた。だから、韓国ではチキン屋、コンビニ、コーヒー喫茶といった自営業が全体就業者数の25%を越えていた。

当時の全体就業者数が2000万だとして、500万は自営業だったわけだ。だが、どう見ても韓国のような狭い土地で自営業500万は多すぎる。しかし、それでも自営業が増えたわけは40歳でリストラされた第二の人生だったからだ。会社を40歳でリストラされて退職金で自営業をするのが第二の人生といわれていたほど。

しかし、最低賃金の大幅引き上げで自営業は廃業が続出となり、そこにコロナが追い打ちをかけたあげく、その後は、燃料費や材料費、人件費の高騰となり、アメリカの利上げで金利まで上昇して、家賃も跳ね上がり、今の収入は最低賃金以下、ホームレスレベルまで落ち込んだのだ。その収入は普通にバイトするほうが稼げる。

だから、彼らは従業員を雇わなくなった。従業員を雇わないで1人で経営すればするほど、赤字は膨らむ。そりゃそうだ。1人でできる範囲は限られてるのだから、人材がいなければ売上を上げるの難しい。もう、自営業は年を追うごとに潰れていく。気がつけば25%から20%まで減っていた。中産階級を形成していた自営業は没落して底辺所得者の代名詞となった。

でも、彼らは希望を抱いて借金して生きてきたのだ。コロナが終われば助かる。でも、現実はコロナが終わっても良くなるどころか金利上昇や物価高騰で自営業は死んだ。それがずっと続いてるのだ。なぜなら、韓国の政策金利はまだまだ高い。2.75%だったか。今の内需だと金利1%でもおかしくない。でも、利下げもできない。ウォン安が加速するからだ。

それで気になるのは韓国の自営業はこの先、良くなるのか。なりません。コロナも終わっても、金利が下がっても、今度は戒厳令で内需が死んだ。もう、なんで自営業だけここまで酷いんですかというぐらいだ。当然、ユン政権はそんな自営業を見捨てた。ガス代や電気代を値上げした。

だから自営業なんてやめてバイトした方がいいんだ。店借りても家賃も払えないんだから、どれだけやっても廃業の後に餓死が待っているという。

それでは最新の動向を見ていくか。

記事を引用しよう。

韓国で内需不振が長期化し、自営業者の所得に対する家計負債比率が2年ぶりに再び上がったことが分かった。

国会企画財政委員会所属のチャ・ギュグン議員(祖国革新党)が韓国銀行から受け取った資料を27日に確認したところによると、
昨年第4四半期末基準で自営業者の年間所得に対する家計負債の比率(LTI)は344.5%。韓国の自営業者は年間所得の3.4倍ほどを
借金しているという意味だ。これは同時期の非自営業者の家計負債比率(220.0%)より遥かに高い数値だ。
自営業者の借入残額は1064兆2千億ウォン(約106兆円)、借主数は311万5千人。

自営業者の所得に対する家計負債比率は、2022年第4四半期末に350.0%となりピークを記録した後、着実に下落傾向を続けてきたが、
昨年第4四半期末基準で2年ぶりに再び小幅上昇に転じた。借入が所得よりさらに多く増加したという意味だ。

特に、低所得自営業者の負債状況が悪化した。所得分位別に見ると、昨年第4四半期末基準で高所得(上位30%)と中所得(30~70%)
の自営業者向け融資残高は、直前四半期に比べてそれぞれ2千億ウォン、2兆1千億ウォン減少した反面、低所得(下位30%)の
自営業者向け融資残高は2兆2千億ウォン増えた。
融資の質も下がっている。同期間に自営業者の銀行圏融資残額は1兆2千億ウォン減少した反面、貸付業を含むノンバンクの融資残額は
1兆1千億ウォン増加。利子負担が高いノンバンク融資比重が拡大したのだ。

チャ議員室は「相対的に所得が少ない脆弱自営業者が景気不況を借金に依存してかろうじて持ちこたえる状況が続いている」として、「昨年12月の戒厳ショックで自営業者の被害はさらに深刻になったが、政府の補正予算案の規模はきわめて不十分だ」と指摘した。

内需低迷に借金して持ちこたえる韓国の自営業者…家計負債比率、2年ぶりに上昇 : 経済 : ハンギョレ新聞

借金して持ちこたえている。確かに自営業をすればなにかと思わぬ出費で借金することもあるだろう。しかし、返せない借金を、どこからか金を借りて返すようになればおしまいだ。そんなこと続けても借金増えるばかりだからだ。でも、家賃すら払えなくなれば自営業は店を畳むことすらできない。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

1.ミョンミョンが大統領になれば毎日が徳政令

2.借金でGDPを増やした文
文の5年で不動産は倍以上へ高騰
ピーク時10位
 ↓
2022年4月不動産バブル崩壊
2022年6月=12位
2022年7月=14位
韓国個人、法人は借金だけが残った
不良債権が急増中

3.外需が少ない日本経済
韓国経済の日本経済への影響は
たったの0.2%だけ
韓国が消えても気づかないレベルなんだよね

4.韓国個人の住宅ローン
月平均返済金額=約420万ウオン
 ↓
ソウルだけで既に約60万世帯が破産
住宅取られ借金だけが残った
銀行の不良債権も急増

5.今年を乗り切れない自営業者が100万件とかって記事を最近見たような
何兆円焦げ付くことやら

6.最大債権国は中国
日米(IMF)は静観(無視)して
韓国の処理は中国に任せるべきだな

7.韓国、あと3年以内で終わるんじゃねーか?

8.借金して事業維持してるのって相当ヤバい段階だと思うんだがなぁ…

9.歴史を見ると国がヤバくなると「助けて」って言う傾向のある民族だから、日本が無視すれば北朝鮮かロシアに吸収されるだろう
中国はずっと朝鮮半島を中国にするのを異常なほど嫌う傾向があるから属国どまり
は自分たちだけで踏ん張る気概がない
祖国を捨てて逃げる民族

10.中国は待ってれば韓国が手の内に転がり込んでくるのか
どっちが耐えられるか中韓根比べ

以上の10個だ。

韓国は既に何度もすり寄ってきているんだよな。日本は韓国に対して愛はないのかといくつか取り上げた気がするぞ。日本と韓国は協力不可欠とか。日本に再併合されたいとか。

100%日本が断る内容だったが、すでに水面下で日本の支援を当てにする動きは始まっているんだよ。でも、その擦りよりも我々はイ・ジェミョンバリアで完全に防げるのだ。だからこそ、彼が新しい大統領になることに期待したい。

内需低迷に借金して持ちこたえる韓国の自営業者…家計負債比率、2年ぶりに上昇」への3件のフィードバック

  1. 二、三日前の記事だっけ、製鉄所に勤めていたナンとかさんが40年栄えていた製鉄所の火が消えるという記事がでていたが韓国にも60歳まで働ける仕事はあったんだ。おれだって80歳まで働くつもりだったけど病気とコロナには勝てなかった。コロナだけならまだしも脳幹出血じゃあるくのがやっとだ!アタマはなんとかなっても身体はKOを食らったボクサーのようにフラフラだ。日本の役人、政治家は戦う精神をわすれたんじゃないか?韓国が日本に頼る準備をしてるなんてなめられている証拠だ。殴られたら遣り返すくらいの気持ちがほしい。自民党の独裁政治の歪みだな。公明党は中国ポチだし。立憲なんか差し出した傘をひっこめる伏線を張っている。野田は信用できないよ。

  2. 昨日の記事で浦項のポスコのA氏とある。早期の肩叩きが横行する韓国で60歳の40年働けたなんて幸運以外のなにものでもない。これもそれも日本企業の後押しがあったからじゃないのか?

  3. まだだ、まだ終わりじゃねぇ。見せてやるぜ、伝家の宝刀「徳政令」を。

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