あれだよな。ハンギョレ新聞や民主党は野党が圧倒的有利な情勢だから、国民の選択に委ねるべきだと述べているのはよくわかるので、仮に与党が有利な情勢で同じ立場ならまるっきり反対のことを言うと思う。
しかし、こちらは国民の選択を制限してはならないという意見には賛成だ。どういうことかって?国民が犯罪者だとわかっていても、それでも、イ・ジェミョン代表に国を任せたいと投票して勝ったのなら、それは国民の意思であり、最高裁の判断を優越するんじゃないか。
どう考えても今回の場合、裁判所に裁判を遅延させたという瑕疵が見受けられる。イ・ジェミョン代表が遅延行為をいくらしても2年6ヶ月も1審にかかるのはおかしいのだ。そいて、無罪にしたり、スピード審理で差し戻したり、こんなことやってしまえば国民から司法制度への不信が高まるのは誰の目でも明らかだ。
裁判の結果は慎重な判断でしなければらない。民主党がチャットGPT使っているぐらい早いと揶揄されてる時点で裁判所の致命的なミスを犯したのだ。コメントには先にまとめておいたとか。それもおかしい。それは最初から結論ありきと思われますよね?
最高裁に出す前にまとめておいたということは無罪にしても上告されるからという判断の推定であり、それはあってはならないことだ。これがなぜなのか。それをやってしまえば別に裁判で時間をかける理由がなくなるじゃないか。毎回、1ヶ月で終わらせればいい。
もちろん、こちらの述べていることは極論なんだが、やり方を変えたというのは不審がられる元なのだ。本来、3ヶ月ぐらいかかることを1ヶ月でやったというのはおかしいのだ。しかも、最高裁はそれ以外の案件も山のように抱えてるわけだからな。
まず、最高裁判所は合議体にして二日で差し戻しを判断した経緯を国民に説明する義務がある。明らかに異例のことだからだ。でも、それを説明もしないで迅速に処理したで国民が納得するはずがない。裁判所が信頼を失う行為は民主主義の崩壊である。現に民主党が司法府解体宣言しているのだから、まさに民主主義が危機となっている。
だから、裁判所は責任を取らなければいけない。自分たちの強引な行為で候補の選択を制限しようしてることに韓国民が憤っている。こうなれば主権者である国民の意思が重要となるわけだ。こんな事態になることは世界中に探しても韓国だけだが、なってしまったものは仕方が無い。ここでイ・ジェミョン代表を高裁が有罪にしたら、まじで内戦勃発するだろう。
イ・ジェミョン支持者からすれば、裁判所の遅延行為、さらに無罪で有権者をぬか喜びさせて、やっぱり有罪だから差し戻すとなるわけだ。民主党だって党の代表であったイ・ジェミョンが出馬できないにするならもっと早くやれになるわけだ。今更、別の候補者なんて探しても勝つのは難しい。それだけイ・ジェミョンの独裁政党だったのだ。
だから、ここでイ・ジェミョン代表が出馬資格失って与党が勝っても、それを大統領として野党が認めるとは思えない。国会は野党が牛耳ったままなので新しい大統領はその日のうちに弾劾される。弾劾されても200名の賛成に届かない場合は、助かるが、毎週、弾劾すればいいだけだからな。
国民の支持が落ちる?もう、支持を維持する理由ないじゃないか。選挙終わったんだし。そうなるわけだ。何この泥沼状態。何しても駄目じゃん。だからこそ、もう、国民に決めてもらうしかないのだ。
では、記事を引用しよう。
韓国最高裁判所が最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン大統領候補の公職選挙法違反容疑事件を有罪の趣旨で破棄し、差し戻した。イ候補はソウル高等裁判所で再び裁判を受けることになる。
大統領選挙を目前に控えた時点で、有力候補の被選挙権がかかった裁判が行われるという極度の混乱がもたらされた。民主的権力をつくりだす過程に司法府が無理に介入した結果だ。内乱事態に触発された国家的危機の中で、主権者が国家の未来を決定する選挙が、選出されていない権力である司法府に左右されることがあってはならない。
最高裁全員合議体(裁判長:チョ・ヒデ最高裁長官)は1日、イ候補のいわゆる「ゴルフ発言」と「国土交通部脅迫発言」が虚偽事実の公表に当たるという判断を示した。「多義的に解釈されうる発言」あるいは「意見表明に該当する」として無罪を宣告した控訴審判決を覆したのだ。
裁判に関与した最高裁判事12人のうち10人がこのような多数意見に参加し、イ・フング判事とオ・ギョンミ判事は「虚偽事実公表罪の適用範囲を広げることは、政治的表現の自由と公論の場に刀を突きつける形で民主主義の発展の歴史を後退させる退行的発想」だとして、反対意見を出した。
選挙法で候補者の発言を規制する理由は、最高裁が述べた通り「候補者の公職適格性に対する選挙人の正確な判断を誤る懸念」があるためだ。すなわち主権者の判断を保障するためのものだ。司法府は主権者に代わって、その言葉が処罰されるべきかどうかを決定するわけだ。
ところが一審と二審の結論が明らかに分かれたのに続き、最高裁でも多数意見と少数意見が正反対に分かれた。このような事案なら、主権者の判断を尊重するのが優先だ。これまで一審と二審の裁判を国民が見守り、これに対する国民の判断は現在イ・ジェミョン候補が受けている政治的評価に反映されている。
虚偽事実公表罪を拡張した場合、検察が選択的起訴で野党弾圧に悪用する余地があることも、司法府は厳しく判断しなければならない。
そのうえ、今は大統領選挙が1カ月後に迫った時点だ。新しい権力を創出する高度な政治的過程がすでに始まっている。特に今回の大統領選挙は、内乱を乗り越え、速やかに国を安定させなければならない状況で行われる大統領選挙だ。選出されていない権力である司法府がこれに介入して影響を及ぼすのは、代議民主主義の原理に反する。司法府は主権者の時間を尊重し、司法的自制を働かせるべきだった。
このような状況で、最高裁が異例の速さで急ぎ、わずか9日で上告審判決を下したのは、大統領選挙に影響を及ぼそうとしているという疑念を招いた。このような速度戦の中で十分な審理が行われたのかも疑問だ。今回の最高裁判決を公正な判決だと信じる国民は多くないだろう。また、選挙法裁判を早期に決着させるという最高裁の名目とは違って、かえって混乱を深めるだけになった。
ただでさえ裁判所が内乱首謀の疑いで拘束された尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領を奇妙な論理で釈放したかと思えば、チョ・ヒデ最高裁長官が内乱事態に沈黙を守っていることから、司法府は憲政・民主主義を守る意志があるのかも疑われている。
最高裁の強引な対応で、もはや司法府に対する信頼は取り返しのつかない水準まで崩れる危機に直面した。国民の信頼がなければ、司法府は存在の根拠を失う。今後行われる裁判で、裁判所は司法府の正道が何なのかを深く考えなければならない。
【社説】今は主権者の時間、司法府は国民の選択を制限してはならない=韓国 : 社説・コラム : ハンギョレ新聞
ハンギョレ新聞の意見とこちらの主張がだいたい合っているのが面白いのだが、論理的に考えるとこうなるんだよな。結局、一連の行動で司法府に対する信頼が危機的な状況となった。だから、これは民主主義崩壊の目前である。
裁判所は国民の信頼があってこそ存在する。だから、信頼されなくなれば解体されることになる。民主党による最高裁裁判長の弾劾宣言もその理由の延長線上にある。
残念ながらハンギョレ新聞の社説で述べていることは正論である。
国民から選出されていない権力である司法府がこれに介入。公正な判決だと信じる国民は多くない。司法府は憲政・民主主義を守る意志があるのかも疑われている。
これだけのことをやらかしておいて裁判所を信用してくださいは無理筋というものだ。だからといって裁判所を襲撃していいわけではないが、国民は裁判所のやり方がおかしいことに気づいている。
結局、裁判所の存在する理由というのは多くの国民に代わって、国民の「罪」を裁くことや利害対立の「調停」にある。そこで求められるのは「公正」であるということ。辞書を引けば明白で正しいことだ。
韓国の裁判所が公正だと思う韓国人はもうほとんどいないだろう。裁判所が意図的に戒厳令を擁護した与党を勝たせようとしている。そう思われてしまえばおしまいなのだ。こうなってくると野党や民主党は裁判所の解体に動く。イ・ジェミョン代表が出馬資格を失っても、民主党は裁判所の解体を優先するだろう。
それで野党の動きに与党は当然、反対している。彼らも本当、韓国人だ。公正にはほど遠い。有利になるなら悪魔に魂を売ってもいいてことだ。
記事を引用しよう。
【ソウル聯合ニュース】韓国国会で過半数の議席を持つ最大野党「共に民主党」の内部から曺喜大(チョ・ヒデ)大法院長(最高裁長官)の弾劾訴追の動きが出ていることを受け、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の与党だった「国民の力」は4日、「集団狂気」と厳しく批判した。
権性東(クォン・ソンドン)院内代表は、共に民主党が李在明(イ・ジェミョン)前代表1人を守るため法治主義を崩壊させており、李氏を超法規的な存在にしようとしていると指摘。「これは議会クーデターであり、立法内乱」と強調した。
申東旭(シン・ドンウク)首席報道官は「集団狂気レベルの司法府への圧迫総力戦」とし、「立法独裁の宣言を中止せよ」と促した。
李氏は共に民主党の公認候補として6月3日に実施される大統領選に立候補する。大法院(最高裁)は今月1日に公職選挙法違反に問われた李氏の二審無罪判決を破棄して審理を高裁に差し戻した。これにより同氏は司法リスクを抱え続けることになった。共に民主党側は大法院の無罪破棄について「司法府の大統領選介入」などと批判している。
韓国最大野党で最高裁長官弾劾の動き 旧与党が「集団狂気」と批判-Chosun online 朝鮮日報
自分らが有利だからと集団狂気っておかしくないか?民主党やっていることは正論だ。裁判所が信じられない行為をしているのだから。
では、ネットの突っ込みを見ておくか。
1.狂ってる輩から見たら、狂っていない方が狂って見える……と?
2.今までも法治国家じゃなかったのがより傍目にわかりやすく加速してるだけw
トランプ大統領だってこんなレッドチームに向かって全力疾走の国なんて見捨てるやろw
3.封建制を経てない国だと民主主義が機能しないんだよな
色々理由は言われてるが、まあ現実にその通りなんだよな
4.共民の意に沿わない奴等はみんな弾劾
5.韓国は世界最高の民主主義て叫んでたよな、もう民主主義ですら無いだろうが
6.実現の見込みがないポピュリズム公約を並べれば
簡単に選挙に勝てるし独裁を始めても誰にも止められない
そんな政党を選んでしまうバカ
もうベネズエラのように滅びそうだ
7.民主主義で本当に国民を守れるのか?
アメリカロシア中国に対抗できるのか?
8.裁判所が共に民主党に逮捕状を出すと面白いな
9.戒厳令を濫用した奴等が立法独裁ってw
10.トランプのやってるのはアンチグローバリズム。
韓国もそうだけどグローバリズムは結局、自国の貧富の差の拡大を産んだ。
世界中で安い労働力を選んだら産業の空洞化と中産階級の没落、つまり自国の格差の拡大が始まる。
面白いのはこのグローバリズムがかつての平等を叫んでた左翼がのめり込んだってコッタな。
輸出依存の高い韓国はこのアンチグローバリズムでは即死になるから自国の内需を増やすしかないのだけどそこで韓国さんがつっ走るのが自国の法治の脱却w
なんでやねんw
以上の10個だ。
本当、どちらもかわらない。彼らには民主主義なんて早すぎたんだよ。独裁国家がお似合いだ。韓国を混乱させるような連中しかいない。しかも、大統領の代行であったハンドクスも、チェ・サンモクもいなくなった。これについて海外メディアがリーダーシップのメリーゴーランドとか言い出した。
どういうことかって?くるくる回るという意味じゃないか?
記事を引用しよう。
大法院(最高裁)が最大野党「共に民主党」の大統領選候補に選出された李在明(イ・ジェミョン)前代表の公職選挙法違反事件について、二審の無罪判決を破棄して審理をソウル高裁に差し戻したことや、大統領権限代行を務めた韓悳洙(ハン・ドクス)前首相と崔相穆(チェ・サンモク)前副首相兼企画財政部長官が相次いで辞任するという前代未聞の事態を、主要海外メディアが緊急ニュースで伝えた。
米紙ワシントン・ポストは1日(現地時間)、「投票日まで5週間も残っていない韓国の大統領選挙戦が、大きく揺れている」とし、「トップランナー」である李氏に対する差し戻し決定と韓悳洙氏の辞任のニュースを伝えた。ロイター通信は、「韓国は昨年12月、
尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領に対する弾劾訴追後、複数の権限代行が交代で率いてきた」とし、「これは米国の関税という荒波を乗り越えようとするアジア4位の経済国の努力を妨げてきた」と診断した。
英紙フィナンシャル・タイムズは、韓悳洙氏に続き崔氏まで辞任したことを受け、「極度に二分した国の臨時指導者と、彼に代わる予定だった人物が、数時間の間隔で相次いで辞任した」とし、「韓国はさらに深い政治的不確実性に陥ることになった」と指摘した。
ブルームバーグ通信も、大統領権限代行が何度も交代する状況を「リーダーシップのメリーゴーラウンド」と表現した。そして、「今後、韓国を率いる指導者が誰であるかという明確な見通しが立つまで、米国が交渉の進行を遅らせる可能性がある」とし、「韓国は第1四半期にマイナス成長を記録しており、輸出依存度の高い経済をさらに圧迫する関税をめぐって米国と交渉しようとしたが、脆弱な立場に置かれることになった」と伝えた。
ニュースは以上
良かったな。海外メディアからメリーゴーランドだと突っ込まれてるぞ。もちろん、韓国の異常性を的確に表現しているといえる言葉だ。でも、メリーゴーランドというのは乗ってる本人よりも、見てる方が楽しいかもしれない。つまり、韓国内よりも他国の方がこんなあり得ない展開の連続にホットだということだ。
こちらもシーズンファイナルが最高のエンタメで一番面白いと述べているしな。意外性で言えばナンバーワンだ。イ・ジェミョン代表がもう勝つのかすら不明だ。
しかも、アメリカが交渉を遅らせるとか笑えますね。確かアメリカの立場は交渉を早めていたんじゃなかったのか。でも、どうせ何か約束しても次の政権で確実にちゃぶ台返しだろうしな。
すでに第4の代行なんて名前すら覚える勝ちすらないからな。チェ・サンモクですら、もはや、空気なのに4人目って誰だよ。ウクライナ戦争の派兵で、北朝鮮が攻めてくる可能性は低いが、今こそ、軍事的に言えばこの大混乱は絶好の攻め時だよな。ええ?イ・ジェミョン代表が勝てば北朝鮮に全面降伏だから攻める理由がない?確かにそうかもしれないな。
北朝鮮シンパである文在寅の後継者なんだから、当然、北朝鮮の傀儡ですよね。そりゃ、アメリカからセンシティブ国家に認定されますよね。
でも、外交の動きを重視するなら第4の代行なんて悪手以外でもなんでもない。ハンドクス首相やチェ・サンモクがアホ過ぎて笑える。これでハンドクス首相が大統領に選ばれなければ外交的な遅延だけが残るんだよな。その辺を理解しているんだろうか。してるわけないか。
ただ、こちらは韓国経済を看取る上でハンドクス首相が万が一に勝った場合はどうなるかも、今後、検討しておく必要がある。ユン政権の路線を継承するかどうかも含めてだ。でも、彼が勝っても野党から弾劾されるんだよな。理由も戒厳令を擁護したという正当なものがある。
つまり、ハンドクス首相や与党が勝っても国会が牛耳られている以上は何の解決にもならない。いつまでも戒厳令を擁護した党として追及されるだけという。結局、内部分裂して崩壊するしか残されてない気がする。
もちろん、その間に大事な法案が通らないので韓国経済は疲弊していき、滅びへと向かっていく。既に成長率0%どころか、マイナスなのに、混乱が収まらないなら、さらに事態は深刻化するだけという。
やはり、イ・ジェミョン代表や野党に政権を任せる方が韓国経済にとってはプラスなんじゃないか。どちらに転んでも日本人は楽しめるのは間違いない。太鼓判を押しておこう。
ただ、真面目に韓国経済の行く末を考えれば、ねじれ国会は解消しないと絶望的だってこと。しかし、今後の展開が読めなくなってしまった以上、韓国との付き合いは避けるべきではあるな。といっても外交は完全ストップしているか。交渉役は全員辞任したものな。
そもそも大法院から「我々は国民情緒法に従う」なんて発言がある時点で、法治主義国家では無い。法治主義国家では無い国の裁判制度に、信頼性など無い。
総ては「ウリとナム」。ジェミョーンだって高裁で無罪判決が出たときは、司法部を絶賛していた。まぁ、無罪では無く、大統領選挙出馬には影響しない程度の有罪判決であれば、上告却下されていたかもしれないが。さすがにあれを無罪はやり過ぎで、大法院も看過出来なかった、と言うことなのかもしれない。
そもそもK民主主義とは、自由民主主義とは全くの別物。K民主主義が成熟すればするほど、金王朝の体制に近づいていく。
ジェミョーンよ、K国民を救済するため、金王朝に自国を朝貢するのだ。
なんで犯罪容疑者が筆頭候補者なんだ。一件なら冤罪の可能性は考えられる。だけど10件超となるとさすがに無理がある。反日ドーピングでポピュリストに人気があるんだろうが日本だったら大騒ぎだ。歴史はヒットラーなど時には怪物を生み出しているが、北の金正恩様同様独裁を生みやすい。そのときに後悔しても遅いのだ。オレならば妻娘にそんな置き土産堪らない。あぁ断交できれば関係ないか?
おそらく高裁判決より投票日が先になる。ジェミョーン新大統領誕生はほぼ間違いないと思う。なにせK国では前科持ちは権力者の勲章だから、大統領就任の障害とはなるまい。
唯一障害となるとすれば、旧西側国家からの批判だろう。なにせ外面を大変気にする国民性だから、有権者がジェミョーンへの投票を怯むかもしれない。まぁ、今のところ杞憂で済みそうだけど、報道の自由を請願しようとした時の例もあるから、油断は出来ない。
日本では、「日韓国交清浄化」の推進のため、支持率はゲル首相を遙かに上回るのになぁ。