ようやく日本ではゴールデンウィークが終わり、通常の日程に戻ったわけだが、大統領選挙前に最高裁の差し戻しで韓国の選挙を巡る情勢は混沌を極めている。それをゴールデンウィークの期間に色々と見てきたわけだが、どういうわけかその間にウォンが急騰している。
こちらが5月2日だったかな。ウォンニャス速報を作成したときは開幕は1436ウォンあったのにいきなり30ウォンも上がっていた。これについては明らかに怒濤の介入が行われていたのだろう。
問題はそれで1400切れなかったが次の日にも怒濤の介入で30ウォンもほど上がったことにある。嘘だと思うだろう?でも、本当なんだよな。
だから、5日間のチャートを見たら笑うしかないという。

凄いだろう。なんだこのジェットコースターみたいな動き方。最高値は1365ウォンだ。つまり、1430から1365ウォンと3日で70ウォンもあがったわけだ。本当、やりすぎなんだよな。そして、ゴールデンウィークあけたら今日は30ウォン下がっているという。
だから、何が起きているかをニュースで確認しておく。
為替レートが乱高下している。韓国国内政治の不安定と米中関税交渉の期待が重なり、変動幅を拡大した。
2日のソウル外国為替市場で韓国ウォンは1ドル=1405.3ウォンで取引を終えた。前営業日(1ドル=1421ウォン)比で15.7ウォン値上がりした。終値基準で「非常戒厳」当日の昨年12月3日(1ドル=1402.9ウォン)以来5カ月ぶりのウォン高ドル安水準だ。
この日午前まで韓国ウォンは値下がりしていた。前営業日の終値(1ドル=1421ウォン)比15ウォン値下がりした1ドル=1436ウォンで取引が始まり、一時は1ドル=1440ウォンに迫った。大統領に続いて首相、経済副首相までが空席になり、市場の不安感が拡大したからだ。しかし韓国ウォンはこの日午後に入って反騰した。中国が米国との貿易交渉に進展した態度を見せ、中国人民元をはじめとするアジア通貨が一斉に値上がりしたからだ。韓国ウォンはこの日、一日に35ウォン以上も値上がりした。
不確実性が多いため韓国金融市場は小さな刺激でも大きく揺れる。トランプ米大統領発の関税戦争、内需不振に続く経済指令塔の不在は、韓国経済に不確実性という暗雲を拡大させた。
経済成長率予測値はさらに低下し、対米輸出は大きく減少した。また、政局の不安定が対外信用度を落としている。韓国開発研究院(KDI)のチョン・ギュチョル経済展望室長は「最近の政局不安定が経済政策の連続性と対外信用度に悪影響を及ぼす」と診断した。
不確実性が多い韓国経済…韓国ウォン、一日に35ウォン値上がり | Joongang Ilbo | 中央日報
これが不確実性らしい。何を言ってるのかわからんがな。どう見ても怒濤の介入だよな。
それでは1日の動きはどうなったのか。
開幕は1380ウォン。
チャートをどうぞ。

時間外で1370ウォンからそのままウォンは売られていき、開幕から超フルボッコである。大規模な介入を止めた途端に凄まじいウォン売りの嵐ということだ。そして、気がつけば1400ウォンに戻っているという。
それから少し反発して15時過ぎた頃は1398ウォンだ。
これが不確実性らしい。なんでもいいけどアメリカから為替操作するなと突っ込まれたよな。
あからさまな介入で資金が持つのだろうか?韓国経済が破綻を迎えるのは既定路線だから驚きはない。ただ我が国を見るのはやめてもらいたい。石川県能登半島はまだ復興できていない。岸田文雄政権の不作為から今の石破茂政権は国民を蔑ろにしている。夏の選挙は自民党-公明党に鉄槌を!