国民の力の執行部が強制的に候補にしようとしたハンドクス首相も消えて、与党に残ったのは名前すらどうでもいいキムムンスという候補となり、イ・ジェミョンが勝つ確率は9割となった。
尹錫悦の内乱シーズン6「大統領選挙」は最高裁の乱心でとんでもない展開となったが、最高裁が読み切れてなかったのは有権者がイ・ジェミョン代表が犯罪者でもいいてことだった。
なんせ有罪確定でも数%しか支持率を下げなかった時点で、最高裁は逆に有権者の自由投票権を奪う行為と見なされて、全ての裁判を延期して大統領選出馬を確定させてしまう結果となった。
最高裁と国民の力がどうしてここまで無能で愚かな行為に突っ走ることになったのか。これはおそらくイ・ジェミョン独裁政権が誕生してしまう焦燥感というものが強すぎた結果であり、周りが何も見えなくなっていた。とにかく保守層の力を集結させなければいけない。なんとしてでもそれだけは阻止しようと、ここまでやれば赤信号だという基準を簡単に超えてしまった。
最高裁は異例のスピード審理。国民の力は決まった候補を無視したあげく公認から外してハンドクス首相を公認しようとした。しかし、そんなあほなことをした結果が、ご覧の有様だよ。イ・ジェミョンの勝率を上げるだけの結果となり、最高裁の信頼は地に落ちて、国民の力は分裂を招く不穏分子を抱え込むことになった。
さらにハンドクス首相だってそうだ。こちらは大統領代行を止めて出馬宣言したときにこう述べた。完全に外交をストップさせて負けたときにはそのストップさせた時間は戻ってこないと。このような結果になるなら、彼は首相を続けていればまだ外交成果は得られたかもしれないのだ。しかも、5年後に選挙があるならそこで候補として動けば良かったのだ。
これらの一連の流れを見るにはどう見ても冷静に対応できてない。イ・ジェミョン独裁国家がヤバイ。阻止しないといけない。その危機感が選択をドンドン最悪なものへと走らせた。何か大きな決断をするときに焦ってはいけないのだ。状況を冷静に分析することが大事。状況を悪化させてしまう選択をした結果、もう。イ・ジェミョン独裁国家までは障害となるものが消え失せた。
もう、こちらの大統領選前にやることはハンギョレの余裕の記事と朝鮮日報の涙の訴えの記事を見比べながら、韓国経済がどうなっていくかを看取るだけである。本当、もう気にするのは支持率ぐらいだからな。イ・ジェミョンが支持率50%キープすれば余裕で勝てるだろうしな。そもそも相手が30%台では逆転は非常に難しい。ハンドクス首相もいない。何もかもが、民主党の勝利に導こうとしている。
では、最新の支持率を見ておくか。
記事を引用しよう。
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(6月3日投開票)に出馬する候補者のうち、革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前代表、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の与党だった保守政党「国民の力」の金文洙(キム・ムンス)前雇用労働部長官、野党「改革新党」の李俊錫(イ・ジュンソク)国会議員による三つどもえの対決となった場合にどの候補を選ぶかを問う調査で、李在明氏が50%を超える支持率でトップを占めた。世論調査会社のリアルメーターが11日、発表した。
李在明氏が前回調査から5.5ポイント上昇の52.1%、金氏が3.3ポイント上昇の31.1%、李俊錫氏が1.2ポイント下落の6.3%だった。
李在明氏と金氏の支持率の差は21.0ポイントで、前回調査(18.8ポイント)よりさらに広がった
調査は、国民の力が保守系候補一本化に向け金氏から韓悳洙(ハン・ドクス)前首相への公認候補交代に着手する前の7~9日に全国の18歳以上の1508人を対象に実施された。国民の力の公認候補交代案は10日に実施された党員投票で否決された。
韓氏を加えた4者対決を想定した場合の質問では、李在明氏が51.6%、金氏が20.8%、韓氏が17.5%、李俊錫氏が4.5%だった。
大統領選で政権交代を望む人は4.3ポイント上昇の55.8%、国民の力政権の継続を望む人は3.6ポイント下落の39.2%だった。
韓国次期大統領候補の支持率 李在明氏52.1%・金文洙氏31.1%・李俊錫氏6.3% | 聯合ニュース
イ・ジェミョンが圧倒的過ぎるな。事実上、イ・ジェミョンとキムムンスの一騎打ちとなるので、20%以上も離れていることになる。この差で負けるなんてまず考えられない。
最高裁の乱心で裁判を延期した後の世論調査で、支持率あげてるので犯罪者のイ・ジェミョンでも国民はいいてことだ。ええ?犯罪者が大統領になって大丈夫かて?何言ってるんだよ。大統領の間は時が止まるんだよ。すでにそういう法案が可決された。つまり、大統領になればあらゆる裁判はストップするのだ。
だから、5年で好きなように裁判所を解体すればいいんだよ。もう、司法制度なくしたてかまわない。最高裁がイ・ジェミョンに楯突いたのだから。
というより、ハンドクス首相がキムムンスに負けてるじゃないか。おいおい、どうなってるんだよ。ハンドクス首相は人気あるんじゃなかったのか。
それでは、ハンドクス首相と最高裁長官についてのコラムを見ていこう。もう、フルボッコである。
記事を引用しよう。
「チョ・ヒデ(長官の)最高裁(大法院)」による最大野党「共に民主党」の大統領選候補イ・ジェミョン抹殺作戦は、ひとまず失敗に終わった。ハン・ドクス前首相と与党「国民の力」の親尹錫悦(ユン・ソクヨル)派の大統領候補奪取作戦も、失敗する可能性が高い。2人とも国民と民意の選択に任せるべき大統領または候補の座を、何とか横取りして自分のものにしようとしたが、問題が起きたのだ。自分たちの既得権を守るためには、民意も、原則も、甚だしくは法さえも蔑ろにする国の土豪保守の「素顔」が一気に明らかになっている。
チョ・ヒデ最高裁は、類例のないスピードで、共に民主党のイ・ジェミョン大統領候補の政治生命を絶とうした。政治的中立の原則は粉々に砕かれた。適法手続きも無視された。イ候補の公職選挙法の上告審は、小部に割り当てられてからわずか2時間後にチョ・ヒデ最高裁長官の職権で全員合議体(全合)に移された。当初割り当てられた小部に、文在寅(ムン・ジェイン)元大統領が任命したオ・ギョンミ最高裁判事が含まれていたためとみられている。オ最高裁判事は実際、判決文に無罪趣旨の痛烈な少数意見を書いた2人のうちの1人だ。チョ最高裁長官が、オ最高裁判事の反対で小部審理が長引くことを防ぐため、全合への回付を急いだとしか考えられない。
その後は、チョ最高裁長官の思い通りに進んだはずだ。通常は1カ月に1度の合議期日を中1日で連続して開き、直ちに投票で有・無罪を決めた。6万ページにのぼる事件書類をすべて読むどころか、目録と題名だけを一瞥するにも足りない時間だ。最高裁長官が強引に進めたとしても、一国の最高裁判事なら十分な討論と熟考の時間を持とうとブレーキをかけるべきだった。ところが、文元大統領が任命した2人を除いた9人の最高裁判事は、忠実にチョ最高裁長官の意に従った。盲目的な忠誠派を動員して行った尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の親衛クーデターと類似している。
チョ最高裁長官がここまで急いだ理由は、イ候補の大統領選出馬の封鎖を狙ったものでない限り、説明がつかない。有罪か無罪を確定するわけでもなく、無罪を有罪に変えるためにはより慎重な判断が求められる。しかも、国民の過半数ほどが支持する大統領選候補の出馬資格にかかわる問題だ。にもかかわらず、最小限の手続的公正性を見捨ててまで、9日間で無罪の2審を破棄してしまった。内容も退行的なものだった。国民の選択権と選挙における表現の自由を拡大した従来の判例を覆し、説得力のある法理と論拠を示していない。鋭く明確な無罪の少数意見と対比される有罪補充意見の粗末さについては、これ以上論じる必要はないだろう。「何としてもイ・ジェミョン大統領だけは止めなければならない」というチョ最高裁長官の偏向的情熱に支配された裁判だったからこそ、このすべての拙速と専横が可能だったのだろう。
国民の怒りがあれほど激しかったのも、このようなチョ最高裁長官の狙いを正確に読み取ったためだ。多くの人々が、最高裁判決を国民の大統領選出権を剥奪しようとした司法クーデターであり、「すべての権力は国民に由来する」と定めた憲法精神を踏みにじる暴挙とみなした。さらに、有力候補を除去し内乱勢力を代表する候補に大統領選挙を献上しようとする計略ではないかという疑念をも抱いた。
韓国国民は、血と汗と涙で大統領を直接選ぶ選挙主権を勝ち取った。内乱勢力との長い苦闘の末、早期大統領選挙を作り出した。このすべてを、選出されていない何人かの高位裁判官がたやすく奪取し、ふさわしくない勢力に献上しようとする意図が明らかに見えるのに、「司法府判断の尊重」という虚偽的通念に縛られているわけにはいかない。国民主権を脅かす傲慢な司法権力は改革の対象であるのみ、というのが今の国民多数の考えだろう。イ候補の裁判が大統領選挙後に延期された後も、事態の真相を究明し責任を問うべきだという声が高まっているのはそのためだ。
「国民の力」の大統領選候補の座をめぐり繰り広げられている一本化の乱闘も、正当な努力で国民の選択を求めるよりも、大統領であれ党内であれ権力を横取りしようとする旧政権勢力の悪行がもたらした結果だ。親尹(錫悦派の)残党勢力は、キム・ムンスを前面に出して党の予備選挙を混乱させた後、無所属のハン・ドクスを党の大統領選候補にしようと、あらゆる無体を働いている。ハン・ドクス前首相も、自分のお金は一銭も使わず、ただ乗りして候補になろうとする思惑を隠さない。キム・ムンスが候補になった過程も、実はあまり変わらない。
当初、尹前大統領が至難な政治過程を度外視し、戒厳令を宣布して一気に独裁権力を構築しようとして失敗したことからも分かるように、「ただ乗り」と「一攫千金」の心理はすでに土豪保守のDNAに根付いているようだ。 慶尚道・江南(カンナム)・極右に迎合するだけで子々孫々の権力を享受できた生ぬるい環境に適応した結果だ。もちろん刻々と急変するより大きな世界で、このような集団を待ち構えているのは「絶滅危機種」の運命に他ならないだろうが。
最高裁長官と前首相、権力の座にただ乗りしようとする妄想の果て【コラム】=韓国 : 社説・コラム : ハンギョレ新聞
このコラムを読めばわかるが、結局はイ・ジェミョンだけは阻止しないといけない。そんな思い込みと焦りが全て最悪な結果となった。自分らが国民から選ばれたわけでもないのに勝手にイ・ジェミョンを潰そうとした。しかし、国民からすればあり得ない。
大多数が支持する候補を潰そうとすればするほど、それだけ反発も大きいことを理解しようとしなかった。しかも、誰が見ても最高裁の政治的介入であることはいうまでもない。中立が原則である裁判所が与党を応援するなんてことを平気でやってしまったのだ。
結局、尹錫悦の内乱シーズンを振り返れば、どいつもこいつも焦って何かしようとして大失敗に終わったことがわかる。ユン氏の戒厳令もそうだし、最高裁の差し戻しもそう。ハンドクス首相はただのただ乗りであるが、執行部の候補取り消しもそうだろう。
普通に考えればそれはないだろうという結論に至るのはすでにこちらが散々取り上げて突っ込んできたことだ。しかし、彼らは最悪の選択肢を自ら選んだ。その代償は高くついたわけだ。もう、諦めろよ。イ・ジェミョン独裁国家を受け入れたらいい。
日本人も諦める。もう、韓国と断交するしかないが反日・反米政権が爆誕なら仕方ないだろう。ああ、日本に不法滞在している韓国人は全員、帰って頂くことになる。イ・ジェミョンは兵役につかない彼らに対して大変お怒りだ。韓国には兵役があるのに外国に住んでいるからと兵役を免れるなんておかしいですよね。
こちらは最初からくだらない用日にはうんざりしていた。しかも、ユン氏の後ろにいたのは統一教会だからな。本当、政治に宗教が絡んでくるとろくなことがない。宗教団体は政治家に接触するのを禁じるような法案を作るべきだとおもうんだよな。裏でろくなことしかしないからな。
政治家が跋扈する宗教世界に崇高な理念など通用しない。あるのは欲、、金銭欲と選挙で当選してえられる地位だけだ。国民が悪い。地域の利害ばかり考えて日本の国益を考えない。議員は国民の鏡だ。韓国を笑えない。韓国をみて優越に浸っているけれど数年後の日本でないと願う。