トランプ大統領の次の標的は北朝鮮か?

イスラエルの暴走により、イランとの戦争となっているわけだが、これにアメリカのトランプ氏がイスラエル擁護に回ったあげく、空爆までやってしまった。これによってイランはますます激怒してホルムズ海峡封鎖にまで動き出す。

だが、それだけでは終わらない。なぜなら、イランの後ろには中国やロシア、北朝鮮などのレッドチームがいる。また中東戦争の再開になればアメリカを快く思わない中東諸国がイランにつく可能性だってある。

宗教問題が絡むとジハードとかいいだして、イスラム国家全体の問題に格上げしようとするかもしれない。こちらはイスラエルを止めた方がいいとおもうが、残念ながらアメリカが味方している以上は調子に乗って止まらないだろう。しかし、イスラエルは何処でも戦争吹っかけすぎじゃないか。

イランが核兵器を持ってるとか、使われそうだから先に攻撃したとか。取って付けた言い訳をして戦争を拡大させている。問題は中東で戦争が起これば原油価格高騰を招くてことだ。ホルムズ海峡封鎖なんて最悪だ。原油価格が高騰してすでに75ドルだ。それから73ドルに下がっているが、ホルムズ海峡封鎖されたらもっと上がる。

まずはそこを確認しようか。ゴールドマンサックスの予測だ。

記事を引用しよう。

[23日 ロイター] – 米金融大手ゴールドマン・サックスは22日付のノートで、ホルムズ海峡の封鎖に伴う世界的なエネルギー供給リスクに言及。同海峡を通過する石油量が1カ月間半減し、その後の11カ月間に1割減少した場合、ブレント原油は一時的に1バレル=110ドルに達する可能性があるとしている。


その後価格は落ち着き、2025年第4・四半期のブレント平均価格は95ドル程度になるとの見通しを示した。ホルムズ海峡リスク、ブレント原油一時110ドルも=ゴールドマン米金融大手ゴールドマン・サックスは22日付のノートで、ホルムズ海峡の封鎖に伴う世界的なエネルギー供給リスクに言及した。


また、イランの供給が日量175万バレル減少した場合、ブレントは約90ドルのピークに達する可能性があるとも指摘した。「中東情勢は依然として流動的だが、米国と中国を含め、ホルムズ海峡の持続的かつ大規模な封鎖を阻止しようとする経済的インセンティブは強いと思われる」と記した。

ニュースは以上。

このようにゴールドマンサックスは一時110ドルまで上がる。しかも、平均的には95ドルとか。それはヤバイだろう。エネルギー価格が一気に上がれば、ありとあらゆる物の値段が上昇する。運送費が高くなるからだ。ホルムズ海峡封鎖で喜望峰経由ルートが増えていけば、当然、かかった運賃が商品に上乗せされる。

確かにホルムズ海峡封鎖は米軍が許すとは思えないが、そもそもイランがタンカーを狙っているだけで保険料が高くなる。安全な物流ルートが消えてしまえば自然とそうなる。

原油価格の高騰は様々なものに影響を及ぼす。だから、韓国経済を見ていく上でも非常に扱いが難しい。韓国輸出や内需を激減させることは誰でもわかるが、その影響を正確に予測するのが難しい。シミュレーションするにしても原油価格が今後、どれだけ上がるかの予測からはいらないといけないからだ。

それができるなら、もはや、投資の神だよな。ゴールドマンサックスですら読み切れないのだ。だが、原油価格の高騰はロシアにとってはありがたいことだ。これもウクライナ戦争に大きく影響するんだろうな。そもそもウクライナ戦争はいつ終わるんだよ。プーチンもいい加減にしろといいたい。北朝鮮に兵士まで借りて、勝つまでやればいいてものじゃないだろう。引き際ぐらい考えろよ。トランプ氏が停戦を呼びかけてもプーチンはいうこときかないからな。

さて、そんな緊迫した中東情勢が続くのに、イランがカタールの米軍基地にミサイルを撃ったという報道が飛び込んできた。つまり、アメリカへの報復装置である。まあ、やったらやられるのは当然ですよね。

アメリカは自分らが最強だから反撃されないとか思っていたのか。そんなわけあるか。イランはすでに自分たちの主権を脅かされている。死に物狂いで反撃してくるぞ。カタールの米軍基地は中東に置ける最大の拠点だったはずだ。アメリカはイランに反撃するのか。原油価格は微風だが、もう、カオスだよ。中東情勢は悪化の一途。どうなるかわかりません。

それで、こんな情勢で韓国メディアの東亜日報がアメリカが北朝鮮を攻撃する可能性があると言及している。そりゃあるだろうな。何しろウクライナ戦争が終わらない理由の一つが北朝鮮の参戦にある。北朝鮮がロシアに味方したことで、すでに多国間同士の戦争になっているのだ。金正恩にとって兵士なんてただの駒なんだから、死んだらいくらでも自国から補充すればいい。北朝鮮はロシアから現代戦争のノウハウを学べる。

小型ドローンでの攻撃なんて近代では考えられなかったものだ。それがAIで動き、自動で標的を探して攻撃するまで可能となった。戦争の認識を激変させるものだ。AIの進化は凄まじい。多くの人間は仕事を奪われるかどうか危機感を抱いてるが、実際、こちらは数年後にはもっと仕事が奪われる時代が来ると思っている。なら、どうするのか。

AIで代用できない仕事を探すしかないてこと。それについての考察はそのうちどこかでやる。今は北朝鮮への攻撃を見ていこう化。

米国が21日(現地時間)、「超大型バンカーバスター(GBU-57)」などでイランの主要核施設3ヵ所に対する爆撃を強行したことを受け、一部では次の標的が北朝鮮になる可能性があるという観測が流れている。トランプ米大統領が1期目当時、北朝鮮に対する「先制攻撃」を公に検討していたことから、金正恩(キム・ジョンウン)総書記ら北朝鮮首脳部も緊張し、ロシアなどを通じて関連事態を注視せざるを得ないということだ。

実際、1993~94年の北朝鮮核危機当時、クリントン政権はF-117爆撃機やトマホークミサイルで北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)核施設への爆撃を検討したことがある。しかし、全面戦争に近い戦線拡大と莫大な人的被害を懸念して断念した。米国防総省は当時、北朝鮮に対する爆撃時、開戦90日以内に米軍5万人、韓国軍および民間人に数十万人の死傷者が発生する可能性があると判断した。

トランプ氏も北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)挑発と核実験によって米朝関係が最悪に陥った2017年、軍事オプションを検討した。当時、トランプ政権は北朝鮮の象徴的な核施設の一部を精密爆撃する、いわゆる「ブラッディ・ノーズ作戦(Bloody Nose Strike=限定的先制攻撃)」を議論したとされている。

このような中、米国がB-2ステルス戦略爆撃機を動員した大規模空爆でイランの核施設を破壊したことは、北朝鮮にとって意味深い警告になると指摘されている。韓国軍関係者は、「恐るべき威力の戦略兵器でイラン核施設の除去に成功した前例は、今後の米朝核交渉で北朝鮮への圧力カードとして作用しうる」と話した。

しかし、韓国軍内外では、北朝鮮とイランでは状況が異なり、米国が直接爆撃に踏み切る可能性は高くないというのが大方の見方だ。イスラエルのエルサレムからイラン主要核施設までの直線距離は約1500~1700キロだが、ソウルと北朝鮮の寧辺・降仙(カンソン)核施設間の距離は約270キロにすぎない。

2つの核施設から北東アジア最大規模の米軍基地である平沢(ピョンテク)米軍基地(キャンプ・ハンフリーズ)までの距離も約300キロだ。米国が北朝鮮の核施設を爆撃した場合、北朝鮮は短ければ数十秒、長くて数分以内にソウルや平沢米軍基地に大規模な砲撃などの報復が可能だ。北朝鮮は放射砲や短距離弾道ミサイル(SRBM)などで1時間あたり最大数万発のロケット弾や砲弾を韓国に浴びせることができる。低高度防空システム「アイアンドーム」まで備えたイスラエルに比べ、防空網が弱い韓国では大規模な被害が避けられないということだ。

また、北朝鮮はすでに最大50発と推定される核弾頭を保有しており、秘密核施設を各地に建設し、各種投発手段(ミサイル)まで開発・配備している状態だ。米国の北朝鮮核施設爆撃を政権の危機と見なして北朝鮮が韓国を核で攻撃し、米国が再び核で報復する場合、事態は収拾のつかない破局に突き進むしかない。

トランプ氏が就任後、北朝鮮を「核保有国(nuclear power)」と何度も表現し、交渉の可能性を示唆したことも、対北軍事カードは考慮していないというシグナルとみられる。韓国政府も、米国が北朝鮮核施設への先制爆撃を容認する可能性は極めて低いとの見方が支配的だ。韓国軍消息筋は、「北朝鮮の核能力は軍事的手段で除去するには手遅れというのが米国の判断だ」とし、「米国はイランの核の脅威が『第2の北朝鮮核問題』に発展する前に刀を抜いた」との見方を示した。

トランプ大統領の次の標的は北朝鮮か? | 東亜日報

これを読んでトランプ大統領が北朝鮮攻撃計画を過去に検討していたとあるが、これを止めたのも暗殺された安倍元総理である。安倍元総理の暗殺がどれだけ世界中にとって痛い代償となっているのか。アホな人間は一生、気づかない。安倍元総理だけが、トランプとプーチン、そしてイランのハメネイと対話できる人物だったのだ。しかし、彼はもういないのだ。

だから、歴史のターニングポイントになっている可能性が高いんだよな。もう、トランプを止めれるものは誰もいない。北朝鮮への空爆がないともいいきれないのだ。

それで、韓国メディアは北朝鮮への攻撃は低いと見ているようだが、そもそもイスラエルがイランを空爆する可能性だって高いとはいえなかった。つまり、低いからといって安心はできないのだ。しかも、攻撃すれば韓国のイジェミョンはアメリカ側なんですかね。韓国がアメリカと戦争する可能性もある。

イジェミョンにとって同胞を撃つなんてあり得ないものな。アメリカが北を空爆しても、韓国は見知らぬ振りでやり過ごすんじゃないか。問題は北朝鮮が核を撃つなら、標的にされるのは在韓米軍基地や日本の米軍基地てことだ。北朝鮮が核兵器を持つ前に潰しておけば良かったとアメリカが後悔していることだろうしな。しかも、今度はその核を原子力潜水艦に搭載しようとしている。

北朝鮮の軍事脅威はイランを越えてくる可能性はある。だから、アメリカは潰しに動くのか。難しいな。もう、ここまで行けば経済というよりは軍事的範囲だからな。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

1.アメリカは北朝鮮は手出ししないぞ
ここは中国の縄張りだからな
北朝鮮に手を出すってことは中国と事を構えるってこと
手を出すとしたら親分の中国が北朝鮮をコントロール出来なくなってアメリカに深刻な脅威を与えた場合
この時は躊躇なく地上から消滅させる

2.ウクライナ戦線が長引けば、北朝鮮も疲弊するだろうことは分かりきってるからなぁ。
ロシアに送り続けることで核ミサイルの発射手順すら引き継げずに爆弾抱えたまま亡国になる可能性すらある。

3.ムンの頃なら北を抱き込むことで中華の喉元に短刀突きつける意味合いはあっただろうけどね。
南がもう使い物にならないと分かった以上、北を抱き込んでも無駄な管理地が増えるだけだよね。

4.イランに核と弾道弾、ロシアに通常兵器と兵隊を輸出してるんだから元から絶たなきゃダメ

5.中国は止めたのに勝手に核兵器保有国になった上に
ロシアと組んじまった北に怒り心頭とかなんとか
核兵器保有国が近くにあって気持ち悪いのは北京政府も同じ
核兵器排除が理由なら中国も裏では見ないふりする可能性がある

6.さて、話は変わるけど
北朝鮮と交戦しているウクライナが
北朝鮮からロシアへの輸送路があるウラジオストックを攻撃した
ウクライナとしてはイランと並ぶロシアへの武器供給元である北朝鮮、しかも兵員まで供給してる、を
攻撃する理由は十分にある
攻撃手段があればウクライナは攻撃するダロウ

7.第一次トランプ政権の時に朝鮮半島の非核化を目指して
米国が北朝鮮空爆を計画したことはトランプ氏が語ったいることなので根拠はある
安倍さんが止めたから止めたとか、膨大な死者が出るから辺りの理由でやめた
しかし、そんな北朝鮮は今やウクライナと交戦しているので
米国による北朝鮮非核化は再燃する可能性がある

8.中国はとっくに北朝鮮を見限ってるよ。
従順な僕だった張成沢を粛正され中国シンパは一掃されてしまったし、中国がトップにしようと考えてた金正男を暗殺されてるんだぜ。
中国はロシアとも蜜月ではないから最近ロシアとの距離を縮めてる北朝鮮には頭を痛めてる。
北朝鮮の核ミサイルは対米用と思いがちだが、対中用の安全保障でもあるので中国の悩みのタネ。

9.でも北朝鮮がイランに核兵器渡して実際使ったらわからんけどな
核譲渡を提案とかいってるがそれがどれだけ米国を本気に切れさせるか
本当に次の標的にされる

以上の9個だ。

ここで重要なのは北朝鮮と中国の関係がロシアと北朝鮮の蜜月関係でドンドン悪化しているてこと。そして、中国とロシアも仲が良いわけではない。アメリカが北朝鮮を攻撃して、ロシアは動くだろうが、中国は何もしないてことも想定されるてことだ。

また、北朝鮮がイランに核兵器を提供するというか。ロシアがイランに核兵器を提供することだって現実的には考えられる。まあ、これはプーチンですら述べていた。プーチンが渡すとはいってないが、裏でイランに核兵器を提供することもロシアや中国、北朝鮮ならできる。

北朝鮮が雑魚という認識がまだまだ日本や韓国には強いが、むしろ、核持っている時点で、韓国よりもヤバイんだよな。韓国の軍事力は世界のミリタリーサイトでは上位にはいってるが、そんなものは核による力の前では無力だ。

チャットGPTにきいておこうか。韓国と北朝鮮、戦争して北朝鮮の核を考慮すればどちらが勝つのか。

このテーマは非常にセンシティブで、現実的な戦争の勝敗を単純な「勝ち負け」で語るのは難しいですが、可能な範囲で戦略・軍事・地政学的な観点から整理してみましょう。

◾ 北朝鮮の核戦力:抑止力か、逆効果か?

北朝鮮はすでに複数の核実験を行っており、短中距離ミサイルによる核搭載能力を保持しているとされています。ただし、初期の一撃は壊滅的でも、その後の「報復能力」や「持続的戦闘能力」には限界があります。

韓国側には核はありませんが、アメリカとの同盟関係により「拡大抑止(Extended Deterrence)」が機能しており、核による報復は米軍の力を背景に成立します。

◾ 通常戦力ではどうか?

  • 韓国: ハイテク兵器や電子戦能力、最新のF-35戦闘機、そして先端の監視・偵察技術を多数保有しています。また、徴兵制度も機能しており、動員力も高いです。
  • 北朝鮮: 人的資源や砲撃能力は圧倒的で、特にソウルを照準にした多数の長距離砲を配備していますが、兵器の近代化には限界があります。

◾ 地政学的・国際的要因

  • 中国やロシアの対応によって、戦局は大きく左右されます。
  • 北朝鮮が戦争を起こすことで中国がどう動くかは、過去と比べても一層読みにくくなっています。
  • 韓国は国連やNATO諸国の支援を受けやすい立場にあります。

◾ 結論(仮定のもとで)

「短期決戦」では北朝鮮の核や火砲によって韓国が大きな被害を受ける可能性がありますが、「持久戦」や「連合軍による巻き返し」を含めると、長期的には韓国優勢のシナリオが多いとされます。

ただし、この種の衝突は人命・経済・地域の安全保障すべてに壊滅的な影響を与えるため、戦争の回避と外交による平和的解決が何よりも優先されるべきです。

チャットGPTの結論は正しいとおもう。しかし、ウクライナ戦争、イスラエルとイランの戦争を見る限り、平和的な解決が優先される可能性は高くない。中国がどう動くかは難しいと。

そもそも、韓国は持久戦や、連合軍による巻き返しは可能なのかという点も考慮するべきだろう。少なくとも韓国軍は核を撃たれた瞬間、瓦解すると見ている。次の標的が自分になる脅威から逃げられなくなるからだ。しかも、ユン氏の戒厳令を見る限り、彼らは上層部の命令すら従わない。だとしたら逃げるだろう。

そもそも核を撃たれた「後」のシナリオがどこにもない。日本は唯一の被爆国であるが、それは知らない兵器によるものだった。現在における核の脅威はあれから一度も撃たれてない。だからある意味、大国の抑止力となっているわけだが、核を撃たれて韓国軍は反撃なんて本気でできるのか。こちらはできないおもうぞ。

何しろ前例がないのだ。核攻撃を想定されるシミュレーションはいくらでもある。しかし、それは実戦ではない。撃たれたら確実に死ぬという状況で人間がどう行動するかなんてその時にしかわからないものだ。

そして。こちらが北朝鮮なら、核を撃てば、さらに核を撃って相手が反撃する作戦すら組めないように徹底して空軍基地を破戒することが最優先だとおもわれる。そうなれば持久戦や、連合軍による巻き返しなどはあり得るのか。アメリカだって核を撃ってきた相手に反撃できるかは怪しいものだ。北朝鮮が韓国軍のみを狙うなら放置する可能性だってあるんだよ。だってセンシティブ国家に認定しているからな。

トランプ大統領の次の標的は北朝鮮か?」への1件のフィードバック

  1. 北朝鮮に抑留されている人々の解放、そして同国の政治犯収容所で虐待されている人々の解放に資するならば北朝鮮攻撃は賛成だ。ただ北朝鮮国民に被害はでるだろう。問題は先制攻撃で絨毯爆撃なのか行きなりの核攻撃なのか。核ならば中国と韓国に被害が及ぶ。おそらくバンカー爆弾で金王朝への攻撃そして絨毯爆撃か?勇ましい事をいってはいるが最後までたたかえるのか?

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