韓国経済、米利上げ観測で韓国証券市場下落・ウォン安進行
記事要約:米国の利上げが時期に行われるという市場予想で韓国証券市場が下落、ウォン安が進行しているという。まず、米国の利上げについては来月の雇用統計次第といったところ。ウォン安がそれによって進行しているといっても1125ウォンぐらいである。しかも、30日は1118ウォンなのでまだまだ慌てる段階でもない。韓国ウォンは適正レートだし、KOSPIも2000を維持している。今の状態を嵐の前の静けさと見るか、それとも韓国経済は堅調だとみるかは投資家によって分かれている。
1つだけ目安を述べれば、利上げが起きない限りは伸びもしないし、上がりもしないといったところ。KOSPIは2050までが限界あり、2000以下にならないように調整しようとしている。ウォンも過度なウォン安を期待するところだが、これも抑えられている状態である。微調整介入でもやっているのだろう。
1ヶ月のウォンの動きは上の通りだが、1100より上のウォン高となってから、16日をピークに一気に落ちている。それから1125ウォンまで下落した後、反発しているわけだが、この辺に防衛ラインがあるのだろう。1125ウォンより下落を食い止めている。でも、適正レートから少しウォン安程度で維持するならまだ大丈夫だ。1150ウォンを突破してからがウォン安進行が本格化したものといえる。利上げは確かに怖いが,今の韓国経済の状態ならまだまだ受けいれられる。
ええ?そんなこと言わずにさっさと破綻してほしいて?そういう意見はたまにあるが、管理人は今後どうなるかの分析が主であって願望で韓国経済を見ているわけではない。私的には残念ではあるが、そう簡単に経済破綻するような経済規模ではないんだよな。利上げがあっても一気に死ぬことはない。今のところは。脆弱な韓国市場でも予想できる事には何らかの対応はできるので、むしろ、予想できないことが起きない限りは十分な対策は取れるわけだ。
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韓国経済、米利上げ観測で韓国証券市場下落・ウォン安進行
米国利上げ観測が強まる中、韓国金融市場が流れ弾に当たった。KOSPI(韓国総合株価指数)はそれなりに善戦したがコスダック(KOSDAQ)は急落した。また、ウォン相場では1ドルあたり11ウォンもウォン安が進んだ。
29日、韓国取引所(KRX)によると、同日KOSPIは前営業日比5.15ポイン(0.25%)下落した2032.35で取引を終えた。KOSDAQは16.85ポイント(2.48%)落ちた663.58で取引を終えた。
KOSPIでは利上げ時に真っ先に衝撃を受ける建設(-2.04%)と景気敏感株に挙げられる機械(-2.17%)などの業種で下落 幅を大きくした。ただし、先週最高値を更新した後、3日連続で下落したサムスン電子が反発して2万8000ウォン(1.74%)高となる164万ウォンで 取り引きされ、KOSPI下落にブレーキをかけた。半面、KOSDAQは景気敏感業種の機械・装備(-3.74%)と半導体(-3.34%)が下落傾向を あおった。
NH投資証券のイ・ヒョンジュ首席研究員は「来月の米利上げの可能性が現実味を帯びながら韓国をはじめとする新興国の金融市場に負担を与えた」とし「秋夕(チュソク、中秋)を2週後に控えていて中国関連株を踏み台に反騰の機会もある」と分析した。
ウォン相場は序盤1ドルあたり15ウォン近くまでウォン安が進んだ後に若干持ち直したものの前営業日比11.3ウォン(1.01%)ウォン安ドル高の1ドル=1125ウォンをつけた。
(http://japanese.joins.com/article/976/219976.html?servcode=300§code=300)
なんか懐かしいですねー。