「シヴィライゼーション6攻略のまとめ」カテゴリーアーカイブ

気ままにシヴィライゼーション6攻略その27・・・「ドナルド・トランプ氏のMODを入れて遊んでみよう」

「メキシコとの国境に壁を造る」ドナルド・トランプ

気ままにシヴィライゼーション6攻略その27。前回で初級編が終わり、これからは中級編の攻略となっていく。ということでシヴィライゼーション6の中級者となれば色々なMODを入れて遊ぶのも面白いと思う。そこで今,世界中が注目しているドナルド・トランプ氏のMODが公開されているのでこれを入れて見よう。

■前回まで

気ままにシヴィライゼーション6攻略のまとめ

■MODの入れ方

シヴィライゼーション6初心者というか。パソコンゲームの初心者だとMODとかいわれてもどうやって入れたら良いんだと思うかもしれない。実際,管理人もヴィクトリアをプレイしたり,エバクエ2などで感じたことだ。でも、それも慣れればそれほど難しくない。

まずは入れたいMODをダウンロードするところから始まる。

https://forums.civfanatics.com/forums/civ6-creation-customization.541/

トランプ氏のMODはこちら↓

https://github.com/HrdyAndrew/CivilizationSixTrump

MODについてはこちらにリンクにたくさんある。ただ、全部英語なので英語読めないと難しいかもしれない。そういうときは2chもシヴィライゼーション6攻略のMODスレを訪れるといい。

http://potato.2ch.net/test/read.cgi/game/1478326460/

管理人はここを見て面白そうなMODを探している。ただ、ゲームシステムそのものに変更するようなMODは入れてない。まだゲーム全体像を理解しているわけではないからだ。そんな中、トランプ氏のMODを見つけたので試しに入れて見た。また、MODはユーザーの善意によって造られているので作成者には感謝してほしい。

■MODを入れる場所はこちら

  1. MODをダウンロード(.zipや.rar形式がほとんど)
  2. ダウンロードしたファイルを解凍
  3. ファイルを以下のディレクトリに配置
    「Documents\My Games\Sid Meier’s Civilization VI\Mods」
  4. ゲームを起動し、追加コンテンツに移動
    必要なMODを有効化してゲームを開始

最初、これModsがどこにあるかわからなかったのだが検索するとすぐ出てくる。ダウンロードしたときに設定をいじってない場合は上記通りなのだが、もし、別の場所にダウンロードしていると見つからない場合は「Sid Meier’s Civilization」で検索するといい。

するとMODのファイルが入っている場所が見つかるのであとはそこに先ほどダウンロードしたファイルをドラッグするだけである。そして、ゲームを起動して。タイトル画面で追加コンテンツをクリック。

snapcrab_noname_2016-11-18_13-11-51_no-00

すると真ん中にドナルド・トランプのMODが増えているのがわかる。これを有効にする。

■ドナルド・トランプの能力

snapcrab_noname_2016-11-18_13-12-43_no-00

  • 固有能力:
    交易路+3。
    交易路は最小でゴールド+5。
  • 特殊ユニット:不動産業者
    代替元:開拓者
    移動5。
    都市建設時に領土を追加で得る。
  • 特殊インフラ:トランプ・タワー
    商業ハブの遺産。
    生産力+7、ゴールド+5、大商人ポイント+3。

以上がトランプ氏の能力である。そのうち、メキシコの壁とか追加されるんだろうか。しかし、交易路を最初から+3,最小5ゴールドとかわりとチートな能力な気がするな。しかも、この固有遺産、生産力+7もある。このようにMODはゲームバランスを壊してしまう恐れがある。なので、入れるときは注意してほしい。

また、面白いMODを見つけたら知らせよう。

気ままにシヴィライゼーション6攻略のその26・・・「神学戦争」

「たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える」マルティン・ルター

気ままにシヴィライゼーション6攻略その26。いよいよ初級編のクライマックスである。つまり、この26記事を読めば、もうシヴィライゼーション6の基礎システムは全てわかることになる。

次回からは「中級編」ということで実戦プレイに応じた様々な現象を取り上げていく。とりあえず、指導者20人いるのでそれの説明からはいるが、そろそろDLC情報なども出てくる頃じゃないだろうか。また、MOD情報などもどんどん紹介したいと思っている。では、最後の神学戦争を見ていこう。

■前回まで

気ままにシヴィライゼーション6攻略のまとめ

気ままにシヴィライゼーション6攻略その21・・・「国土錬成陣とトライフォースが理想の区域」とは

気ままにシヴィライゼーション6攻略その22・・・「区域」の種類

気ままにシヴィライゼーション6攻略その23・・・「交易とスパイ」について

気ままにシヴィライゼーション6攻略の24・・・「外交バグ修正と外交」

気ままにシヴィライゼーション6攻略のその25・・・「宗教の始め方」

■宗教による都市国家の確認

snapcrab_noname_2016-11-17_13-39-15_no-00

伝道師や使徒などによって各都市国家で自分の宗教を布教させていくわけだが、布教の度合いを見る時は左下にあるマップの上にある「レンズ」を使う。レンズをクリックすると宗教というのがあるのでそれを押すと発見して地図上に表示された都市の宗教がどうなっているかがわかる。

円グラフになっているのでわかると思うが例えば、宗教が3つの場合。

snapcrab_noname_2016-11-17_13-54-0_no-00

先ほどのマップの一部分を拡大してきた。アムステルダムは現代、3つの宗教がそれぞれ覇権を競い合っている。そして、有利な方が円グラフ、右の勢力図で表される。こちらがヒンドゥー教を押し進めても、相手の文明国がイスラム教だったりしたら、そこでこのような対立を生む。これが神学戦争である。

神学戦争に勝つには都市に伝道師や使徒を送って布教活動をさせる必要がある。ただし、布教した宗教が自国の文明の都市国家なら「審問官」を信仰力で雇うことで相手の宗派の数値を減少させることができる。

また、相手の伝道師や使徒がいる場合、軍事ユニットで攻撃をすれば宣戦布告となるが、使徒で攻撃すれば宣戦布告とならず、普通に攻撃出来る。その時のエフェクトがなぜか雷飛ばすなどのファンタジーなので面白い。ただし、受けたダメージを休むなどして回復できない。

snapcrab_noname_2016-11-17_14-13-0_no-00

この処理自体は普通にユニット同士のバトルと同じであるが、宗教ユニットは数少ないために少ない数値の差が顕著に出る。例えば伝道師の基本戦闘力は100。使徒の基本戦闘力は110である。そのため、パンテオンや宗教ユニットへの戦闘数値を上げる神権政治、修道会などの政策はしっかり抑えておきたい。この二つだけで戦闘値が+10される。

このような感じで相手の伝道師を潰す隊と布教に都市をまわる隊を二つ作成しながら、都市国家をどんどん改宗させていく。そして、全ての都市国家の50%が自分の宗教となれば宗教勝利の達成となる。

■宗教による勝利

snapcrab_noname_2016-11-17_14-18-11_no-00

ただ、宗教勝利はかなり難しい。宗教に集中していても、敵の文明国次第ではこのようにいくつもの宗教が生まれて布教を続けて行く。そもそも、軍事ユニット、宗教ユニットをどちらも造りながら動かすのが大変である。

まあ、狙ってやるのは結構、難しいが逆に言えば、制覇勝利を目指す過程で相手の宗教都市を全て潰した後に、自国の宗教を布教させて勝利を狙うといったこともできる。

宗教さえ誕生させてしまえば、後で武力でどうとでもなるわけだ。幸い、敵文明国のAIはそれほど賢くないのでこちらは遠距離ユニットを中心に生産していけばほぼ負けることはない。

実際、この方法なら科学、文化でも勝利できるので、それで宗教達成したというのは何か微妙なところであるが、どうしても宗教勝利を目指すには序盤にブーストなどの運がいるような気がする。

非戦プレイで何度かチャレンジしたが、中々,上手く勝利はできないというかマップが広すぎてこれって都市国家を破壊していった方が速いんじゃないかという結論に達する。しかも、こちらの戦力が少ないと好戦的な文明国は戦争を仕掛けてくるので対処が面倒。その間に他が改宗に走ってるといういたちごっこである。

ということで宗教勝利には根気がいる。見せかけだけの宗教勝利なら簡単なのだが。

以上。これでシヴィライゼーション6攻略の「初級編」は終える。基本システムを解説するだけで26記事を使うことになったが、それだけシヴィライゼーション6は基本システムの理解がなによりも重要ということである。それさえ理解できれば後は実戦あるのみ。プレイしていけばどんどん上達していくだろう。是非とも,国土錬成陣なども試して欲しい。

気ままにシヴィライゼーション6攻略のその25・・・「宗教の始め方」

「国民から認められると宗教という名を与えられ、国民が否認すれば迷信という名を付けられる」ポップス

気ままにシヴィライゼーション6攻略のその25。今まで色々やってきた基本的なゲームシステム解説が「宗教」で終わりを迎える。つまり、「初級編」が終わりを迎えることになる。宗教が終わった後についてはまだ何も考えてないが、そのうち思い付くだろう。

■前回まで

気ままにシヴィライゼーション6攻略のまとめ

気ままにシヴィライゼーション6攻略その21・・・「国土錬成陣とトライフォースが理想の区域」とは

気ままにシヴィライゼーション6攻略その22・・・「区域」の種類

気ままにシヴィライゼーション6攻略その23・・・「交易とスパイ」について

気ままにシヴィライゼーション6攻略の24・・・「外交バグ修正と外交」

■宗教の始め方

snapcrab_noname_2016-11-16_10-25-32_no-00

これから宗教について解説していくが、宗教勝利は意外と難しい。なぜなら、制覇、文化、科学といった勝利は道中で変更可能だが、宗教勝利を目指すと道中では他の勝利条件を満たすのが難しいためだ。そこで宗教を勝利するなら、宗教に有利な指導者を選びたい。管理人はガンジーでプレイしていたが、サラディンとかでもいい。

■宗教の始め方

宗教の始め方は大きく分けて二つある。一つは「聖地」、二つ目は「ストーンヘンジ」の建築である。ただ、ストーンヘンジを造ろうが結局、聖地も必要になるのでそれほど大きな違いはない。ただのストーンヘンジは占星術を取得した後、石材タイルの隣で平地といった条件がある。しかも、生産力コストが高いので聖地を先に造ってパンディオン信仰のための信仰力獲得が先かもしれない。

snapcrab_noname_2016-11-16_10-46-16_no-00

こうやってストーンヘンジを造るのもいいが、宗教を始めるには色々と条件がある。わかりやすく列記しよう。

1.パンテオン信仰が始まった状態

2.大預言者を獲得して「聖地」、または「ストーンヘンジ」で宗教を開始する。

パンテオン信仰を始めるには一定の信仰力が必要である。この信仰力を得る方法が聖地やストーンヘンジ、または信仰力が上がる都市国家への使節団派遣となる。そして、一定の信仰力が集まればパンテオンを選ぶ。

また、聖地を建てるには占星術が必要なので、自然遺産を見つけるとブーストがかかる。そのため、宗教勝利を目指すなら序盤、斥候ユニットで都市国家や自然遺産を探すのもいい。ただ、蛮族に襲われるので注意がいる。

snapcrab_noname_2016-11-16_10-46-52_no-00

先にストーンヘンジを建ててしまってもいいが、信仰力は足りてない。そのため、預言者を待機させることになる。

snapcrab_noname_2016-11-16_10-54-31_no-00

snapcrab_noname_2016-11-16_10-54-47_no-00

パンテオンをこの中から選ぶわけだが、これはもう自分が目指す勝利によって取得するものが変化する。管理人はだいたい都市の生産力が上がる「職人の神」や「口伝」、「祝祭の女神」といった食料や文化力を底上げするもの。宗教勝利目指すならそれぞれ信仰力が上がるものを取得する。

■大預言者を聖地、またはストーンヘンジに移動させる

snapcrab_noname_2016-11-16_10-56-41_no-00

ストーンヘンジを建てると大預言者を無料で1人獲得できるのが、もっと速く雇いたい場合はゴールドを使ってもいい。そして、得た大預言者を聖地やストーンヘンジに移動させたらいよいよ宗教の始まりである。

snapcrab_noname_2016-11-16_10-56-56_no-00

宗教は仏教、イスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教、神道といった現実の宗教を選んで始めることもできるが、自分でオリジナル宗教を造ることもできる。シヴィライゼーション6は宗教によって特徴があるわけではないので好きなの選ぶといい。また、自身の宗教の特徴を決めるのはパンテオンとこれからである。

snapcrab_noname_2016-11-16_10-57-54_no-00

管理人はガンジープレイだったのでヒンドゥー教を選んだが、これからさらに信仰を二つ選択する。

snapcrab_noname_2016-11-16_10-58-32_no-00

どの信仰が良いかは地形や都市国家の目指すもので変化する。

snapcrab_noname_2016-11-16_11-0-58_no-00

管理人は倫理管理、布教の情熱を選択した。布教の情熱は地形効果無視できるので移動するのに便利な信仰である。これでついに自分の宗教が開始される。

■宗教の広め方

snapcrab_noname_2016-11-16_11-22-54_no-00

都市国家は誰かが宗教を広めない限りは基本的に中立である。この都市国家に伝道師や使徒を派遣して布教活動を進めていく。宗教ユニットは基本的に国境とか気にせずに布教活動が可能。布教するには広めたい都市に宗教ユニットを隣接させて「布教」をする選択する。これで布教の数値が出てくる。

都市国家が自分の宗教に改宗させた表示は都市国家のアイコンからわかる。ただ、この宗教ユニットも使い捨てなので一定の回数を布教したら消えてしまう。

また、伝道師や使徒などの宗教ユニットは信仰力で購入する。そのため、信仰力をあげていかないとユニットの購入が進まない。これを繰り返して宗教制覇となる全ての都市国家の50%を自国の宗教にすれば勝利である。しかし、これがまた難しい。AIも宗教を始めてくるので当然,宗教同士の布教争いが起こる。

この時、「宗教戦争」が勃発する。次回は宗教戦争を見ていく。

気ままにシヴィライゼーション6攻略の24・・・「外交バグ修正と外交」

「日本は油を中東に依存している。もしこの油を米国が肩代わりしてくれるのなら、あなたの意思に従いましょう」田中角栄

気ままにシヴィライゼーション6攻略その24。今回は他の文明国との外交について見ていく。相手の文明国と外交して友好的な関係を築くことで奇襲で戦争を吹っかけられたりしなくなる他、資源を安く譲ってくれたり、同盟関係になるなど様々な戦略が可能となるわけだが、シヴライゼーション6の外交バグが全てを台無しにしている。そのため、まずはこの外交バグを修正するところから始める。

■前回まで

気ままにシヴィライゼーション6攻略のまとめ

気ままにシヴィライゼーション6攻略その21・・・「国土錬成陣とトライフォースが理想の区域」とは

気ままにシヴィライゼーション6攻略その22・・・「区域」の種類

気ままにシヴィライゼーション6攻略その23・・・「交易とスパイ」について

■外交バグ修正

シヴィライゼーション6の日本語版では外交バグがある。外交バグとはプレイヤーと他の文明国の数値が見えないこと。そのためどうすれば相手の文明国と仲良くできるかがさっぱりわからない。しかし、本来は外交というのは数値が把握できさえすればもっと簡単なのである。それにはUIをいじる必要がある。

「Steam\SteamApps?\common\Sid Meier’s Civilization VI\Base\Assets\UI\DiplomacyActionView.lua」
以下の通り変更(コメントアウトは — を入れるとok!)

951: local parseTooltip = string.match(tooltip, “-?[0-9]+$”);
952: — parseTooltip = string.gsub(parseTooltip, “[%s]”,””);

955: parseTooltip = string.gsub(tooltip, “-?[0-9]+$”,””);
956: — parseTooltip = string.gsub(parseTooltip, “[%p]”,””);

これは2chのシヴィライゼーション6の定期的に張られている。何故、今回はスクリーンショットじゃないかはコピペが必要になるからである。画像はコピペできないので張ってあるのはそのまま持ってきた。さて、上のUIへの到達方法は既に文字のサイズを変えるときに説明してある。以下を参照にして欲しい。

気ままにシヴィライゼーション6攻略その9・・・「フォントサイズの変更で文字を見やすくしよう」

それでDiplomacyActionView.luaをサクラファイルで開けるとこのようになっている。場所は951,952、955,956の4つだが、非常に見にくいのだ。プログラム羅列であるのだが素人だとみているだけで目が痛くなる。だから、一字一句変えるより、ある場所からある場所までコピーした方がいい。後、設定変えるときは必ずバックアップを取って欲しい。

snapcrab_noname_2016-11-15_15-6-14_no-00

例えば、local parseTooltip = string.gsub(tooltip, “[%a]”,””);            –Delete characters from tooltip とか、951,955にあるわけだが、該当箇所は前半の 「”[%a]”,””);」  のみ。つまり、ここに、「“-?[0-9]+$”);」をコピーすればいいわけだ。そして、次がわかりにくいのが952、956は一見、眺めてると変更する箇所がない。実は最初の「」これが変更箇所なのだ。parseTooltipの前に「 parseTooltip」と付け加えるだけでいい。

これによって外交による友好度と取った行動への友好度の増減が表示される。

snapcrab_noname_2016-11-15_15-44-16_no-00

アジェンダについては後で紹介するが、外交画面で我々の関係をクリックする。

snapcrab_noname_2016-11-15_15-36-16_no-00

外交バグを修正すると我々関係の項目にメーターと、相手国にしたことによる数値が見えるだろう。もう少し拡大してみよう。

snapcrab_noname_2016-11-15_16-26-59_no-00

今までわからなかった相手との友好度や。現在の関係の理由が表示されて、自分の行動が相手にどう伝わっているかがようやく判明する。この外交バグ修正をしないと理不尽に非難されたり、戦争を吹っかけられてしまう。これによって随分と付き合いやすくなるはずだ。さらに、文明国にはアジェンダというものがある。

■アジェンダ

文明国のアジェンダというのは二つある。アジェンダとは指導者の行動計画だと思えばいい。この行動計画によってAIの文明国はゲームそのものをプレイしている。そして、プレイヤーが自分との行動計画に沿った行動をすれば評価し、そぐわない行動をすれば評価を下げる。そして、相手との友好的な行動を繰り返すことで同盟関係を築いたりすることが可能となる。

よって特定の文明国に気に入りたければアジェンダに沿った行動をすれば良く、嫌われたければアジェンダと反対の行動をすればいいということだ。アジェンダは指導者にそれぞれ二つあり、二つ目のアジェンダは隠されている。この二つ目のアジェンダはランダムで付くと思われる。二つ目のアジェンダを知るには交易商、スパイなどで情報収集が必要となる。

■文明国と仲良くする基本的な方法

文明国と仲良くする方法はいたってシンプルである。使節を派遣する。相手と同じ政府にする。相手と友好会談をする。国境を開放する。相手との有利な取引をする。交易路を開設する。これらをしながら、相手のアジェンダで気に入りそうなことをすればいい。

例えば、武力を嫌うアジェンダなら、軍事ユニットを減らす。相手の都市の近くに軍事ユニットを置かないなどである。遺産好きなら遺産を建てたりしてもいい。

このように相手の文明国との関係が把握できるようになれば、理不尽な奇襲戦争などもなく、仲良くできるだろう。ただ、全ての文明国と仲良くはできない。軍事ユニットがたくさんいて素晴らしいという指導者も中にはいるからだ。

■その他の攻略記事

気ままにシヴィライゼーション6攻略その23・・・「交易とスパイ」について

「どんなにこちら側の利益が大きくても、その分だけ相手が損をしたのであれば、これは正しい貿易ではない。利益を共にするときは、たとえその利益が少なくても結構なことである。相手と自分が同じように儲ける条件が整っていなければ、その利益が大きくてもダメだ」角倉素庵

気ままにシヴィライゼーション6攻略その23。今回は交易とスパイについていくわけだが、交易もスパイも他国の情報を得るということでは役割は同じである。だが、シヴィライゼーション6をプレイしていると中世時代にスパイがいないてフランスから理不尽に非難される。そう言われても中世時代にスパイ造れないんだよな。他にも遺産が少ないとか。文化がどうとか。

このように他国の文明国からよくわからないことで非難されて友好度が下がる。ちなみにスパイがばれると開戦の理由になるので運用にはくれぐれも気をつけてほしい。

■前回まで

気ままにシヴィライゼーション6攻略のまとめ

気ままにシヴィライゼーション6攻略その21・・・「国土錬成陣とトライフォースが理想の区域」とは

気ままにシヴィライゼーション6攻略その22・・・「区域」の種類

■交易とは

snapcrab_noname_2016-11-14_10-37-15_no-00

交易とは互いの都市国家に「交易商」を送ってその見返りを得る行為である。基本はゴールドを稼ぐ手段なのだが、条件が重なるとゴールド以外にも色々と付いてくる。画像のニダロス、クリスチャンサンとか見ればわかるだろう。また、交易路を建設するには社会制度である対外貿易の取得がいる。

後、自分の都市国家と交易するときはゴールドは稼がないが、その分、食料と生産力を得る。1つの交易商では僅かな量だが、後半に交易商が10,20とか増えていくとこれを行うだけで生産力が飛躍的に増大する。終盤の生産力ブーストにはかかせない。ただ、基本はゴールドが1番得られる都市に派遣する。これによって交易商が相手の都市へと移動して商売をしながらゴールドを稼ぐ。しかし、交易商は蛮族とかに浚われてしまうので遠出をするときは守りのユニットも派遣しておくといい、

また、交易商は始めて訪れる都市には道路を勝手に敷いてくれる。道路を敷くとその道路タイルがある場所では平地と移動しているときと変わらない移動力となり、ユニット移動がしやすくなる。これは他の文明国も同じでわざと、戦略上、道路を破壊することも可能だ。

さらに、ローマで始めると交易商を送り出した時点で道路が一瞬で造られるという能力がある。だから、ローマはそれだけもかなり有利である。交易にかかる時間を短縮するだけではなく、他のユニットの移動も手助けしてくれるからである。

後、交易商で注意するのは交易路の数で交易商が生産できる人数が決まっていることである。その数を増やすには区域の商業ハブなどが必要となる。

■スパイ

snapcrab_noname_2016-11-14_10-56-8_no-00

スパイも交易商と同じように都市国家に派遣するわけだが、自国のスパイと他の文明国とのスパイでは役割が異なる。自国の都市国家に派遣するスパイはスパイ活動の阻止である。つまり、相手のスパイがこちらも都市国家での諜報活動を妨害する。

もっとも、どの都市をスパイしてくるかはよくわからない。管理人のプレイ経験では1番大きな首都を狙ってくることが多い気がする。敵のスパイは傑作物や技術などを盗んでいくので後半はわりとスパイ合戦である。もちろん、こちらのスパイもそういうものが盗める。しかし、スパイにはそのミッションに応じた成功率というものがある。

snapcrab_noname_2016-11-14_10-58-28_no-00

例えば,このミッション「資源獲得」は成功率100%である。実はどのスパイも最初はこれを使ってスパイ活動レベルを上げた方が良い。レベルが上がれば失敗する確率が減少するからだ。

snapcrab_noname_2016-11-14_10-56-24_no-00

そしてスパイレベルを上げれば次は本番のミッションである。これはゴールドを盗む出すというミッション。成功率は74%、失敗は21%、拘束・殺害確率は5%である。このようにミッションに応じて成功率が変わるのだが、だいたいゴールド盗んでくることが多い。技術や傑作物も欲しいが,実際はこっちの技術が上だったり、そもそも盗む傑作物がなかったりする。でも、技術を盗むと一気にブーストできるので追い上げには良いと思う。スパイ活動を楽しみたければフランスで始めるといいだろう。

後、最初に説明したとおり,スパイが見つかると宣戦布告される理由になる。でも、だいたい返してくれる。そして、逃げた後に再びスパイ活動に戻るわけだが。また、スパイはレベルが上がるともっと色々な諜報活動ができる。その中で有効なのがパルチザンである。

これは相手の都市国家への不満を高めさせて暴動を起こしやすいようにする。暴動が起これば取っても強い蛮族ユニットが出現するので手痛い打撃を食らうことになる。なので、スパイを育成できるようになれば大事に育てていこう。また、スパイも活動出来る数が制限されている。

シヴィライゼーション6でもそうだが、今の世の中はスパイだらけである。スパイの活動の重要性がゲームの中であるがわりと再現されているのは中々面白いだろう。

■その他の攻略記事

気ままにシヴィライゼーション6攻略その22・・・「区域」の種類

「私は伝統や蓄積に根ざした技術の開発を「八合目からの技術開発」と呼んでいる。どの地域にも必ずベースになる知識や技術があり、それを地場産業に結びつけることが大事だ」実業家・堀場雅夫。2006年、「ピッツコン・ヘリテージ・アワード」を米国人以外で初めて受賞

気ままにシヴィライゼーション6攻略その22。前回は区域の理想型である国土錬成陣やトライフォースが解説した。今回は区画の種類について見ていく。

■前回まで

気ままにシヴィライゼーション6攻略のまとめ

気ままにシヴィライゼーション6攻略その21・・・「国土錬成陣とトライフォースが理想の区域」とは

■区域の種類

snapcrab_noname_2016-11-13_10-12-18_no-00

キャンパス、劇場広場、工業地帯、港、商業ハブ、聖地、総合娯楽施設、都心、飛行場、兵営と10種類に分かれている。これらの10種類を都市のどの場所に建設するかがプレイヤーの腕の見せ所となる。

配置条件、隣接ボーナスなどを考えて最適な区域を配置するには予めの都市計画の全体像が必要だ。この辺りはいくらでも緻密にできるのだが、最初はそこまで考えなくていい。また、全ての区域を都市に建てるのは生産力が足りないのである程度、都市ごとにわけていくといい。

特に重要な施設はキャンパス、劇場広場、工業地帯、商業ハブ、総合娯楽施設、都心、兵営の6つである。聖地は宗教勝利には必要だが狙わないならいらない。港は海のタイルがないとそもそも建てられないので場所には困らない。飛行場を開発するのは現代文明まで進んだ頃なので農場や鉱山を潰せばいい。あと、区域で上昇する数値を簡単に分類するとこうなる。

■区域で向上する主な数値

キャンパス→科学力の向上:キャンパス、マドラサ、図書館、大学。研究所

劇場広場→文化力の向上:円形競技場、考古博物館、美術館、映画スタジオ、放送センター

工業地帯→生産力の向上:エレクトロニクス工場、工房、発電所、工場

商業ハブ→ゴールドの向上:銀行、市場、証券取引所

聖地→信仰力の向上:ガードワラ、シナゴーグ、スターヴ教会、パゴダ、モスク、ワット、公会堂、社、神殿、大聖堂

港→海洋ユニットの生産拠点:造船所、港湾都市、灯台

総合娯楽施設→設備の向上:アリーナ、スタジアム、トラクトリ、動物園

都心→住宅、食料、都市の防壁の向上:モニュメント、ルネサンス時代の防壁、下水道、宮殿、穀物庫、水車小屋、太鼓の防壁、中世の防壁

兵営→軍事ユニットの向上:厩舎、士官学校、武器庫、兵舎

飛行場→航空ユニットの生産拠点:格納庫、空港

区域を考える上で大事なのは港や飛行場がないと海洋ユニット、航空ユニットなどが生産できないということ。つまり、これらのユニットが必要ならその区域を持つ都市を用意する必要がある。但し、飛行場は1つあるだけで他の都市でも生産可能。

また、ゲーム中盤以降、戦争などの疲弊で設備の減少が多くなる。そういったときに必要なのが総合娯楽施設である。ローマの詩人ユェナリスの「パンとサーカス」をシヴィライゼーション6でも再現されているわけだ。

ローマ時代であっても蛮族との争いは絶えなかった。そんな時に市民はコロッセウムで剣奴たちの命をかけた試合を楽しんで不満を解消していた。現代になるとアリーナ、スタジアム、動物園とか、色々な娯楽施設がある。

区域で建てられる建造物の詳細は時代ごとに建てられる建造物を紹介するときにしていく。ここで全部紹介するには量が多すぎるためだ。

以上。次回は交易とスパイについて解説する。

■その他の攻略記事

気ままにシヴィライゼーション6攻略その21・・・「国土錬成陣とトライフォースが理想の区域」とは

「ヌートピア」は国土を持たず、国境を持たず、旅券もなく、ただ住民がいる」ジョン・レノン

気ままにシヴィライゼーション6攻略その21。記事もだいぶ増えてきてまとめも造ったわけだが、いよいよ都市の「区域」を解説する時間がやって来た。ようやく国土錬成陣やトライフォースの話ができるわけだ。

■前回まで

気ままにシヴィライゼーション6攻略のまとめ

■区域とは何か

snapcrab_noname_2016-11-12_9-41-45_no-00

これが区域の説明なのだがちょっと読んでもわかりにくいので簡単にまとめる。

1.区域とは都市の領域内に配置できる

2.区域を建てる場所や隣接するタイルが山岳や熱帯雨林などのあれば特別なブーストを得られる

3.区域によって建設条件が定められている場合がある

4.森や熱帯雨林といった地形の上に建てるときは通常の建設より時間がかかる

以上の4つである。今作では建造物ごとに建てる区域が設定されている。

snapcrab_noname_2016-11-12_9-50-35_no-00

上の画像を見て欲しい。シヴィライゼーション6では区域の上に建造物を重ねていく。だから、区域の中にそれらは全ておさまることになる。例えば、兵営という区域の中にある建造物が厩舎・武器庫・士官学校の3つということである。

注意したいのはこの兵営という区域には銀行といった商業ハブの建造物を建設することはできない。つまり、区域で建てられるものはその区域を「限定」したものだけとなる。これは農場とか、鉱山でも同じだ。農場のある場所に区域を建てようとすれば農場は壊れてしまう。

つまり、都市の建造物を建てるときに欲しいものがどの区域に属するかを予めある程度は知っておく必要がある。そして、都市の建設をして発展させようとするときにその区画の位置をある程度決めておかないといざ建てようとするとすでに鉱山や農場などがあって、取り壊すはめになる。また、水車小屋、用水路、下水道といった重要な施設も川沿いにしか建設できないのでこういった建造物を建てる場所を考慮しておくことが必要だ。そして、もう一つ考える必要があるのが「隣接ボーナス」である。

snapcrab_noname_2016-11-12_10-3-18_no-00

隣接ボーナスは政策によって様々。職人、経済同盟、聖典などがあるわけだが、それらを考慮した上での理想的な区域配置図がこれである。

snapcrab_noname_2016-11-12_9-38-19_no-00

そんな難しい英語ではないと思うのだが、それぞれの区域をどのように配置すればいいかがまとめてある。例えばサイエンスというのはキャンパスの区域のことだ。右上にキャンパスを配置して、右下に文化施設の区域という感じで建てていく。

慣れないうちはこの建て方を真似するだけで都市の機能を上手く使いこなせるはずだ。そして、このような配置した都市を6つ造ることを日本では「国土錬成陣」と呼ぶ。これはもっとも日本の固有の建造物エレクトロニクス工場を建ててることで得られるタイルブーストが関係しているのだが。図を見れば一発で理解できる。

■国土錬成陣とは

snapcrab_noname_2016-11-12_10-14-3_no-00

snapcrab_noname_2016-11-12_10-29-4_no-00

上の区画の説明がわかれば都市を建設するときに3マスだけずらして建設していく方が有利になるのは理解できたと思う。そして、それらを隣接やタイルボーナス全て活かすには工場を建てる区域を図のように配置すればそれぞれの工場区域にブーストがかかり、驚くべき程の生産力を産み出す。その生産力はどんなものでも1ターンで造れてしまうほどだ。この図形が「六芒星」に見えるということで日本では人気漫画の鋼の錬金術師にちなんで「国土錬成陣」と呼んでいる。

ただ、国土錬成陣を実際に造るのは非常に難しい。まず3マス離れた都市建設というのが地形やらの関係で難しい。広大な土地があってこそ国土錬成陣は可能である。また、国土錬成陣が理想と述べても、そこまでしなくても普通に勝てる。だから、国土錬成陣ではなく、トライフォース(正三角形)でもいいわけだ。つまり、3つの都市で工場の区域がボーナスと重なるようにすればいい。こちらは都市3つなのでそれほど難しくない。

国土錬成陣を理解できれば日本が近代以降に建設できるエレクトロニクス工場が全ての固有建造物で最強だとわかるだろう。日本は序盤は厳しいが、近代以降の国土錬成陣のブーストで一気に世界の列強に踊りでることが可能だということ。時間があれば国土錬成陣を作って見て欲しい.管理人も挑戦しようとはしたのだが、中々,正六角形の都市というのは難しい。

以上。次回は実際,どんな区域があるのかをみていく。

■その他の攻略記事

気ままにシヴィライゼーション6攻略のまとめ

記事も増えてきたのでここでシヴィライゼーション6攻略のまとめリンクを作成しておく。

初心者さんは1から読んでいただければ全ての基本事項を解説しながら補足説明も加えてある。ルールを知らない初心者さんでも初級編の最後(26)まで読めば難易度の標準「王子」まではクリアできるようになっているだろう。