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韓国経済、【韓国造船危機】造船6万人リストラ 需要落ち込み、大手3社で観測浮上

韓国経済、【韓国造船危機】造船6万人リストラ 需要落ち込み、大手3社で観測浮上

記事要約:21世紀の現代社会で神権政治を行っていた韓国政府。この時点で何が何やらわからないのだが、起きていた歴史を今さら変えることなんてできないので管理人はこれもまた「韓国」の面白さだと認識したいと思う。今までの政治や経済が全て神権政治で行っていたのならそりゃ「無能」な対策しか産まれないわな。

ニホンガー、慰安婦ガーという政策でさえ、もはや、操り人形と化した朴槿恵大統領が教祖様に言われて実行していたと考えると、今まで朴槿恵大統領を応援してきた管理人の時間を返せといいたい。何もかもが全て台無しだ。もう、朴槿恵政権と呼んでいいかすら疑問を禁じ得ない。でも、呼び名がなくなるのは困るので便宜上は(仮)朴槿恵政権で行こうと思う。まさか、他国の政府で(仮)を使うことになるとは思わなかったんだが現実とは得てして妙ということでご了承いただきたい。

さて、(仮)朴槿恵政権の話はこれぐらいにして、造船の最新情報を見ていこう。韓国の造船危機で解雇されたのは韓国の造船ビッグ3、サムスン重工業。現代重工業、大宇造船海洋の2万人となったらしい。さらに年末までには後2万人、合計4万人の解雇者が増加するとのこと。

韓国造船工業会によると、造船業界の被雇用者は6月末時点で16万3000人と、昨年12月の18万3000人から減少したそうだが、管理人からいわせると圧倒的に足りない。今の受注レベルだと18万人の3分の1ぐらいが妥当だろう。つまり、あと10万人の解雇が必要だ。仕事がないのに給料だけ払い続けても仕方がない。

だいたい風呂敷をたためずに規模を拡大したことで固定費が増大して大赤字なのにまずはリストラで赤字が少しでも黒字になるようにしないと経営再建もなにもあったものではない。4万人では数年後にまた危機に陥って再び解雇にしかなりかねない。しかも、さらなる巨額な赤字が計上されてだ。韓国政府の税金は造船業界では無限かもしれないが、韓国人の血税には限界がある。

>造船業の「ビッグ3」とされる大手3社では、納期遅れによる違約金、新規造船の受注低迷、石油プラットフォームの需要落ち込みなどを背景に、6四半期の合計損失額が6兆6000億ウォン(約6086億円)に達した。船舶は同国の輸出品目1位の座から転落し、政府主導の再建計画が始まっている。

これがもう意味わからんな。何だよ.納期の遅れによる違約金。仕事を受注できないのはわかるが納期遅れとか、完全に韓国企業の責任だろうに。そして、損失合計が6兆6千億ウォンと。うん。言うことないぐらい無能な経営をしていると。

>「仮に来年も状況の改善がみられなければ、長くつらい道を進むことになるだろう」と韓国産業研究所(KIET)のホン・ソンイン研究員は警鐘を鳴らす。

あの今の構造調整だと大宇造船海洋の雇用数は1割も減ってなかった。どう見ても状況の改善なんて見込めないぞ。造船のコンサルタントをしているマッケンジーが述べていたじゃないか。大宇造船海洋の構造調整ではダメだと。

>ビッグ3の中で唯一、今年上期で利益を計上した世界最大手の現代重工業は26日、2社に先駆けて7~9月期(第3四半期)の業績を発表した。費用削減が奏功し、少数株主持ち分を除く最終利益は2955億ウォンと、前年同期の6002億ウォンの損失から回復した。ただし、売上高は前年同期比19%減の8兆8400億ウォン。年初来の受注額は造船部門の現代尾浦造船と現代三湖重工業との合計で60億ドル(約6260億円)で、目標の22.5%にとどまっている。現代重工業は今年上期、約1500人を解雇した。

現代重工業はリストラで1500人ほど解雇して、今期の業績は利益を出したと。まあ、本当に出したかは知らないが、これが本当なら現代重工業は生き残れるか。サムスン重工業も1500人解雇したと。この二者は巨大な財閥グループの一員なので資金繰りに困ることはないか。問題は大宇造船海洋の方だな。

>大宇造船海洋は15年に過去最大の年間損失を計上した。今年末までに希望退職者を約1000人募るほか、事業再編によりさらに2000人の削減を見込む。受注の伸び悩みが続く場合には、人員整理をさらに推し進める可能性も示唆している。

1万人以上も従業員を遊ばせておいて希望退職者1000人募るとか、いまだにこんな程度。これはもう潰れたほうがいいんじゃないか?(仮)朴槿恵政権では助けてもらえたかもしれないが、次の韓国政権ではどうなるか知らんぞ。

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韓国経済、【韓国造船危機】造船6万人リストラ 需要落ち込み、大手3社で観測浮上

韓国の造船業が苦境に立たされている。現代重工業、大宇造船海洋、サムスン重工業の大手3社は今年に入り2万人以上を解雇しており、韓国労働研究院(KLI)の試算では、年末までにさらに4万人の解雇者が出る可能性がある。

韓国造船工業会によると、造船業界の被雇用者は6月末時点で16万3000人と、昨年12月の18万3000人から減少した。

造船業の「ビッグ3」とされる大手3社では、納期遅れによる違約金、新規造船の受注低迷、石油プラットフォームの需要落ち込みなどを背景に、6四半期の合計損失額が6兆6000億ウォン(約6086億円)に達した。船舶は同国の輸出品目1位の座から転落し、政府主導の再建計画が始まっている。

「仮に来年も状況の改善がみられなければ、長くつらい道を進むことになるだろう」と韓国産業研究所(KIET)のホン・ソンイン研究員は警鐘を鳴らす。

ビッグ3の中で唯一、今年上期で利益を計上した世界最大手の現代重工業は26日、2社に先駆けて7~9月期(第3四半期)の業績を発表した。費用削減が奏功し、少数株主持ち分を除く最終利益は2955億ウォンと、前年同期の6002億ウォンの損失から回復した。ただし、売上高は前年同期比19%減の8兆8400億ウォン。年初来の受注額は造船部門の現代尾浦造船と現代三湖重工業との合計で60億ドル(約6260億円)で、目標の22.5%にとどまっている。現代重工業は今年上期、約1500人を解雇した。

サムスン重工業も約1500人の解雇に踏み切った。来月には1億5910万の新株を発行し、1兆ウォンを超える資金調達を見込む。2018年までに最大で40%の人員削減を含む再建計画を進行中だ。

大宇造船海洋は15年に過去最大の年間損失を計上した。今年末までに希望退職者を約1000人募るほか、事業再編によりさらに2000人の削減を見込む。受注の伸び悩みが続く場合には、人員整理をさらに推し進める可能性も示唆している。

元大宝来証券のアナリスト、リ・ジェウォン氏(ソウル在勤)は「受注が回復しなければ来年、各社は再建計画を頼りに荒波を乗り切ることになる。18年には需要の回復が見込まれるが、ピーク時の水準には達しないだろう」と述べる。(ブルームバーグ Kyunghee Park)

(http://www.sankeibiz.jp/macro/news/161027/mcb1610270500024-n1.htm)

 

 

韓国経済、韓国上場企業109社のうち54社で従業員5284人削減

韓国経済、韓国上場企業109社のうち54社で従業員5284人削減

記事要約:韓国の上場企業が経営難でリストラを進めていることがわかってはいたが、どうやらその規模が上場企業109社のうち54社で従業員を5284人削減していたことがわかった。さて、ここからまた面白い。従業員を削減していた内訳は次の通りだ。

>削減幅が大きかったのは、サムスン電子、斗山インフラコア、サムスン重工業、サムスン電機、サムスン物産、サムスンエンジニアリング、大宇造船海洋などだった。

なるほど。サムスン電子はリストラを加速させてあの7兆8000億ウォンという営業利益を叩き出したわけか。でも、その分、技術者を解雇しまくったことで爆発するスマホが誕生したと。予想通りの結果だったわけか。これならもっとリストラが加速しそうだな。

>特にサムスングループ各社の削減が目立った。サムスン電子は今年上半期の報告書に記載された従業員数が9万5420人で、前年同期に比べ3579人減少した。財務状況の悪化でリストラを実施している斗山インフラコアは2515人で、前年同期(5272人)の半分以下となった。大宇造船海洋は1万2699人で、969人の減少だった。

問題はなんで構造調整中の大宇造船海洋がたった969人なんだ?これだと固定費が全然減らないではないか。今の経済状況なら半分以下に削減していても何らおかしくはなかった。韓国政府が助けるからて全然、リストラが進んでいない。ここがサムスングループと他の財閥グループの危機認識の差ということか。こんな甘いことしているから毎年、膨大な赤字を発生するのだ。

大体仕事がないのに1万2699人もいるわけないだろう。目標の受注の8.4%以下ということはおよそ8割の従業員に仕事がないことになる。ゾンビ企業とか以前にこんな再建努力もしない大宇造船海洋を本当に助けるのか。これだとすぐにまた破産の危機になるだけだぞ。まさにゾンビ企業だな。存続するだけで韓国人の税金を搾取していくという。

こんな韓国政府の負んぶに抱っこではそりゃ潰れて当然だ。明らかに規模を縮小させないといけないのに従業員が1割も減ってないとか。経営陣が無能すぎるだろう。半分以下に減らしてもまだ多いかもしれないのに、これではどうしようもないな。今の状況を理解できてないとマッキンゼーに指摘されるわけだ。

こんなのどう考えても経営の再建になっていない。大宇造船海洋は自分たちが置かれている立場を全く持って理解できてないことがよくわかった。残念ながらこの程度のリストラでは固定費がかかりすぎるので潰れるしかない。そうなると産業銀行辺りも道連れになりそうだな。

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韓国経済、韓国上場企業109社のうち54社で従業員5284人削減

韓国では今年上半期、売上高1兆ウォン(約920億円)以上の上場企業の半数が従業員数を削減したことが分かった。財閥ドットコムが売上高1兆ウォン以上の上場企業109社を分析した結果、従業員数が前年同期に比べ5284人減少したことが分かった。従業員を削減した企業は109社中54社に上った。

削減幅が大きかったのは、サムスン電子、斗山インフラコア、サムスン重工業、サムスン電機、サムスン物産、サムスンエンジニアリング、大宇造船海洋などだった。

特にサムスングループ各社の削減が目立った。サムスン電子は今年上半期の報告書に記載された従業員数が9万5420人で、前年同期に比べ3579人減少した。財務状況の悪化でリストラを実施している斗山インフラコアは2515人で、前年同期(5272人)の半分以下となった。大宇造船海洋は1万2699人で、969人の減少だった。

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/17/2016101700712.html)

 

韓国経済、【韓国造船危機】マッキンゼー「大宇造船の生存は難しい」…大宇造船は「根拠ない」と反発

韓国経済、【韓国造船危機】マッキンゼー「大宇造船の生存は難しい」…大宇造船は「根拠ない」と反発

記事要約:韓国の造船会社、ビッグ3の一つ大宇造船海洋は現在、構造調整中だがその赤字規模は他より遙かに酷い。すでに負債比率が7000%を超えており、1兆2000億ウォン規模の債務超過に陥っている。

しかも、今年の新規受注は9月末までで9億8000万ドルで、予想の115億2400万ドルとしていたが、それの8.5%にとどまっている。こうなると赤字は増える一方で、既存の受注量の建造遅延で上半期に1兆1894億ウォンの赤字を出した。受注もダメ。赤字は増大。こんなの再建できるわけないだろういい加減にしろというレベルである。

これを韓国政府と債権団は三段階の非常プランで防ごうとしているのだが、そういう問題でもないんだよな。素人の目からしても、もはや、生存の可能性は亡きに等しい。

今回、最初に大宇造船海洋の酷い有様を説明したのは大宇造船海洋をコンサルタントしたマッキンゼーの報告書で「大宇造船海洋の自力生存の可能性は低い」という結論を出したためだ。どう見ても、自力生存できるはずがない。上の業績からしたら破産一歩手前なのに、まだ大宇造船海洋は上場しているんだよな。

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この通り、まだ株価を維持している。誰が見ても破産目前の株価を必死に買い支えているのが韓国政府と債権団だと思うが管理人はさっさと破産させてビッグ2にしたほうが良いと思う。明らかに信用度も足りてないのが見ればわかるだろ?今年の受注が目標の8.4%でどうやって生きていくんだ。

とまあ、マッキンゼーが無理といったわけだが、それを大宇造船海洋は「根拠がない」と反発している。根拠なんて山のようにあるじゃないか。誰が見ても詰んでいるのに大宇造船は認めないと。本当、韓進海運と同じだよな。では、報告書の内容を見ていこう。

>マッキンゼーは報告書で、大宇造船は赤字が当分続き、受注量が減り続け、財務構造がさらに脆弱になるという見方を示した。受注量は減少するが固定費はすぐには減らない造船産業の特性のため財務構造の改善が難しいという診断も付け加えた。

全くその通りだな。すでにそうなっているのは見ての通りだ。受注がないのに1兆ウォンの赤字が出ているとか。明らかに固定費が大きいんだよな。それをリストラや設備縮小などで減らすのが構造調整だと思うが、このまま韓国政府が支え続けても破産は時間の問題だろう。

だいたい、大きいから潰せないと多額の支援したところで受注が減り続けているのだからどうしようもない。しかも、上の受注だって韓国軍が発注した潜水艦とかが含まれているんだろ?自力でどれだけ受注できたかすら怪しい。速く潰して他の2社に吸収させたほうがいい。

>一方、現代重工業に対しては、系列会社の現代オイルバンクを証券市場に上場させれば現在の危機を乗り越えることができると判断した。現代重工業がビッグ3のうち最も競争力があると予想したという。サムスン重工業の場合、来月の有償増資が成功すれば、当分は財務上の困難はないと診断した。

他の2企業は生存できると確かに大宇造船海洋と比べればましだが、この2社だって経営が苦しいことに変わりはないんだよな。でも、同じ財閥でもバッグがサムスンと現代だからな。この2企業グループは韓国財閥で1位と2位だ。潰す理由はあるが、潰せないなら存続するだろう。韓国政府として大宇造船海洋を潰してもこの2社は助けるまでが秘密契約である。なぜなら、財閥優遇でもっとも顕著なのはこの2グループへの待遇だからな。しかし、この造船危機は金融危機にも繋がるので管理人はわりと注目している。

簡単に説明すると韓国の銀行、特に産業銀行が大宇造船海洋に多額の融資をしている。しかし、大宇造船海洋が破産すればその融資は焦げ付いてしまう。「焦げ付く」というのは、貸した金銭が回収不能となることをいう。たまに出てくる経済用語なのでこの機会に覚えておくといい。回収不能になれば銀行は「貸倒引当金」として処理しないといけない。貸倒引当金というのは将来に発生するであろう貸付金・売掛金の損失を計上すること。

多額の貸し倒れ引当金を計上すれば、銀行はBIS規制に引っかかってしまう。BIS規制は自己資本比率を7.5%以下にしてしまうことで国際的な取引ができなくなる。しかも、自己資本比率7.5%以下だと銀行そのものが倒産する可能性が出てくる。だから、韓国の産業銀行と輸出入銀行は大宇造船海洋に潰れて欲しくないのだ。

>マッキンゼーが大宇造船の生存の可能性を低く評価したことで、昨年4兆2000億ウォン(約3900億円)を支援することにした決定が間違っていたのではという指摘も出ている。産業銀行と輸出入銀行は昨年10月29日、大宇造船に4兆2000億ウォンを支援すると発表した。

間違いも何もそれだけ投入しても生存の見込みはないのだから、そのまま銀行の不良債権である。責任も何もうやむやにされるだけだろ。韓国政府や銀行にも責任があるとおもうが。

>政府関係者は「マッキンゼーの報告書は参考資料として活用するだけ」とし「マッキンゼーの報告書に基づいて構造改革が進められるのではない」と述べた。政府は鉄鋼産業および石油化学産業に対するコンサルティングの結果をほぼ受け入れ、これを基礎に分野別構造改革案を発表した。

結局、マッキンゼーに頼らないと改革案すら出せないのが丸わかりなんだよな。それが意図したことと違うからと、報告書に基づいて構造改革が進められるのではないとか述べても、政府関係者に正確なコンサルティングができる人材なんているわけないからな。ビッグ3がビッグ2になるときも近そうだな。その前に金融危機が発生するが「連鎖倒産」なんて興味深い事態は未然に防ぐだろう。

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韓国経済、【韓国造船危機】マッキンゼー「大宇造船の生存は難しい」…大宇造船は「根拠ない」と反発

韓国造船産業の構造改革についてコンサルティングをしたマッキンゼーが「大宇造船海洋の自力生存の可能性は低い」という結論を出した。大宇造船は12日、報道資料を出し、「マッキンゼーのコンサルティングは根拠のない仮定のもとで行われた」とし「これを受け入れることはできない」と反発した。

コンサルティング業界と金融界によると、マッキンゼーは最近、造船産業コンサルティング最終報告書を現代重工業、サムスン重工業、大宇造船海洋の造船「ビッグ3」と造船海洋プラント協会に提出した。この報告書には、大宇造船の財務構造や受注見通しを考慮すれば、生存の可能性と競争力が他のビッグ2に比べてかなり低いという内容が書かれていることが分かった。マッキンゼーは事実上、韓国造船産業を現代重工業とサムスン重工業中心の「ビッグ2」体制に転換することを提案したという。

◆業界の反発で構造改革が遅延

造船産業のコンサルティングは6月に政府の注文で始まった。当時、政府は8月までに業界コンサルティングを終え、その結果に基づいて造船産業構造再編案を準備すると発表した。しかし業界内の利害関係が絡み、構造再編案の発表は10月末に延期された。一部ではさらに遅れるという見方もある。

マッキンゼーの初期の報告書に対しては現代重工業とサムスン重工業から反発があった。大宇造船の実績および受注の見通しを過度に楽観的に判断したという理由からだ。その後のコンサルティングでマッキンゼーが大宇造船の生存の可能性が低いという方向を変わると、今度は大宇造船が反発した。このため、マッキンゼーは最近「最終報告書」をビッグ3造船会社および造船協会に提出したが、政府と大宇造船がこれを最終報告書として認めないという事態が生じている。当初3社との協議を経て報告書を出すことにしたが、大宇造船がこれを拒否しているため最終報告書ではないという主張だ。

マッキンゼーは報告書で、大宇造船は赤字が当分続き、受注量が減り続け、財務構造がさらに脆弱になるという見方を示した。受注量は減少するが固定費はすぐには減らない造船産業の特性のため財務構造の改善が難しいという診断も付け加えた。一方、現代重工業に対しては、系列会社の現代オイルバンクを証券市場に上場させれば現在の危機を乗り越えることができると判断した。現代重工業がビッグ3のうち最も競争力があると予想したという。サムスン重工業の場合、来月の有償増資が成功すれば、当分は財務上の困難はないと診断した。

マッキンゼーは韓国造船業界をビッグ2体制に転換する案を「A案」、ビッグ3すべてが生産設備を大幅に減らし、その後に大宇造船のM&A(企業の合併・買収)を推進する案を「B案」として提示したと伝えられた。

◆4兆2000億ウォン支援の責任は

マッキンゼーが大宇造船の生存の可能性を低く評価したことで、昨年4兆2000億ウォン(約3900億円)を支援することにした決定が間違っていたのではという指摘も出ている。産業銀行と輸出入銀行は昨年10月29日、大宇造船に4兆2000億ウォンを支援すると発表した。これに先立ち政府は非公開の会議を開き、大宇造船を再建する決定を出した。造船業界の関係者は「当時、政府は過度に楽観的な見方を根拠に大宇造船の再建を決めた」とし「これに対する責任も問うべきだ」と指摘した。

当時、政府は大宇造船が2016年に115億ドルを受注できると予想した。しかし12日基準で大宇造船の今年の累積受注額は13億ドルにすぎない。政府は今年の大宇造船の黒字転換に自信を見せていたが、上半期だけで1兆ウォン以上の純損失を出した。

政府が責任論を意識してマッキンゼーのコンサルティングの報告書の意味を縮小しているという指摘もある。政府関係者は「マッキンゼーの報告書は参考資料として活用するだけ」とし「マッキンゼーの報告書に基づいて構造改革が進められるのではない」と述べた。政府は鉄鋼産業および石油化学産業に対するコンサルティングの結果をほぼ受け入れ、これを基礎に分野別構造改革案を発表した。

業界の関係者は「政府が望む構造改革方向とマッキンゼーのコンサルティング報告書の方向が違い、造船産業構造改革の発表が遅れるという見方が多い」と説明した。 ※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。

(http://japanese.joins.com/article/625/221625.html?servcode=300&sectcode=320)

韓国経済、「4大河川事業は借金の山」 韓国水資源公社、国外事業でも数百億の損失

韓国経済、「4大河川事業は借金の山」 韓国水資源公社、国外事業でも数百億の損失

記事要約:4大河川事業は前明博大統領が掲げた経済対策の目玉だった。しかし、やったことは談合と手抜き工事、財閥優遇の入札といった公共工事の負を全面に出したものだった。

日本でも官製談合、入札談合なんてものが東京五輪での会場の建築などでも密かに行われてるような感じだが、少なくとも建築物の利用は可能だ。韓国のこの4大河川事業は公共工事として最悪レベルなのに完成したものが全く使えない。しかも、環境のために行ったのにかえって湖の水を抹茶ラテに変えてしまった。そして、完全な失敗となり莫大な借金だけが残るという。その総額は5兆5千億ウォン。だいたい、5080億円らしい。

普通ならここで事業そのものを見直すと思うのだが、韓国水資源公社は4大河川事業で積み重ねた莫大な負債を取りかえそうと国外事業に精を出していた。国内で失敗したから海外で公共事業を請け負って損失を取り戻すという浅はかな考えである。そして、いつも通り失敗するという。韓国の海外投資のほぼ8割は失敗するので別に驚くべきことではない。むしろ、海外投資で無駄に損失を拡大しかしない無能しかいないということである。では、その一部分を見ていこうか。

>韓国水資源公社は「タイ版4大河川事業」と呼ばれる11兆ウォン(約1兆円)規模のタイの水事業を2012年7月から進めたが、タイ国内のクーデターの余波で昨年2月に全面中断した。この過程で基本設計や人件費など104億ウォン(約9億6000万円)が投資され、事業中止の原因はタイにあったが、同社は補償を受けることができなかった。「入札者はいかなる損害賠償も要求できない」という内容が含まれた不公正契約をしたためだ。

UAEの原発受注とかそうだが、韓国は他の国との競争入札で勝つために手段を選ばない。採算が取れないレベルでの低価格で引き受けるばかりか、到底理解できない不公正契約までして受注する。

何だこの「入札者はいかなる損害賠償も請求」できないとか。こんな契約で結ぶのは韓国人だけである。10億円無駄になったが相手はその契約そのものがあるのでかかった費用すら請求できない。これ普通の会社なら倒産とかのレベルじゃないな。株主から訴訟起こされまくる事態だろう。まさに経営が国だからこそできる不公正契約だし、普通はあり得ない。

>今年1月の同社の理事会の議事録によると、「タイの水事業は(朴槿恵=パク・クネ)大統領も関心を持つ事案」とされ、「(損害賠償など)衝突が発生しないようにしなければならない」となっている。同社が最近タイの水事業に再び挑戦しているため、過去の損害を積極的に問題視する意思がないことを示している。

10億円の損失は問題視しないからもう1回やらせてとか。どこまで韓国政府は愚かなんだろうか。韓国みたいな国があるから、世界が歪むなんだよな。歪みの象徴がここにある。

>同社のフィリピンのアンガットダム水力発電所の買収も、事業初年度に大きな損失を被った。2010年から推進されたこの事業は、現地の市民団体が「外国企業に国家の主要な施設を売却するのは無効」とし、訴訟を起こして議論になった。ようやく裁判で勝訴し4年後の2014年10月に発電所を買収したが、昨年220億ウォン(約20億円)の運営損失が発生した。干ばつのせいで5カ月間発電所を稼働させられなかったためだ。

苦労して買収したら、地元住民の反対にあった。というより、韓国はフィリピンで水力発電の買収とか、そんな馬鹿な計画が本気で上手くいくとか思っていたのか。地元住民の懸念はもっともだが裁判では勝ったそうだ。そして、5ヶ月間に干ばつのせいで発電所を稼動させることができなかったと。発電所を稼動させれないと損失になるのか。電気余っているんじゃないか?

>今年1月、2千億ウォン台の事業を受注したと大々的に広報した同社のフィリピンのブラカン上水道事業も、受注の見込みが不透明になったという指摘が出ている。当初、同社とフィリピンの現地企業であるサンミゲルが2対8で資本金を出資することにしていたが、同社の持分の取得計画はなかったことになった。

このように海外での投資事業はほとんど失敗しかしていない。これはどう見ても見通しが甘いとしかいいようがない。むしろ、利益が出ていることが稀なケースである。他にも、中東の石油発掘権とプラントを購入したら原油価格の超下落で原油を発掘する必要性すらなく余っているとか。動かすだけで赤字とか。そんなのばっかりである。要するに働く韓国人が無能すぎるのだ。特にタイの河川事業の不公正契約とか、ネタにしかならないレベル。

大体、今、急速にフィリピンが中国に接近している。中国はフィリピンを金で買収するためにかなりえげつない手を使っているようで相当な裏金がフィリピンに回っている。それはフィリピンの急激な変化を見れば一目瞭然だ。南シナ海での国際仲介裁判所の決定が発端といえばそうなるが、これフィリピンも中国に飲まれるなら水道事業とか、受注して儲けようとしてもそのうち国有化宣言されて盗られるだろうな。韓国は一生懸命にインフラを整えて上げて、結局全て盗られる結果になると。今のフィリピン情勢を見れば海外投資は避けた方が良いレベルだからな。

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韓国経済、「4大河川事業は借金の山」 韓国水資源公社、国外事業でも数百億の損失

「タイ版4大河川事業」全面中止、設計費など104億ウォン損失
フィリピン水力発電所も買収初年度である昨年220億ウォン損失
チョン・ヒョンヒ議員「危険性が大きいのに不公正契約など無理に推進」

「4大河川事業」で積み重なった負債で経営の困難を抱えている韓国水資源公社は、不良財政を埋めるために国外事業を拡大しているが、不公正な契約など各所で問題が発生し、むしろ数百億ウォンの損失を被ったことが分かった。

29日、チョン・ヒョンヒ議員(共に民主党)の資料によると、韓国水資源公社は「タイ版4大河川事業」と呼ばれる11兆ウォン(約1兆円)規模のタイの水事業を2012年7月から進めたが、タイ国内のクーデターの余波で昨年2月に全面中断した。

この過程で基本設計や人件費など104億ウォン(約9億6000万円)が投資され、事業中止の原因はタイにあったが、同社は補償を受けることができなかった。「入札者はいかなる損害賠償も要求できない」という内容が含まれた不公正契約をしたためだ。

今年1月の同社の理事会の議事録によると、「タイの水事業は(朴槿恵=パク・クネ)大統領も関心を持つ事案」とされ、「(損害賠償など)衝突が発生しないようにしなければならない」となっている。同社が最近タイの水事業に再び挑戦しているため、過去の損害を積極的に問題視する意思がないことを示している。

同社のフィリピンのアンガットダム水力発電所の買収も、事業初年度に大きな損失を被った。2010年から推進されたこの事業は、現地の市民団体が「外国企業に国家の主要な施設を売却するのは無効」とし、訴訟を起こして議論になった。ようやく裁判で勝訴し4年後の2014年10月に発電所を買収したが、昨年220億ウォン(約20億円)の運営損失が発生した。干ばつのせいで5カ月間発電所を稼働させられなかったためだ。

今年1月、2千億ウォン台の事業を受注したと大々的に広報した同社のフィリピンのブラカン上水道事業も、受注の見込みが不透明になったという指摘が出ている。当初、同社とフィリピンの現地企業であるサンミゲルが2対8で資本金を出資することにしていたが、同社の持分の取得計画はなかったことになった。同社は「サンミゲルで担当することになっていた金融調達の問題が遅延され、リスク管理のレベルで資本金を投入しないことにした」と説明している。しかし、事業の主導権のため持分を51%以上に増やすべきだという内部の意見が昨年の理事会の議事録に記されていた点などを考えると、受注の見込みに対する疑問すらも提起されている。

チョン議員は「韓国水資源公社が4大河川事業に5兆5千億ウォン(約5080億円)ほどの負債を返済しなければならないなど、経営が難しいのは事実だ。しかし、危険性の高い国外事業を行いながら不公正な契約や気候など基本的な問題を熟慮せず損失を広げたのが大きな問題」と話した。

キム・ソヨン記者

(http://japan.hani.co.kr/arti/economy/25283.html)

韓国経済、韓国産業銀行、韓進海運に4500万ドルの融資を検討=関係筋

韓国経済、韓国産業銀行、韓進海運に4500万ドルの融資を検討=関係筋

記事要約:韓国産業銀行が韓進海運に4500万ドル、約500億ウォンの融資を検討していることがわかった。つまり、これで出てきた融資は大韓航空の600億ウォンと合わせて1100億ウォンとなる。

すでに融資されている500億ウォンもあり、これで合計1600億ウォン。後、4400億ウォンほど足りないが、荷下ろしに必要なのは1700億ウォンとも言われているのでだいぶ増えてきた。でも、この韓国産業銀行て造船の時に多額の融資をしていた銀行のはず。さらに述べればリーマンショックの引き金を起こした銀行でもある。

知らない人のために少し解説しておくとリーマン・ブラザーズは倒産する前にこの韓国産業銀行を出資の引受先として協議していた。協議内容はリーマン株25%取得を韓国産業銀行が提案していたのだが、これが流れたことでリーマンブラザーズは倒産して世界的な金融危機へと拡大。主要な子会社に大宇建設やKDB証券などがある。

でも、この韓国産業銀行は政府系の特殊機関(国策銀行)に属するのでわりとこれ政府支援ではないのか。銀行支援だと言い切るにはグレーなところがある。それはともかく、リーマンの件があるので本当に支援するかどうかは疑わしい。海外の投資家用に述べたブラフであるかもしれない。だいたい融資するにも将来の売掛金すら担保になったのだ。後は何を取るというのだ?

後は考えられる方法としては、大宇建設の買収みたいに、韓進海運そのものを買収するための一時金なのか。仮にそうだとしても韓国産業銀行が買収するには二桁以上足りない。6000億円が借金の総額であるしな。うーん。支援するにしても金額が少なすぎるし、そもそも、物流混乱解消するなら500億ウォン程度の融資じゃ足りないことも知っているだろうに。何が狙いなんだろうか。

大体、大宇造船海洋の構造調整で不良債権を山ほど積んだはずなのに韓国産業銀行はまだ金があるのか。韓国政府が裏で韓国産業銀行に融資する取り決めでもあるのか。

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韓国経済、韓国産業銀行、韓進海運に4500万ドルの融資を検討=関係筋

[ソウル 22日 ロイター] – 韓国産業銀行(KDB)は、法定管理(会社更生法に相当)を申請した韓国の海運最大手、韓進海運 に対し、約500億ウォン(約4500万ドル)の融資を検討している。関係筋が22日明らかにした。

韓進海運の船舶で発生している荷下ろしの滞留を解消することが目的だという。KDBは韓進海運の主要債権者。

韓進海運は8月末に法定管理を申請。同社の船舶は世界各地で足止めされ、推定140億ドル程度の貨物が荷下ろしできなくなっている。

オンラインニュースサービスのマネートゥデイは22日、KDBの関係筋の話として、同行が韓国の金融監督委員会(FSC)と協議し、融資を提供するかどうかを22日または23日に決定すると報じた。

KDBの広報担当はコメントを控えた。

韓進海運の筆頭株主である大韓航空 は21日、荷下ろしを進めるために韓進海運に600億ウォンを融資することで合意した。韓進グループの会長と韓進海運の元会長はそれぞれ400億ウォンと100億ウォンの資金を拠出している。

KDBが融資を決定したとしても、支援総額は、韓進海運が荷下ろしに必要な資金として見積もった1730億ウォンには届かない計算となる。

(http://jp.reuters.com/article/hanjin-shipping-debt-idJPKCN11S0GH)

韓国経済、現代重工業の反省文…「過去の成功に安住し世界最高と錯覚した」

韓国経済、現代重工業の反省文…「過去の成功に安住し世界最高と錯覚した」

記事要約:韓国人の反省文はどうしてこうも欺瞞に満ちているのだろうか。そもそも、過去の成功に安住とか意味がわからない。ダンピングしながら、大赤字で大きなプロジェクトを受注したら経営が上手くいくはずないなんて素人でもわかる。というより、韓国企業はシェアにこだわりすぎて利益を度外視しすぎなのだ。

経営とは多少の初期投資は必要だが、軌道に乗ればそれなりの利益を上げていかないと続かない。大体、1970年代から振り返るとかも意味不明だ。振り返るなら1997年以降だろうに。アジア通貨危機でリセットされてるのだから。

>パク代表は「わが事業本部は1975年にボイラー製作事業から始まり、これまで大きな成長 を繰り返し、中東地域で多くの工事を成功的 に遂行した。しかしこれまで過去の成功に安住して競争力強化をおろそかにし、最近まで世界最高水準の競争力を持ったものと錯覚してきたのも事実」と反省し た。

ダンピングでシェアを獲得して世界最高水準の競争力を持ったものと錯覚している時点でこいつら何を言ってるんだとしか思えないんだが。管理人はいつもダンピングばっかり述べているなとか、最近、ここに来られた読者様は思っているかもしれないが、韓国企業って本当にダンピングしかないんだ。別に管理人はダンピング言いたくて記事を書いているわけじゃないんだが。

>続けて「あげくに2013年以降の無理な低価格受注と過剰受注で大きな危機に陥り、会社全体の財務健全性にも非常に深刻な影響を及ぼした。進行中の大型発電工事で追加損失の懸念が残っており、市場状況も厳しい」と診断した。

ダンピングを匂わせる言葉が出てきた。これ過去の栄光とか何でもないよな。勝手に自滅しているからな。ついでに株価を見ておこうか。

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現代重工業の5年間の株価と原油価格の動き。2012年のピーク時が345,000なのでそれに比べて3分の1より少し高いぐらいになっている。そりゃ、原油価格が大暴落してしまえば中東諸国での受注は大幅に減っただろう。でも、原油価格チャートを見れば原油価格の暴落前なんだよな。2012年は原油価格は80ドルほどあった。

問題は2013年後半に株価が再び盛り返しているところだ。この時期に低価格受注をしまくって業績をアピールしたのだろう。実際は利益もでない超赤字受注だった。後は落ちる一方と。まあ、それでも造船や海運に比べたら幾分かましではあるが。

>現代重工業プラント事業本部は化工プラントなど陸上プラント製作を担当している。2012年と2013年にそれぞれジェッダサウス、 シュケイクなど大型プロジェクトを獲得する成果を上げたが、これらプロジェクトで大規模損失が出て経営成果が悪化した。

しかし、今の原油価格で現代重工業はプラント事業を受注するほど競争力があるのか。そもそも、韓国経済は世界的な景気の影響を受けすぎなのだ。景気が良いときに設備投資や事業拡大をやってトントン拍子に利益を上げてきたが、景気が悪くなればそれが仇となって事業の再建ができないほど大赤字となる。経営者が未来のビジョンを見えてないというか。行き当たりばったりてやつだな。

管理人は別にギャンブル要素があって韓国経済を見ているわけじゃないんだが、韓国企業を色々調べていくと何するにしてもギャンブルしかやってないんだよな。2012年が韓国経済のピークだった。今、2016年だがそれからどんどん落ちてきている。現代重工業も破産しそうなリストに入りそうではあるが、こういった企業はたくさんあるので別に珍しくないんだよな。

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韓国経済、現代重工業の反省文…「過去の成功に安住し世界最高と錯覚した」

現代重工業のプラント事業担当トップが所属社員に「過去の成功に安住し、世界最高水準の競争力を持ったと錯覚した」という内容の反省文を送った。

パク・チョルホ現代重工業プラント事業本部代表は13日、社員に「最近の経営現況悪化とともにわが事業本部がビジョンを失っており、社員みんなの士気と意欲も大きく落ちていることをわかっている」という文章で始まる書簡を送った。

パク代表は「わが事業本部は1975年にボイラー製作事業から始まり、これまで大きな成長を繰り返し、中東地域で多くの工事を成功的 に遂行した。しかしこれまで過去の成功に安住して競争力強化をおろそかにし、最近まで世界最高水準の競争力を持ったものと錯覚してきたのも事実」と反省し た。

続けて「あげくに2013年以降の無理な低価格受注と過剰受注で大きな危機に陥り、会社全体の財務健全性にも非常に深刻な影響を及ぼした。進行中の大 型発電工事で追加損失の懸念が残っており、市場状況も厳しい」と診断した。

彼は「われわれが持つ能力だけでは事業を持続するのが事実上難しくなっている」としながらも「われわれの同僚と先輩後輩がこれまで努 力して積み重ねてきた事業実績と経験をすべて捨て、何の努力もなくこのまま事業をたたむことだけはできない」と強調した。

そして「われわれの能力の足りな さを認め、これを埋める未来成長動力の確保が切実だ。われわれ全員が回復と再跳躍のために意志と能力を1カ所に集めなければならない」と注文した。

現代重工業プラント事業本部は化工プラントなど陸上プラント製作を担当している。2012年と2013年にそれぞれジェッダサウス、 シュケイクなど大型プロジェクトを獲得する成果を上げたが、これらプロジェクトで大規模損失が出て経営成果が悪化した。

2014年から赤字が続いており、 4-6月期も全事業部門で唯一1500億ウォン規模の営業損失を出した。

※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。

(http://japanese.joins.com/article/701/220701.html?servcode=300&sectcode=300)

韓国経済、韓進破綻で1万人超失業か 釜山港湾関係者ら恐々

韓国経済、韓進破綻で1万人超失業か 釜山港湾関係者ら恐々

記事要約:韓国の韓進海運が法定管理に入って世界の物流に大混乱をきたして今日で10日目となったが、事態は混乱を増すばかりで解決にはほど遠い。管理人は10日間、集中してこのニュースを追っているわけだが出てくるのは結局、いつも同じメンバーであった。

無能な経営者。無能な債権団。言うことか聞かない韓進海運の労働者。そして、無能な韓国政府。トップが無能だといくら規模が大きくても簡単に企業は負債をため込み、破産に追いやられるという教訓を管理人に教えてくれる。別にこれが韓国内で収まるなら勝手にやってくれで終わるのだが、今回は世界規模で無能ぶりを露呈している。ここまで行けば本当に140億ドル、1兆3500億円の損害賠償となりかねない。

詳しくは知らないが、積み荷のコンテナには食料品などの生鮮食品も入っているのだろう?それらはもはや、10日も遅れていたら腐っているだろうし、奇跡的に今から送り主に届けても、荷主にとって悲惨な状態だろう。さらに工場に素材や部品などが届かない場合、下手すれば生産ストップだ。工場というのは一度、生産を止めると完全復旧するまで数日以上かかるらしいので、もし、そうなれば工場で働く人にも大きな影響を与える。

このようにコンテナが届かないことで様々な分野に多大な迷惑を被るわけだが、当の韓国人にそれがわかっていない。韓国政府も物流の混乱が引き起こす影響についてもまともに把握できていない。サムスン電子だけが韓国の企業ではないだろう。サムスン電子の他にも名も知らない中小企業が世界中にたくさんあるのだ。こうした企業は日々、ニュースを見て不安で仕方がないだろう。けれども、韓国人はそれがわからない。

集団訴訟に発展するのは時間の問題なので、その手の被害は確定してから要求するだけだが、問題はそれほど中小企業に体力があるかどうかなんだよな。荷物が届かないことで大型プロジェクトが延期とかになればそれだけで資金繰りが悪化なんてことだってあるだろう。建設会社が資材でも韓進海運に依頼していたならそれもあり得る。

普段から,Amazonやヨドバシカメラといったネット通販で物を購入すると数日後に届けてもらえるわけだが、これだって自宅に届くまでにはたくさんの人が関わってる。普段は意識しなくても物流が混乱するというのは多大な方面に損害が損じる。今回の世界的な混乱は物流の大切さを私たちに教えてくれる。ということで荷物を届けてくれるヤマト運輸や佐川急便などの人に会えばいつもご苦労様と一言、お礼を述べたくなる。

さて、記事に突っ込みを入れていく。

>港全体のコンテナ取扱量の約半分に上る韓進海運の破綻により、同市経済の30%を占める港湾業界は大打撃を受けている。 「貨物は中国の港に奪われ、釜山の競争力は失われるだろう。韓進海運の破綻により、釜山の経済は苦境に立たされる」と話した。

以前、朴槿恵大統領はこの釜山を世界のハブ港にすると述べていた気がする。ハブとは車輪中心部、転じて、世界の港の中心という意味だ。そして、ついに釜山は世界が認める「ハブ港」となった。問題はその意味するところがハブられたというわけだが。

>釜山港湾産業協会の代表、キム・ヨンドゥク氏は、韓進海運やその従業員向けにサービスを提供している企業が、合計で420億ウォン(約39億円)を受け取っていないと話す。釜山港で働く1万人の約10%は3~4カ月間、給料支払いが滞っている。

韓進海運は地元の釜山港にさえ、39億円も滞納しているのか。しかも、給料だぞ。これ経営者が肩代わりしているんだろうな。だが、今回の件で金を支払ってもらえるかすら怪しいと。そりゃ、釜山港でさえ、入国拒否したくなるな。

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韓国経済、韓進破綻で1万人超失業か 釜山港湾関係者ら恐々

韓国の海運大手、韓進(ハンジン)海運が先週、法定管理(日本の破産法適用に相当)を申請した問題で、コンテナ取扱量世界5位の釜山(プサン)港の港湾業界が同社の救済を求めている。同社が救済されなかった場合、1万1000人規模の雇用が脅かされると主張している。

釜山港発展協議会の会長、リ・ソンギュ氏は韓進海運の船舶が入港できないことで、釜山の港湾関係会社は危機に瀕(ひん)していると訴える。港湾役員のチョイ・チョルヒ氏は、コンテナトレーラー運転手約1000人が解雇されており、多くの請負業者が廃業に追いやられる可能性もあると指摘する。

同氏によると、港全体のコンテナ取扱量の約半分に上る韓進海運の破綻により、同市経済の30%を占める港湾業界は大打撃を受けている。

「貨物は中国の港に奪われ、釜山の競争力は失われるだろう。韓進海運の破綻により、釜山の経済は苦境に立たされる」と話した。

釜山港湾産業協会の代表、キム・ヨンドゥク氏は、韓進海運やその従業員向けにサービスを提供している企業が、合計で420億ウォン(約39億円)を受け取っていないと話す。釜山港で働く1万人の約10%は3~4カ月間、給料支払いが滞っている。

約200人が加入する同港労働組合代表のソン・ドッカン氏によると、韓進海運の請負業者の従業員110人程度が、今月末時点で解雇されるとの通知を受けているという。(ブルームバーグ Kyunghee Park)

(http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160909/mcb1609090500025-n1.htm)

韓国経済、輸出企業も非常事態 世界40~50国で船舶抑留・入港拒否…韓進海運、出港「全面中断」

韓国経済、輸出企業も非常事態 世界40~50国で船舶抑留・入港拒否…韓進海運、出港「全面中断」

記事要約:

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朝から管理人は韓進海運の法定管理が決まったことでの市場の動きを見ているのだが、多少、ウォン安になってはいるが急激な変化は見られない。ただ、物流の混乱で海上運賃が大幅に上昇しているようだ。もちろん、これは韓国企業に大きな負担となる。今まで韓進海運に依頼していた輸出品を他の海運会社に任せることになったわけだが、当然、相手は別の仕事を引き受けるのだから海上運賃を釣り上げる。

むしろ、どこもそれほど船数に余裕はないだろうに。何のために備船料を払って船を借りていると思っているのだ。しかし、債務をどれだけ滞納したらこんな非常事態になるのか。さすが韓国だよな。韓国の最大手なのに全く信用がない。

>企業の動きも慌ただしくなった。特にコンテナ船の運送割合が高いテレビ、家電業界は尻に火がついた状況だ。サムスン電子は韓国から北米に輸出する家電物量の40%、LGエレクトロニクスは20%ほどを韓進海運に任せている。サムスンとLGいずれも韓進海運に代わる海運会社探しを始めたという。

前回にも少し触れたがサムスンやLGといったテレビや家電の輸出に影響が出ている。サムスン電子の40%の家電物量はわりと大きいな。これが倍の値段での海上運賃となるなら負担は厳しいことになる。でも、まだ始まったばかりだ。混乱は数ヶ月は続くらしいが、差し押さえや入国拒否がどんどん広がれば、輸出にも大きな打撃を与える。

>韓進海運は法定管理を申請しながら米国・日本・欧州の一部国家やシンガポール・フィリピンなどに差し押さえ禁止を共に申請したという。

といううより、これどういうことなんだろう?借金を払わないのに差し押さえはするなという斜め上か。うん。韓国はどういう理由でそれが出来るのか説明するべきだな。素人でも無理筋だとわかるぞ。

ああ、そうだ。1つ説明しておくと、法定管理となった場合は韓国内では財産の仮の差し押さえは中断できるが、外国では韓国の法律は当たり前だが適用されない。しかし。資産の優先順位は社債などの債権を持つグループとなるので、船を備船料やら港への入港費、港湾使用料などといった借金はそれらの債権が精算された後になる。つまり、それで資産がそこをつけば、後は踏み倒しになる。だから、外国企業や港は船の差し押さえに入ったわけだ。借金が返ってこないならこの船を資産として売り飛ばすと。

こうなってくると韓国の物流は完全シャットダウンである。これを解決するなら公的資金投入による韓国政府の国営化以外はないだろう。だが、今のねじれ国会でそれがすんなり通るはずもないと。でも、船が差し押さえされれば、再建しようにも出来るはずがないんだよなあ。うん。わりと詰んでいる気がするな。

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韓国経済、輸出企業も非常事態 世界40~50国で船舶抑留・入港拒否…韓進海運、出港「全面中断」

韓進(ハンジン)海運が法定管理(企業再生手続き)を申請しながら憂慮していた物流大乱が現実化している。
世界各地で韓進海運マークをつけた船舶に対する仮差押さえや入港拒否などが同時多発的に広がっている。

海上運賃も上昇している。海洋水産部は韓進海運発の物流大乱が少なくとも2~3カ月以上続くと憂慮した。

◆韓進海運の船舶あちこちで試練

シンガポールの船主PILは31日、韓進海運に貸した「韓進メキシコ」の釜山(プサン)港への入港を阻止した。
この船は当初この日に釜山港に入ってきて荷役作業を始める予定だった。

だがPILは「延滞した船舶賃貸料を出すまで船舶を自由に使わせない」として実力行使に出た。通常船を貸した船主は船舶に自社の船長を派遣する。このため非常状況になれば船舶航路を好きなようにできる。

前日の30日にはシンガポールの裁判所によって「韓進ローマ号」が仮差押さえされた。国内の検収企業S社が「検収料3カ月分が未払いだ」として抑留を申請したという。

中国の廈門・天津新港・寧波とスペインのバレンシア、米国のサバンナ、カナダのプリンスルパートなどにある港湾ターミナルでも韓進海運の船舶は入港が拒否された。

滞った港湾利用料のせいだ。船舶に積まれた油を回収するために船舶抑留に乗り出した所もあるという。

韓進海運の保有船団は157隻だ。自社所有64隻、借用船舶93隻だ。

韓進海運の法定管理申請の事実が知らされながら世界各地で仮差押さえや入港拒否が同時多発的に起きる可能性が高くなった。

韓進海運が延滞している船舶賃貸料や港湾利用料、油類費、コンテナリース料だけで7000億ウォン(約645億円)に達する。某海運会社の役員は「韓進海運が運航中に立ち寄る寄港地は世界40~50カ国に広まっている」として「借金を返済しないために債権者があちこちで韓進海運船舶や貨物を担保に確保し始めた」と話した。

韓進海運は法定管理を申請しながら米国・日本・欧州の一部国家やシンガポール・フィリピンなどに差し押さえ禁止を共に申請したという。

◆海上運賃、一日で50%以上暴騰

韓進海運が30日から韓国を出発する路線についてのサービスを中断しながら海上運賃が揺れ動いている。海運業界によれば韓進海運の主力路線である釜山~米国ロサンゼルス(LA)間のコンテナ船運賃は韓進海運のサービス中断の情報が伝わりながらFEU(40フィート規模のコンテナ)あたり1100ドル(約11万円)ラインから1700ドルへと55%ほど上昇した。

韓国からパナマ運河を経て米国東海岸へ行くコンテナ路線の運賃はFEUあたり1600ドルかで一日で50%上がった2400ドルを記録した。企業の負担が大きくなったのだ。

局地的には運賃がはるかに大幅な上昇もしている。国内の某大企業は韓進海運の運航中断によって突然、代替の海運会社を探す過程で相場の2倍価格を提案されたという。

海運業界の関係者は「韓進海運の退出で船舶運航が減れば、船舶運賃価格が急騰する可能性がある」と話した。

◆輸出企業も非常事態

企業の動きも慌ただしくなった。特にコンテナ船の運送割合が高いテレビ、家電業界は尻に火がついた状況だ。
サムスン電子は韓国から北米に輸出する家電物量の40%、LGエレクトロニクスは20%ほどを韓進海運に任せている。サムスンとLGいずれも韓進海運に代わる海運会社探しを始めたという。

自動車業界は部品企業が事態を鋭意注視している。現代(ヒョンデ)自動車、起亜自動車、韓国GM、双龍(サンヨン)車など完成車企業は主に現代グロービスと欧州系ユーコー・カーキャリアーズを通じて輸出する。だが自動車部品はコンテナ船で積み出す。

韓国GMの関係者は「GMがグローバルアウトソーシングをしているので一部の部品調達に支障が出る可能性がある」と話した。

精油、化学、鉄鋼はバルク船やタンカーを主に利用するため相対的に影響は大きくない。だが急に代替船舶を探さなければならない場合、運賃が高くなる恐れがあるというのが負担だ。韓国海洋水産開発院は韓進海運の退出で国内の輸出入荷主がこうむる被害(追加運送費)を年4407億ウォンと推定した。

(http://japanese.joins.com/article/109/220109.html?servcode=300&)

韓国経済、【韓国造船危機】大宇造船海洋、3000トン級の次世代潜水艦の建造開始 垂直発射管6門搭載

韓国経済、【韓国造船危機】大宇造船海洋、3000トン級の次世代潜水艦の建造開始 垂直発射管6門搭載

記事要約:こういう軍艦を造るのも公共工事なのか、公共事業なのかはよくわからないが潰れかけの大宇造船海洋なんかに任せて大丈夫なのか?3000トン級というとかなり大型潜水艦だと思うのだが、韓国て潜水艦造れたのか。

まあ、あれだよな。世界恐慌の時にフランクリン・ルーズベルトがテネシー川の開発工事という公共事業をおこないアメリカの経済を立ち直らせたわけだが、それに似たようなもなのかもしれない。造船不況なので国が大型潜水艦を発注すればとりあえず数年ぐらいは仕事にはなるだろうと。公共事業としては悪くない選択肢のように見える。最もまともな潜水艦になればの話だが。

韓国の造る「最新鋭〇〇」というのは既存の物より遙かに性能が悪いからな。あれも無駄な公共事業として黒歴史となった4大河川事業。その水の品質チェックするために目玉として開発された最新鋭なのに泳げない魚ロボットとか大笑いしたしな。しかも、結局、工事によってますます川は汚染されて抹茶・ラテが飲めるようになったからな。この潜水艦のオチもだいぶ予想が出来てきた。これはきっとあれだ。「沈まない潜水艦」だな。

>韓国防衛事業庁は1日、慶尚南道・巨済の大宇造船海洋で3000トン級の次世代潜水艦「張保皐3」の着工式を行ったと伝えた。2番目の張保皐3で、韓国独自の技術が用いられる。

この韓国の独自技術てのが気になるな。なんで1番目の次世代潜水艦「張保皐3」には使わないんだろう。でも、潜水艦で核ミサイルを積んでいるわけじゃないんだろう?そもそも射程500キロって弾道ミサイルなのか。しかも、玄武2Bじゃないか。例のロシアのミサイルをぱくったやつだ。その前にこの潜水艦は韓国内のどこの領海に沈めるんだ?韓国の領海なんて狭いから北朝鮮にバレバレなような気がするんだが。

もっとも、沈めるには水圧に耐えなきゃいけないんだよな。大型の潜水艦で水圧に耐える設計というのは高い技術力が要求される。水圧は水深が深くなればなるほどかかるので、どの程度の水深まで問題なく行動できるかなど、海底は制限が多いだけではなく、失敗すれば水圧に潜水艦が押しつぶされたあげく、中に水が入ってきて命を失う。もう、第二のセウォル号になりそうな気がしてきた。

後、この潜水艦は何を標的するために造られているんだろうか。核弾頭ミサイルを潜水艦で隠して沈ませるのは抑止効果があるのだが、ただの弾道ミサイルを潜水艦に搭載して沈ませても抑止力でもなんでもないんだよな。当然、魚雷などの装備も搭載されるとはおもうのだが、韓国は見つけてくださいというばかりな大型潜水艦を建造して、何と戦うすら想定できてないんじゃ話にならんぞ。管理人はこんな潜水艦よりは小回りがきく小型の潜水艦のほうが役に立つと思うのだが。

2chで話題になっていたので掲載したがよく見たら7月の記事だった。結構古かった。まあ、管理人は取り上げてなかったのでまあいいか。

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韓国経済、【韓国造船危機】大宇造船海洋、3000トン級の次世代潜水艦の建造開始 垂直発射管6門搭載

韓国防衛事業庁は1日、慶尚南道・巨済の大宇造船海洋で3000トン級の次世代潜水艦「張保皐3」の着工式を行ったと伝えた。2番目の張保皐3で、韓国独自の技術が用いられる。

同庁は2012年に大宇造船海洋と張保皐3の設計・建造契約を締結し、14年に1番目の張保皐3の建造を開始。

今年5月には潜水艦の船体を構成するパーツを骨組みに初めてはめ込むことを記念して行われる起工式を開催した。

韓国軍は20年から張保皐3を9隻、戦力化する計画だ。まずは20年から24年までに1~3番目を建造し、25年から27年までに4~6番目を建造する計画だ。

1~3番目の潜水艦には弾道ミサイルを発射できる6門の垂直発射管が設置される。

韓国軍は1~3番目の潜水艦に射程500キロ以上の弾道ミサイル「玄武2B」を搭載するとみられる。

4~6番目に建造される張保皐3は水中作戦や武装能力に優れ、垂直発射管の数も10門に増える。

残り3隻の建造計画はまだ策定されていない。

【ソウル聯合ニュース】2016/07/01

(http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2016/07/01/0200000000AJP20160701001400882.HTML)

 

韓国経済、【韓国造船危機】海運大手の韓進海運が会社更生手続きへ、破産可能性大

韓国経済、海運大手の韓進海運が会社更生手続きへ、破産可能性大

記事要約:韓国海運大手の韓進海運が会社更生手続きへ入るそうだ。管理人は韓国の海運についてそれほど知らない。この会社も名前は何度かきいたことあるぐらい。確かこの韓進グループに大韓航空とかも入っていたような。そもそも、造船が儲かっていないなら海運も儲かるわけないよな。

ただ、海運大手といわれてもピンとこない。大体、韓国のサムスンや現代以外の財閥は経営が綱渡りだしな。しかも、韓進海運を追加支援をすれば韓進グループ全体に危機が及ぶために経営権まで手放すことを検討しているようだ。位置づけを整理しないと説明が難しいな。とりあえず、韓進グループから説明していこうか。

■韓進グループ

韓進グループは韓国の財閥の一つ。主に物流業に多数の傘下を持つ。世界の陸、海、空などの物流をてがけて商売をしているグループ。これらのグループが6つあるのだが、株価,つまり、韓国の取引所に影響する部門として4つ。1番有名なのが航空部門の「大韓航空」である。これは日本でも事故を頻繁に起こしたり、ナッツ・リターン事件などで世界的有名である。そして、次に海運部門。これが今でてきた破産寸前の「韓進海運」である。3つ目が陸運部門の韓進交通、4つ目が航空部門の韓国空港となっている。

韓進グループでもう一つ重要なのがドイツのブレーメンに本社を置く海運会社、セネターラインズの株式を半数取得して傘下に収めていたこと。そして、この二つを合わせた規模は、世界7位のコンテナ運送会社となっていたのだが、実はセネターラインズが2009年に倒産していている。だから、記事に書いてある世界第6位というのはデータが古い。正しくは世界第8位である。

あまり海運会社の世界大手とかきかないと思うのだが、世界の三大大手の海運会社は、デンマークのマースクライン、スイスのメディテラニアン・シッピング・カンパニー、フランスのCMA-CGMである。これは市場占有率と船舶数からの順位。この3者でシェアの35%ほどを占めている。

では、韓国の 韓進海運のシェアはいくらかというと3.5%。そして、10位に日本の三井商船シェア3.1%となっている。これを見ればわかる通り、海運は圧倒的に欧州が強い。破産寸前の韓進海運は船舶数は115となっているが、もし、倒産すれば韓進海運からの造船の受注が減少するので、韓国造船危機がますます深刻化するというのが記事に書いてある。

これだけ事前の知識があれば大丈夫だと思う。つまり、この韓進海運が破産しようが世界的に物流業には何ら影響はないと。因みに韓進グループの売上の9割が外からである。つまり、韓国内ではほとんど利益をあげておらず、海外で稼いでいる財閥である。大韓航空を見ればわかる通り、韓国だけで商売しているわけじゃないので、わりと世界的な景気動向に影響を受けやすい。また、造船はやっていないのかと思うかもしれないが、2005年に独占規制公正取引法によって韓進重工業は別グループに独立している。

まあ、大韓航空があるので韓進グループがこの海運部門を整理しても、まだ潰れないということ。でも、4つの部門のうち1つが墜ちたことになる。後、残り3つである。

最後に韓国の取引所にあるので株価を見ていこう。

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株価を5年間で見ると、これも大宇造船海洋と同じで2012年は18,300あったのが、今は1.820となっている。つまり、株価が9割減少していることになる。これもまた虫の息なのは言うまでもない。それでも、大宇造船海洋の方が株価が高いのは規模の問題である。

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韓国経済、海運大手の韓進海運が会社更生手続きへ、破産可能性大

韓国海運大手の韓進海運は、債権団による共同管理の終了期限となる9月4日以降、法定管理(会社更生法適用に相当)に入る見通しだ。

定期路線を運航する海運業の特性からみて、法定管理移行後は数カ月にわたり正常な営業ができなくなるため、
破産につながる可能性が高く、造船、港湾、物流など関連産業にも連鎖的な影響が懸念される。

債権団幹部は18日、韓進海運が19日か20日にも自主再建計画を提出するとした上で、「韓進海運が十分な資金を調達できなければ、法定管理以外に選択肢はない」と指摘した。

債権団は韓進海運の大株主である韓進グループに7000億ウォン(約630億円)以上の資金支援を求めているが、
韓進グループは4000億ウォン以上の資金注入は難しいとの立場だ。

韓進グループ関係者は「既に1兆ウォンを支援している状況で4000億ウォン以上の追加支援を行えば、グループ全体が危機に陥りかねない。韓国の海運業を再生するため、経営権を手放すことも検討している」と話した。

韓進海運が法定管理下に入れば、海運同盟からは脱退することになる。また、荷主による契約解除に加え、同社所属の船舶90隻余りが差し押さえられるなど、破産に向けた手続きが進むことになる。

仁川大北東アジア物流大学院のヤン・チャンホ教授は「韓進海運の破産は世界6位の韓国海運業にとって最大の危機であると同時に、主要港湾の取扱量減少、造船所への船舶発注減少など深刻な後遺症を招くことになる。政府レベルで追加的な資金支援が求められる」と指摘した。

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/08/19/2016081900658.html)