韓国経済、アジアで唯一、食用の犬が生産され消費されている韓国で最大の犬肉処理施設が閉鎖
記事要約:たまには読者様に歴史の知識を説いて良いだろうか。1920年~1933年まで米国合衆国で施行されていた飲食に関わる法律とは何か。
正解は国家禁酒法(以下、禁酒法)である。禁酒法は消費のためのアルコール製造、輸送、販売が全面的に禁止された。
さて、この禁酒法の面白いところは米国以外では禁酒法がないてことだ。そんなことは当たり前だろう?と思うかも知れない。だが、よく考えて欲しい。米国は陸続きでカナダやメキシコといった他の国と繋がっているのだ。そうなると酒の製造や販売を禁止されたらどうなるのか。当然、お酒を飲むために国境を越える。これでカナダやメキシコは蒸留所や醸造所は大いにお酒の販売で儲かることになった。お酒は不法で輸入されるようになった。
だが、こういう禁止されたものとは常に犯罪の儲け手段に利用される。そこでギャングが登場する。アル・カポネという名前ぐらい聞いたことあるんじゃないだろうか。彼はシカゴのギャングのボスだった。そして、その主な収益源が違法なアルコールだったわけだ。彼はこれで何百万ドルも稼いだそうだ。
こうして禁酒法は廃止になるまで違法なアルコールで儲けたギャングが街の治安を乱すという最悪な結果となる。そして、禁酒法はフランクリン・ルーズベルトによって廃止される。
禁酒法のことは以上だが、今回の韓国の犬肉について同様のことがいえるてことだ。韓国人は犬食好きなのはいうまでもない。なら、それを禁止にしたところでどうなるか。闇のブローカーから犬肉を入手しようとするだろう。なら、ペットとして飼っている犬とかもターゲットにされてしまうかもしれない。
つまり、歴史に学べといっている。犬肉を禁止にしようが、犬の肉処理施設を閉鎖しようがそんなことは関係ないのだ。なぜなら、韓国人が犬肉を求めるからだ。無ければネット販売でも何でも探すに決まっているからな。そして、これを韓国政府が堂々と取り締まればどうなるか。
犬肉の価格は高騰し、犯罪組織に犬肉が利用される。日本人はそんなことあり得るかと思うかも知れない。でも、実際、食べたい物を禁止されたら日本人だって怒るだろう。しかも、外国に言われているから禁止です。そんなんで誰が納得するのか。結局、取り締まれば取り締まるほど犬肉を求める韓国人が増えて、治安がどんどん悪くなる。禁酒法に学べというのはそういうことだ。
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韓国経済、アジアで唯一、食用の犬が生産され消費されている韓国で最大の犬肉処理施設が閉鎖
ソウル(CNN) 韓国・京幾道の城南市にある同国最大の犬の食肉処理施設が閉鎖された。動物保護団体のヒューメーン・ソサエティ・インターナショナル(HSI)によると、同施設では年間数十万匹の犬を感電死させ、食肉として近郊のモラン市場に供給していた。
同施設については、HSIが調査を行って京幾道と城南市に対して閉鎖するよう圧力をかけていたという。HSIは今回の閉鎖を「歴史的な出来事」として評価、これがきっかけとなり、韓国全土で違法な犬の食肉処理施設が閉鎖されることを望むとしている。
韓国はアジアで唯一、食用の犬が生産され、消費されている。HSIの推計では、全土の1万7000施設で約200万匹の食用犬が飼育されているという。
HSIによると、城南市の施設を構成する食肉処理場6カ所のうち、5カ所は直ちに解体される。残る1カ所も建物の解体許可は閉鎖に間に合わなかったものの、ケージは全て破壊され、設備も撤去して操業できない状態にする。
同施設は違法建築だったことから、市議会が動物愛護団体や地元住民と協議して2013年に閉鎖を決めていた。跡地には市民のための公園を整備する計画だという。
処理場の閉鎖に伴い、モラン市場で最後まで生きた犬を売っていた実店舗も閉鎖される。モラン市場はかつて韓国最大の犬肉市場だった。
韓国では、特に若者の間で犬肉を食べる人は減っており、今年6月に韓国のギャラップが実施した意識調査では、70%が犬肉はもう食べないと答えていた。
韓国大統領府は、犬と猫を家畜の法的定義から外すことを検討すると表明している。農業漁業担当の大統領補佐官が引用した2018年の世論調査結果によれば、犬肉の禁止には51.5%が反対し、賛成は39.7%だった。
ソース:CNN日本語版<韓国最大、犬の食肉処理施設を閉鎖 保護団体が圧力>
(https://www.cnn.co.jp/world/35129185.html)