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韓国経済、世界初「カメラ5つ」のLGフォン公開…スマホがカメラ戦争へ

韓国経済、世界初「カメラ5つ」のLGフォン公開…スマホがカメラ戦争へ

記事要約:確かに近年、インスタブームでカメラの需要が伸びているというデータは出ている。そして、スマホの進化が打ち止めになった今、スマホメーカーはカメラの機能でスマホの特色を出そうと躍起になっている。それがスマホのカメラ戦争という話らしい。

カメラにあまり興味のない管理人からすればそうなのかという程度なのだが、確かに最新機種はレンズ増えてるよな。それで記事はLGが新しいスマホでカメラ5つ搭載されている機種を公開したようだ。名前が言いにくいが「V40ThinQ」だという。

>LGエレクトロニクスは4日、ソウル江西区(カンソグ)麻谷(マゴク)LGサイエンスパークで「V40ThinQ」を公開した。V40ThinQはカメラが背面に3つ(トリプルカメラ)、前面に2つ(デュアルカメラ)ある。背面には一般レンズ(1200万画素)、超広角レンズ(1600万画素)、望遠レンズ(1200万画素)が左側から横に搭載されている。前面には一般(800万画素)、広角(500万画素)レンズが並んで導入された。 

カメラの性能とかいわれても凄いかどうかすらよくわからんな。カメラに詳しい方がいればご教授願いたいところだ。テレビショッピングで良く何百万画素とか自慢げにいうが、さっぱりわからないからな。まあ、画素は大きいほど良いような感じがするが。

>V40ThinQのカメラモードを「トリプルショット」に設定し、前にいる女性を撮影した。シャッターを一度押しただけだが、それぞれのカメラが撮影した3枚の写真がある。ボタンを押すと、この写真3枚が自動で重なってこの女性が近づくようなGIFが生成された。動画を撮影し、停止画面で一人だけ選択してこすってみると、その人物だけが動く写真が簡単に作成される。「マジックフォト」機能だ。 

1回撮っただけで一度に3枚が写真が撮れる。それぞれ角度が異なるので3枚重ねると対象物が近づいてくるようなGIFが生成されると。中々、面白そうであるが、これが特色と呼べるようなものには思えないな。

>市場調査機関TSRによると、スマートフォンのトリプルカメラ採択率は今年の1%から来年は6%、2022年には14%に増える見込みという。カメラの個数が少しずつ増えるということだ。スマートフォン企業がカメラに注力する理由は差別化のためだ。技術が平準化し、カメラ以外にはスマートフォンの外観(ハードウェア)で差別化できる要素がほとんどない状況だ。しかしスマートフォンに搭載されるカメラは一般カメラとは違って内蔵できる機能に限界がある。この限界をカメラの個数で克服するということだ。 

一般のカメラでは目新しい機能ではないが、スマホにくっつけることでカメラに馴染みのない一般人にも普及させようということか。悪くはないな。専門的過ぎると一般人はついていけなくなりやすい。そこで身近に使うものにそういう機能もおまけについてきますと宣伝するのは、わりと目を引きやすいだろう。

世の中、10万のカメラより、10万のスマホの方が売れるのだ。10万のカメラの方が性能は圧倒的に良いのにな。だから、今は通話もできるカメラということになる。

>スマートフォンの用途が拡張されたことも理由だ。スマートフォンに対する認識が「カメラが付いた携帯電話」から「電話もできるカメラ」に変わっているからだ。LGエレクトロニクスが韓国・米国のスマートフォン使用者(満20-44歳)1000人を対象にアンケート調査をした結果、1週間に最も多く使用したスマートフォン機能でカメラ(87%)が音声通話(81.8%)を上回った。 

これは興味深い調査だな。まあ、音声通話よりも、メールやSNSで用事は済ませるものな。でも、それよりもカメラの使用率が高くなっていると。時代の変化だな。電車にのっているとだいたいの人はスマホでゲームしているのだから、通話もできるゲーム機というのが管理人の印象なんだが。

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韓国経済、世界初「カメラ5つ」のLGフォン公開…スマホがカメラ戦争へ

スマートフォンのカメラ大戦に火がついた。世界で初めて5つのカメラを搭載した「ペンタカメラ」スマートフォンが登場した。

LGエレクトロニクスは4日、ソウル江西区(カンソグ)麻谷(マゴク)LGサイエンスパークで「V40ThinQ」を公開した。V40ThinQはカメラが背面に3つ(トリプルカメラ)、前面に2つ(デュアルカメラ)ある。背面には一般レンズ(1200万画素)、超広角レンズ(1600万画素)、望遠レンズ(1200万画素)が左側から横に搭載されている。前面には一般(800万画素)、広角(500万画素)レンズが並んで導入された。

V40ThinQのカメラモードを「トリプルショット」に設定し、前にいる女性を撮影した。シャッターを一度押しただけだが、それぞれのカメラが撮影した3枚の写真がある。ボタンを押すと、この写真3枚が自動で重なってこの女性が近づくようなGIFが生成された。動画を撮影し、停止画面で一人だけ選択してこすってみると、その人物だけが動く写真が簡単に作成される。「マジックフォト」機能だ。

黄正煥(ファン・ジョンファン)LGエレクトロニクスMC事業本部長(副社長)は「差別化されたカメラでレベルの高いコンテンツを簡単におもしろくして共有する新しいライフトレンドを体験できるはず」と説明した。V40ThinQは今月末または来月初めに国内外で発売される予定だ。価格は約100万ウォン(約10万円)と予想される。

スマートフォンのカメラに対する関心が高まったのは今年3月にファーウェイ(華為)が世界で初めてトリプルカメラを搭載した「P20 Pro」を公開してからだ。背面にカメラ3つが搭載され、カメラの数が計4つに増えた。カメラの個数に関心がなかったサムスン電子も先月、「ギャラクシーA7」にトリプルカメラなど計4つのカメラを搭載した。

来年1月に公開する予定の「ギャラクシーS10」にはカメラ5つが搭載される。背面に3台、前面に2台だ。サムスン電子は2010年の最初のスマートフォン「ギャラクシーS」から昨年初めまで全製品の前面・背面にそれぞれカメラを1つずつ搭載してきた。アップルは先月発売した「iPhoneXS」「XSマックス」「XR」に計3つのカメラを搭載したが、来年発売する新製品にはトリプルカメラを含めて計4-5つのカメラを搭載すると予想される。

市場調査機関TSRによると、スマートフォンのトリプルカメラ採択率は今年の1%から来年は6%、2022年には14%に増える見込みという。カメラの個数が少しずつ増えるということだ。スマートフォン企業がカメラに注力する理由は差別化のためだ。技術が平準化し、カメラ以外にはスマートフォンの外観(ハードウェア)で差別化できる要素がほとんどない状況だ。しかしスマートフォンに搭載されるカメラは一般カメラとは違って内蔵できる機能に限界がある。この限界をカメラの個数で克服するということだ。

スマートフォンの用途が拡張されたことも理由だ。スマートフォンに対する認識が「カメラが付いた携帯電話」から「電話もできるカメラ」に変わっているからだ。LGエレクトロニクスが韓国・米国のスマートフォン使用者(満20-44歳)1000人を対象にアンケート調査をした結果、1週間に最も多く使用したスマートフォン機能でカメラ(87%)が音声通話(81.8%)を上回った。

次世代移動通信(5G)の影響もある。来年の5G商用化を控えて拡張現実(AR)の大衆化が加速し、カメラの重要性が高まっている。例えば数個のカメラのうち1つをAR用として使用するということだ。アップルはすでにカメラにAR機能を応用する技術を開発している。パク・ガンホ大信証券チーム長は「カメラの個数自体より、そのカメラでどんな機能を利用できるかが重要」とし「フォルダブルフォンのように画面をたたむことができるほど破格的な変化でないかぎり差別化が難しい状況であり、しばらくはカメラ競争は続きそうだ」と述べた。

(https://japanese.joins.com/article/816/245816.html?servcode=300&sectcode=330)

韓国経済、「世界首位商品」、日本と中国は2品目ずつ増えたが韓国は…

韓国経済、「世界首位商品」、日本と中国は2品目ずつ増えたが韓国は…

記事要約:今回の記事は世界首位商品ということで、わりと今の韓国経済がどの分野に強いかがよくわかる。なので、まずは韓国の世界首位商品とやらをみていこう。

>反面、韓国は2015年8品目だった世界首位品目が2016年7品目に減り、昨年も停滞状態を免れなかった。特に、スマートフォン、DRAM、薄型テレビなど5品目で1位を占めたサムスン電子への依存度が高かった。造船(現代重工業)や大型液晶パネル(LGディスプレイ)は首位だが、業界状況の悪化や中国の追撃などを考慮する場合、安心することはできないという指摘がある。

韓国の首位商品はサムスン電子が5分野。それはよく知る、スマホ、DRAM、薄型テレビなど。それに現代重工業の造船、大型液晶パネルがLGディスプレイと。造船はともかく、他が強いのはこのサイトでも良く紹介しているとおりだ。この7分野がこれからの韓国経済のジャンル別に見るときに重要な指針となる。逆に言えば,ここを中国に抑えられたら韓国はもう落ちていくしかない。

今のところなら、スマホと液晶テレビ、造船などは中国勢の猛追がかなり怖いだろう。DRAMについてはサムスン電子の稼ぎ頭なので,数年以上の技術差がある。ここが最後の牙城である。もう一つはLGディスプレイの大型液晶パネルの分野は強い。ここも中々,韓国に取っては生命線となるが、問題は今、この分野の値下がりが著しいことだ。大型テレビが既に数万円で買える時代だからな。日本は記事を読んで頂くとして,中国の追い上げを見ていくか。

>世界首位品目が前年に比べて2品目増となった中国は、冷蔵庫や洗濯機など家電だけでなく情報技術(IT)産業全般で市場シェアを高めた。携帯通信インフラ(基地局)ではファーウェイ(華為)がスウェーデンのエリクソンを抜いて世界市場でトップに躍り出た。

既に家電分野では中国が抑えられていると。情報技術の分野でもトップになっていると。サムスン電子が強いのはわかるが、1分野でも世界シェアを維持するのは難しい。つまり、どこに投資を向けるかになる。半導体を1番強くするなら,他の4分野に隙が生まれてくる。そこに中国勢や他国の企業が競争を挑んで来るわけだ。なら、少しずつ削られていくだろうな。1年後に今の7分野を維持できているかは要注目だ。

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韓国経済、「世界首位商品」、日本と中国は2品目ずつ増えたが韓国は…

日本と米国、中国は世界首位の商品を増やしているが、韓国の世界首位品目数は数年間足踏み状態であることが分かった。激化する世界市場の競争で新たに優位を占める企業と製品が出てこないためだ。

10日、日本経済新聞が主要商品・サービス71品目の昨年の世界市場シェアを調査した結果、米国企業が一般用医薬品や半導体製造装置、発電用大型タービンなど24品目で首位を占めていたことが分かった。日本企業はマイコンやCMOSセンサー、デジタルカメラなど10品目で、中国企業は移動通信インフラや冷蔵庫、洗濯機など9品目で1位だった。韓国企業の市場シェア1位品目はスマートフォンやDRAM、NAND型フラッシュメモリーなど全7品目だった。

この調査によると、世界1位経済大国・米国の競争力優位が依然として顕著な中、中国が高付加価値技術分野で急速に力をつけていることが明らかになった。

世界首位品目が前年に比べて2品目増となった中国は、冷蔵庫や洗濯機など家電だけでなく情報技術(IT)産業全般で市場シェアを高めた。携帯通信インフラ(基地局)ではファーウェイ(華為)がスウェーデンのエリクソンを抜いて世界市場でトップに躍り出た。

反面、韓国は2015年8品目だった世界首位品目が2016年7品目に減り、昨年も停滞状態を免れなかった。特に、スマートフォン、DRAM、薄型テレビなど5品目で1位を占めたサムスン電子への依存度が高かった。造船(現代重工業)や大型液晶パネル(LGディスプレイ)は首位だが、業界状況の悪化や中国の追撃などを考慮する場合、安心することはできないという指摘がある。

日本はCMOSセンサー(ソニー)、リチウムイオン電池向け絶縁体(旭化成)、デジタルカメラ(キヤノン)など、世界首位企業が前年比2社増えた。

(http://japanese.joins.com/article/082/243082.html?servcode=300&sectcode=300)

韓国経済、韓国のICT輸出、半導体が58.9%…過去最高

韓国経済、韓国のICT輸出、半導体が58.9%…過去最高

記事要約:韓国経済の今後を占う上で試金石となるのが、今は半導体である。この需要が高まったことで韓国のICT輸出で半導体が占める割合は58.9%と過去最高とのこと。一見、良さそうなニュースなのだが、裏を返せば韓国のICT輸出は半導体が6割占めており、大きく依存していることになる。

>これは昨年から始まった世界的な半導体好況の影響が大きい。5月の半導体輸出額は109億4000万ドルと、前年同月比43.5%増えた。ICT輸出全体で半導体が占める比率は58.9%にのぼる。わずか1年間に9.4%ポイントも増えた。

昨年から始まった半導体需要の大幅増が韓国の半導体輸出を一気に増加させた。サムスン電子の株価が2倍になったので、管理人は驚いたわけだが、今年のまだまだ半導体輸出は増えているようだ。だが、サムスン電子の株価を見ると、既にピークは過ぎ去っている。

これが一年のサムスン電子の株価。今年2月に1対50で株式の分割があったので、230万あった株価が47250ウォンになってて驚いているかもしれないが、元の数値を知りたければ、今の数値から50をかければいい。

だから、47250×50=2362500となる。これが分割前の数値。

説明は以上だが、注目なのは株価のピークが2017年の2682000だということ。これを50で割ると、53640ウォンとなる。つまり、今より6000ウォンほど高かったわけだ。半導体需要でサムスン電子の株は確かにすさまじい上げ方をしたわけだが、その勢いは止まっている。

これは半導体で稼げるのはそこまで長くはないという投資家の判断であろう。投資家は数年先の事業がどうなるかを見て投資を判断することが多い。実際、どうなるかは蓋を開けてみないとわからないが、やはり、中国勢の半導体工場が稼働すればこの勢いは止まると。管理人は数年は半導体需要は続くと思う。さっき、スマホの進化の頭打ちの話をしたが、スマホそのものはこれからも新作は出てくるので、頭打ち=半導体需要の減少にはならない。おそらく時期は結構ずれるだろう。

それと、スマホ以外でも半導体はタブレット、ノートパソコン、PCなど、様々な製品に使うので、一気に価格破壊が起きるかは難しい。後は仮想通貨のマイニング需要もあるからな。仮想通貨に注目しているのは、ビットコインの韓国若者の投資増加だけではなく、半導体需要にも一枚、噛んでいるので、わりとバラバラに取り上げている記事は点のように最初は思えるが、実は点と点を繋いでいけば、そこにはサムスン電子の行方、その後に韓国経済の見通しへの「分析」となっている。

最近、韓国経済にとって悪い材料のニュースをメディアは頻繁に流すが、実際、どうなのかというのが、おそらく、読者が知りたいことだろう。そこは管理人も同じでこういうニュースからどのように読み取っていくのかを模索している。

ただ、韓国経済の規模はかなり大きくなっているので、今までは全体像の把握と個々の把握というのを並行して取り上げているので、それについては管理人も、もっとわかりやすく伝えられないかと考えている。

今回のニュースは半導体という個々の把握となるわけだが、経済の指標は全体像の把握となるわけで、これに外交や社会も加えて、4つに分けられるのだ。

韓国政治(外交、政策、軍事など)

韓国経済(統計などの全体像)

韓国経済(ジャンルなどの個々)

韓国社会(スポーツ、事件や事故など)

なので、タイトルで4つに分けても良いんじゃないかなというのが、管理人の考えているところだ。今まで、すべて「韓国経済」でまとめていたのだが、記事も7000件も超えたので、もう少し細分化しようかなと。

こうすれば、いったい、どういう記事なのかがタイトルで判断しやすくなるような、ならないような…。自分が探している情報にたどり着きやすくなれば時間短縮にも繋がるかと。なので、これから試験的にやってみる。行く行くはもっと細分化して、関連記事で全ての記事が閲覧できるようにしたいが。難しいだろうな。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、韓国のICT輸出、半導体が58.9%…過去最高

韓国の情報通信技術(ICT)輸出で半導体が占める比率が過去最高となった。半導体輸出への依存度がいつよりも大きいということだ。

科学技術情報通信部・統計庁によると、5月のICT輸出額は185億7000万ドルと、前年同月比20.6%増えた。過去4番目に大きい金額だ。ICT輸出額は2016年12月から18カ月連続で2けた増加率が続いている。

これは昨年から始まった世界的な半導体好況の影響が大きい。5月の半導体輸出額は109億4000万ドルと、前年同月比43.5%増えた。ICT輸出全体で半導体が占める比率は58.9%にのぼる。わずか1年間に9.4%ポイントも増えた。

これは1996年に関連統計の作成を開始して以降、最も高い数値だ。2008年末に23.5%だったこの比率はその後上昇を続け、昨年初めに40%を超え、今では60%に迫っている。

今年1-5月の韓国の全体輸出金額は2464億ドルであり、ICT輸出(883億ドル)比率は35.9%にのぼる。半導体景気が悪化すれば半導体の輸出が減少し、連鎖的にICTの輸出、さらに韓国全体の輸出が減少するという懸念が強まっている理由だ。

現代経済研究院は最近の報告書で「今後の輸出景気は半導体産業の行方に左右される可能性がある」とし「中国など後発企業の新規供給が本格化すれば、半導体市場の成長の勢いが徐々に弱まると考えられる」と指摘した。また報告書は「海外マーケティング強化、ブランドイメージ改善など非価格競争力を高め、特定商品への依存度を低めるのがよい」と助言した。

(http://japanese.joins.com/article/399/242399.html?servcode=300&sectcode=300)

韓国経済、〔韓国スマホ危機〕危機説が出る韓国のスマートフォン…シェアと輸出ともに下り坂

韓国経済、〔韓国スマホ危機〕危機説が出る韓国のスマートフォン…シェアと輸出ともに下り坂

記事要約:管理人はサムスン電子は頑張っていると思う。爆発するスマホを製造しておいて、いくらダンピング商法、ウォン安政策を駆使して低価格で販売してシェアを獲得したといっても、まだシェアは22%もあるようだ。一応、世界一らしい。ただ、アップルには差を縮められているようで、その後ろから、シャオミ、HUAWEIといった中国企業が猛追しているようだ。

実際、スマホ自体が頭打ちなんだよな。ここからイノベーションを起こせるようなアイデアがあるとは思えないな。少しずつ改良されて、スマホの性能そのものは上がっているのだが、スマホでゲームしない人間にとっては、インスタ用のカメラの性能がどうとか、ぐらいしか興味ないだろう。

ここで驚くべき進化を遂げなければ、このままスマホ販売そのものが落ち目となっていく。だいたい、毎年、買い換えるにはスマホは高いからな。管理人なんて、iPhoneSE2が気になるぐらいで、他は全く興味ないからな。今から、Androidの方を使おうと発想もないというか、実はAndroidは別のタブレットで使っている。どちらにせよ。スマホ進化で驚くべきことがない。サムスン電子もそれは同じだ。

 >実際サムスン電子のシェアは昨年1-3月期の22.7%より減少したが、アップル、ファーウェイ、シャオミなど競合企業はいずれも昨年1-3月期よりシェアが上昇した。これに伴い、サムスン電子と2位のアップルの世界市場でのシェア格差は8.3ポイントから7.5ポイントに狭まった。世界販売台数もアップルが2.8%、ファーウェイが13.9%、シャオミが124.6%と前年比で増えたのに対し、サムスン電子は2.5%減少した。

スマホが登場してから十数年。世界では何十億台というスマホがあって、その市場は成熟期から後退期に入ろうとしている。買い換えもその機種のアップグレード版になるだろうし、サムスン電子はブランド力を維持できるかにかかっている。でも、ギャラクシー9が欲しいとも思えない。0円でもいらないしな。そのうち、シャオミやファーウェイに取って代わられるんじゃないか。ただ、サムスン電子は半導体があるからな。スマホで稼げなくなっても、その盤石は揺るがない。今はまだ。

>こうした不振を反映して韓国投資証券やイーベスト投資証券などはスマートフォンを担当するサムスン電子IM部門の4-6月期の営業利益予想値を4500億~6000億ウォンに下方修正した。これに対しサムスン電子関係者は「現在S7とS8の中間程度の販売実績を出している。韓国の携帯電話キャリアが周波数競売に向け先送りしているマーケティングを再開する来月からは販売台数がもっと増えると予想する」と話した。

ギャラクシーS9なんて、日本では話題にすらなってないんじゃないか。管理人は発売しているかどうかすら知らないぞ。むしろ、シャオミやファーウェイのスマホの方がニュースバリューがあるような気がする。安いものな。電話かけるぐらいなら、数万円のスマホで十分だしな。

>韓国のスマートフォン産業のまた別の軸のLGエレクトロニクスは存在感を失っている。2013年に4.8%のシェアで世界4位まで上がったLGエレクトロニクスは1-3月期のシェアが3.3%まで下落した。LGエレクトロニクスはスマートフォン事業で12四半期連続赤字となっている。

LGエレクトロニクスはもうダメと。しかも、連続赤字中。そのうち、撤退しそうだな。

 >こうした韓国のスマートフォン産業不振の原因は大きく2つだ。まずスマートフォンの買い換え周期が長くなり需要自体が減った。いまやスマートフォン市場は新規ユーザーを増やす時代ではなく、他社の利用者を奪ってこそ生き残れる時代に入り込んだという意味だ。

管理人は何度も述べているが、それはサムスン電子や韓国勢のブランド力が足りないからだろう?低価格の中国勢におわれるぐらいの価値しか、ユーザーに見いだされてないのだ。安売り刷れば、もっと安い商品が売れるのは自明の理。これはそこまで予想外でもない。

>あるスマートフォン業界関係者は「以前は韓国企業がブランドパワーで価格主導権を握っていたが、すでに欧州・アジアの主要地域では低価格戦略を掲げる中国企業に価格主導権を奪われて久しい。結局プレミアムを除いた製品の価格を下げるほかないため、スマートフォン部門の営業利益率も落ちている」と打ち明ける。

同じような性能でブランド価値もないなら、安い方を選択する。もっとも、最近の中国勢のスマホは安いだけではないんだよな。わりと性能も上げてきているという。そのうち逆転されるんじゃないか。性能も,価格も。何しろ、大量生産するなら規模が大きい方が勝つからな。

>IITPのチョン・ヘシク首席研究員は、「昨年の不振にともなう反動効果と新製品発売などで輸出減少傾向が続くことはないが、今年年間では輸出が昨年より減少するだろう。アップルと競争する高級製品と中国企業と競争するコストパフォーマンスの良い製品を販売するツートラック戦略が必要だ」と助言した。

管理人はアップルもそのうち転けるんじゃないかと思っている。だいたい、スマホに10万とか出すなら、タブレット買う方がいいからな。電話が普通にできれば後は、ニュースの確認ぐらい。アプリは色々あるだろうが、さっきも述べたとおり、革命的なものがない。最後は中国勢がスマホシェアを独占するんじゃないか。だいたい、アップルはApple Watchで懲りてないのか。

今の時代、スマホで音楽が聴けるなんて当たり前。動画が見れて当たり前。決済できて当たり前。そういう当たり前が世の中に浸透すると驚きというものがなくなってしまう。まあ、製品とはそういうものだが、なら、一体,どこで他社と差を付けるのか。結局、性能、ブランド価値、価格の3つしかないわけだ。サムスン電子はどれも中途半端だ。だから、上のようなツートラック戦略は失敗する。やるなら、どっちかだ。

>スマートフォン業界のまた別の心配は雰囲気を反転させる明確な突破口が見えないという点だ。現在の危機が内部から出たものではなく外部の構造的要因に起因したものであるためだ。業界ではサムスン電子が開発中である折りたたみ式スマートフォンに期待をかけているが、商用化時期は早くても来年以降になると予想される。

これこそ見誤っているんじゃないか。本当に折りたたみ式スマートフォンにそこまで大きな需要があるとおもうのか?むしろ、折りたためてそれがどうした?ではないのか。こんなの商品化したところで、物珍しいのは最初だけという。これに期待かけるとか、スマートフォン業界ももうだめかもしれんな。

ユーザーが何を求めているかを既に見いだせてないんだよな。やはり、ジョブズ氏の速すぎる死が惜しい。彼が生きていたら,もっと凄いスマホアイデアが世に出ていたかも知れないのに。

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韓国経済、〔韓国スマホ危機〕危機説が出る韓国のスマートフォン…シェアと輸出ともに下り坂

韓国のスマートフォン事業の未来に対する懸念がますます大きくなっている。世界のスマートフォン市場規模が停滞する状況で韓国製品の市場シェアが減り、スマートフォン輸出が減少する悪循環が懸念されてだ。

こうした危機説に火を付けるのには韓国企業の不振が「火打ち石」の役割をした。市場調査機関カウンターポイントリサーチによると、1-3月期の世界のスマートフォン市場でサムスン電子のシェアは22.6%で1位を占めた。前四半期の18.6%より4ポイント拡大した。

しかし細かく見てみると話は異なる。昨年より1カ月ほど早い3月に発売したギャラクシーSシリーズの早期発売効果によりシェアが上がっただけで事情は改善していないということだ。前年同期と比較してみれば明確だ。情報通信技術振興センター(IITP)は「月刊ICT産業動向」で、「サムスン電子が市場トップを奪還したが、前年比のシェアと販売台数は上位4社のうち唯一マイナス成長だった」と分析した。

実際サムスン電子のシェアは昨年1-3月期の22.7%より減少したが、アップル、ファーウェイ、シャオミなど競合企業はいずれも昨年1-3月期よりシェアが上昇した。これに伴い、サムスン電子と2位のアップルの世界市場でのシェア格差は8.3ポイントから7.5ポイントに狭まった。世界販売台数もアップルが2.8%、ファーウェイが13.9%、シャオミが124.6%と前年比で増えたのに対し、サムスン電子は2.5%減少した。

悩みが拡大するのは過去最多販売台数を期待したギャラクシーS9に対する市場の反応が予想より鈍いことだ。有進(ユジン)投資証券のイ・スンウ研究員は、「1-3月期の初期出荷量が良好だったS9は4-6月期から出荷量が振るわなかった。こうした傾向ならばS9の初年度出荷量は3000万台前半にとどまり、ギャラクシーS3以降で過去最低の販売台数を記録しかねない」と説明した。

こうした不振を反映して韓国投資証券やイーベスト投資証券などはスマートフォンを担当するサムスン電子IM部門の4-6月期の営業利益予想値を4500億~6000億ウォンに下方修正した。これに対しサムスン電子関係者は「現在S7とS8の中間程度の販売実績を出している。韓国の携帯電話キャリアが周波数競売に向け先送りしているマーケティングを再開する来月からは販売台数がもっと増えると予想する」と話した。

韓国のスマートフォン産業のまた別の軸のLGエレクトロニクスは存在感を失っている。2013年に4.8%のシェアで世界4位まで上がったLGエレクトロニクスは1-3月期のシェアが3.3%まで下落した。LGエレクトロニクスはスマートフォン事業で12四半期連続赤字となっている。

こうした韓国のスマートフォン産業不振の原因は大きく2つだ。まずスマートフォンの買い換え周期が長くなり需要自体が減った。いまやスマートフォン市場は新規ユーザーを増やす時代ではなく、他社の利用者を奪ってこそ生き残れる時代に入り込んだという意味だ。

ところがファーウェイやシャオミなど中国メーカーの技術は急速に上がっている。スマートフォンの水準が上向き平準化されている中でこれらと差別化する「特長」が消え、既存顧客を中国企業に奪われているという分析が出ている。

あるスマートフォン業界関係者は「以前は韓国企業がブランドパワーで価格主導権を握っていたが、すでに欧州・アジアの主要地域では低価格戦略を掲げる中国企業に価格主導権を奪われて久しい。結局プレミアムを除いた製品の価格を下げるほかないため、スマートフォン部門の営業利益率も落ちている」と打ち明ける。

伝統的な輸出のドル箱としての地位も失う境遇だ。科学技術情報通信部と統計庁などによると1~4月の携帯端末機輸出額は48億973万ドルで前年同期より26%急減した。これは1~4月基準で2003年の45億5305万ドルに次ぐ15年来の最低水準だ。月別基準では2016年4月から今年4月まで25カ月連続で前年同月比で減少を記録した。グローバル競争深化、生産基地の海外移転などが複合的に作用したと分析される。

IITPのチョン・ヘシク首席研究員は、「昨年の不振にともなう反動効果と新製品発売などで輸出減少傾向が続くことはないが、今年年間では輸出が昨年より減少するだろう。アップルと競争する高級製品と中国企業と競争するコストパフォーマンスの良い製品を販売するツートラック戦略が必要だ」と助言した。

スマートフォン業界のまた別の心配は雰囲気を反転させる明確な突破口が見えないという点だ。現在の危機が内部から出たものではなく外部の構造的要因に起因したものであるためだ。業界ではサムスン電子が開発中である折りたたみ式スマートフォンに期待をかけているが、商用化時期は早くても来年以降になると予想される。

KT経済経営研究所は最近報告書を通じ韓国のスマートフォンメーカーが高価格市場と中低価格市場で競争力を確保するためにはベゼルがないフルスクリーンスマートフォン発売が対案になりえると分析した。研究所は「フルスクリーンスマートフォンが100%成功を担保しなくても、現時点で最も効果的に端末を差別化させられる方法。韓国メーカーが来年フルスクリーンスマートフォンを発売するならば2019年上半期まではスマートフォン市場を主導し販売台数を増やせるだろう」と予想する。

(http://japanese.joins.com/article/392/242392.html?servcode=300&sectcode=320)