「韓国経済2013年9月危機市場動向」カテゴリーアーカイブ

韓国経済、“ウォン高の嵐”で独り負けの様相 財閥系など軒並み業績悪化し為替防衛ライン突破の危機

韓国経済、“ウォン高の嵐”で独り負けの様相 財閥系など軒並み業績悪化し為替防衛ライン突破の危機

記事要約の前に、今週の韓国市場がいつ開いているかなんてあまり興味がないかもしれないが、実は今週の韓国市場はもう開いていない。昨日で終了した。

■韓国市場開催日程

16  開催
17 開催
18 お休み
19 お休み
20 お休み

このような日程となっているので、しばらく韓国市場の動きはない。シリア軍事介入を巡ってアメリカとロシアが交渉して軍事介入の危険は遠ざかった。このため、原油価格が下がり、ダウ、日経平均が上がっている状態だ。では、記事の要約を示す。

記事要約:9月危機に入って韓国はウォン高に見舞われている。韓国のレートは1100~1150という範囲のために、範囲を逸脱したウォン高、ウォン安になっても危機となる。そして、韓国の輸出企業が耐えられる為替レートが1080となっている。これが阻止限界点、マジノ線であり、ここを超えるかどうかに管理人は注目していた。ただ、1085ウォンぐらいで何とか凌いでいる。そもそも、韓国企業の実績は全て輸入を減らして上での輸出増加によるものばかり。つまり、経済規模が縮小されている兆候なのだ。こんな状態で韓国がどうしてウォン高になるのか。ヘッジファンドさんは怖いなあ(棒)。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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韓国経済、9月危機11日目、13時前に1088ウォンと戻している

韓国経済、9月危機11日目、13時前に1088ウォンと戻している

9月危機も早いもので9月の中旬を迎える。昨日はウォン高に見舞われていたウォン市場だが、現在は1088ウォンとだいぶ戻してきた。1080ウォンがマジノ線なので、ここを超えないようにスムージングオペレーションをしているような動きではある。KOSPIは2000台に到達できてないのが、韓国経済の現状を語っているところだ。2000超えればKOSPIに関しては問題ないと思われる。もっともそれが維持できるかは知らないが。

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韓国経済9月危機10日目。迫るウォン高の恐怖。1080のマジノ線を死守できるか

韓国経済9月危機10日目。迫るウォン高の恐怖。1080のマジノ線を死守できるか

面白くなってきた。韓国の輸出が儲かる為替レートは1100~1150あたりが適正である。その韓国の為替レートが9月危機に入ってからいきなりのウォン高に見舞われている。まずは今朝のウォン市場チャートを見ていただきたい。

 

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昨日の終値が1086.80であった。そして、今朝は1081.90で開幕した。それから1時間でなんと1088ウォンまでさがっている。韓国の為替介入ぽい動きが10時前にチャートで形成されている。韓国の輸出が危険となる為替レートが耐えられる限界が1080以上だからだ。なんで、管理人は1090以下なら、為替介入で下げてくると睨んでいた。昨日は下げなかったが1080にはしたくないようだ。また、KOSPIと連動している感じが面白い。もっともKOSPIの上がる理由がないんだが。

 

 

韓国経済、9月危機3日 1097.85-2.45で終了。KOSPIは1933.74+8.93

韓国経済、9月危機3日 1097.85-2.45で終了。KOSPIは1933.74+8.93

今日の9月3日の韓国市場について振り返る。昼間の途中経過通り、朝からいきなりのウォン高となった。1100マジノ線なんてなかった。いっきに1093ウォン近くまで上げてようやく少し戻った感じだ。

読者様がウォン安を望んでいるのか、ウォン高の展開を望んでいるのかは管理人はわかっていないが。ウォン高になりすぎても、韓国は輸出依存なので不利となる。つまり、1100ラインは採算がなんとかとれる為替レートだと思っていただければいい。そして、1080ウォンぐらいになるとどんどん厳しくなる。今日の流れも後に出しておく。

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韓国経済、9月危機3日目。1100のマジノ線とは何だったのか。あっさり1095ウォンへ

韓国経済、9月危機3日目。1100のマジノ線とは何だったのか。あっさり1095ウォンへ

さて、今日の韓国経済の14時前の途中経過を見ていく。気がついたら1100ウォンを突破して、1095ウォンのウォン高である。9月からいきなり伸びた理由はよくわからない。アメリカのシリアへの軍事介入は結局、どうなるかも議会待ちである。KOSPIの方も少し上がっている。

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韓国経済9月危機、2日の終値は1100.30-9.60のウォン高。KOSPIは1924.81

韓国経済9月危機、2日の終値は1100.30-9.60のウォン高。KOSPIは1924.81

今日、9月2日の韓国市場の結果を知らせていく。

昼間に伝えたとおり、いきなりのウォン高である。しかも、1105を簡単に超えてしまい、1100ウォンを間近に迫った。韓国の為替レートの適正は1100~1150なので、これはいきなりの危険信号といえる。最後に今日の流れを見ておこう。

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■今日の流れ

(ソウル=聯合インフォマックス)チョン・ソニョン記者=ドル/ウォン為替レートが4ヶ月ぶりに1100₩台に迫った。米国のシリア空爆憂慮が
広がっていないのに、域内の需給は供給力の市場の勢いを示した。2日、ソウル外国為替市場でドル/ウォン為替レートは前日比9.50₩下った1,100.50₩で取引を終えた。これは終値基準で、今年5月9日1,091.00₩以来の低水準である。

ドルは韓国の貿易収支が好調で売り心理が優勢な局面を見せた。需給上の繰越NEGO物量と外国人の株式買い越し、ロングストップ物量が順番に続き、重い流れが明らかになった。またドルは場内一時1,100.10₩までレベルを下げて、1100₩線を威嚇した。

▲3日の展望=外国為替ディーラーは、ドルが1,098.00~1,105.00₩で騰落すると予想した。

米国ニューヨーク証券市場がレイバーデイ(労働者の日)で休場し、対外リスクが大幅に緩和される可能性が高い。ソウル外為市場締め切り後、ドルは域外NDF市場で1100₩線を突き抜けて下り外国為替当局の介入警戒感がより一層大きくなった状態だ。

A銀行のある外国為替ディーラーは「繰越NEGO物量の域外NDF投資家の損切り売りも加わり、ドルが下落した。1100₩線は守られたが、域外NDF売りがかなり重い。」と説明した。彼は「ソウル外為市場締め切り後、域外NDF為替レートが1100₩台以下に下落しただけに当局の介入警戒感も注目に値する。」と付け加えた。

B銀行の他の外国為替ディーラーは「ソウル外為市場が終わった後、ドル/ウォンNDF為替レートが1,097₩台まで下落した状態。今日重要なレベルがほとんど崩壊し、過度に下落した側面がある。」と述べた。

彼は「米国市場が休場するうえ当局の介入警戒感もあり、ドルの下落幅が徐々に鈍化する可能性がある。」と見通した。

▲場内での動向=ドルは韓国の8月の貿易収支の黒字影響で売り心理が強化され、前日比2.00₩下落した1,108.00₩で
スタートした。場序盤から輸出業者の繰越NEGO物量と域外NDF投資家のドル売りに1,110₩下にレベルを下げた。その後、需給攻防が続いたが、ドルは再度1,105₩台まで渡した。

外国為替当局の買収介入警戒心のドルの下落率は鈍化したが1,100.10₩まで底点を低下させるの下落圧力は強くなった。オーストラリアドル、シンガポールドルなどアジア通貨も上昇に転じドル下落幅の拡大に一役買った。

サムスン重工業の2千330億₩規模前受金返還決定が発表されたが、取引終了頃に出てきて大きな影響を与えなかった。また今日、三星(サムスン)重工業[010140]は、取引終了後、オセアニア地域船主と6千103億₩規模のドリルシップの供給契約を締結したと発表した。

ドルは、1,100.10₩で場内で底点を、1,108.90₩で場内で高点を記録した。市場平均為替レートは1,104.10₩で告示される予定である。直物為替取引量はソウル外国為替仲介と韓国資金仲介を合わせて85億2000万㌦を記録した。

外国人投資家はコスピで568億₩分を純買い入れし、コスダックで240億₩分を買い越した。

一方、為替締切時刻ドル/円レートは98.60円を、円/ウォン裁定為替レートは100円=1,116.24₩を記録した。ユーロ/ドル為替は
1.3211㌦を現わした。//

 

 

韓国経済、2013年9月危機がいよいよスタート。2日の昼現在はあからさまな1103ウォンとウォン高となる

今日から、韓国経済2013年9月危機がスタートした。しかも、いきなりの開幕はウォン高ダッシュである。あからさますぎて笑えてくるのだが、どう考えても、1105ウォンを超える材料なんてないだろうに。

 

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これからできる限り、市場のウォンとKOSPIの様子を伝えていこうと思う。最も、始まったばかりで面白い動きをするほどヘッジファンドは期待にはこたえてくれないだろうが。