韓国経済、〔日本の組み立て工場〕昨年の対日経常赤字が7年ぶり最大
記事要約:昔から韓国は「日本の組み立て工場」といわれてきた。これを意味するところは簡単で主に韓国は機械や部品を日本から購入して製品を生産して輸出している。韓国がホルホルするサムスン電子さえ例外ではなく、サムスン電子の工場にも日本製の機械や部品がたくさんあるそうだ。韓国も昔と違って簡単な部品は造れるようになっているのだが、主要な部品となるとほとんどダメ。
だから、たまに言われるがそれらの企業が韓国企業への輸出をストップしただけで韓国の製造業は壊滅する。ちょうど、米国がZTEに制裁して、米企業から輸入を停止、クアルコムチップやAndroidが使えなくなってしまったようにだ。ただ、これについてはWTO違反になるので日本企業は普通はしない。金さえ払えば韓国人だろうがビジネス対象である。
さて、結果的にどうなるのか。輸出増加すればするほど、それらを供給する日本企業が儲かる仕組みである。これを鵜飼の関係に例えられるが、対日貿易赤字が増加するのだ。2011年ぐらいがピークで対日経常赤字は300億ドルを突破していた。それで昨年はどうだったのか。韓国の輸出が好調なら、対日経常赤字は増えた。つまり、何も変わっていないのが現実である。では、各国との経常黒字と赤字を整理しておこう。
■2017年、韓国の貿易黒字と赤字(2017年地域別国際収支(暫定))
対米経常黒字は256億2000億ドル(5年ぶりに最低水準)←自動車が売れてない。韓進海運で海運危機の影響
対中経常黒字も429億7000万ドル(前年より減少)←韓国のTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備など
対日経常赤字は272億7000万ドルと、前年(-215億1000万ドル)比で拡大←旅行収支の赤字しか出ていない
対EU経常赤字(-90億6000万ドル)←旅行収支の赤字59億8000万ドルが理由
対中東経常赤字は447億8000万ドル← 国際原油価格の上昇で
以上のようになる。明らかに日本の説明だけおかしいことに気付くだろう。もう一度見てみよう。
>対日経常赤字は272億7000万ドルと、前年(-215億1000万ドル)比で拡大した。2011年(-326億6000万ドル)以来7年ぶりの最大水準だ。特にサービス収支の赤字は38億8000万ドルと、過去最大だった。旅行収支の赤字が32億6000万ドルとなった影響だ。
2017年の対日経常赤字が272億7000万ドル、その中でサービス収支赤字が38億8000万ドル。では、残りは233億9000万ドルは何の対日経常赤字なのだ?管理人が最初に日本の組み立て工場だと説明しないとこの記事は日本の説明についてはかなりおかしいのだ。なぜなら1番、赤字が増えた原因がサービス収支赤字ではいのは明白だからだ。
韓国メディアはこうやって都合の悪いことは書かないのか、簡単に数字だけ済ませてしまうことが多い。その度に突っ込んでいくわけだが、今も昔も,韓国が日本の組み立て工場に過ぎないことがこの記事で証明されたわけだ。10年ほどこのサイトを運営しているわけだが、さすがに円安なのでピーク時より、赤字は減っているが、272億ドル7000万ドルの対日経常赤字。米中には大きな経常黒字なのにだ。
しかし、韓国人は10年経過しても何一つ変わらんな。経済規模は増加して中身が変化ない。むしろ、劣化している。サッカーの試合1つ見てもファールだらけだしな。もちろん、さらに付け加えると貿易依存型の歪んだ経済構造も何一つ変化ない。だから、中国の存在が怖いのだ。果てしなくな。
これが韓国人にはあまり知られていない現実なのだが、世の中、知らない方がいいてこともある。日本に勝ったというなら、まずはこの膨大な対日経常赤字を黒字にしてみろと。できるならな。これがある限り、韓国は日本に永遠に届かない。内情を知っている人間には常識である。
韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~271回
〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ
韓国経済、〔日本の組み立て工場〕昨年の対日経常赤字が7年ぶり最大
昨年の韓国の対米国・対中国経常黒字が5年ぶりの最低規模となった。日本と欧州連合(EU)に対する経常赤字は拡大した。韓国人の海外旅行が増え、昨年のサービス収支の赤字が過去最大となった影響だ。
韓国銀行(韓銀)が21日に発表した「2017年地域別国際収支(暫定)」によると、昨年の対米経常黒字は256億2000億ドルと、2012年(190億3780万ドル)以来5年ぶりの最低水準となった。
前年(314億9000億ドル)より減少した。乗用車など主力輸出品の不振で商品収支(399億9000万ドル)の黒字規模が減少したうえ、国内海運業界の構造調整の影響でサービス収支の赤字(-153億8000万ドル)が過去最大となった影響だ。
昨年の対中経常黒字も429億7000万ドルと、前年(433億9000万ドル)比で減少した。2012年(415億3000万ドル)以来最も少なかった。
韓銀は「昨年、韓国のTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備をめぐる葛藤の影響でサービス収支が6年ぶりに赤字転換した影響」と説明した。昨年の中国人入国者数は前年比で48.3%減少し、旅行収支の黒字(34億7000万ドル)は2012年(12億3000万ドル)以降で最も少なかった。
日本とEUに対する経常赤字はさらに拡大した。過去最大となった旅行収支の赤字のためだ。
対日経常赤字は272億7000万ドルと、前年(-215億1000万ドル)比で拡大した。2011年(-326億6000万ドル)以来7年ぶりの最大水準だ。
特にサービス収支の赤字は38億8000万ドルと、過去最大だった。旅行収支の赤字が32億6000万ドルとなった影響だ。
対EU経常赤字(-90億6000万ドル)も前年(-81億7000万ドル)比で拡大した。過去最大の旅行収支の赤字59億8000万ドルが理由と分析された。
国際原油価格の上昇で対中東経常赤字は447億8000万ドルとなり、前年(267億4000万ドル)比で赤字幅が拡大した。
(http://japanese.joins.com/article/492/242492.html?servcode=300§code=300)