「北方領土」カテゴリーアーカイブ

〔日本の防衛〕空自との共同訓練で来日中のユーロファイター・タイフーン、南シナ海上空を通過して帰国へ 中国をけん制か

〔日本の防衛〕空自との共同訓練で来日中のユーロファイター・タイフーン、南シナ海上空を通過して帰国へ 中国をけん制か

記事要約:これが12月2日のニュースなのだが少々気になるので取り上げておく。英国の来日中のユーロファイターが南シナ海上空を通過して帰国したようだ。ユーロファイターというのは英空軍の最新鋭主力戦闘機 「ユーロファイター・タイフーン」のことである。戦闘機についてはあまり詳しくないが、英国が中国の南シナ海への実効支配を快く思ってないことは伝わる。

これによって敵と味方がだいぶ分かれてきたんじゃないか。中国が世界の敵となるのは明白だが、それに荷担するのはどこの国かというのがある。とりあえず、今のところ、日本が警戒しなければいけないのはロシアだろう。

北方領土は全く返す気はないのに、経済支援を求めてくる。戦争で取られたものは戦争でしか取り返せないことか。管理人はヤルタ協定は大西洋憲章違反だと思うが、その辺は曖昧になっている。

ソ連参戦を促すために秘密裏に他国の領土を譲渡するなんていう協定ほどおかしなものはない。しかし、ロシアは明確に手に入れた領土だと主張しているわけで、そこは平行線である。ロシアは信用ならない相手である。いつ裏切るかは注意深く見ておく必要がある。

2017年に日英同盟復活となるか。それはまだわからないが、EUを抜けた英国はすでに独自の道へ突き進んでいる。後はNATOへの加盟か。この二つは中国との戦争が起こる前にしておきたいところだが。

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〔日本の防衛〕空自との共同訓練で来日中のユーロファイター・タイフーン、南シナ海上空を通過して帰国へ 中国をけん制か

【ロンドン=岡部伸】ロイター通信によると、航空自衛隊機と共同訓練のため初来日していた英空軍の最新鋭主力戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」が、航行の自由が懸念されている南シナ海上空を通過して帰国することが2日、明らかになった。

ダロック駐米英国大使がワシントンで開かれたシンポジウムに際して明らかにした。ダロック氏は、中国による人工島の造成が問題となっている南シナ海上空を、英空軍機が通過することは国際的に権利があると述べた。しかし、いつ飛行するかは明言しなかった。

さらにダロック氏は、英国の防衛力は主として中東に向けられるとしながら、「新たに2隻の空母がおそらく2020年から太平洋で展開されるだろう」と述べ、米政府が南シナ海で展開し、公海上の自由な航行と上空通過を保障する「航行の自由作戦」の目的を絶対に共有すると強調した。

外務・防衛閣僚協議(2プラス2)での合意に基づき、日英防衛協力強化のため英タイフーン戦闘機4機などが10月22日、空自三沢基地に飛来。航空自衛隊と初の共同訓練を11月6日まで実施した。国内で米軍以外との共同訓練は初めて。

産経新聞 12/2(金) 21:27配信

(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161202-00000555-san-eurp)

【日本の防衛】国後、色丹、歯舞3島の北方領土がロシアから返還を期待できるとの見方

【日本の防衛】国後、色丹、歯舞3島の北方領土がロシアから返還を期待できるとの見方

記事要約:日本とロシアがペルーのリマで会談を行った。それによると日本の領土である北方領土を「共同経済活動」という案が出てきているようだ。でも、これは明らかにロシア側が自国の領土という立ち位置での交渉による提案であり、ロシアは原油ショックで経済的に衰えているとはいえ、さすがプーチン大統領といったところで外交が強かである。

今年、最後の目玉となるのがこの12月15日に開催される日露首脳会談だと思うが、さすがにこれは楽観視できない。記事にも触れているが少なくとも共同経済活動という形では日本がロシアの領土だと認める形になるので絶対に受けてはいけない。経済的な協力はあるにせよ、まずは返還してからの話である。なんで返還もしない北方領土に日本がロシアのために経済協力をする必要がある。だが、返還の前にやることが平和条約の締結もある。

さて、これともう一つニュースがあって、ロシアが国後、色丹、歯舞3島の返還を期待できるとの見方があるようだ。管理人は二島返還でも30%ぐらいだと思っているのにまさかの3島である。ただ、これも有力というほどの情報ではない。

北方領土問題については韓国の政治以上に先が読めない。でも、管理人は返ってくる可能性は低いと考えているので2島返還でも凄いと思う。4島返還はまずない。もし、3島が返還が現実的にあれば一生安倍総理を日本人が尊敬して応援すると誓えるぐらいだ。それだけの大偉業ということになる。しかし、こればっかりは何十年も経過していて進展しているかすらよくわからないし、相手の気分次第てこともある。しかし、それだけ領土というのは一度失うと取り戻すのが難しいということは日本人は知るべきだろう。

竹島もそうだが、不法に占拠された領土を取り戻すというのは何十年経過しても中々できるものではない。だからこそ、尖閣諸島はしっかり守らないといけないし、対馬や.それ以外の島々にも監視を置いて守っていくことが必要だ。

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【日本の防衛】国後、色丹、歯舞3島の北方領土がロシアから返還を期待できるとの見方

北方領土が返還された場合、何がどう変わるのか。漁業や観光、海上治安などの課題を検証する。

「『2島返還が現実的だ』『4島一括返還が前提だ』などの声があるが、私はどちらも違うと思う。帰属問題は交渉を継続するとして、近く、国後、色丹、歯舞の『3島の施政権』の返還が期待できるのではないか」

海洋問題研究家で、この11年で6度、北方領土を訪れた山田吉彦・東海大学教授はそう語る。山田氏による監修の下、「3島の施政権」が返還された場合の北方領土がどうなるかを検証した。

【択捉島(エトロフトウ)】面積3168平方キロメートル(沖縄本島の約2.6倍/人口約6000人
水産会社「ギドロストロイ」の企業城下町である択捉島を日ロ交流のための「経済特区」とし、経済分野を中心に日本との一体化を進めることになるか。国後島との間にある国後水道(エカテリーナ海峡)は水深約480メートルあり、ロシア潜水艦の航行路となっている。4島一括返還の場合、ロシア艦は国旗を掲揚しての浮上航行を求められるので、択捉島返還の可能性は低いとの見方が多い。

【国後島(クナシリトウ)】面積1490平方メートル(沖縄本島より大きい)/人口約7000人
ロシアによる開発は2011年に新ターミナルと新滑走路が完成したメンデエレフ空港や2012年に大型船が直接、接岸できる埠頭が完成した古釜布港など、公共工事による港湾、飛行場、道路舗装などにとどまっている。島の北半分は「自然保護区」で人の立ち入りが制限されてきた。手つかずの自然を活かし、世界自然遺産「知床」と合わせたエコツアーなどの展開が期待される。

【色丹島(シコタントウ)】面積251キロ平方メートル(徳之島とほぼ同じ)/人口約2800人
斜古丹(シャコタン)ワンにはロシア国境警備隊の基地がある。中心都市・斜古丹の人口1850人のうち1000人は国境警備隊。返還後も中流の可能性ありか。

【歯舞群島(ハボマイグントウ)】
ロシアに制限されてきた漁業の自由度が増す。北方領土海域の密漁取り締まりや救難などの海上警備で、日本の海上保安庁が主導権を握れるか。

「色丹島の斜古丹湾にはロシア国境警備隊の基地があり、ロシア潜水艦の航行路である国後水道を管轄している。施政権が日本に移ってもこの基地を排除するのは難しいのではないか。そして、3島に居住するロシア人の裁判権をどうするかなどは、『地位協定』により定めることになるだろう」(山田氏)

その場合、ロシア国境警備隊と日本の海上保安庁が協働して周辺海域の航行の安全を守り、密漁や海賊などに目を光らせることが考えられる。

3島の施政権を得れば、漁業や観光の面でも進展が期待できる。とくに国後島の北半分はロシアにより「自然保護区」に指定され、手つかずの自然が残る。

「国後島を世界遺産・知床半島と一体的に考えれば、海域も含めた環境保全や観光開発を図ることが可能になるのではないか。乱獲を未然に防ぎ、豊富な海洋資源を持続可能な方法で有効利用する道も開けるだろう。また、北方領土は考古学者にも貴重な研究の場として期待されており、学術研究の拠点をつくることで国際的な価値を高めることもできる」(山田氏)

(http://www.news-postseven.com/archives/20161121_464923.html)