日別アーカイブ: 2024年7月10日

韓国 涙も雨水のように…自営業者の長い内需の梅雨

韓国 バカで無能な韓国政府は半導体輸出が好調だから、内需は回復している。青信号が灯ったとか。いつも通り100%当たらない楽観論を述べているのだが、こちらが注目してるのは韓国の内需に大きく影響する異常気象である。特に6月から始まっている「猛暑」について注目しているが、韓国では梅雨や集中豪雨といったものも大きく物価に影響することがわかった。

つまり、7月と8月の韓国経済、ハイパーインフレを見る上で集中豪雨や猛将など異常気象が鍵となる。なんでまずは韓国の天気を見ていこうか。どうやらスパコンですら当てられない梅雨前線が来ているようだ。

8日、韓国の忠清(チュンチョン)と慶北(キョンブク)地域を中心に極限豪雨水準の強い雨が降り、各地で被害が続出した。忠清北道沃川邑(オクチョンウプ)では山の斜面が崩れて行方不明になっていた50代男性が捜索11時間ぶりに遺体で見つかった。

韓国気象庁によると、8日未明の慶尚北道英陽(ヨンヤン)と安東(アンドン)に1時間当たり50ミリを越える「水爆弾」のような集中豪雨が降り、今年最初の豪雨緊急災難メッセージが発出された。前日夕方からこの日午後3時まで慶尚北道尚州(サンジュ)市は累積降水量223.2ミリ、忠清北道沃川は203ミリ、安東は200.5ミリを記録した。集中豪雨によって安東市臨東面(イムドンミョン)一帯の河川が氾濫して付近の住民19人が孤立して消防当局によって救助された。

雨雲が南北に薄く東西に長い帯状を示し、地域間の降水量偏差が大きく現れた。忠北と慶北には1時間当たり50ミリを越える雨が降った反面、薄い梅雨前線にかからなかった京畿(キョンギ)北部は雨がほとんど降らなかった。

今回降った梅雨の雨のように、降水帯の幅が特に狭い場合は雨の強さや時間、地域を予測するのがさらに難しくなる。ここに最近韓半島(朝鮮半島)に頻繁に流入する低気圧が停滞前線に大きく関与して変動性がさらに大きくなった。気象庁関係者は「停滞前線の活性化は予測できるが、降水の強さや時点、地域の変動性はスーパーコンピュータもそれぞれ違った予測を出すほど大きくならざるを得ないので最新の気象予報を引き続き参考にしなければならない」と話した。

9~10日にも最大120ミリ以上の激しい雨が予告されていて追加被害が懸念される。9~10日の予想降水量は首都圏と江原(カンウォン)内陸が30~80ミリ(京畿南部・江原山地の多い所では120ミリ以上)、江原東海(トンへ、日本名・日本海)側20~60ミリ、忠清圏・全羅(チョルラ)圏・慶尚圏30~80ミリ(多い所では120ミリ以上)で強い雨が予想されている。

猛暑も続く見通しだ。9日は南部地方、10日は全国ほとんどの地域で最高体感温度が31度まで上昇し、済州島(チェジュド)は33度前後で非常に暑くなる見通しだ。

韓国各地に降れば水爆弾…スパコンも当てられない「梅雨前線」 (msn.com)

まずはゲリラ豪雨で亡くなった人々にお悔やみを申し上げる。雨で河川が反乱して周辺住民が孤立して救助とか。わりと酷い雨だったんだろうな。

なんだろうな。これは韓国に限ったことではないが、これから国家経済を予測する上で気候変動が重要な要素になってくるような気がしないでもない。それだけ、昨年から気候インフレというものが私たちの生活を脅かしつつある。

暑い夏は外に出あまり出歩かないで、エアコン付けて家で大人しくしていればいいだけだろう。そんな風に思うかもしれない。問題は経済活動においてはそれはマイナスであるということだ。つまり、集中豪雨や猛暑といった異常気象は外出を自粛するために旅行やレジャーなどに大きく影響してくる。

そりゃ大雨が降ってるのにわざわざ外へ遊びに行こうという人間は稀だろう。しかも、スパコンですら天候が予測できない。ただでさえ、韓国の内需は高金利・ハイパーインフレで死んでるのに、ここに異常気象が追い打ちをかける。もちろん、異常気象は人間の行動だけではなく、野菜や果物といった食品価格にも大きく影響する。集中豪雨で野菜や果物が流されるなどの直接被害だけではなく、異常気象で満足に育たないといった被害も出てくる。

それで9日や10日はどうなったのか。この記事を書いているのは7月10日の朝なのだが、かなり酷いことになっている。なんと豪雨で体育館の壁が壊れたり、停電まで発生しているようだ。

では、記事を引用しよう。

8日から2日にわたり多くの雨が降っている慶尚北道(キョンサンブクド)で豪雨の被害が続出している。40代の女性が急流に巻き込まれて行方がわからなくなったほか、体育館が崩壊した。

9日午前、慶山市(キョンサンシ)の農道で浸水した自身の車を確認していた40代の女性が急流に巻き込まれ行方がわからなくなった。慶尚北道消防本部と慶山市によると、この日午前5時12分ごろ慶山市珍良邑平沙里(チニャンウプ・ピョンサリ)の河川で40代女性が急流に巻き込まれる事故が発生した。女性の行方がわからなくなっているのはこの日午前8時20分ごろ、女性の軽自動車の中から携帯電話などが見つかったことで明らかになった。

◇浸水した車を確認し急流に巻き込まれる

通報を受けて出動した警察と消防当局が車のドライブレコーダーを確認した結果、車内にいた40代の女性は、車が浸水したことから車外に出て確認していたところを急流に巻き込まれたという。消防当局は車両21台、人員93人を投じて行方不明者の捜索作業を進めている。

安東市臨東面大谷里(アンドンシ・イムドンミョン・テゴクリ)では97世帯で停電が発生した。この日午前11時現在までに68世帯で復旧を完了した。残り29世帯は道路が流失しており復旧作業が遅れている。この日午前5時40分ごろには慶山市河陽邑(ハヤンウプ)の瑚山(ホサン)大学前の国道4号線と車5台が浸水した。

◇山崩れで体育館の壁崩れる

安東市の盛昌(ソンチャン)女子高校では学校裏にある急斜面が崩れ落ち、体育館と駐車場に土砂が流入して体育館の壁が崩壊した。盛昌女子高校はこの区域を立ち入り禁止にするとともに生徒らの安全確保に向け8日と9日は短縮授業と休校とした。

安東市と英陽郡(ヨンヤングン)では道路の斜面が流失し道路に土砂があふれる被害が発生した。英陽郡では住宅5軒が半壊し、安東市、永川市(ヨンチョンシ)、英陽郡で住宅30軒が浸水するなど住宅被害もあった。安東など慶尚北道北部地域では632.5ヘクタール規模の農作物被害が出た。

慶尚北道によると、6日から9日午前11時まで尚州市牟西(サンジュシ・モソ)で309.0ミリ、義城郡多仁(ウィソングン・ダイン)で260.5ミリ、安東市臥竜(アリョン)で254.0ミリ、尚州市内で218.6ミリ、安東市内で182.9ミリ、177.7ミリ、167.7ミリなどの降水量を記録した。永川市臨皐面(イムゴミョン)では1時間当に64.5ミリの雨が降った。

急流に巻き込まれ女性が不明、体育館では壁崩壊…韓国で豪雨被害続出 | Joongang Ilbo | 中央日報 (joins.com)

これは酷いな。車の浸水は豪雨で河川の水が大量に溢れての事故だと思われるが、それに対応していた本人が流されて行方不明。他にも土砂で体育館の壁がぶっ壊れたとか。まあ、韓国の建築は手抜き工事や、欠陥品が多いので、まともな強度をしているとは限らない。後で調べたら手抜き工事や欠陥が見つかりましたとか。そういうオチがありそうだが、土砂災害というのも豪雨ではわりとあることだ。

さて、ここまでは韓国の異常気象についてが中心だったが、ここからは経済の話題だ。この異常気象で何が起きているのか。しかし、昨年から続く内需不振に異常気象まで追加されるとか、韓国の内需を崩壊させようという神の意志でも働いているのか。まるで天罰みたいな不運が重なっている状態だ。

ああ、まさか、これは仏滅というやつか。ああ、そういえば対馬の仏像を裁判で負けても日本に返さないだけではく、対馬の神社に立ち入り禁止されるなど冒涜を働いている韓国人が多数いたものな。

本格的に始まった梅雨が韓国の内需に暗雲を落としている。自営業者の憂いが深まる。そうでなくても高止まりする食品物価も揺れる。

韓国気象庁が今週の雨を予報した中で8日は韓国各地で雨が降った。6月末に始まり7月中旬から下旬に終わる梅雨の真ん中に入り込んだ。気象庁は2022年に出した「梅雨白書」で、「最近は梅雨とそうでない期間の境界が曖昧になり、梅雨の期間も従来の3~4週間から2カ月以上に長くなった」としながら、「韓国型雨期」という表現を使った。

過去より長くなり変則的に変わった梅雨は内需には悪材料だ。流動人口減少につながり内需のひとつの軸であるサービス業を萎縮させるためだ。過去最長54日の梅雨となった2020年の夏を振り返ると、梅雨と内需萎縮の相関関係を計ることができる。統計庁によると、8月まで続いた梅雨により8月のサービス業生産が前月比1.0%減少した。特に宿泊・飲食店業の生産が7.9%減った。

屋外の工事現場が大部分である建設業も萎縮した。当時建設業生産は前月比7.1%減少した。ある大手建設業者現場所長は「梅雨の間はコンクリート打設が難しく事故の可能性が大きくなる。電気ショートなどの懸念で内部工事も進めにくく、建設現場は事実上オールストップとなるケースが多い」と話した。

韓国銀行は梅雨直後の昨年8月に出した報告書「民間消費回復モメンタムに対する評価」で、「新型コロナウイルスがエンデミック(風土病)に転換したのにもかかわらず、7月に雨が多く降ったため衣服を含め飲食・宿泊・旅行などのサービス消費が萎縮した」と分析した。

具体的に昨年5月の全国平均降雨量193.4ミリメートルは平年と比べ1.9倍、7月の降雨量506.1ミリメートルは1.7倍水準だった。1991年以降2番目に多かった。4~7月の国内消費は1~3月より0.5%減った。当時韓国銀行マクロ分析チームのチョン・ドンジェ課長は「天気の影響を多く受ける品目(食品・宿泊・旅行など)を除けば同じ期間の消費は0.2%ほど増えた。(消費減少に)天気要因の影響は大きい」と分析した。

自営業者の憂いも大きくなった。小商工人市場振興公団が最近発表した「6月の景況判断指数(BSI)調査報告書」によると、小商工人の7月のBSI見通しは57.9を記録した。前月比9.5ポイント下落した。景気を悲観した理由としては「消費心理萎縮」が45.1%で最も多く挙げられ、「天気・季節性要因」が18.0%で後に続いた。京畿道果川(キョンギド・クァチョン)でプデチゲ店を運営するイさんは「梅雨の時期には全般的に売り上げも減るが、豪雨になれば出前も難しい。湿度が高くエアコンを長時間つけなければならないのも負担で、苦難の7月になりそうだ」と打ち明けた。

食品物価にとって梅雨は弱点だ。韓国農水産食品流通公社(aT)によると、この1週間でホウレンソウ価格が30.1%上がった。1カ月前と比較して65.5%の上昇だ。赤サンチュ価格は1週間で17.3%、1カ月で35.1%上がった。ハクサイも1週間で26.0%、1カ月で29.1%上がった。

韓国開発研究院(KDI)は5月に出した報告書「気象環境変化が物価に及ぼす影響と示唆点」で、気温より降水量が物価上昇に致命的だと分析した。気温が過去より10度上下すれば物価が短期的に0.04ポイント上昇するのに対し、降水量が100ミリ増加または減少する場合には物価が0.07ポイント上昇するという。KDIのイ・スンヒ研究委員は「天気の衝撃が1カ月発生した場合を仮定した研究結果であるだけに衝撃が2~3カ月以上続く場合には物価上昇幅はさらに大きくなるだろう」と話した。

涙も雨水のように…自営業者の長い内需の梅雨=韓国 | Joongang Ilbo | 中央日報 (joins.com)

ああ、これはもう韓国の内需が崩壊させるように神の意志でも働いているんじゃないか。

具体的に昨年5月の全国平均降雨量193.4ミリメートルは平年と比べ1.9倍、7月の降雨量506.1ミリメートルは1.7倍水準だった。1991年以降2番目に多かった。4~7月の国内消費は1~3月より0.5%減った。

1991年以降で2番目に多い降水量。30年に一度クラスの大雨が強襲てやつか。それで具体的な野菜の価格を見てきた。

韓国農林水産食品配給公社(aT)の農産物流通情報によると、6日のほうれん草4kg箱の平均卸売価格は2万3431ウォンだった。30,000ウォンを超えた前の1日より価格は下がっていますが、それでも1か月前の14,753ウォンより58.8%高くなっています。生鮮ナムル(4kg箱、上)も今月6日に1万3710ウォンに上昇し、前月(8627ウォン)から約59%増加した。

キャベツの価格は、10kgの上位グレードに基づいて8,669ウォンでした。これは前月(6,663ウォン)から30%増加した。特に、先月6日に4kg箱で12,700ウォンだったレタスは、今月6日には27,815ウォンに上昇し、1か月でなんと119%の増加を示しました。

全北、梅雨の野菜価格が「高騰」 ⋯ ほうれん草とレタスが1週間で25%上昇 (jjan.kr)

既にかなり高騰しているが、この価格ですらまだ序の口だ。これから被害が増えていれば野菜や果物価格は高騰する。ハイパーインフレが加速するてことだ。