日別アーカイブ: 2024年9月12日

韓国【F1】韓国GPのずさんな実態を英紙糾弾 560億円パーの仰天理由は「K-1と混同」

韓国 最初に断っておくが今回の記事は爆笑必至なので、くれぐれも車内やお茶を飲みながら閲覧や視聴してはいけない。こちらはタイトルを見て危うく紅茶花伝を吹きかけた。もう、タイトルだけでお腹痛い。韓国F1GPは一部の日本人を笑い死にさせるかの勢いで最高のエンターテインメントだった。

何しろ、開催される前から爆笑で、始まっても爆笑、終わっても爆笑。全てが爆笑の渦だった。これだけ笑いを取れるのは韓国F1GPだけと言っても過言ではない。まさに伝説として語られるものだ。それはサッカーでいえば日韓ワールドカップでの数々の韓国有利な判定の試合でサッカー界から永遠に語り継がれると同じだ。

まずは何が最高に面白かったかを振り返らないといけないよな。あの伝説の4年間を振り返るのだ。因みに2016年までやる予定だったのに、実際は4回しか開催されてない。なぜかって?不採算だからだ。もう、これだけで面白い。

1.関係者が泊まるところはラブホテルしかない

韓国の国際空港からサーキット場までは離れているので移動が大変だった。F1関係者はサーキット場にたどり着くのに4時間必要だった。つまり、開催前の場外から過酷なレースが始まっていたのだ。あれ?これって耐久レースだったけ。

しかも、サーキット周辺は都市から離れているので宿泊できる観光施設が少ない。関係者の多くが泊まるところはラブホテルだった。イタリアのメディアでは「F1チームがセックスモーテルに押し込められた」と報じたことで世界中に知られるようになる。

2.開催前に豪雨でコースは水たまり

記念すべき第1回の開催前に過酷なロードレースを体験したF1関係者。だが、サーキット場についたらゴールではなかった。そこで待ち受けていたのは豪雨である。まるで、韓国の初大会を祝福してるかのような豪雨でコースの至る所に水たまりができており、開催そのものが危ぶまれた。決勝当日は路面に水が張った状態となり、多くのドライバーが最悪の状況と評したことも追加しておこう。

そもそもサーキット場のコース自体が突貫工事で路面を舗装したことによってアスファルトの油分が抜け切れない状況だった。しかも、出来上がったコースは非常に滑りやすい路面となっていた。このように、なんとか形だけを間に合わせをたものであったことを付け加えておく。ニコニコ動画の投稿された動画で、誰かが作った韓国F1GPのコースの方がよほど格好良かったとか。大いに日本人を喜ばせた。

3.レース中も最悪。24台中9台がクラッシュ

突貫工事で作ったコースはまさに歴戦の勇者であるドライバーたちも苦しめる難解コースとなった。雨が降っていて地面が濡れているせいもあり、最初はずっとセーフーティーカーが誘導するという。それがなんと40周も続いたとか。

4.マーシャルの習熟度不足

コースが突貫工事で仕上げたのだから、当然、会場を運営する関係者もほとんど素人同然だった。例えば、セーフーティーカーが前に出ているときは追い越し禁止の黄色い旗を振らないといけないのに、緑旗を振ったことで、セーフーティーカーを追い越していいサインが出ていた。

5.レースが終われば韓国から日本に脱出する真のグランプりが開催!

あまりにもお粗末なコースに酷い対応に歴戦のF1ドライバーや関係者もさすがにこんなところには1秒もいられるかと、多くのドライバーが韓国から脱出レースを始めた。終わってから数時間後にTwitterに日本に来たというツィートが散見されて大いに笑わせてもらった。

6.もちろん興業収入は大赤字。そもそも韓国人はF1 に興味がない。

当日の観客が少ないことを視聴していればすぐわかるんだが、もう一つ面白いことがあった。それは客の代わりに案山子を置いて、客員が少しでもいるように創意工夫をしていたことだ。でも、案山子置いてもチケット代になりませんよ!

韓国グランプリの赤字規模も面白い。初開催の2010年大会から第4回にあたる2013年大会まで4年連続して多額の運営赤字を計上し累積赤字は6761億ウォン。4年間の大会運営費に3009億ウォン、サーキットの建設費に4932億ウォンの計7941億ウォンを使ったが、収入は1180億ウォンにすぎなかった。

7,1年後の冷蔵庫には1年前の物がそのまま置いてある!

レースは一応、4回あったのだが、1回目が終わって1年後、ドライバーが再び、韓国のサーキット場にやってきたら、1年前の腐った食べ物が冷蔵庫に入れてあったという逸話も笑いを誘った。

ざっと振り返るだけで爆笑必至だったが、さて、今回はイギリスの新聞を見てみよう。

では、記事を引用しよう。あれから10年経過してもサーキット場はどうなったのか。もちろん、何一つ利用されてない廃墟ですよ?

F1で2010~13年にかけて開催されながらわずか4年で打ち切られた韓国グランプリ(GP)のずさんな実態を、英紙「エクスプレス」が特集した。  

同紙はまず「10年以上使われていない放棄されたF1サーキットの建設には3億ポンド(約560億円)という莫大な費用がかかり、スポーツ界最大の失敗の一つと呼ばれている」と指摘。

サーキットはいまや負の遺産で、巨額の費用が水の泡となった。 「韓国のF1はなぜこれほど失敗したのか?」と問題提起した同紙は、その理由をこう分析した。「実のところ、兆候は最初からあった。

韓国GPに間に合うように建設は完了したが、過度の降雨により建設が遅れ、レースのわずか10日前までFIA(国際自動車連盟)の承認が得られなかった。レースの週末が到来しても、舗装不良など会場周辺の一部の施設はまだ完成していなかった」などと不備が多かった。

「コースの立地条件も一役買っている。韓国国際サーキットは首都ソウルからなんと200マイル(約320キロ)も離れた場所に建設されたため、そもそも潜在的なファンの心を掴むのは少々困難だった」と立地面も悪かった。  

そして失敗した最大の要因は、韓国内での関心の低さだ。「最大12万人を収容できる設備を誇る韓国国際サーキットは、開催期間の4年間を通じて地元民がF1に親しむことはなく、期待したほどの反響は得られなかった」とF1への関心は高まらず、挙げ句の果てには「地元の人々はF1という略称を、アジア大陸で人気の総合格闘技大会K―1と混同していたと言われている」という有り様だった。  

F1を招致した全羅南道の高官パク・ボンスン氏は、当時米紙「ニューヨーク・タイムズ」にこう語っている。「私たちは大金を儲けるという大きな夢を持って始めた。しかし、結果は大失敗に終わった…」。韓国では再びF1を招致する動きもあるが、具体策は「放置されたまま」と同紙を指摘している。

【F1】韓国GPのずさんな実態を英紙糾弾 560億円パーの仰天理由は「K-1と混同」(東スポWEB) – Yahoo!ニュース

凄いな。地元の人々はF1とK1を混同しているとか。確かに結果は大失敗に終わった。でも、韓国の国際大会がどれだけ酷いかを世界中にアピールできたじゃないか。日本人をどれだけ笑わせてくれたか。それで大赤字を叩き出して全てが面白いという。

もう、エンタメのレベルなら神としかいいようがない。10年経過しても、あれほど笑いに富んだイベントはなかなかない。

しかも、10年経過しても韓国の国際大会は酷いものしかない。あれから何も変わってない。ふう、少し熱く語ってしまったがこれが最高のエンタメというやつだ。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

1.こんな所で二度と開催される事があってはならない。そもそも炎上事故などの大きなアクシデントがあった時にここのマーシャルが迅速に動いてドライバーを救出する、なんていう事はまず期待できないと思う。 それはウェバーのリタイヤしたマシンから出火した時の事で証明されてる。それ以外でも何かと問題しか起きないと思う。

2.笑い話で済まされないのはイエローを出すところでグリーンを掲示したり、クラッシュしたマシンの消火の際にマーシャル用の道路ではなくコース上を普通の乗用車でトロトロ走ったため、急遽、セーフティカーが出る羽目になったり、炎上するマシンに向かうにも緊急性を認識しておらず歩いて向かう、遅すぎて既にドライバーが消火したのに粉末消火剤をぶっかけて数億円のマシンをダメにするなど、当時は死者が出なかったことが奇跡と言われていたんですよね。

3.レースは一見お金さえつぎ込めばいいGPになるという思い込みが一部日本の政治家にもあるんですが、実際はその地にレースが根付くためには長い間の啓蒙期間や地元民を招待したりする活動が大切です。 鈴鹿などはそのいい例。 幼稚園や小学生の遠足を入れたり、二輪と四輪のレースを開催してファン層を拡げる努力の結果が今に至ります。 そういえば87年に二輪GPを開催した時は、大阪伊丹空港からタクシーを使ってやってきたチームスタッフのタクシー代¥35000-を全部開催者持ちにしたエピソードもありましたね。

4.真の韓国GPとは韓国GP終了後、誰が一番最初に日本に到着するかを争うレースだと言われていた。とにかくレーサーやレース関係者は早く韓国から脱出したかったのだろう。それ程酷いGPだったらしい。当時はニュースなどで観客がいない為、スタンドに案山子を立てたり、芝生が間に合わないから土に緑のペンキを塗っただのと記事にされ、普通では考えられないことで凌いでいたずさんな実態が報道されていた。これもワールドカップやオリンピックと同じで企画すること自体が国家として無理だったのでしょうね。出来もしないのに日本に対抗して手を挙げたのはいいが、結局最後は恥をかく形で終わっている。

5.韓国GPの次が日本GPで、韓国GP終了後に我先にと日本に逃げ出すGPが開催された 韓国GPで優勝した選手はインタビューに簡単に答えると、その足で空港に駆け込み自家用機で誰よりも早く日本に到着し、脱出GPでも優勝を飾った ご丁寧にも各選手の日本到着時刻まで発表されてた

6.ギリギリまで承認が得られなかったこととか、人工芝がマシンに引っかかったこととか設備面での遅れもあったけれど、マーシャルの教育・習熟など人的な要素でも不備も大きかったんじゃないかな。車両を勝手に走らせたり、炎上への対応が遅かったり、粉末の消火器をぶっ放したりと色々と杜撰だった気がする。消火器ぶっ放して車一台ダメにしてるとき、解説の森脇さんが悲しそうに「最低です」って言ってたな。

以上の6個だ。

10年前以上のことなのに、日本人にはこれだけ記憶が鮮明に残る韓国F1GP。しかし、おそらく韓国人にはまったく記憶に残ってないと思う。開催した国が全く覚えてないとか。オチまで完璧すぎる!

アメリカ 8月の消費者物価指数 前年同月比2.5%上昇

米国 今日、トランプ氏とハリス氏の初対決となるテレビ討論会が開催されたので、こちらはその内容をニュース記事で色々追っていた。日本のメディアやCNNhがハリス氏圧勝とか述べてるが、その手のメディアは信用できないので、とりあえず、イギリスのBBCの報道で確認した。

それで討論会の記事を読んだわけだが、正直に述べてハリス氏は何も考えてない。、バイデン氏の政策をそのまま踏襲しているかのような発言が目立つ。言い換えれば自分の政策として自信がないから、オウムのように繰り返すだけ。

例えば経済についてだ。引用しよう。

討論会は「4年前と比べてアメリカ人は暮らしぶりがよくなっていると思うか」という質問で始まった。

ハリス候補は「機会の経済」を作り出すとし、住宅取得費の問題に取り組み、若い家族を支援するとした。また、母親と協力して自分を育ててくれた近所の女性が小規模事業のオーナーだったことに触れ、自分がかねて「情熱を抱いている」小規模事業の支援に力を入れると強調した。

トランプ候補は、外国への関税を強化すると宣言。自らが在任中、中国からの輸入品に高い関税をかけたことに言及し、おかげで米政府は中国から「何十億」ドルもの関税を徴収していると述べた。

ハリス候補はトランプ候補の経済政策について、実行されれば来年までにアメリカで景気後退が起きると、ノーベル賞受賞者のエコノミスト16人が批判していると主張。

これに対しトランプ候補は、自分はビジネススクール出身だと言い、経済学の大学教授らが自分の計画を絶賛していると反論した。

【米大統領選2024】 ハリス候補とトランプ候補が初の討論会 中絶や移民、戦争などめぐり論戦 – BBCニュース

この発言で注目なのはトランプ氏が中国から輸入品に高い関税をかけると宣言したことに、ハリス氏は実行されれば来年までにアメリカで景気後退が起きると、ノーベル賞受賞者のエコノミスト16人が批判していると主張。そもそも既にアメリカの景気後退懸念は近づいている。

これを主張といえるのか?自分が反対なら、自分で反対する理由をいえばいい。高い関税をかけないと中国産の過剰輸出で市場が荒らされるだけ。ハリス氏はそこには何も答えてない。そもそも中国から輸入が減れば景気後退が起きるとか。よくわからない。

このようにハリス氏がどう外交したいかは見えない。

次は移民についてみていこうか。

トピックが移民問題に移ると、ハリス候補は、密入国者を起訴してきた「このステージ上で唯一の人物」は自分だと発言。検察官の経歴をアピールした。

また、超党派の国境警備強化法案を、トランプ候補が台無しにしたと批判。「ドナルド・トランプが議会の何人かに電話して、法案をつぶせと言った。なぜか? 彼は問題の解決ではなく、問題の利用を選んだからだ」と批判した。

トランプ候補は、オハイオ州スプリングフィールドで移民たちがペットの動物を食べているという、根拠のない主張を力説。「連中は犬を食べている。そこに住む人々のペットを食べているんだ」と強い調子で主張した。

これに対して司会者が、同市の当局者はそのような内容の信頼できる報告はないと話していると指摘すると、トランプ候補は、「テレビでいろいろな人が、『うちの犬が連れ去られ、食用にされた』と言っているのを見た」と言い返した。

ハリス候補は、「また極端なことを言っている」と述べた。

スプリングフィールドの当局者はBBCの取材に、ペットが食べられたという「信頼できる報告はない」としている。

ハリス候補は、トランプ候補が「移民犯罪」という主張を展開したのを受け、トランプ候補自身の犯罪歴を取り上げて、同候補を攻撃。「国家安全保障に関する犯罪、経済をめぐる犯罪、選挙妨害で起訴されたことのある人が言うことなので、非常に含蓄がある」と皮肉った。性的暴行をめぐる賠償責任を問われていることや、重罪34件で有罪になっていることにも触れた。

これに対しトランプ候補は、これまで同様、自らの訴追をめぐっては司法制度の「武器化」が起きていると主張。「でたらめの事件だ」とした。

このように移民政策についてトランプ氏がペットを食べられたという。まあ、さすがに根拠はなさそうだが、韓国人や中国人は犬を普通に食べるからな。韓国人は犬を引き取ってたすぐに食べたりするからな。

犬食という文化があり、最近になって韓国では犬肉禁止法案ができたんだったか。それから犬肉は闇市場に流れてどうなったかは知らないが、不法移民がお腹空いてペットの犬を食べることだってあるかもしれない。

ハリス氏は極端な主張とか述べてるが、移民問題ではトランプ氏が正しかっちたことは欧米の移民政策を見ればすぐわかるだろう。移民を受け入れたばかりに社会混乱が続発している。移民を受け入れたら出生率が増加するとか言われてるが、それも少しの期間だけである。結局、少子高齢化社会というのはやってくる。

それでテレビ討論会はハリス氏が圧勝だったそうだが、まあ、そこまで大差があったほど印象は受けなかった。むしろ、テイラースウィフト氏がハリスを支持したニュースのほうが大きいんじゃないかと思うぐらいだ。

次にアメリカの8月のCPIを見ておこう。既に9月の利下げ確定しているので、あまりCPIには注目されてないが、まあ、どうやらインフレは鈍化しているようだ。

[ワシントン 11日 ロイター] – 米労働省が11日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年比2.5%上昇した。前月の2.9%から鈍化し、2021年2月以来の小幅な伸びとなった。ただ、基調インフレにはなお粘着性が見られ、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%ポイント利下げは正当化されない可能性がある。

CPIは、前月比では0.2%上昇。昇幅は前月と変わらなかった。

では、記事を引用しよう。

ロイター調査によるエコノミスト予想は前年2.6%上昇、前月比0.2%上昇だった。

ネイションワイドのシニアエコノミスト、ベン・エアーズ氏は「住宅費やサービスコストへの長引く圧力が再び高まる中、インフレ正常化への道は8月に障害にぶつかった」と指摘。「米連邦準備理事会(FRB)当局者はくすぶる物価上昇モメンタムへの慎重姿勢を維持しており、来週は0.25%ポイントの小幅な利下げにとどまるだろう」と述べた。

JPモルガン・ウェルスマネジメントの投資戦略責任者、エリース・オーゼンボー氏は「利下げサイクルは積極的なものではなく、緩やかなものになるとの見通しを市場は受け入れなければならない」とした。

CMEのフェドウォッチによると、金融市場が見込む17─18日のFOMCでの0.50%ポイント利下げの確率は約15%と、CPI発表前の29%から低下。0.25%ポイント利下げの確率は約85%で、71%から上昇した。

8月は食品が前月比0.1%上昇。過去2カ月は0.2%上昇していた。

エネルギーは0.8%下落した。7月は横ばいだった。ガソリン価格も0.6%下落した。

変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは、前年比3.2%上昇で前月と変わらず。前月比は0.3%上昇で、7月の0.2%上昇から小幅加速した。エコノミスト予想は前年比が3.2%上昇、前月比が0.2%上昇だった。

パンテオン・マクロエコノミクスのチーフエコノミスト、イアン・シェパードソン氏は、コアCPIの伸びは向こう数カ月で緩和し、2025年上半期には2%に達するとの予想を変えていないと述べた。

<サービス価格上昇、モノの価格は下落>

サービス価格は、2カ月連続で0.3%上昇。家賃を除くサービス価格は2カ月連続で横ばいだったが、8月は0.1%上昇した。

ホテルの宿泊料を含む住居費は0.5%上昇し、コア指数を押し上げた。

帰属家賃(OER)は0.5%上昇した。7月は0.4%上昇だった。ホテルなどの宿泊料も1.8%急伸し、伸びは前月の0.2%から加速した。

モノ(財)の価格は、2カ月連続で0.1%下落。中古車・トラックは1%下落、家具、医療、通信、娯楽なども小幅下落したものの、住居費の上昇に相殺された。

米CPI、8月は2.5%に鈍化 基調インフレに依然粘着性|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)

これを見ればさすがに0.5%のサプライズ利下げはなさそうな感じだ。おそらく0.25%だと思われる。コアCPIがまだ3.2%というのが少し気になるが、インフレ鈍化はガソリン価格の影響も大きそうだな。これは原油価格が下がっているからだ。

今は67ドルまで下がっている。これから冬にかけて原油需要は増えるとおもうが、安ければ安いほど助かるからな。

それで来週のFOMCはどうなるのか。

[11日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)は9月17─18日に行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)で、25ベーシスポイント(bp)の利下げを開始する公算が大きいとみられる。基調インフレになお粘着性が見られることから、50bpの大幅利下げは控えられるとの見方が強い。

市場は来週のFOMCで50bpの利下げが実施される確率は20%未満とみている。8月の米CPI発表前は25%超だった。

米労働省が11日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年比2.5%上昇した。前月の2.9%から鈍化し、2021年2月以来の小幅な伸びとなった。変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは、前年比3.2%上昇で前月と変わらず。前月比は0.3%上昇で、7月の0.2%上昇から小幅加速した。

スパルタン・キャピタル・セキュリティーズのチーフ市場エコノミスト、ピーター・カルディロ氏は「一時的なものかどうかは分からないが、このデータはコアインフレが依然として課題であることを示唆している」と指摘。「FRBによる25bpの利下げは確定だろう」と述べた。

FRBは、インフレを抑制し目標の2%に近づけるため、昨年7月以来、政策金利を5.25%─5.50%の範囲に維持。政策担当者のほぼ全員が、労働市場の過度な冷え込みを防ぐため、政策金利を近く引き下げたい考えを示している。

金利先物市場は現在、年末時点の政策金利が4.25%─4.50%になるとの見方を織り込んでおり、今年最後2回の会合のいずれかで50bpの利下げが実施されるとみている。

FRB、来週のFOMCで25bp利下げ実施の公算大 | ロイター (reuters.com)

これはその通りだとしか思えない。0.25%利下げで確定だろう。ただ、今後の動向は気になるな。この先の2回の会合で年末までに1%も一気に金利を下げるのか。さすがにそれは影響が大きそうだな。