日別アーカイブ: 2024年9月29日

中国経済の「日本化」を債券市場は警告-デフレに陥った日本と類似点

9月27日に行われた自民党の総裁選では石破氏の勝利となり、次期総理が石破氏に決定した。その結果、円高、先物が-2000円とか酷いことになってるので月曜日に石破ショックが起きる可能性は否定できないが、それよりもとても良いニュースがあるので紹介しておこう。

それは日本と中国の国債利回りが逆転しそうなのだ。ええ?どういうことだって?それを詳しく解説する。

最近、中国経済のデフレが深刻化しており、日本の失われた30年がどうとか。そう言うのよく耳にするのだが、今週、中国政府が大規模な景気刺激策を打ち出したことで中国株は買われた動きがある。問題はその動きは長くは続かない可能性が高いてことだ。

それを予測するには債券市場の動きが重要だ。

では、記事を引用しよう。

(ブルームバーグ): 中国経済がかつての日本のように長期低迷に陥る「日本化」に直面しているとの議論は、中国債市場で象徴的な節目を迎えることになりそうだ。

  中国の30年債利回りが約20年ぶりに日本の30年債利回りを下回る可能性が高まっている。世界第2位の経済大国に対する厳しい見通しの中で中国の長期債利回りが最低水準を更新し続けている一方、同4位である日本の長期債利回りはついにデフレの脅威を一掃したとの見方から13年ぶりの高水準を付けている。

  中国経済の苦戦は、不動産市場の長期低迷、物価の下落、信用需要の弱さから1990年代に日本が経験したような「バランスシート不況」への懸念をあおっている。消費者および企業が不動産バブル崩壊後に債務返済を選択したことは日本が数十年にわたるデフレに陥った際の特徴だった。

  パンテオン・マクロエコノミクスの中国担当チーフエコノミスト、ダンカン・リグレー氏は、日中利回り差の縮小は「日本が30年以上の経済停滞から抜け出せるという楽観論の高まりと、中国の中長期見通しに対する悲観論の高まりの結果だ」と指摘。「中国は、不動産部門の低迷、バランスシート調整の問題、資産価格の下落、人口動態という足かせなど日本が停滞に陥ったときの特徴の一部を共有している」と述べた。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、中国の30年債利回りは今週に入り2.14%に低下し、少なくとも2005年以来の低水準となった一方、日本の30年債利回りは約2.07%に上昇した。中国を巡る懸念を背景に安全資産としての債券への需要が高まる一方、日本国債はインフレの再来とマイナス金利政策の終了により売られている。

  中国は今週、日本が経験したデフレの回避に向けた取り組みを強化し、当局は政策金利の引き下げや株式安定化基金の検討など、ここ数十年で最も大胆な政策キャンペーンを打ち出した。習近平指導部も十分な財政支出と不動産セクターへの支援を求めた。

  現在の中国とデフレ期だった日本の間には経済的な類似点があるものの、依然として多くの違いが残っているのも確かだ。

  まず、中国人民銀行(中央銀行)は、日本の危機対応の特徴となった量的緩和(QE)や大規模な債券購入といった非伝統的な刺激策を実施していない。また、人民銀がイールドカーブをより適切に管理するための措置には、日本が行ったように長期金利を低下させるのではなく、高めに誘導することが含まれている。

  さらに債券市場では、中国の期間短めの利回りは日本よりもはるかに高い。

  アセットマネジメントOneの債券マネジャー、竹井章氏は「日本と同じような道をたどっている感じがする。ただ政治体制が違うので、その歩き方が違う」と指摘。人口動態など経済の課題が「ミルフィーユのように重なってしまっている」と述べた。

  一方、ING銀行は中国の最新の刺激策が債券需要の鈍化と利回り低下を抑制するのに十分ではないとみている。つまり、現在の傾向が続けば、中国の利回りは日本の利回りを下回る可能性がある。

  ING銀の大中華圏担当チーフエコノミスト、リン・ソン氏は「金利低下により銀行預金金利と債券利回りの差は再び拡大するだろう。そのため、短期的には中国の長期債利回りは低下傾向にあると依然として考えている」とし、「資金が債券に再び流入するだろう」と語った。

中国経済の「日本化」を債券市場は警告-デフレに陥った日本と類似点 (msn.com)

簡単に金融用語を解説しておくと、利回りというのは投資額に対するリターンの比率のことだ。「利回り」は債券投資で主に使う。つまり、よく混同される利率とは意味が異なるてことだ。利率とは元金に対する利子の割合だ。

それで日本で利回りといえば、だいたい国債の利回りだ。そして、日本の国債の利回りはアメリカと比べても圧倒的に低いというのがデフレであることを意味している。つまり、日本国債に買いが集中しているてことだ。

それで記事に出ている中国の債券利回りが低下傾向にあり、いずれ日本の利回りを下回る可能性があるてことは、これは日本のデフレと同じ傾向であること。日本が債券利回りで中国を上回るというのは実はかなり衝撃的なことなのだ。

日中利回り差の縮小は「日本が30年以上の経済停滞から抜け出せるという楽観論の高まりと、中国の中長期見通しに対する悲観論の高まりの結果だ」

まあ、日本が経済停滞から抜け出すには利回り上昇が重要であり、これが日本以下になれば中国のデフレスパイラルに陥ることになる。

それで、中国がデフレに陥る理由については不動産バブル崩壊である。これについては高橋氏が詳しいのは知っていると思う。それで中国の不動産バブル崩壊で1京円とか言われている巨額な不良債権が発生していると述べている。

そして、公的資金投入などで不良債権を処理するのは難しいと。高橋氏は解決策として「戦争」か「グレートリセット」をあげている。

まあ、実際のこの予想で解決策が見当たらないなら「戦争」しかないんだよな。これは過去の歴史でもある。経済がどうしようもなくなったときに戦争することで、経済をリセットする。しかし、それが21世紀に通じるかといえば、無理だろうな。

高橋氏の予測が当たるかどうかはともかくとして、それを知る上で重要なのが中国の国債利回りということだ。それでこれを見ていただきたい。

これは中国と日本の30年国債利回りを比較したものだ。上が中国。下が日本の利回り。最初は明らかに中国が上だったことは見ての通りだ。しかし、その利回りが2019年頃からどんどん落ちているわけだ。2019年はちょうど中国が危ないと騒がれ始めた時期でもある。

そして、注目が2024年だ。なんと中国と日本の国債利回りが同じ水準にまで落ちている。これは日本国債の利回りが上昇してきたことにある。

中国の30年債利回りは今週に入り2.14%に低下し、少なくとも2005年以来の低水準となった一方、日本の30年債利回りは約2.07%に上昇した。

これで何が起きているかを理解できただろうか。日本の債券利回りは上昇して、逆に中国の債券利回りは下落して日本を下回る恐れが出てきた。

日本はデフレからの経済停滞から抜け出し、逆に中国は経済停滞に陥る。それを30年利回りの債券から予測している。

なんか記事には難しいこと書いてあるが、結局、日本と中国の債券利回りが逆転すれば中国は日本が経験したデフレスパイラルコースを進むてことだ。だから、何か刺激策をしたところで効果が薄いというのが高橋氏が述べていたこと。

〝石破ショック〟はNG? 高橋洋一氏が株価めぐる〝報道規制〟暴露「参っちゃったよ…」

なんとこれは本当なのか。経済学者の高橋氏が石破氏が当選したことで、株価か必ず下がると述べようとしたら報道規制を食らったそうだ。まあ、株価が必ず下がる表現は不安を煽るから駄目かもしれないが、規制するようなことはないんじゃないか。実際、先物は-2400円も落ちている。その動きは事実であって嘘ではない。

しかし、本当、月曜日の日経平均が怖いという。でも、これだけ言いたいのだが先物が-2500円だから必ずしも暴落するとは限らない。しかし、今までの経験からすればその可能性は高いとしかいえない。

とりあえず記事を引用しよう。

経済学者の高橋洋一氏が28日、出演番組の?報道規制?について語った。

 27日に行われた自民党総裁選は決選投票の末に石破茂氏が高市早苗氏を破り、新総裁となった。10月1日にも102代首相に指名される。

 一連の動きに株式市場は敏感に反応。金融緩和維持の高市氏が破れたことで、日経平均株価の先物は28日午後10時半現在、2000円を超える下げ幅となっている。

 高橋氏はこうした話を番組に盛り込もうと思ったそうだが…。

 28日に更新したXによると「早速報道『規制』。今日『先物』が2000円下がったというよと本番前にスタッフに伝えたら、報道から株価は必ず下がるとは言わないでほしいと言われている。断定的判断になるから」と返されたという。

 その上で「先物が下がっているというのは、市場は将来下がるとみているんだから、きちんと先物が下がっているというよと伝えた」という。

 高橋氏は同日夜のユーチューブライブでもこの件に言及。「月曜朝に(株価は)ドンと下がる。でも今日『テレビの視聴者をアオらないで下さい』とテレビ局からご指導を受けましたよ」と切り出した。

 これにカメラを回す男性スタッフが「そんなこと言われたんですか?」と反応。

 高橋氏は「だってさあ、株価の話わかりやすいから。(総裁選)1回目の投票まで高市さんで(日経平均は)ずっと上がってて。石破さんとわかった途端、(先物が)ドーンと落っこった。マーケットというのは正直なんだよな。世界中で取引が行われている。それで(テレビ局に)これは事実だから、と言ったら『断定的な判断をしないで下さい』って。これ、判断じゃないんだよ。実際に起こっていることなんだよ。誰でも見れる話。参っちゃったよ…」と苦笑いを浮かべた。

 さらに「ようは?石破ショック?と言ってパニックにならないようにして下さいっていうのが、まぁ、テレビ局のほかのところに(お達しが)来たみたいだな」と暴露。テレビ業界も手探り状態であることを明かした。

〝石破ショック〟はNG? 高橋洋一氏が株価めぐる〝報道規制〟暴露「参っちゃったよ…」 | 東スポWEB (tokyo-sports.co.jp)

まあ、このようにドンを下がると断定はしないほうがいいのだが、月曜日が不安になるのは見ての通りだ。これについてはどうしようもない。証券市場が石破総理の誕生をどう受け止めたかは答えが開けば必ず出る。そこでブラックマンデーが起きているかもしれないが、受け止めるしかないんだよな。

韓国でキムチ危機、猛暑で白菜高騰

韓国 キムチは韓国人のアイデンティティーである。別にこれは日本人がそう考えているのではなく、韓国人がそう述べているのだからそうなのだろう。しかし、韓国ではそのキムチが危機に瀕しているようだ。猛暑で白菜価格が高騰しており、キムチを作るのも難しくなっている。

実際、白菜だけではなく、キムチに使う材料、キャベツ、唐辛子なども高騰しているので、もう、韓国人にとって、自分たちで漬ける自家製キムチや、韓国産は高級品と成り果てた。もう、これから安い中国産キムチでなんとか飢えをの凌ぐしかない。

ああ、でも、いくら白菜やキャベツが高騰しているからと日本で白菜やキムチを大量に買い込んで、韓国で売ろうとかやめてくれよな。まあ、一般人がやっても、そこまで儲からないと思うが、日本の白菜やキャベツは韓国で売っているものより、3倍は安い。

転売ヤーがいてもおかしくない。後、無料でキャベツを提供しているとんかつチェーン店などからキャベツを持ち帰ろうとしかしないでほしいとかネットの突っ込みもあったぞ。無料でキャベツをおかわりするのは店側のサービスだからいいが、タッパーに入れて持ち帰るとかは許可されてないはずだ。

では、記事を引用しよう。

【KOREA WAVE】韓国で白菜価格が1玉1万ウォン(約1090円)を超えたことを受け、政府は来週から中国産白菜を小売市場に供給する方針を示している。さらに、国内産の白菜の出荷を早めるために出荷奨励金を支援し、大型スーパーなどでの販売価格を最大40%引き下げる措置も取る予定だ。

9月25日、ソウル・西大門区の永川(ヨンチョン)市場。「白菜は売らないのか」と尋ねられた野菜店主は「白菜1玉が2万ウォン(約2180円)もするのに、誰が買えるんですか?」と声を上げた。店主は「値段があまりにも高くて、少しでも安価な白菜しか仕入れていない」と説明する。

今夏の記録的な猛暑と干ばつによる影響で、白菜の価格が急騰し、消費者はもちろん市場関係者や自営業者らも大きな負担を感じている。

韓国農水産食品流通公社によると、24日の白菜1玉の卸売価格は8380ウォン(約918円)で、1年前に比べて77.3%も急騰していた。1カ月前と比較しても40%以上の上昇だ。

白菜の価格が急激に上昇したことで、伝統市場から白菜が姿を消している。永川市場にある4軒の八百屋は、どこも白菜を販売していなかった。高すぎる価格のために、ほとんどの客が白菜を購入せず、店側が商品を置かなくなったという。

20年以上野菜を扱っている店主は「白菜だけでなく、レタスやキュウリなど、ほとんどの野菜が値上がりしている」と述べた。店の一角には、しおれてしまったレタスが山積みされており、「これも全部捨てるしかない」と話した。

市場でネギを手にしていた60代の女性は「最近は野菜全般が高すぎて、買い物が怖い。毎年キムチを漬けてきたが、今年はどうしようか悩んでいる」と語った。

白菜の価格が高騰した原因は、今夏の30度を超える猛暑に加え、干ばつや豪雨などの気候変動によって生産量が大幅に減少したためだ。白菜は生育に適した気温が18~20度程度の低温性野菜だ。

韓国「高すぎる」野菜に店も客も尻込み…「驚異の高値」白菜、ピンチヒッターは「中国産」 (msn.com)

しかし、白菜が高すぎるよな。なんだ2000円って。韓国の最低時給が9620ウォンだから、白菜一つすら買えないじゃないか。

嗚、そういえば視聴者さんが韓国の食費が14万円とかのべてたときに、給料はいくら?とかきいていたが、韓国人の年収の半数は170万ウォン以下である。日本円でいくらだ。約18万3430円だ。

それで食費が14万かかるなら生活が無理じゃないかと突っ込むかもしれないが、そもそも、そこから半分はカードローンの支払いで消えるのだから、使えるお金は10万円がやっと。だから、彼らは食事を抜いたり、ビックサイズのカップメンやおにぎり1個で飢えを凌ぐのだ。足りない食費はカードローンで来月以降に払う。ほとんどが自転車操業なのだ。

そんな貧乏な生活が続けばどうなるのか。当然、韓国政府への不満が募っていく。だからユン氏の支持率は20%しかないわけだ。そして、韓国人にとって必要不可欠のキムチが食べられないのも大きなストレスだ。韓国政府はなんとか白菜やキャベツの値段を抑えようとしているが、それも無能な政府だから当たり前のように失敗している。

そして、どうしようもないから中国産の白菜を輸入に踏み切ったわけだが、消費者の反応は冷ややかだ。どうやら中国産の白菜は好きじゃないらしい。中国産キムチは輸入しまくりで、白菜はいらないとかよくわからないけどな。一部引用しておこう。

韓国銀行が発表した8月の生産者物価指数によると、産地の白菜価格は1カ月で73%高騰した。9月に入っても値上がりは続き、昨年より50%、平年より29%ほど高い水準となっている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「物価高対策が、不衛生な中国産の輸入だと?」「しばらくの間、白菜を食べるのはやめよう。中国産は信用できない」「どんなに国産白菜が高くなっても、中国産はお断りだ」「白菜を食べるのはもうやめる。わざわざ中国産を…。それって本当に本物の白菜かな?」「食べる物に関しては中国産は受け入れられない」「なぜ輸入を?。食べなきゃいいだけじゃないか」など、中国産白菜に対する否定的なコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

キムチ危機の韓国、政府が中国産白菜の輸入に踏み切る=ネットには否定的な声「中国産はお断り」 (recordchina.co.jp)

韓国人ってよくわからないだろう?中国産キムチを97%輸入しておいて、食べるものに関しては中国産を受け入れられない。本当、何言ってるのかわからん。まあ、キムチ食べられなくても生きていけるさ。

しかも、2000円するのは白菜価格だけではない。なんとほうれん草の価格も高騰していることがわかった。ほうれん草といえば、こちらはほうれん草のバター炒めが好きでたまに作るのだが、今、日本のスーパーでほうれん草は1束、168円である。それが韓国では1束11000ウォンだ。はあ?ちょっとまって。11000ウォンは日本円で1186円だ。つまり、7倍ぐらいする!これを知ってさすがに驚いたぞ。

では、記事を引用しよう。

【09月23日 KOREA WAVE】韓国で秋夕が過ぎた9月中旬も最高気温35度を上回る猛暑が続き、野菜類の価格がなかなか安定してこない。白菜の場合、1株当たりの価格が1万ウォン(1ウォン=約0.11円)に迫り、ほうれん草は平年比2倍以上値上がりし、物価が非常事態となった。

韓国農水産食品流通公社(aT)の農産物流通情報(KAMIS)によると、19日基準の白菜の小売価格は1株当たり9526ウォンで、前年(5509ウォン)より72.92%、平年(7039ウォン)比35.33%上昇した。

秋夕連休直前の13日(8002ウォン)より19.05%上昇したもので、伝統市場などを中心に価格が急騰した。

白菜の他にもサンチュ、ほうれん草など野菜類の価格が全般的に高い水準を示した。

サンチュは100グラム当たり2122ウォンで、前年(1731ウォン)比22.59%、平年(1692ウォン)より25.41%高かった。ほうれん草は100グラム当たり3728ウォンで、前年(2511ウォン)より48.47%、平年(1847ウォン)より101.84%値上がりしたことがわかった。ほうれん草1束が300g程度であることを勘案すれば、1束に1万1000ウォンを超えたわけだ。

今年、長期間続いた記録的な猛暑によって、野菜類を中心に生育遅延、商品性下落などが現れ、価格が高騰した。

特に白菜は生育適正温度が18~20度水準の代表的な低温性野菜だが、主な生産地である江原地域の気温も30度を超え、生育環境に悪影響を及ぼした。また、夏の白菜栽培面積が前年より5.3%、平年より4.9%縮小し、生産量が昨年より6.6%、平年より8.5%、それぞれ減少した点も価格上昇の要因に挙げられる。

白菜1玉1万ウォン、ほうれん草1束1万1000ウォン…韓国・野菜価格が猛暑で非常事態 写真枚 国際ニュース:AFPBB News

これでは白菜キムチなんて食べられない。ほうれん草も無理。韓国で食べる野菜がほとんど全滅だよ。

アベノミクス相場、終わりの始まり…「石破ショック」週明けも市場に激震か 総裁選、高市氏への期待感も 円高加速、株価先物暴落

まあ、こちらはサイトや動画では政治的な話題は規約違反となるのでほとんど避けてきたのだが、さすがに新総理が石破に決まったことについては所感を語っておく必要がある。

といっても、既にサイトの読者さんや視聴者さんは月曜日に何が起きるのか理解しているだろう。そう「石破ショック」だ。金融関連で増税しようとする考えを出した石破氏に証券市場が期待するわけがない。既に先物が-2500円とか。またしても、日経平均株価が暴落の不穏な雰囲気が漂っている。

こちらのわかりやすい指針としては日経平均株価を下げることはしてほしくない。岸田氏を唯一評価できたのは日経平均株価が高いことだった。しかも、もうすぐ4万円回復まで見えていた。それが石破氏によってその流れが一気に瓦解した。

残念ながら受け入れるしかない。それが多くの自民党の国会議員の選択である。まあ、こういうのは消去法だったとはおもうのだが、決選投票で逆転されてしまった。

でも、石破氏で解散総選挙して勝てると思っている議員とかただの間抜けとしかいいようがない。残念ながら勝つ可能性は低い。石破氏は自民党が一番きつい時期に党を離党していた人間だ。そんな人間を日本人が信頼するわけない。まさか総理になるとか。誰も思わなかった。

日経平均株価だけ暴落させてすぐに終わるとおもうが、まあ、民主党の黒歴史を石破氏が自民党で再現するならお手並み拝見といこうじゃないか。一応、こちらは外交に関してはゼロから評価していくので、特にこちらが注目している中国や韓国との外交をどうしていくのか。

ネットの声を見れば石破氏は駄目だという意見が多数を占めている。しかし、ワイドショーでは石破氏は国民から未だに人気があるとか。まさか、我々はワイドショー政治にまた負けてしまったのか。

日本国民は民主党の黒歴史を忘れたのか。色々と突っ込みたいところであるが、石破氏が駄目とわかれば、国民もさすがに気づくだろう。短期間で終わると思うがそれまで耐えるしかないてことだ。残念ながら正当な手続きを得て決まったものを覆すことはできない。

しかし、こうなってくると日本の危機として再び政治を取り上げていく必要が出てくるかもしれないな。まあ、それはそれだ。今はまだこちらは傍観者である。痛い目に遭わないと人は学習しないものだ。石破氏を選んだ国会議員が消えていけば自民党の内部の掃除も捗るてことだろう。だから、しばらく様子を見よう。確実に余計なことしかしないとおもうが。