韓国 10月に入っても韓国のハイパーインフレが止まらない。物価は下がっているといいながら食品物価は世界一である理由は猛暑や豪雨などの災害によることもあるが、それよりも、韓国にとって致命的なのは温暖化の進行で韓国で野菜が育てにくい環境になっている。
特にほうれん草や白菜などはその代表例となっており、確かほうれん草が1100円だったか。白菜は2000円とか桁違いな値段である。しかし、それだけではない。韓国の国民食と言われるキムチを作る材料も凄まじい勢いで高騰している。
だから、白菜キムチは将来的に韓国では高級品となり、食べられなくなってしまう。キムチ全滅危機説まで浮上して韓国人を発狂させている。嘘だろう?たかがキムチで発狂するのか?そう思うかもしれないが、まあ、好きなものが満足に食べられないのはストレスの原因になるだろう。例え、それがキムチでも。
まずはそこを見ておこうか。
韓国の「国民食」とも言えるキムチについて、このほど外信が配信した1本の記事に、韓国国民の関心が高まっている。
ロイター通信は、キムチの中でも、とりわけ「白菜キムチ」が気候変動の脅威にさらされていると伝えた。研究者や白菜栽培者の見方として、気温の上昇が白菜の品質や生産量の低下に影響を与えていると報じた。
韓国では、このままでは将来、韓国産白菜キムチが食べられなくなるのではと懸念する声も出ている。
韓国のソウルフードのキムチ。食卓に欠かせない野菜で、飲食店でも、メインの料理と共に決まって提供される。また、韓国の家庭では、野菜が取れなくなる冬を前に、家族や親戚一同が集まってキムチをつくる「キムジャン」の文化が根付いてきた。
11月から12月にかけては、天気予報でキムチ漬けに適した時期を知らせるキムジャン前線が発表されるほど、冬の一大行事だ。韓国農水産食品流通公社のホームページでは、キムジャンの歴史を紹介している。それによると、1241年の書物「東国李相国集」には、大根を塩漬けにして冬に備えたという記述があるものの、17世紀頃まで、一大行事的な意味合いは薄かったとみられるという。
18世紀中頃になると、貴族の間で越冬用のキムチ漬けが始まり、この階層の人々が時季を同じくして漬けるようになったことでキムジャンに至ったと同公社は解説している。上流階級の間でキムジャンが定着すると、やがて庶民の間にも広がり、白菜キムチの普及からキムジャンが習慣化された。
また、同公社は「粉唐辛子の使用により保存性が高まったこともキムジャンが浸透した理由」と説明している。20世紀には階層に関係なくキムジャンは広がり、韓国独自の文化として定着していった。2013年にキムジャン文化はユネスコの世界無形文化遺産に登録された。
しかし、現在は都市化や核家族化が進み、親戚一同が集まってキムチをつくるという機会は少なくなってきている。また、韓国人のキムチの消費量自体が減少傾向にあるとの指摘もある。
だが、キムチは韓国国民になくてはならないもので、「キムチ宗主国」としてキムチ文化を守っていかなければならないとの認識に異を唱える韓国国民はいないだろう。キムチ文化の発展を願い、2007年には韓国キムチ協会が主体となって11月22日が「キムチの日」に制定された。
11月22日としたのは「キムチは素材一つ一つ(11)が集まって、22種類(22)の効能を見せる」とされていることにちなむ。また、11月にキムチの材料である白菜が旬を迎え、この時期がキムチづくりに最も適しているからとの意味合いもある。
来月には、韓国各地で伝統の「キムジャン」の光景が見られそうだが、このほど、心配なニュースが伝えられた。今夏の猛暑の影響により、白菜を含む野菜の価格が上昇している。
韓国は今夏、記録的な暑さとなり、韓国紙の中央日報が、気象庁気象資料開放ポータルの気温データを分析した結果として伝えたところによると、今夏(6~8月)の全国の平均気温は25.26度で、1973年に全国で気象観測を始めて以降、最も高かった。平均最高気温は30.4度で、1994年の夏(30.7度)に次ぐ2位だった。
白菜は18~20度での栽培が適するとされるため、今夏の暑さは野菜の中でもとりわけ白菜に大きな影響を与えており、白菜の立ち枯れを起こす根腐れ病などの土壌伝染病が広がっているという。
毎年のように猛暑が続けば、将来、韓国産の白菜キムチが食べられなくなるかもしれないとの懸念も出ている。ロイター通信は「白菜キムチが今、気候変動の脅威にさらされている」と指摘。
「研究者や農家、製造業者によると、白菜の品質や生産量が低下しているという」と伝えた。ロイターの記事によると、取材に応じたあるキムチ用白菜の栽培者は、「高温で土壌病害やウイルスが増え、栽培面積が半分に減った」と話した。
農村振興庁の気候変動シナリオは、白菜の作付面積は今後も縮小が進み、2090年までには高冷地で栽培できなくなると予測している。地球温暖化に歯止めがかからない現状を踏まえると、今後、温暖な気候でも育つ品種改良なども必要となってくるだろう。
<W解説>白菜の価格が高騰、将来は韓国産キムチが食べられなくなるかも?=韓国国民に衝撃を与えた外信記事 (msn.com)
このように韓国産キムチが将来的に食べられないかもしれないと。でも、97%中国産キムチだろう。大して変わらないじゃないか。しかも、高騰しているのは白菜だけじゃない。なんとレタスもメチャクチャ高い。
では、記事を引用しよう。
【10月03日 KOREA WAVE】気候変動による影響で農産物の作況が悪化し、韓国で食料品の価格が急騰する「気候フレーション」が進行している。白菜の価格が大幅に上昇したのに続き、レタス、エゴマの葉、キュウリなど他の野菜も値段が高騰している。
韓国農水産食品流通公社(aT)によると、9月30日時点で白菜の小売価格は1株あたり9662ウォン(約1070円)となり、前年の6937ウォンに比べて39.28%、平年の7428ウォンに比べても30.08%上昇した。
白菜の価格は夏の始まりである6月から本格的に上昇し、現在もそれが続いている。一部の伝統市場やスーパーでは1株あたり2万ウォン(約2220円)を超えるケースもある。
今夏の長雨とその後の猛暑が白菜の生育遅れや品質低下の主な原因とされている。白菜は生育適温が18~20度の低温性野菜で、主に江原道の高冷地で栽培されるが、この地域でも30度を超える日が続いた。
気候変動による価格上昇は白菜に限らない。韓国で人気のあるサンチュは、赤サンチュ100グラムあたりの価格が2579ウォン(約290円)で、前年の1693ウォンに比べて52.33%、平年の1297ウォンに比べて98.84%も上がっている。
青サンチュも100グラムあたり2719ウォン(約300円)で、前年より47.69%、平年と比べると105.98%高くなっている。
エゴマの小売価格(100グラム)は3533ウォン(約390円)で、前年の3167ウォンに比べて11.56%、平年の2606ウォンに比べて35.57%上昇した。
白菜だけじゃない!サンチュ、エゴマも急騰…韓国で深刻化する「気候フレーション」 写真枚 国際ニュース:AFPBB News
おやおや、2000円だと思ったら2220円とさらに上がっているじゃないか。しかも、他の野菜の値段もどんどん上がってると。サンチュとかいわれてもピンと来ないが、これはレタスの一種である。特に韓国人が好んで食べる野菜だ。
これが100グラムで390円と。日本でレタス100グラムっていくらだ。1玉、300グラムだよな。それを調べると、レタス1玉で198円で近所のスーパーで売っている。つまり、390円×3=1170円か。最近、朝に原稿を書くとたまに勘違いして計算ミスって突っ込まれるからな。今回は正解かどうか電卓を叩いておいた。
つまり、韓国でレタス1玉は1170円。日本では198円なので、約6倍も値段が違うてことだ。さすが世界一の食品物価だよな。因みにキャベツも1玉、198円で日本で売られている。白菜は298円だ。韓国では2220円なので、こちら約7倍高い。さすがにキムチを作るのに必要な白菜がここまで高騰したらどうしようもないよな。
だが、ここで韓国政府は中国産白菜を大量輸入するそうだ。やったな。これでキムチ作れるじゃないか。中国の白菜で作った中国産キムチを!
では、記事を引用しよう。
韓国では数日前から秋白菜の収穫が始まりましたが、作況は思わしくありません。供給が不足したために、韓国では白菜価格が大幅に上昇しました。韓国政府は対応策として、中国産白菜を毎週200トン規模で輸入することにしました。
中国産白菜が続々と到着したことで、韓国では2日前から白菜の価格はやや下落しましたが、それでも前年同期比で3割近く上昇しています。貿易振興活動を行う政府機関である韓国農水産食品流通公社によると、最近では重さ約2キロの白菜の小売価格が日本円換算で約1000円です。白菜の供給不足は続いており、一部のスーパーでは購入制限をしています。
韓国では秋冬に入るとキムチ作りの主役となる白菜の需要が特に増加し、白菜の価格が高騰すると人々の日常生活に影響が出ます。現在の白菜の価格高騰で一部の韓国人は焦り始めています。韓国政府・農林畜産食品部は9月30日、中国から白菜1100トンを輸入する韓国政府の計画を発表し、韓国の白菜の価格と供給量は10月中に安定を取り戻す見込みと発表しました。
中韓両国は長年にわたり農産物貿易を盛んにおこなっており、韓国は中国から野菜や果物を輸入して国内の不足を補ってきました。今回は、白菜の輸入規模は通常より大幅に増加することで、韓国の「白菜不足」は緩和される見通しです。(提供/CRI)
韓国、白菜の供給不足緩和に中国産白菜を大量輸入 | Record China (nordot.app)
このように大量に中国から輸入。毎週200トン以上だ。そりゃ、2000円以上したら韓国政府はそうするよな。でも、韓国人は中国産白菜は売らないそうだ。ええ?本当?いくつか検索すれば出てきた。
ソウルのあるキムチチゲ専門店。
毎月買い入れるキムチだけで600㎏に達します。
白菜の価格が暴騰し、最近は卸から受け取ってくるキムチの価格が1か月に70万ウォンずつさらにかかります。
それでも、キムチを中国産に変える計画はありません。
[キム・ソンベ/キムチチゲ食堂を経営]
「お客さんの信頼を失わないようにして(白菜価格の下落)を待っていることがずっとより賢明であるとの判断をしています。」
八百屋でも中国産の白菜を入れる考えはないと言います。
[キム・ヘジン/八百屋経営]
「我々は元来(国産を)食べるだけであって、中国産は持ってきませんよ。持って来て置いても、売れないです。ですから、捨てなければならないでしょ。」
過去に、中国で「裸のキムチ」や「裸足で漬ける白菜」の映像が公開された以後、中国産キムチに対する否定的な認識が強く残っているからです。
政府は、先週、中国から入ってきた白菜を公開しました。
そうして、衛生や品質には大きな問題がないと強調しました。
https://n.news.naver.com/mnews/article/214/0001377309?sid=292
まあ、裸キムチ騒動の件で食べたくなくなった気持ちはわからないでもないが、これからはお鍋の季節だ。キャベツや白菜はかかせないだろう。
中国産の白菜が店頭に並んでも韓国人が買うかどうかは知らないが、2000円の白菜は買えないんだから、それで我慢するしかないんじゃないか。実際、いくら中国産白菜を並べるか知らないが、中国産白菜を韓国産白菜と産地偽装して、商売する連中が後を絶たないだろうな。
日本と韓国の野菜価格を調べていたら、中国産白菜の大量輸入が出てきたわけだが、それならデフレの中国ではいくらで売られているかが気になった。野菜の値段が凄まじく安いはずだが、なんと驚きの価格だ。
では、記事を引用しよう。
10月10日、記者は市エネルギー開発センターから、市が9月に市場価格モニタリングの分析を発表したことを知りました。 データによると、9月には、私たちの街の穀物、油、非主食の価格は安定しており、豚肉と卵の価格が上昇し、水産物の価格は安定しており、野菜の価格は混合され、非鉄金属と肥料の価格は安定しており、精製油の価格が政策で調整されました。
その中で、9月のバザールの赤身豚肉の平均価格は前月比1.45%増の37.78元/ kg、豚バラ肉の平均価格は前月比1.41%増の36.02元/ kg、骨なし後肢肉の平均価格は前月比0.79%増の35.54元/ kgでした。
卵の価格に関しては、9月の市内のバザールの卵の平均価格は11.4元/ kgで、前月比8.37%上昇し、スーパーマーケットの卵の平均価格は11.72元/ kgで、前月比8.72%上昇しました。
なぜ9月に卵の価格が上がったのですか? 今後予想されるトレンドは?
卵の価格が上昇する理由について、記者は、学校の開校、中秋節、国慶節が近づくと、食品加工企業やケータリング業界での卵の需要が高まっていること、2つ目は、産卵鶏が休眠期間を過ぎたばかりで、卵の生産能力が徐々に回復したためであることを学びましたが、新しい産卵鶏の在庫が少なく、繁殖終了在庫が少なく、卵の供給が減少したため、卵の価格が上昇しました。 その後、建国記念日の休日が終わると、市場の需要は徐々に弱まります。 同時に、天候が涼しくなると、産卵鶏の産卵率は徐々に増加し、供給レベルは徐々に向上し、休日後に卵の価格は下落すると予想されます。
また、野菜の価格に関しては、9月に私たちの街の野菜の価格がまちまちでした。 その中で、白菜市場の平均価格は前月比10.5%増の4.42元/ kg、茄子市場の平均価格は前月比11.77%減の5.7元/ kgでした。
一部の野菜の価格が上昇する理由としては、1つは台風の影響で主要な野菜生産地の一部が影響を受け、野菜の収穫と流通が妨げられていること、2つ目は、私たちの街では初期段階で降雨量が多く、野菜生産の回復が遅く、供給が逼迫しているため、野菜価格が上昇していること、3つ目は、台風が長江デルタ地域への影響が大きく、南下する野菜の数が増えたため、地元の供給が絞り出され、野菜の価格が押し上げられたことです。
後期には、北部の地元の野菜生産は徐々に温室に移行し、一部の品種はスムーズに接続されず、野菜の価格は上昇し続ける可能性があります。
休日後の新しい市場力学! 卵や野菜の価格はどこに行くの? 淄博市の9月の市場価格が明らかになりました! _Tencentニュース (qq.com)
これは中国語のサイトをグーグル先生に翻訳してもらったのだが、中国でも野菜価格が少し上昇していると。そういえば中国でも台風や豪雨があったものな。
それで、中国の白菜値段が1キログラムで4.42元だ。1元は現在のレートで21.10円である。まじかよ。これ安すぎないか。つまり、1キログラムで約95円ぐらいか。嘘だろうという値段だが、そう書いてある。
つまり、白菜価格の1キロの値段はこうなる。
日本は298円。中国は95円。韓国は2220円。
うんうん。韓国ダントツですね!中国の20倍以上とか。さすがです!つまり、多少、関税や輸送費を上乗せしても、中国産白菜は日本と同じ値段かそれ以上、500円ぐらいで韓国にはいってくるんじゃないか。
どうせなら、中国のキャベツとほうれん草、レタスの値段も知りたいな。
それで色々調べたら、キャベツの平均価格が載っている中国語のサイトを見つけた。どうやら1キログラムで1.8元らしい。ええと約36円?まじですか。もう、信じられなくなってきてるが、そう書いてあるしな。
では、ほうれん草はいくらだよ。
ほうれん草はいっぱい相場が出ているが平均は1キログラムで8元だ。つまり、約160円ぐらいか。ほうれん草は1束は200グラムなので、中国のほうれん草の200グラムは約32円となる。
日本は1束が298円。韓国は1100円。中国は32円となる。
最後はレタスだ。
レタスは1キログラムは4.3元だ。つまり、約90円ぐらいだな。白菜と大して値段が変わらなかった。レタスは1玉、300グラムなのでこれを3で割ればなんと約10円になる。
まとめると。日本が198円。韓国が1170円。中国は10円。
しかし、中国の野菜価格の安さには驚きだという。そりゃ、大量に作るかもしれないが、こんな安くで売られるものなのか。自分で調べて本当かよとしか思えない値段になってきたな。
デフレとなると物が安くなるというか。それを日本人は30年ほど経験してきたわけだが、ここまで食料価格が安ければ中国人が飢えることはないよな。そりゃ、レストランでも安くで食べられるわ。値段の安さが異次元過ぎる。
すげえな。韓国の野菜はハイパーインフレで異次元の値段で高い。逆に中国ではデフレで野菜は異次元に安い。日本は真ん中ぐらいなのか。よくわからないが、調べてみると面白かった。