韓国 おそらく多くの読者様や視聴者さんは北朝鮮の動きがどうせいつものチャーハンでしょう?やるやる詐欺だとか。結局、何も起こらない。そんな認識を持っているかもしれない。北朝鮮が米国にかまってちゃんとか。しかし、今回はそういうレベルではない。本気度が異なるのだ。なぜなら、北朝鮮はロシアと軍事同盟を結んだ。
これは韓国にとって国家存亡をかけた「国家的災難」である。韓国のユン氏は北朝鮮を敵視して、ムン君がしてきた北寄り外交を全て潰した。それはもう完全にだ。北朝鮮の対応がどんどん酷くなってるのを無視して、米軍との合同軍事演習を続けた。それで米韓同盟強化で韓国メディアの朝鮮日報は素晴らしいとか書いていたわけだ。
しかし、日米土下座外交して周辺国をスルーした外交は最悪の形で跳ね返ってきた。ハンギョレ新聞は蝙蝠外交に戻れと何度も述べてきたが、ユン氏は何も応じなかった。4月10日の選挙で歴史的大敗をしたにもかかわらずにだ。その結果、韓国人はこの先、国家存亡のリスクを再び背負うことになった。
ハンギョレ新聞が二日続けて北朝鮮関連の社説を書いている。これはかなりヤバイことになっていると気づいてるんだろうな。しかも、ヤバくなってるのにユン氏はそれをさらに挑発するようにNATO助けて。ウクライナに砲弾支援するとか言い出す。あろうことか。ロシアの大使を呼んで強く抗議した。
韓国さん。いつからロシアに対してそんな横暴な態度を取れるように偉くなったんですかね?これにはさすがに引いた。中国に対してなら絶対しないことをロシアにしたのだ。もう、これは完全にユン氏はロシアを舐めている。
それを知ってのハンギョレ新聞の社説が今日の話題なわけだが、なんというか。なんで状況をここまで読めないんだろうか?韓国は北朝鮮に米国抜きで勝てないなんて世界中の国家が知っている。そして北朝鮮の味方にロシアが付いたので、米国は手出しできない。後方支援ぐらいするかもしれないが、直接、戦うのは韓国軍である。
ウクライナ戦争を見ればわかるだろう?ロシアや北朝鮮が核兵器で脅迫したら、他の国は軍隊なんて怖くて出せないんだよ。しかも、ロシアですら怖いのに、何してくるかわからない北朝鮮だぞ。
本当あれだよな。韓国は最悪のタイミングで最悪の選択肢を自ら選ぶというが、本当、今回もそれだ。ユン氏を止めないと韓国はこの先、国家消滅フラグが毎日立つことになるぞ。
では、記事を引用しよう。
韓国政府は、北朝鮮の特殊部隊派兵を通じて軍事協力を強化する朝ロ同盟について、「国際社会とともに断固として対処」し、「相応の措置を準備する」と明言した。北朝鮮とロシアの戦略的アプローチを可能にした「偏向的な価値外交」を省みる代わりに、再度の「強対強」の対決を予告したわけだ。「攻撃用(殺傷)兵器」の提供についても、状況を見守り「考慮可能だ」とする強硬な立場を隠さなかった。
朝鮮半島に最大の安全保障危機をもたらすつもりでないのなら、現在のような圧力一辺倒の政策は放棄し、相手と絶えず対話を試みる慎重なアプローチに乗りださなければならない。
国家安保室は22日、国家安全保障会議(NSC)を開催し、「(北朝鮮のウクライナ戦争派兵は)韓国はもちろん、国際社会に対する重大な安全保障の脅威であり、国連安全保障理事会の決議違反」だとし、「北朝鮮とロシアの軍事的野合が続く場合、これを座視せず、国際社会とともに断固として対処していくことにした」と明らかにした。
北朝鮮とロシアの軍事協力強化は、韓国にとってはあまりにも大きな「安全保障の脅威」であるため、積極的に対応する必要がある。しかし、国家安保室の高官が焦眉の急の関心事である攻撃用兵器の支援について、「韓国の安全保障に重大な脅威を与える状況」だとする前提を付けたとはいえ、「提供を考慮しうる」と公に言及したことは、適切とはいえない。
戦争の長期化によって危機に瀕しているロシアを刺激し、危機をさらに高める可能性があるためだ。最終的に「兵器支援」を行う状況になったとしても、最終段階の最後の手段として残し、可能な限り言及を避けなければならない。最近の国内政治的な危機を免れるために、安全保障の危機を活用しようとしているのではないかと、その意図に疑問が生じる。
米国のジョー・バイデン政権は、これまでウクライナに602億ドル(約9兆1000億円)の軍事支援を投入したが、戦況は今も膠着状態にある。西側の様々な国が主力戦車やF16戦闘機まで提供したが、大きな影響を及ぼすことはできなかった。
このような状況では、たとえ韓国が兵器を提供したとしても、北朝鮮とロシアの協力を抑制する効果的な対応手段にはなりにくい。むしろ、北朝鮮とロシアの安全保障協力をより深める「逆効果」しかもたらさない可能性もある。11月5日の米国大統領選挙の結果によって、米ロ関係が大きく変わる可能性もある点も考慮しなければならない。
朝ロ同盟の復活は、すでに韓国にとって回復するのが難しい「国家的災難」になった。すべての状況を念頭に置いた慎重な対ロシア・対北朝鮮アプローチが必要だ。特にロシアとの対話の糸口を決して切ってはならない。
【社説】「攻撃用兵器」言及の韓国政府、ロシアとの「対話の糸口」切ってはならない : 社説・コラム : ハンギョレ新聞
ハンギョレ新聞って左派の代名詞だよな?その新聞がここまで冷静に記事を書いている。本当、ユン氏になって朝鮮日報の存在価値は地に落ちたよな。普通に読んでるだけなら朝鮮日報の社説といってもわりと通じるレベルだとおもう。
ユン氏は火に油を注ぐ行為を考え直せ。今、ウクライナに韓国が攻撃兵器や155ミリ弾を提供したところで戦争は終わらない。むしろ、ロシアや北朝鮮の怒りを買うだけ。まさにその通りだ。
韓国は既に起きたことに対する現実を受け入れなくてはならない。今、最前線に立たされているのは「韓国」なのだ。しかし、ユン氏はそこをわかっていない。この先、朝鮮半島情勢はもう、今までのようにはいかない。パワーバランスが完全にひっくり返った。米国もこうなってくると北朝鮮の前にロシアとの関係まで考えないといけなくなる。
ユン氏がどれだけ愚かな行動をしたのか。多くの韓国人はそこまで理解してないと思われる。平和だった時代で北朝鮮のことなんて忘れていただろう。だが、この先は常に死と隣り合わせの現実だ。なぜならソウルを火の海にするなんて数日でいけるからな。
このようにユン氏は韓国史でもおそらく最大の大失敗をしでかしたとおもわれるが、こちらが注目しているのは時事ニュース的な話題ではなく、これが韓国経済の地政学的なリスクに大きく関わるからだ。投資家はこの手のリスクには非常に敏感である。それはウォン動向を見ればわかるんだよな。

こちらがウォンニャス速報を復活させた理由の一つでもあるのだが、これが5日間のウォンチャートである。北朝鮮とロシアとの軍事同盟がクローズアップされると、ウォンはどんどん売られている。17日は1360ウォンだったが、それが今では1380ウォンを突破している。
もちろん、これは米国の利下げ動向も影響しているとは思うが、ウォン安・株安になってるのはそれだけじゃないだろう。
もちろん、コスピもただ下がりである。

このようにコスピもどんどん下がっている。今日は少し上げて2600を奪還したようだが、明らかに低迷している。
ウォンやコスピにどこまで地政学的なリスクが織り込まれたかはわからないが、来年は台湾有事だけではなく、朝鮮半島有事も注意しておく必要はあるだろう。だが、北朝鮮がロシアに兵士を貸せば戦争はさらに長期化することは必至。ウクライナ戦争はいつ終わるのか。これで余計、わからなくなってきたと。