日別アーカイブ: 2024年11月1日

1ドル=160円まで円安加速のリスク、為替ウオッチャーら予想

10月27日、日本の解散総選挙で自民党の歴史的惨敗となったわけだが、ある程度の結果は予想通りといえる。自公過半数割れしたことで、もう、自民党は野党を無視することはできない。無理矢理、連立政権がどうとか述べているが、野党は沈む船には乗らないだろう。まずは石破総理が歴史的惨敗したのに総理を続けるとか、おかしなことを述べているからな。

石破総理はどうも勘違いしているんだよな。裏金問題も確かに大きな影響を与えたかもしれないが、石破総理の時点で誰も自民党に期待していない。まだ何もしていないのに解散総選挙をするとか。意味がわからない。

日本人は何の評価もできないなら、結局、過去の行いを考えて投票するしないという。その結果はご覧の有様だ。一度、自民党を裏切ったような議員が総理である時点でどうかしている。本当に谷垣さんの爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。

まあ、そんなことを思った選挙であるが、それよりも気になるのはドル円動向だ。最近、円が急激に下がっている。もう、153円まで下がっている。米国が利下げしても円は売られている。それで専門家は160円もあり得ると見ているようだ。

記事を引用しよう。

(ブルームバーグ): 日本と米国の選挙が市場に先行き不透明感をもたらす中、一部の為替ストラテジストは円相場が今後数週間のうちに1ドル=155~160円まで下落する可能性があるとみている。

  これは日本の通貨当局の円買い介入が発動され得る水準に戻ることを意味する。加藤勝信財務相は米国時間23日、「投機的な動向も含め、為替市場の動向を緊張感をさらに高めて注視する」と述べた。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)やみずほ証券、アセットマネジメントOneなどが160円を予想している。円は23日に153円19銭まで前の日から1.4%も下落し、7月末以来の安値を付けた。今月は対ドルで約6%下落しており、月間ベースで2022年4月以来の大幅安となる勢いだ。

  みずほ証券金融市場部の大森翔央輝チーフデスクストラテジストは、「10月には日本銀行が動かないだろう」とし、米国の金利が年末まで高止まりして足元の円安スピードが続けば、「160円になる可能性は高い」と述べた。

  160円は日本政府が前回為替介入を実施して円安に歯止めをかけた水準に近い。ブルームバーグが53人のエコノミストを対象に行った調査では、政府に再び為替介入を促すとみられる水準の中央値は160円だった。

年初来のドル・円相場の推移© ブルームバーグ

  「短期的に円ショートが勢いを増せば、160円までの円安リスクはある」と、BofA証券の山田修輔主席FX・金利ストラテジストは言う。「円安進行で投機筋の円ロングは調整されたが、まだそれほど円ショートにはなっていない」と話す。

  日米の金融政策の方向性が乖離(かいり)する中、市場で両国の金利差が今後どの程度まで縮小するのかを巡り意見は分かれている。米国の堅調な経済指標と米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに慎重な姿勢が状況を複雑にしている。ここ数週間は米国要因が為替相場を大きく揺さぶり、北米の取引時間帯に円売りが加速した。

  シンガポールのサクソ・マーケッツのチーフ投資ストラテジスト、チャル・チャナナ氏は、市場の注目度が高い米国の雇用統計で「非農業部門雇用者数が非常に弱くならない限り、相場の方向転換は起こり得ない」とみる。米大統領選挙を前に155円を超える円安も排除できないと予想している。

  政治的な不透明感も円安を加速させている。日本では27日投開票の衆議院選挙の結果次第で、政府と日銀のコミュニケーションが複雑になる可能性がある。トレーダーらは約2週間後に迫る米大統領選挙にも備えており、トランプ前大統領の勝利に賭ける向きが円売りを推し進めている。

  「大統領選後の財政リスクがトランプ氏勝利でさらに加速するリスクが意識されており、短期的に長期金利は下がりづらい」と、ファイブスター投信投資顧問の下村英生シニアポートフォリオマネジャーは指摘する。

  一部のストラテジストは短期的には円安が進むとみると同時に、目先の政治リスクが収まれば、円相場が上昇方向に転じることも想定している。

  アセットマネジメントOneの竹井章ファンドマネジャーは、短期的には160円程度までの円安・ドル高があり得るとした上で、年末に向けて米国の長期金利は低下していくと予想。円相場も「場合によっては150円よりも円高に戻る可能性はある」と述べた。

ニュースは以上。

これを読む限りでは目先の政治リスクは収まらないよな。むしろ、どう見ても短期政権が続きそうで混乱拡大するんじゃないか。嫌われ者の石破総理が連立政権なんてできるわけないだろう。というより、160円程度ってヤバイだろう。

他の記事には米大統領選次第では165円まで下がるという見方もある。これから冬を迎えるのに165円とか、輸入物価が高騰してますます魚が食べにくくなるな。

韓国証券市場ウォンニャス速報 開幕は1375.5 月末抑えたが再び1380突破!

韓国証券市場 10月31日の月末は見事な殴り合いだった。韓銀が1380防衛ラインを死守しようとして介入を繰り返すも、ヘッジファンドが突破しようと何度もウォン売りを繰り返す。そして、10月31日24時のレートはどうなったのか。

それでは発表しよう。24時のウォンレートは1377ウォンだった。つまり、韓銀大勝利だ。1400目前から月末で1380を死守する韓銀。やりますね。でも、11月はそう簡単にいかない。何しろ、米国大統領選挙がある。トランプ氏は有利らしいが、それだとインフレが再加速する懸念が取り沙汰されている。

それでは11月1日の9時からを見ていこうか。スタート値は1375.5。

チャートをどうぞ。

開幕からいきなり昇龍拳でウォンが下がる。一気に1377ウォン付近まで落ちるも、そこから少し跳ね返す。だが、11時頃に旧直下だ。1375ウォンから一気に1379ウォンまでほぼ直角に下がっている。これはなかなか見られない光景だな。愛犬のジョニーも大喜びだ。

そして、気がつけば1380防衛戦である。韓銀は1380にフタをしてそれ以上は下げさせないように介入をしている。だから、ほとんど狭い範囲での殴り合いとなっている。15時前に1380を突破した感じもするが、後は韓銀のターンだ。

結果は1379.4。0.5ウォン高。なんとか1380は防衛したと。

それで時間外だが、さっきの殴り合いが続いている感じだ。まあ、ウォンが大きく動くのは米国大統領選挙の結果が出たときだ。どっちに動くかはわからないが。

19時15分頃には1376ウォンだ。

次はドル円だ。

ドル円のほうは朝に151円まであがっていたが、昼頃から急に下がり出す。そして、152円と下がっていき、19時19分には152.882銭だ。153円目前である。なんかウォンと全然違う動きだな。

■2024年の韓国証券市場

コスダック指数 14.01ポイントマイナス 729.05(終値)
総合株価指数 13.79ポイントマイナス2542.36(終値)
ウォン・ドル相場 0.5ウォン高 1379.4(午後3時半現在)

■投資主体別売買動向

24.11.012,127-376-1,881

個人が2127億で買い。外国人が376億で売り。機関が1881億で売り。

個人が買い。外国人と機関が売り。

韓国 雇用・成長は良い? 体感景気「暗鬱」…韓国版「バイブセッション」懸念

韓国 あの中央日報の記者さん。自分たちが出した記事ぐらいちゃんと全部、読んどいてくれないか?韓国で雇用・成長が良いとか一体どこの次元の話なんですか?それとも韓国政府の言うことを鵜呑みしているだけなのか。

どちらにせよ。韓国経済がこのまま落ちるだけなのは見てきた通りだ。なぜなら2025年はスタグフからデフレ。輸出不振で内需壊滅。ウォン安・株安。朝鮮半島有事に苦しむ一年になりそうだからな。むしろ、ここまで悪材料が揃っていてデフォルトしないものだと関心するばかりだ。でも、耐えられなくなるのは時間の問題だ。

なぜなら韓国の潜在成長率は落ちる一方だ。米国にすら負けたからな。2024年の潜在成長率予測は2%。米国は2.1%だ。それなのに輸出は-0.4%、半導体好調といいながら、実は半導体のスーパーサイクルもピークを迎えたとムーディーズが述べていた。

そして、後でサムスン電子について見ていくが、サムスン電子が転けたら韓国は何しようが全滅だということ。好調なのはSKハイニックスだけだが、AIバブルがどこまで続くかなんてわからないしな。

まずは追加情報を出そうか。7から9月期の成長率が0.1%になったことで、韓国政府や韓銀の今年の成長率2.6や2.4%の達成は不可能となった。つまり、大幅な下方修正が来るわけだ。それについて記事を出そう。

韓国副首相が述べている。

では、記事を引用しよう。

韓国の崔相穆(チェ・サンモク)副首相兼企画財政部長官が24日(現地時間)、主要20カ国・地域(G20)財務相会合出席のため訪問した米ワシントンで韓国記者団に対し「今年の成長率の下方リスクが明確に高まった」と述べた。

政府が提示した今年の経済成長率予測値(2.6%)を下方修正する可能性を示唆したのだ。続いて「(12月の)経済政策方向発表で今年の成長率もまた修正するので、その時にする」と伝えた。

韓国の経済成長率の足かせとなったのは輸出だ。7-9月期の輸出は前期比で0.4%減少した。崔副首相は「現在、輸出関連の不確実性は明確に高まっている」とし「警戒心を持って対応する」と明らかにした。

ただ、「今年10-12月期の成長率がどのように出ようと、今年は潜在成長率以上の成長が予想される」とし「米国を除いて潜在成長率より高い成長率を維持する国は多くない」と話した。経済協力開発機構(OECD)は韓国の今年の潜在成長率を2.0%と予測している。

最近のウォン安ドル高については「為替レートの決定要因はさまざま」とし「(一国の)ファンダメンタルズ(基礎体力)が良いからといって常にその国の通貨が強いわけではない」とし「為替レートはマクロ政策、物価水準や購買力、競争力に影響を受ける」と説明した。

韓国副首相、経済成長率予測値の下方修正を示唆 | Joongang Ilbo | 中央日報

副首相も寝言を述べてるよな。なんだって。下方修正しても今年の潜在成長率より高いだと?今、1.2%だから、最低でも0.9%増えることになる。つまり、韓国政府の予測は大幅下方修正されても2.1%らしい。本当、妄想しか語らないよな。3ヶ月で0.1%しか増えてないのに、どうやって3ヶ月で0.9%も増やすんだよ。

お得意の政府ドーピングですか。でも、30兆ウォン税収不足ですよね?どこにそんな公共工事でドーピングする金があるんですか。しかも、輸出も減少していますよね。

どう考えても2%以下である。すげえよな、最初は1.3%、次は-0.2%、それで0.1%、あと3ヶ月で0.9%。どう見てもあり得ない。ああ、家計債務急増で借金ドーピングを計算に入れてるのか。金利を下げる見方で家計債務が爆増して、それで0.9%成長達成?うーん。いくら家計債務が数兆円増えても無理なんじゃないか?

そもそも12月発表で下方修正ってなんだよ。2024年もわずかじゃないか。しかし、この副首相も無能そうだよな。他に国がどうとかなんでどうでもいいのだ。

それで1400ウォン目前の為替レートについては、ファンダメンタルズ(基礎体力)が良いからといって常にその国の通貨が強いわけではない。確かにその通りだ。日本はファンダメンタルズは最強だが円安だもんな。だてにデフレ30年耐えてきてないからな。

でも、韓国さん。韓国はいつファンダメンタルズやらが良くなったんですかね?半導体、サムスン電子一社に頼り切りの国がファンダメンタルズが良いとか。面白い冗談にもほどがある。副首相、経済学の基本から学び直した方がいいぞ。毎年、経済危機に見舞われているからウォンが売られてるのに、ファンダメンタルズが良いとか言い出す。

さて、無能な副首相に突っ込みのもこれぐらいにして本題に入ろうか。それは韓国版「バイブセッション」懸念である。バイブセッション?なんだよ?おそらくあまり聞かない用語だとおもうが、それについては記事に書いてある。前後編なのでまずは前編から引用しよう。

半導体の輸出好調、雇用率が過去最高、1%台の物価上昇率…。

韓国政府が景気回復動向を強調するたびに言及される経済指標だ。一言で韓国経済の状態は「悪くない」ということだ。しかし経済の主体は表面的に表れた指標と体感景気の隔たりが大きいと反論している。

実際の経済状況とは違って経済の主体が「心理的不景気」を感じる、いわゆる韓国版「バイブセッション(vibecession)」が表面化しているという指摘が出ている。

◆経済指標が良好?…市場の反応と隔たり

問題は韓国でも似た状況が生じている点だ。まず、米国と同じく表面的な指標は良好だ。統計庁によると、9月基準の雇用率は1年前に比べ0.1ポイント上昇した63.3%だった。1982年の月間統計作成以降、9月基準で最も高い。同じ期間、失業率は0.2ポイント下落の2.1%と、完全雇用水準に達したという評価が出ている。

高かった物価は安定を取り戻した。9月の消費者物価上昇率は1.6%(前年同月比)と、2021年3月(1.9%)以降で初めて1%台に下がった。韓国銀行(韓銀)の物価安定目標値(2%台)を下回る数値だ。今年、国内外研究機関が予測した年間経済成長率は2.5%前後だ。政府は1人あたりの国民所得2万ドル以上の主要20カ国のうち米国と共に最も高い予測値だと強調している。

しかし経済主体の景気認識は全く違った。企業景気実体調査指数(BSI)に消費者動向指数(CSI)を反映した経済心理指数(ESI、循環変動値)は2022年7月(100.1)以降100を超えていない。経済心理指数は民間経済主体の経済心理を表す指数で、数値が100未満なら過去の平均より悲観的であることを表す。今年に入ってからは1-10まで93を維持している。

企業心理はさらに冷え込んでいる。韓国経済人連合会が売上高基準600大企業を対象にBSIを調査した結果、11月の予測値は91.8と、前月比4.4ポイント下落した。昨年10月(6.3ポイント下落)以来13カ月ぶりの大幅下落だ。ただ、物価上昇の鈍化と政策金利引き下げの影響で、消費者心理を表すCSIは9月より1.7ポイント上昇した101.7となった。

雇用・成長は良い? 体感景気「暗鬱」…韓国版「バイブセッション」懸念(1) | Joongang Ilbo | 中央日報

この記事を読めば、韓国政府の言ってることが実態に全くそぐわない数値ばかりとしか思えない。確かに数値はそうだ。しかし、その数値の内訳が決して喜べるものではない。

例えば、雇用は過去最高というが、これは年金で食べていけない高齢者や、副業しないと破産しそうな自営業が沢山増えたから、雇用が増えたのだ。つまり、まともな仕事がなくなり、貧乏人だらけで低賃金・短時間労働が主流となったことで雇用率が過去最高なのだ。しかも、韓国では1週間1時間以上、働けば失業者にカウントされない。

しかも、税金で高齢者を大量に雇っているよな。本当、ムン君とやっていることが同じという。それなら統計不正もやっているんじゃないか?

次に物価だ。どうして韓国の物価は1.6%なのに、飲食物価が世界一なんだよ。逆に言えば飲食物価が1.6%の基準となれば、韓国の物価はむしろ、0%台の可能性がある。つまり、デフレだ。半導体が好調というのは前回でムーディーズが突っ込んだのでいいだろう。

では、後編を見ていこう。

◆「質的に悪化」…不安心理が内需不振に

韓国開発研究院(KDI)のチョン・ギュチョル経済展望室長は「経済主体の萎縮した心理を知るためには経済指標の詳細内容を見る必要がある」と指摘する。例えば雇用の場合、8月基準で全体の賃金勤労者のうち非正規職が占める比率は38.2%だった。2003年以降で2番目に高い。

正規職との賃金格差は174万8000ウォン(約19万円)と過去最大になった。「財政雇用」と指摘される60歳以上の就職が増え、雇用錯視現象も表れている。雇用構造が新型コロナ事態以降に変わった影響もあるが、質的な部分は過去より悪化したという指摘が出る背景だ。

経済主体の不安心理は結局「内需不振」に表れている。韓国経営者総協会の報告書「最近の小売販売現況と示唆点」によると、今年上半期(1-6月)小売販売額指数(不変指数基準)増加率は前年同期比で2.4%減少した。

この指数の増加率がマイナスなら実質消費量が以前に比べて減少したということだ。これは「カード問題」で内需消費が大きく悪化した2003年(-2.4%)以来の最低水準。統計庁の小売販売額指数の推移でも2022年4-6月期の0.2%減(前年同期比)から9期連続の減少だ。またKDIは別の内需指標の建設投資も高金利・物価高で不振が続き、成長率を引き下げているとと診断した。

◆輸出まで揺らぐ…利下げの声も

最近は経済を牽引してきた輸出までも揺らいでいる。今年7-9月期の韓国経済は前期比0.1%の成長にとどまった。自動車と化学製品を中心に輸出が前期比0.4%減少し、成長率を引き下げた。

漢陽大のハ・ジュンギョン経済学科教授は「過去に比べ輸出が韓国経済を牽引する力が弱まった。政府の過度に楽観的な景気見通しを見直す必要がある」と指摘した。続いて「特に巨視的な景気指標は正確に現実を反映しにくい側面がある」とし「結局は質的な側面を見なければいけない。労働市場の二重構造を緩和して実質所得を高めるなどの質的な対策を講じる必要がある」と強調した。

内需不振を解消するために金利を引き下げるべきという指摘もあった。KDIのチョン・ギュチョル室長は「一度引き下げがあったが、依然として金利が高い。物価上昇率が1%台まで下がっただけに、いま金利を引き下げなければむしろ物価安に向かうかもしれない」と指摘した。

雇用・成長は良い? 体感景気「暗鬱」…韓国版「バイブセッション」懸念(2) | Joongang Ilbo | 中央日報

後編の内容についてはこちらが突っ込んだ事がわりと書いてある。低賃金・短時間の非正規職が増えての雇用率上昇。正規職との賃金格差は174万8000ウォン(約19万円)と過去最大。これは経済の二極化が進んでいるてことだ。

今年上半期(1-6月)小売販売額指数(不変指数基準)増加率は前年同期比で2.4%減少。これを見れば内需が壊滅していることがよくわかる。これも前回に出てきたが建設投資も成長率を大きく引き下げていた。

次に輸出が成長率に寄与しないという。そもそも韓国の製造業は世界に工場を作って現地人を雇うので、韓国人の雇用にはほとんど関係ないものな。それが増えてきたから成長率にも貢献しないと。さて、最後が重要だ。

KDIのチョン・ギュチョル室長は「一度引き下げがあったが、依然として金利が高い。物価上昇率が1%台まで下がっただけに、いま金利を引き下げなければむしろ物価安に向かうかもしれない」と指摘した。

この景気見通しはこちらが昨日、突っ込んだ2025年のデフレ理論そのものじゃないか。金利を下げないとデフレになる。でも、金利を一気に下げたら銀行が破産する。専門家もデフレを懸念し始めていると。だから、もっと速く金利を下げるべきだと述べたのだ。

これはサムスン電子の一ヶ月チャートだ。もう、なんというかご臨終だ。9月27日に65000ウォンあった株価は、25日で55900ウォンだ。チャートを見ればわかるが下げが止まらない。

これでサムスン電子が大丈夫だとか。復活するとか。思い込むのは良いが、まず無理だ。もう、投資家はサムスン電子に期待していない。本当にSKハイニックスに時価総額抜かされるんじゃないだろうな。今、いくつか知らないが。まあ、5万ウォンぐらい割れたらあり得るかもしれないしな。

しかも、サムスン電子にとって厳しいのは半導体のスーパーサイクルがそろそろ下降局面にはいっているてこと。生成AI特需でHBMは好調だが、サムスン電子のHBMはエヌビディアのテストに合格できない。もう10月末なのにな。あの~いつになったら合格できるんですかね。ええ、来年こそ?あの~それは何周遅れですかね。

もう、今のHBMは諦めて次世代HBMで勝負するんでしたけ。でも、技術って蓄積ですよね?今のHBMでできないのに、次世代HBMでできるんですか?無理に決まっている。

サムスン電子の株価があまりにも酷すぎて、韓国経済がそのまま沈んでいく未来しかみえないよな。まあ、ここから復活できるなら凄いが、復活した頃にはAIバブル崩壊しているとか。そんなオチが待っている気もしないでもない。