日別アーカイブ: 2024年11月19日

韓国経済を襲う「トランプストーム」、株式下落し雇用も寒波

今、韓国メディアはウォン安やコスピ暴落を取り上げる記事が倍増している。それだけ危機的な状況だという認識であるのだが、何でもかんでもトランプ氏のせいにしかしてないんだよな。

ウォン安が続くのはドル高の影響なので、トランプ氏の再選の影響は大きいかもしれないが、コスピの下落はサムスン電子株がどんどん売られているのが一番の問題ではないのか。しかも、それはサムスン電子の技術力のなさから来ているのでトランプ氏は関係ないんだよな。

5万ウォン台から4万ウォン台にまで落ちたサムスン電子。コスピも2400割れを目前。それ以外にも主要産業で好調なのはSKハイニックスだけ。韓国の中国への輸出依存がトランプ氏との相性が最悪なだけでこうなることは予想されていた。

ただ、トランプ氏が実際にどこまで中国とやり合うのか。それはまだわからないんだよな。まだ、次期政権のメンバー集めをしているところだしな。ただ、中国に60%関税は普通にやりそうだよな。

ああ、そういえば現代自動車に悪材料のニュースがある。それはEV補助金を打ち切る可能性だ。面白いのはEV補助金で影響受けそうなテスラが賛成しているところだ。

では、記事を引用しよう。

アメリカのトランプ次期大統領の政権移行チームが、EV=電気自動車の購入者に最大で7500ドルの補助金を支給する制度について、廃止を検討していると伝えられました。

ロイター通信は14日、トランプ次期大統領の政権移行チームが現在、EV=電気自動車の購入者へ支給している補助金の廃止を検討していると伝えました。

バイデン政権はEVの普及を進めるため、北アメリカでの生産などの条件を満たしたEVについて、購入者が最大で7500ドル=日本円で115万円あまりの補助金を受け取れる制度を導入していました。

トランプ次期大統領は選挙戦で「民主党が推進したEVシフトを終わらせる」と繰り返し強調していましたが、具体的な政策は明らかにしていませんでした。

また、記事は、イーロン・マスク氏が率いるEV大手のテスラは、この補助金の廃止に賛成していると伝えました。

マスク氏は、補助金が廃止されればテスラの売り上げに打撃となるものの、競合するほかの企業の方が補助金廃止の悪影響が大きく、アメリカのEV市場で大きなシェアを得ているテスラにとっては最終的にプラスに働く可能性があるとの認識を示しているということです。

トランプ次期政権 最大7500ドルのEV補助金を打ち切りの方針 イーロン・マスク氏率いるテスラは賛成 「競合他社により大きな打撃」

テスラは米国でシェアが高いので、他の競合企業の方がダメージがでかいと。つまり、現代自動車などは補助金廃止で売れなくなると。まあ、トランプ氏はテスラのイーロンマスク氏に選挙活動支援で多大な恩があるので、彼に酷いことをするとは思えない。これはテスラ社にとっては利益があると。当然、事前に相談もしていそうだしな。

でも、最大で7500ドル。115万円だからな。115万円も値上げされたら消費者はきついだろう。もしかしたら、トヨタにも良い材料なんだろうか。トヨタはそこまでEVにこだわってないからな。

トランプ氏がガソリン車をどう扱うかは知らないが、EVシフトがなくなればその辺の売上も伸びていきそうな予感だ。ええ?クリーンエネルギーはどうしたかて?そんなことはトランプ氏にきいてくれ。クリーンエネルギーより自国の自動車産業だよな。パリ協定も就任してからすぐ離脱しそうだしな。

こんな感じでトランプ政権2.0は色々な情報が錯綜している。一番の問題は関税とか関係なく、米国の消費が強いてことだ。今朝、米国の小売売上高が出てきた。これが重要だ。米国は個人消費が7割以上の国だ。消費が堅調なら経済は好調とみなされるからだ。

では、記事を引用しよう。

[ワシントン 15日 ロイター] – 米商務省が15日発表した10月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.4%増加した。自動車や電化製品の堅調な売り上げが追い風となり、市場予想の0.3%増を上回った。経済が第4・四半期に好調な滑り出しとなっている様子を示唆した。

9月分は当初の0.4%増から0.8%増に上方改定された。

FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げが正当化されるのか疑問符が付く内容となった」と指摘。

「財政政策が成長促進に向けた刺激策に本格的にシフトすると予想される中、インフレ再燃につながる恐れがあるため、FRBは利下げによって成長を刺激する火に油を注ぐべきではないだろう」と述べた。

内訳では、自動車・部品が1.6%増、ガソリンスタンドが0.1%増、電気・電化製品は2.3%増、サービス部門として小売統計に唯一含まれる飲食店は0.7%増だった。

建築資材・園芸用品は0.5%増。ハリケーンで被害を受けた地域での復興作業が寄与したとみられる。オンライン小売も0.3%増加した。

一方、衣料品は0.2%減、家具は1.3%減、スポーツ用品、趣味、楽器、書籍も減少した。

中・高所得層が堅調な消費を主導しているという懸念も出ているものの、バンク・オブ・アメリカのクレジットカードなどのデータは、支出が全ての所得層で堅調であることを示している。ただ、航空、宿泊、娯楽、クルーズなどの特定のサービス部門では高所得層の支出がアウトパフォームしていると、バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズの米国エコノミスト、アディティア・バーベ氏は指摘した。

自動車、ガソリン、建築資材、食品サービスを除くコア小売売上高は0.1%減、前月は0.7%増から1.2%増に上方改定された。

10月のコア売上高はマイナスとなったものの、エコノミストらは消費支出が第4・四半期も堅調な伸びを維持すると予想する。

CMEのフェドウオッチによると、金融市場が見込む12月のFOMCでの0.25%ポイント利下げの確率は58.4%と、一時の61.6%から低下。金利据え置きの確率は38.4%から41.6%に上昇した。

米10月小売売上高0.4%増、予想上回る 好調な消費継続の見通し | ロイター

これは本来は悪くないニュースなのだが、当然、FOMCの利下げに影響するので、ダウは-300ドルと下がっている。しかも、12月の0.25%利下げ予想も後退である。12月の0.25%利下げするかはかなり難しいとおもうが、どちらにせよ。米国の金利は4%以下にならないてことだ。そして、来年もそれが続く。

そうなってくると韓国はウォン安の恐怖で利下げできないので八方塞がり。別にしてもいいんですよ?むしろ、ウォン安をスルーしてしなければいけない局面だが、韓銀総裁が決断できるかどうか。利下げしなければ高金利時代がずっと続く。庶民や自営業は借金で永遠に苦しめられる。悪循環から抜け出せないのにトランプ氏の再選で、それ以外のリスクも増大。何が起きても韓国経済に悪材料にしかならない。

そんな状況で2025年を迎えるわけだ。まあ、他国のことなので看取る方針からすれば、どのような結末になろうが、見届けるつもりであるが2025年の韓国経済が最悪過ぎて今から興味津々だ。

しかも、こちらが2023年に述べてきた経済予測は全て的中させている。ウォンも1400に到達したからな。サムスン電子が倒産目前まで行くとは思わなかったが、それはあまりにもサムスン電子が駄目だっただけだ。

では、記事を引用しよう。

トランプ氏の米大統領当選を受けて高まっている先行き不透明感が韓国経済に荒波を巻き起こしている。トランプ2期目の政府が取る強力な自国優先主義の基調が、ただでさえ輸出依存度の高い韓国経済にさらに強い打撃を与えるだろうという見方が出ており、韓国国内金融市場に巨大な寒波が押し寄せている。自営業景気などの内需が低迷している中、雇用事情も大きく悪化している。ウォン安ドル高により輸入物価が高騰し、利下げが遅れる可能性が高まり、新3高(ドル高・金利高・物価高)の危機に再び見舞われる兆しさえ現れている。

13日、総合株価指数(コスピ)は前日比2.64%安の2417.08で取引を終えた。11日以降、3日連続で1%を超える急落振りを見せており、1月17日(2435.90)記録した年中最安値を更新した。トランプの再執権により、韓国経済の内需と輸出が共に厳しくなるだろうという悲観的な予測が出ており、投資家らは国内証券市場から離れている。

外国人は同日、コスピだけで7000億ウォン以上を売りさばき、証券市場の下落をあおった。この3日間、売り越し金額だけで1兆5000億ウォンに上る。コスピの代表株である三星(サムスン)電子は同日も4%以上急落し、1株当たり5万ウォン台が脅かされることになった。コスダック指数も2.94%急落した689.65で取引を終えた。

終値基準で、昨年1月以降、1年10ヶ月ぶりの最低水準となる。為替相場も、ウォン安ドル高が続いた。同日、外国為替市場での対ドルウォン相場は、午前一時1ドル=1410.6ウォンまでウォン安ドル高が進んだ。午後3時半の週間取引終値基準では、前日比3.1ウォン安ドル高の1ドル=1406.6ウォンで取引を終えた。

なかなか蘇らない内需により、雇用市場もやはり打撃を受けている。統計庁によると、先月の就業者は1年前より8万人台の増加に止まった。昨年だけでも、就業者数は月ごとに平均32万人以上増えたりしたが、先月は4分の1に減った。内需低迷で卸売小売業への就業者が3年3ヵ月ぶりに最大幅に減ったのが、大きな影響を及ぼした。商品消費を示す指標である小売販売は2年半連続で減少し、過去最長の下り坂を歩んでいる。

韓国経済が総体的な難局に陥っている中、政府は金融市場の不安を緩和し、投資心理を安定させるための努力に取り組まなければならないという指摘が出ている。資本市場研究院のイ・ヒョソプ研究委員は、「政府は素早く対策を用意して不安を解消し、企業も変わった経済環境に積極的に備える必要がある」と話した。

韓国経済を襲う「トランプストーム」、株式下落し雇用も寒波 | 東亜日報

最初に米国に小売売上を出したのはこのためだ。米国は小売売上は増加しているが、韓国は2年半連続で減少している。過去最長の下り坂とあるが、これも全て高金利・高物価の影響だ。面白いのは2年半がちょうどユン氏の就任と同時期なんだよな。

つまり、ユン氏は二年半やっても何一つ消費を増やせないままということだ。そりゃ、支持率も17%になりますよね。あまりにも無能過ぎるものな。もしかして何もしないほうがまだましだったんじゃないか。

ウォン安ドル高により輸入物価が高騰し、利下げが遅れる可能性が高まり、新3高(ドル高・金利高・物価高)の危機に再び見舞われる兆しさえ現れている。

危機に再び見舞われるじゃない。こちらの予想では98%はそうなる。だから、2025年は最悪の韓国経済危機が訪れると述べているのだ。まあ、ここまで答えが出たら、こちらが一年ほど前からいってきたことがどんどん現実化していることがわかるとおもう。

最初からこちらはユン氏は無能だとずっと述べてきた。しかし、よくわからない日本や韓国のメディアはユン氏を称賛する。彼は上手くやっているとな。何を上手くやって支持率17%になるのか知らないが。いい加減、無能なユン氏を有能のように扱うのは止めた方が良いぞ。2025年に彼が待つ運命は3つしかない。植物大統領。辞任。弾劾のどれかだ。

特に朝鮮日報は話にならない。経済でユン氏をまったく褒められないから、KPOPが知られるようになって、今は韓国が「全盛期」とか言い出すのだ。記者の妄想で記事を書くのはいいんだが、2025年に韓国が滅びそうなのに全盛期ってなんですかね。

でも、韓国経済にとってユン氏と韓銀総裁という無能なツートップを引きずり下ろさないとどうしようもないんだよな。だから、何度も述べているが恐ろしいことにまだ2年半もあるんだよ。韓銀総裁が任期まで存じてないが、すぐに交代するような話は出てこないのでユン政権ではそのままだろう。

さて、この記事で気になる部分がもう一つある。それは高齢者雇用で失業率が1.9%を達成している韓国雇用の増加が減り始めているてことだ。

なかなか蘇らない内需により、雇用市場もやはり打撃を受けている。統計庁によると、先月の就業者は1年前より8万人台の増加に止まった。昨年だけでも、就業者数は月ごとに平均32万人以上増えたりしたが、先月は4分の1に減った。内需低迷で卸売小売業への就業者が3年3ヵ月ぶりに最大幅に減ったのが、大きな影響を及ぼした。

順調に増えていた雇用増加もついにストップ。ユン氏、いよいよ高齢者で雇用ドーピングも限界を迎えているようだぞ。あれ?もしかして来年は雇用まで減りますか?あらあら。さらなる不安材料が投下されたじゃないか。

韓国の雇用は何度も述べるが、月4万円の年金で食べていけない高齢者が低賃金・短時間のバイトでなんとか飢えを凌ぐレベルだ。でも、韓国の統計では1週間1時間働けば失業者にはカウントされない。だから、韓国は失業率がとても低いのだ。しかし、それも内需壊滅で卸売りや自営業が激減しているので失われていると。

それで専門家は政府は素早く対策しろとか述べているが、そんなことができるなら、ここまで酷くなっていない。だって韓国政府は数兆円の税収不足で中国のような大規模な経済対策もできないのだ。

補正予算を組むことも国会が野党が支配しているので無理。野党からすればこのまま支持率落として弾劾まで追い込む予定なので協力などするはずもない。

そもそも専門家も対策しろといいながら、何すれば良いかわかってないよな?普通に匙投げてるようなコメントだよな。実際、打つ手がないんだからどうしようもない。韓国にできるのはトランプストームとやらが、おさまるのを待つしかない。でも、トランプ氏の性格からすれば、トランプストームのスケールがアップグレードされる予感しかないんだよな。そもそも米中貿易戦争をやり出したのはトランプ政権なのだ。

そのトランプ氏がこれから中国と仲良くやっていくなんてあり得ない。最大のストームを巻き起こして韓国経済を嵐の渦へと追いやるだけかもしれない。

庶民がやることは簡単だ。一刻も早くユン氏をローソクデモで追い詰めて追い出すのだ。でないとイ・ジェミョンの大統領選出馬を有罪判決でできないようにされるぞ。もっとも、裁判官はムン君が集めた野党支持の連中なので、ユン氏の思い通りには行かないと思うぞ。

最期に少しだけ確認しておくか。

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は15日、2022年の大統領選に絡み虚偽の事実を述べたとして、公職選挙法違反の罪に問われた最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表の判決公判で懲役1年、執行猶予2年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。  

検察によると、李氏は共に民主党の大統領選候補だった21年、過去に市長を務めたソウル郊外の城南市で起きた大庄洞開発事業を巡る不正事件に関連し、インタビューで事業関係者の職員を「末端の職員だったので知らなかった」と虚偽の発言をした。

また、同市の柏峴洞の土地が不正に用途変更された疑惑を巡って「国土交通部が要請した」と虚偽の発言をした。  

李氏は次期大統領選(27年)の有力候補。公職選挙法違反の罪で執行猶予判決が確定すれば国会議員を失職し、今後10年間は被選挙権を失うため判決に大きな注目が集まっていた。同氏を巡っては4件の公判が行われているが、最初の司法判断となる。

[速報]韓国野党代表に懲役1年・執行猶予2年 公選法違反で有罪(聯合ニュース) – Yahoo!ニュース

このように最初の判決では有罪と。これが確定するとイ・ジェミョン代表は2年半後の大統領選には出馬できなくなる。さらに10年間は出馬できない。ユン氏からすれば最大の強敵を討ち取ったことになるが、ポイントは中央地裁である。つまり、まだ二回あるのだ。当然、イ・ジェミョンは控訴の方針だ。

李氏は判決後、地裁前で「基本的な事実認定から到底受け入れ難い結論」と述べ、控訴する考えを表明した。

 李氏は「きょうのこの場面も韓国現代史の一場面になる」として、「現実の法廷はまだ(高裁・最高裁の)2回残っている」と強調。「民意と歴史の法廷は永遠だ」と語った。また、「国民の皆さんも常識と正義に立脚し判断すれば十分結論にたどり着けると思う」と述べた。

有罪判決なら控訴するので、高裁で同じ判断となれば最高裁まで行くだろう。まあ、真っ黒だと思うが、そんなことは韓国ではよくあることだ。国民情緒法一つでなんとかなる。でも、イ・ジェミョンが大統領選挙に出馬できないなら野党はどうするんだろうな。ムン君の後継車が消えれば誰が韓国を未知の国に招待してくれるんだよ。

頼むから日本人爆笑ネタを壊さないでくれ。ムン君の後継者でないと、韓国は蘇らないのにな。そんな思いでイ・ジェミョンを支持する100万以上の署名が集まったそうだ。本当かよ!

短くソースを読んでおくと、李在明代表の無罪判決を求める支持者の署名が100万人を突破したことが分かった。11日午前8時40分現在、100万6389人が「李在明代表無罪判決要求支持署名」に参加している。

このように国民はイ・ジェミョンを無罪にしろと。11日だからこれはまだまだ増えたんじゃないか。そもそも支持率17%の大統領が検察の職権乱用しまくりだからな。そういえば、バイデン氏もトランプ氏を有罪にして同じことをしようとしたよな。でも、トランプ氏は選挙で圧勝した。この流れからするともしかして・・・。

韓国 日本も中国も上がっているのに…トランプリスクを迎えた韓国証券市場

韓国 だから言ったじゃないか。トランプ氏の再選が最後のピースだと。それは2025年の韓国経済を未曾有の危機に陥れるもの。だから、韓国さんは震えて待つしかないんだよ。でも、振る舞え待つ前に投資家は既に韓国の未来を予測して動いている。1420ウォンという過去最安値に迫るウォンはついに1410を突破した。

2600を維持していたコスピはもう2400を割りそうな2417まで落ちた。なぜ、こうなっているのか。トランプ氏の再選が韓国経済にどこまで悪影響を与えるのか。それを韓国人は何も気づかなかった。だから、米国が利下げしたら、金利を下げればいいとか。アホな考えをしていたら、ウォン安が爆速して利下げしたらウォンが天元突破の1500ウォンを超える可能性すら出てきた。もう、おしまいだよ。

韓国にとって酷いのはここにいつもは好調だったサムスン電子が倒産しかけであるということ。さらにここに韓国ポスコも加わる。そもそもSKハイニックス以外の主要企業はほとんど駄目。コスピが下がるということは韓国企業全体の価値がどんどん目減りしているてことだ。

前にも述べたが今の韓国経済の状況からすればコスピ2400でも高い。こちらは2000以下が適正だとみている。そりゃ、リーマンを越える未曾有の経済危機で韓国経済が崩壊しているのにコスピがリーマン時よりも高いなんてあり得ない。でも、トランプ政権の誕生は避けられないから韓国コスピは年内はどんどん売られる。

そして、今の韓国経済の状況を追いやった原因は韓国企業が技術向上をおそろかにしてきたツケである。サムスン電子を見ればわかる。半導体チップの歩留まり率が悪くても向上させずに大量生産でシェアを取ってきた。韓国ポスコが中国勢の鉄鋼に脅かされてるのも技術の低さだ。もっともポスコが日本の技術をパクれなくなったからである。

韓国は製造業が生産して食べてきた国だ。だからこそ技術を向上させなければいけないのにやったことは日本の技術をパクっただけ。でも、日本企業も学習して韓国人をシャットアウトした。なぜ、ここ10年で韓国企業がどんどん落ちぶれているのか。答え合わせは簡単だ。技術力がないからだ。韓国はイノベーションを起こしたことは一度もない。ノーベル文学賞は取れても、本当に重要なノーベル科学賞は取れてないのだ。

でも、韓国メディアに言わせると韓国は「全盛期」らしい。はあ?何言ってるんだ。そんなわけあるのかと声が多数聞こえてきそうだが本当なのだ。しかも、その記事はここ最近、出たばかり。状況がリーマン時よりも酷いのに全盛期ってどういうことだよ!

では、記事を引用しよう。

記者が2009年に米ワシントンに留学していた当時、最も聞きたくなかった言葉は「中国から来たのか」という言葉だった。その当時、現地の人々は、顔が東洋人だと思うと皆中国人だと臆測し、そうでなければ「ひょっとして日本人か」と質問してくるのが常だった。

悔しい思いを胸に「韓国から来た」と言うと、真面目な面持ちで「南?、それとも北?」と聞いてきた。2009年はスーパージュニアの「Sorry Sorry」と少女時代の「Gee」がアジアの主要チャートを席巻し、ドラマ『善徳女王』『IRIS-アイリス』などの大作が海外輸出で大きな成果を挙げた年だった。

にもかかわらず、米国人にとって韓国というと思い浮かぶのは、韓国戦争と分断というイメージが先だったというわけだ。韓国は十分誇らしい国になったのに、これをどう説明すればいいのだろうか。幼心に言葉にはできない悲しみが襲ってきたのを今でも覚えている。

実に15年前のことをふと思い出したのは10月11日。ニューヨーク・マンハッタンの中心街にある「マンハッタン・モール」に造成された大型「イカゲーム」体験コーナーを取材してからだ。同日は、作家のハン・ガンさんがノーベル文学賞を受賞した翌日だった。

「初の韓国人ノーベル文学賞受賞」という感動の響きが冷めやらぬ中、イカゲームのファンだと言っては韓国伝統ノリ(遊具)を楽しむ外国人の姿を見ていると、胸の中から熱い感動が湧き起こってきた。

外国人にとっては、韓国がどこにあるのかもよく知らなかった時期があったが、ニューヨークから、ドイツから、英国から来たという人たちは、なぜ「ヨンヒ」や「タクチ」といった韓国語を知っているのか。  

隔世の感(世の中が著しく変化したという感じ)とはこういうものだ。今は韓国から来たと言えば「私はあのアイドルグループが好き」「あのドラマは面白かった」という返事が返ってこなければ、むしろ不思議にさえ思える。韓国作品がネットフリックスの非英語圏コンテンツで1位を占めるのはもはやニュースではないのと同様に、誰かがビルボードで1位を占めたという話も、今では当たり前のようにさえ感じられる。

アカデミー賞のポン・ジュノ、ショパン・コンクールのチョ・ソンジン、英グラモフォン賞受賞のイム・ユンチャン。思い付く限りの全ての文化領域で韓国人がトロフィーを受け取るたびに、次のような思いが湧く。「おかげさまで、国籍だけで『クールな人』と思ってもらえるぜいたくな時代になったんだ」  

最近、いわゆる「Z世代(1990年代半ばから2010年ごろ生まれ)」と呼ばれる若いテック業界従事者の米国人と夕食を共にする機会が与えられた。何も考えずに入った洋食レストランにはステーキ、チキン・アルフレッド・パスタのような食べ物と一緒に「コリアン・コチュジャン・チキン・ウイング」を人気メニューとして扱っていた。

記者が彼に「韓国戦争が終わってわずか70年なのに、飲食業ですら韓国文化が人気トレンドになるなんて本当に不思議」と切り出すと、その友人からは「本当? 私にとって韓国はもともとヒップな国だったよ!」という答えが返ってきた。

韓国の音楽、映画、さらには食べ物に至るまで、幼い頃から自然と接してきたこの世代の外国人に対し、私はこれ以上自分の国について説明する必要がないのだろう。このような確信を持った瞬間、私は悟らされた。誰が何と言っても、韓国は今一種の全盛期を享受しているということを。

「韓国は今が全盛期だ」【コラム】(朝鮮日報日本語版) – Yahoo!ニュース

これが韓国脳というやつだ。こちらは何度も述べてるが、韓国が文化コンテンツで食べていける国ではない。なぜなら、韓国の文化コンテンツの売上はGDPの1%以下であるからだ。それなのに朝鮮日報のコラムで、韓国は今が全盛期とか言い出す。

あの~どう見ても経済が崩壊しそうな瀬戸際ですよ?全盛期というより暗黒の時代が到来していますよね。でも、彼らはKPOPが知られていれば全盛期らしいのだ。すげえな。この記者の頭の中はどうなっているんだよ。ネジが一本足りないどころじゃないぞ。

ああ、あれか。あまりにも韓国の現実が酷くて直視できなくて妄想に耽るしかないてやつか。でも、いくら韓国人が妄想しようが、現実の崩壊は待ってくれない。韓国経済を破壊するショベルカーやダンプカーは止まってくれないのだ。

その反面、台湾は半導体を中心に技術をひたすら向上させてきた。その結果、韓国を越える国にまで成長した。ここ10年で韓国が台湾に大きく逆転されたのはこういうことだ。韓国はなぜか文化コンテンツを発展させようとして大失敗。韓国人がいくら金を積んで海外の賞を取っても、韓国庶民は食べていけない。餓死寸前なのにな。

それで、この韓国人記者は自分の国を説明する必要がないと述べてるが、パリ五輪を見る限り、韓国は北朝鮮以下の認識しかされてないですよね。せっかくKコンテンツがどうとかいいながら、ウェブトゥーンは欧州から撤退しましたよね。それでウェブトゥーンは大失速していますよね。

BTSは世界中で大人気で、YOUTUBEでの再生回数が数億回とか叩き出すのに、その所属事務所「HYBE」は98.6%減益ですよね。しかも、売上はたった50億円だ。たった50億円の売上で世界で大人気らしく、韓国は全盛期という。その間にもコスピがどんどん下落して毎日、数千億円の時価総額が消えているという。

こういう馬鹿な記者が韓国をここまで絶望に追い込んだ功労者なんだろうな。文化の押しつけは嫌われるだけというのを理解しないで、自分らは知られている。全盛期だとか思い込んで上から目線で日本に勝ったとか言い出すんだ。

Kコンテンツ全体を合わせても、ポケモン一つにも勝てないのに一体、何が勝ったのか知らないが、いい加減、夢から覚めた方がいいんじゃないか。経済崩壊して二回目のIMFに並んで、またそういう国だと認識されるだけだぞ。ああ、でも、もうIMFも助けてくれないよな。経済規模だけは大きくなってトランプ氏から先進国だと認識されているものな。

では、ネットの突っ込みをどうぞ。

1.ピークであるのは間違いない
これからは超少子化超高齢化で低下する一方だから

2.東芝から半導体技術盗んでダンピングしてた頃が勢いあったんじゃね

3.ビルボード不正操作で有名になったのかな

4.経済もガタガタで人口も減少真っ最中
国民が相次いで国から逃げ出すこの状況で
何が「全盛期」なのか・・・
誰か説明してくれよ・・・

5.全盛期は日本がミンス政権の時だろ。
日本がマスゴミに騙されてミンス政権なんか選んだから棚ボタのボーナスタイムだったじゃねーか

6.自分では何もできない民族が、幸運にも先進強大国である米国と日本に駄々をこねてカネと技術をたかってきた結果が小韓国。

7.まぁ借金だらけで粉飾塗れの数字が「全盛期」っていうのなら
転落はそりゃもう垂直落下式位に急激になるよな・・・

8.韓国人の「アメリカで世界で認められた」アイドルとかドラマって
日本ならピカチュウだれでも勝てちゃうんじゃないの?
知名度でも話題性でも稼ぎでも。

ポケモン一匹にも劣る全盛期かあ。
よかったですね。

9.…グッズならアンパンマンでもいけるのでは?

10.>韓国は今一種の全盛期
後は落ちるだけじゃん、ひどいこと言うなぁ

以上の10個だ。

株価だけを見れば韓国の全盛期はコロナ禍の3300ぐらいだろうか。そこからは2400なので、もう3分の1以上も売られている。ちょうど5年ほどのコスピを確認しておくか。

これを見ればわかるが、韓国の全盛期は2021年6月だ、つまり、ムン君の時代なんだよな。ユン氏の時代になれば株価を900ポイントも落としてるんだ。もちろん、ウォン安も爆速して1400ウォン。しかも、まだこれは序盤なのだ。なぜなら、トランプ氏はまだ大統領ではない。就任は来年の1月だからな。

もう、誰もバイデン氏やハリス氏なんて見ていないが。

それでは全盛期とか愚かな妄想はスルーして本題の記事を見ていこうか。

薄氷との予想とは異なり、米大統領選挙でドナルド・トランプ前大統領が圧勝し、上・下院まで共和党が掌握する「レッドスウィープ」が現実化した。トランプの公約が政権1期の時とは違いスピード感を持って推進される公算が高まった。世界経済は関税に代弁される米国の「自国優先主義政策強化」という成長鈍化リスクを避けることは難しい。国際通貨基金(IMF)は2025年、全世界の国内総生産(GDP)成長率が3.2%から2.4%に鈍化すると警告した。  

韓国証券市場を除く日本、特に高率関税の直接的対象国である中国の証券市場さえもトランプリスクにもかかわらず上昇するアイロニーな現象が現れている。トランプは来年1月に大統領に就任する予定なので、リスクがまだ現実化していない側面もあるが、韓国証券市場だけがトランプリスクに覆われているようだ。  その理由としては、ある程度差別化された「リスク防御力」が挙げられる。

中国はすでに大規模な通貨および財政浮揚策を実施または準備中だ。深刻な内需不振からの脱皮が一次的な目的だが、トランプ関税の衝撃にも備える意図と読み取れる。何より財政浮揚策が相当な規模で推進される可能性がある。60%の高率関税が現実化する場合、2025年の中国の成長率が今年の半分の水準にとどまる可能性があり、先制的に景気防御に乗り出したという話だ。  

日本の場合は、スーパー円安と外交力が防御幕の役割を果たしている。大統領選挙以前からトランプリスクでドルが強気を見せ、円の価値が再び大幅に下落した。円相場が150円台に再進入する「スーパー円安」局面に回帰し、関税リスクを相当部分相殺させる効果がすでに現れたわけだ。

また、日本の主要な大企業の大半が米国内の生産基盤を持っている点もトランプリスク緩衝の役割を果たしている。その他に安倍首相時代からトランプと緊密な関係を維持するなど外交力も日本経済が持つ主要防御力だ。  

韓国はいろいろな面で防御力が堅固でない。まず、自主的な景気防御または浮揚能力が脆弱だ。通貨政策は家計負債リスクに足を引っ張られている。米連邦準備制度理事会(FRB)が0.75ポイントの政策金利を下げる間に、韓国の基準金利は0.25ポイントの引き下げに止まっている。

第3四半期の韓国の国内成長率がショックを記録したにもかかわらず、金融安定リスクによって攻撃的な基準金利引き下げが難しい。健全な財政基調のため、財政政策の転換も期待しがたい。この他にも日本のように通貨価値を大幅に切り下げる政策推進も資金離脱問題などで限界がある。景気防御のための政策がすべて足を引っ張られているわけだ。

さらに、関税リスクと共に韓国の主力産業である自動車および二次電池業種の場合、バイデン政策の廃棄または縮小にもさらされている。周辺国よりも韓国の証券市場と景気はトランプリスクに大きくさらされざるを得ない。  

トランプ2期は1期の時より世界経済はもちろん、国内経済に大きな悪影響を及ぼす可能性が高い。したがって、自主的な景気防御力を高める手段を早急に講じなければならない。ややもすれば、2025年の国内成長率が懸念以上に大幅下落する危険性が高い。

日本も中国も上がっているのに…トランプリスクを迎えた韓国証券市場(ハンギョレ新聞) – Yahoo!ニュース

わかってないよな。2025年の韓国は経済成長率を懸念する以前に崩壊をどうにか延命するまで危機に陥る。なぜなら、韓国の輸出は減り、金利を下げられないので内需は死に体のまま。ウォン安は加速して輸入物価を押し上げて、ついでに外資も撤退してコスピも暴落。これは外国人投資家が半年後の韓国経済をそう見ているからだ。

株価は半年後の景気を見通す鏡であるとよく言われるが、今から韓国経済がどれだけ絶望的か株価が教えてくれると。トランプリスクとか書いてあるが、トランプ氏が当選しなくても、既に危機的な状況であることは数値から見ても明らかだった。まあ、トランプ氏の再選が韓国経済崩壊にトドメを刺そうとしているのは否定しない。

それで、韓国さんどうするんですか。こちらは韓国経済の専門家であるので、ここから韓国経済をどうやって立て直せば良いのか。考えるわけだが、残念ながら痛みを伴うことでしか解決できないぞ。何度も述べているが、今すぐ、金利を大幅に下げるんだよ。韓国の内需が活性化しない限り、韓国経済の立て直しはない。それに金利を大きく下げて、大規模な経済対策をするしかないのだ。

これは経済学の基本だ。景気というのは一度、下がれば民間だけでは立て直すのは困難だ。だから、金利を下げて企業が融資を受けやすくする。今の高金利で企業が金を借りれば負債が山積みになるだけ。

だから、デフレで苦しみ不景気だった日本は金利をずっとゼロ金利やマイナス金利を維持してきた。今も金利が高いとはいえないが、韓国の金利は本来は0%台であってもおかしくないのだ。

第3四半期の韓国の国内成長率がショックを記録したにもかかわらず、金融安定リスクによって攻撃的な基準金利引き下げが難しい。健全な財政基調のため、財政政策の転換も期待しがたい。この他にも日本のように通貨価値を大幅に切り下げる政策推進も資金離脱問題などで限界がある。景気防御のための政策がすべて足を引っ張られているわけだ。

このように金利を下げられない理由が書いてあるし、どれもその通りだ。問題はだからといって金利を下げないなら、もっと沈むしかないてことだ。このまま金利を据え置いても状況は悪化するだけ。どの道を進んでもルートは全て地獄。だが、それでも金利を下げればいつかは内需は元に戻る。それが3年後か。4年後かは知らない。

しかし、今のままではますます悪化するだけ。もう、自ら灼熱地獄に飛び込んで泳ぐしかないのだ。躊躇していても良くならないどころか悪化する。思考停止では何も変わらない。でも、韓銀総裁は決断できない。自分のやることの正しさを論理的に説明できないからだ。だからいつまでも様子見。据え置き。大きな痛みを伴うことはできない。

それで自分の地位は安泰かもしれないが、韓国庶民の地獄は何も変わらない。数年後に交代するだけの話。もちろん、彼の年収にも影響はない。本当、無能のトップは楽で良いよな。言い訳しておけば世間はそれで納得してくれるんだから。

だが、トップが無能だと確実に国が傾くのだ。それはユン氏を見ていればわかるだろう。なんで、ここ二年半で韓国経済は絶望的な状況に追いやられているのか。日米に土下座外交して、どうして支持率は17%しかないのか。答えは出ているだろう。彼がどうしようもなく無能だからだ。決断力もない。国民との対話もできない。妻を生贄にすることすらできない。それで支持率下がったから謝罪しました。これから頑張ります。

それで支持率はさらに下がったと。当たり前ですよね。韓国ウォンやコスピが急激に下がっているのに、なんで彼を支持できるんだよ。ユン氏が韓国をどこまで未曾有の危機へと追いやるかは知らないが、恐ろしいことにまだ任期は2年半もあるんだよな。そこにトランプ氏の再選である。ええ?2025年が楽しみすぎる?まあ、こちらの韓国経済を看取るもいよいよ最終章を迎えるかもしれない。

韓国証券市場ウォンニャス速報 開幕は1393.7 1400死守しようと必死の介入!

韓国証券市場 今日、朝から色々あって本編の動画投稿時間が遅れてしまったのだが、今、ようやく投稿を終わらせたところだ。しかし、それで一安心とは行かない。まだ、ウォンニャス速報が残っているからだ。これも予定より少し遅れているが、19時過ぎならたいした遅れにはならないと思われる。

それで、韓銀が1420の最安値を阻止しようと必死に連日介入して1400を奪還したわけだが、問題はいつまで経過しても1400付近から抜け出せないことだ。しかも、この期間にドル円は153円まで上昇。韓国ウォンだけが下がっているという。韓国ウォンが下がっている理由は単純に跳ね返す力がないのか。もう、ドルが尽きているのか。

しかも、コスピだってサムスン電子の自社株をしたところで2500すら奪還できていない。まさか自社株買い効果が数日で切れるのか。10兆ウォンの自社株買い。わりと大きな金額だと思うが。

それでは開幕から見ていこうか。

スタートは1393.7。少しずつ押し返しているが蓋を開ければいつも通りの展開である。

チャートをどうぞ。

開幕からいきなりの韓銀砲で1390を奪還するも、すぐに反発されて1393ウォンに元通り。今日はそんな感じでなんとか韓銀砲で1390ウォンをあげたいのにどれも不発で終わってしまうという。12時頃もあからさまな介入だが、1390ウォンまであげてもすぐに押し返されていく。愛犬のジョニーも目まぐるしい攻防に大喜びだ。

15時半の結果は1390.9。4.3ウォン高だが、結局、1390を奪還できない。

すると時間外ではフルボッコである。18時頃から急に売られていき,あっさり1396ウォンを突破。その後は押し上げて1392ウォンといったところだ。しかし、なんだこの歪なチャートは。

次はドル円だ。

ドル円のほうは朝から154円だったが、お昼頃まで上がりだして、その後、下がっていく展開だったが、17時頃に急に上がり出す。これはまさか日銀砲なのか。いや、1円程度の介入なんてあり得ないか。ちょっと気になる動きだが、日銀砲にしては威力が弱いとおもう。ただ急に一円も上がるのだから怪しい動きだ。

■2024年11月19日の韓国証券市場

コスダック指数 3.43ポイント▼ 686.12(終値)
総合株価指数 2.88ポイント▲ 2471.95(終値)
ウォン・ドル相場 4.3ウォン高 1390.9(午後3時半現在)
11.19 15:33

急激なウォン安 韓国当局が口先介入

おかしいな。こちらが読んだ記事だと韓銀はドル以外の他の通貨も下がっているから、ウォンが1400越えても介入なんてしないとか意味不明なことを述べていたはずなんだが。少し振り返ってみるか。

経済副首相兼企画財政部長官は先月22日のニューヨーク特派員懇談会で「1400ウォン台の為替相場をニューノーマルとみるべきか」という質問に、「現在の1400ウォンは過去の1400ウォンとは違うとみなければならない。(現在のドル高は)通貨危機当時のドル高と質的に違う」と答えた。ウォン相場が1400ウォン台であっても防衛する意向はないという趣旨で受け止められ議論になった。

このように韓国政府や韓銀は1400ウォン台あっても防衛する意向はないと述べている。でも、なぜかウォンが1410越えたら、韓国当局が口先介入とか。そもそも毎日、大規模な介入してるのはチャートを見ればバレバレなのに今更、口先介入でヘッジファンドが驚く理由もない。

では、記事を引用しよう。

【世宗聯合ニュース】米大統領選でトランプ前大統領が再選を決めた中で韓国の通貨ウォンが対ドルで急落し、1ドル=1400ウォン(約155円)を突破したことを受け、韓国通貨当局は14日、口先介入に乗り出した。

 崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相兼企画財政部長官はこの日主宰した「マクロ経済金融懸案懇談会」で、「米新政権の政策基調の変化に伴い、世界経済の成長や物価の流れ、主要国の通貨政策基調に関しては不確実性が常に存在している」と述べ、金融・外国為替市場の変動性が過度に拡大する場合には積極的な市場安定措置を適期かつ迅速に行うよう要請した。

 口先介入は、保有するドルを売買する直接介入とは異なり、市場に介入するというメッセージを発することで為替レートの乱高下を抑える政策手段。中東情勢の緊迫化によりウォン安・ドル高傾向が進んだ4月中旬以来7カ月ぶりに実施された。

 前日のソウル外国為替市場で、ウォンの対ドルの為替レートは午後3時半時点で前日比3.1ウォン安の1ドル=1406.6ウォンを記録し、日中の終値としては2022年11月4日(1419.2ウォン)以来約2年ぶりのウォン安となった。

米大統領選後の急激なウォン安 韓国当局が口先介入 | 聯合ニュース

毎日、介入していて口先介入宣言とか。アホ過ぎて笑える。ヘッジファンドからすれば、どうせ1300台に戻そうとするのは知っているので、1410付近までいけば韓銀砲を撃つのを待てばいいんだよ。撃ったらその時にドルを売って大きく上げに転じる。そして、ほとぼりが冷めたらまたウォンを売るのだ。介入ラインがわかっていればこういう作戦が容易だ。韓国は1400ウォンはマジノ線だと何度も述べているからな。

それで重要なのはここだ。

2022年11月4日(1419.2ウォン)以来約2年ぶりのウォン安。

まずはこの1419ウォンを突破すること。これで過去最安値である。ここさえ突破すれば、1450ぐらいまですぐ行くんじゃないか。韓国には悪材料しかないしな。本当、何一つ良いニュースがない。

そんな韓国には気の毒だが、パウエル議長が米利下げを急がないことを示唆した。つまり、ウォンが上がる材料がまた一つ消えたのだ。これはトランプ氏の再選でインフレ加速すれば、物価が上がるかもしれないからという懸念からだろうな。

では、記事を引用しよう。

[ダラス 14日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は14日、経済情勢は「極めて良好」で労働市場の状況は底堅いとし、FRBは利下げを急ぐ必要はないという見解を示した。

金融市場では、来年のFRBの利下げ回数が従来予想よりも少なくなるという見方が高まっており、これと一致する発言となる。

パウエル議長はダラス地区連銀のイベントで講演し、自身と他のFRB当局者は引き続きインフレが「2%に向けて持続可能な軌道に乗っており」、FRBは金融政策を「時間をかけてより中立的な環境」に移行させることが可能と考えていると述べた。

しかし、利下げペースは「事前に決まっていない」とし、「経済は、利下げを急ぐ必要があるというシグナルを発していない。現在、経済に見られる強さにより、われわれは慎重に決定を下すことができる」とした。

FRBは引き続きディスインフレのプロセスが継続することを見込んでいるが、住宅価格などの動向を注視しつつ警戒もしていると述べた。

パウエル議長は、インフレの主要な側面が「FRBの目標と整合する水準に近づいており、それが確実に達成されるよう注視している」とした上で、「インフレはわれわれの長期目標である2%にかなり近づいているが、まだそこには達していない」と述べた。

生産性の急上昇は「非常に好ましい」とし、時間当たりの労働生産性がトレンドを上回る伸びを継続できない理由は見当たらないと述べた。

パンデミック(世界的大流行)中に形成された新規事業の波や広範な労働者の配置、自動化の利用拡大などが軒並み生産性の改善トレンドに寄与したと指摘した。

トランプ次期大統領の政策による経済への影響について、パウエル議長は質疑応答で「実際の政策を確認するまで答えは明らかではない」とし、「憶測はしたくない。新政権の発足までまだ数カ月ある」と応じた。

しかし、トランプ氏が前回大統領に就任した約8年前と現在の経済状況は異なると指摘。当時は低インフレ、低成長、生産性も低水準だった。

パウエル議長は最近の移民の急増を例に挙げ、パンデミック後の労働力不足の時期に「経済の拡大をもたらした」と述べた。トランプ氏が確約している不法移民の大量強制送還について直接言及しなかったものの、「労働者が減れば仕事も減る」と述べた。

米FRB、利下げ急ぐ必要なし 経済は好調=パウエル議長 | ロイター

このようにパウエル議長は利下げを急ぐ必要はない。つまり、利下げしないならドル高の流れは続く。しかも、経済は好調とか。気になるのは不法移民の強制送還で仕事が減ると述べているところぐらいか。でも、不法移民なんてさっさと追い出した方が良い。正規の手続きで入国すればいいとトランプ氏は勝利宣言で述べていた。

彼は確実に追い出すだろう。その数は数百万人とか言われているが、それが米経済に悪影響となるのか。単純に考えれば人は減るから仕事が減るという論理は正しいが、逆に不法移民が住民の仕事を奪っている可能性だってある。単純に数値だけで判断できないところだ。

でも、これではウォン安を食い止めるどころか、逆に加速させてしまう。まあ、韓銀が利下げするのか。据え置きするのか。今のところはどうするかはわからない。利下げしたくてもウォン安の恐怖がつきまとう。1420ウォンを軽く超えてきそうな気配もある。

しかも、韓国はウォンだけではない。コスピも下がり続けている。今朝の開幕から少しして2400を割った。ダウが下がっていたこともあり、それが影響しているんだろうか。それで気になるのはサムスン電子だよな。サムスン電子は5万ウォン台の株価だったが、ついに4万ウォン台に突入した。

では、記事を引用しよう。

なかなか止まらない海外投資者の売り優勢の動きに「韓国代表株」であるサムスン電子株価が結局5万ウォンを割った。終値基準でサムスン電子株価が5万ウォン未満に落ちたのはコロナ禍だった2020年6月15日以降、4年5カ月ぶりだとなる。これにより時価総額も300兆ウォンを割った。

14日、韓国取引所によると、サムスン電子株価の終値は前日比1.38%安の4万9900ウォンだった。5営業日連続で13.2%下落した価格だ。52週来新安値も再び更新した。時価総額は297兆8900億ウォンとなり、300兆ウォンも崩壊した。サムスン電子株価は取引中に前日比2%以上上昇して巡航する様子を見せたが、オプション満期日(毎月第2木曜日)の最終売買を控えてポジション調整に入る売りが増えて結局急落した。

海外投資者はサムスン電子株価を12営業日連続で売った。この日も4770億ウォン分を売るなど今月入って2兆8750億ウォンを売った。このような中サムスン電子株価を買ったのは個人投資家で、この日3650億ウォン、今月は2兆8150億ウォンを買った。

◇総合株価指数(KOSPI)は5営業日ぶりに小幅上昇、コスダック指数(KOSDAQ)はまた下落

SKハイニックスの終値も前日比5.41%急落した17万3000ウォンで、4営業日連続で続落し、KRX半導体指数も-2.79%と下落した。

KOSPI終値は5営業日ぶりに0.07%高の2418.86で、かろうじて下落の勢いに歯止めをかけたものの、KOSDAQ指数は1.17%安となった。

サムスン電子は内憂外患が重なり、株価が異例の下落を続けている。内部的には高帯域幅メモリー(HBM)市場先行獲得の失敗に伴う技術力不信、ファウンドリ(半導体委託事業)事業の不振などで危機感が強まった状態だ。

「トランプショック」も無視できない悪材料として作用している。米国次期大統領にドナルド・トランプ氏が当選し、ドル高と貿易紛争の懸念から半導体心理が全般的に悪化した。

サムスン電子株価、ついに「4万ウォン台」に…時価総額300兆ウォン崩壊 | Joongang Ilbo | 中央日報

このようにサムスン電子もSKハイニックスも下がっている。サムスン電子について何度も述べるが本当に良い材料がない。エヌビディアのテストに合格できない以上、未来はない。投資家がそう判断している。だから売られ続けている。

しかも、それだけじゃない。記事にもあるが、ファウンドリ事業の工場の生産ラインの停止。そのうちファウンドリ事業そのものから撤退するんじゃないかといわれている。いくら頑張っても台湾のTSMCに勝てる未来はない。しかも、追いつくどころか引き離されている。台湾のTSMCが売上を倍増させているのに対して、サムスン電子はわずか1兆円という営業利益だった。酷すぎて謝罪したが、その後も、サムスン電子株は売られていったと。

そして、もう一つ半導体心理についてだがこれも見ておく必要がある。それを知るにはフィラデルフィア半導体指数を見ておけば良い。

これがフィラデルフィア半導体指数の5日間のチャートだ。見ての通り、エヌビディア好調ニュースであがっていたのに、それが5000を割れそうなところにまで落ちている。

生成AIバブルが弾けたかどうかはわからないが、トランプ氏の再選で米国が対中国向けの半導体輸出規制を強化に出るという見方が強い。中国向けの輸出が多い、サムスン電子が5万ウォンを割れたのもそういうことだ。

それでサムスン電子が暴落しているので、韓国人アリはどうなったのか。面白いことになってるようだ。完全爆死だよ。韓国語の記事になるがグーグル先生で翻訳してある。

サムスン電子の株価が日々下落する中、借金に投資してきたアリたちは不安に震えています。株価がピークを迎えた7月中旬から約4カ月で、サムスンのクレジット残高はほぼ倍増した。株価が下がり続けると、逆張り取引の悪循環に陥り、さらに下落に転じる可能性があります。

韓国取引所によると、サムスン電子の前日現在の信用貸出残高は1兆2940億ウォンだった。株価が年間最高値(終値87,600ウォン)を記録した7月11日以降、4,999億ウォン増加しました。サムスン電子の株価は8月以降下落傾向にありますが、アリは借金を背負って買っています。サムスン電子に次いで2番目に信用貸出残高が多いセルトリオンは、前日時点での信用残高が4416億ウォンで、サムスン電子の半分に過ぎない。

サムスン電子の株価が反発の兆しを見せない中、クレジットでサムスン電子を購入した多くの投資家は、すでに追加証拠金の支払いを余儀なくされています。通常、証券会社はサムスン電子に140%の担保維持率を適用します。

例えば、サムスン電子の株を87,600ウォンの高値で購入し、クレジットローンで1,000万ウォン、現金で1,000万ウォンを購入した場合、その日の終値(50,600ウォン)に基づく担保率は115.6%に過ぎません。担保維持率を下回る追加証拠金を支払わない場合、リバーストレードによる清算を余儀なくされます。

サムスン電子のクレジットローン残高は国内株式の中で最大であるため、不利な取引が相次ぐと、株式市場にとってまた悪いニュースになるのではないかと懸念されています。逆張り取引があった場合は、前日の終値よりも低い価格で売られます。

NH Investment & Securitiesの顧客分析によると、759,129人の投資家のうち、Samsung Electronicsの平均リターンは-21.46%でした。Samsung Electronicsに投資して損失を出した顧客の割合は97.78%で、利益を上げた人の割合は2.21%でした。

サムスン電子の信用残高は1兆ウォン…借金アリの叫び声 |韓国経済

この記事を読んで爆笑した。サムスン電子が5万ウォン割れているのだから当然、そうなるよな。すげえよな。マジで追証の嵐じゃないか。見事な爆死だ。76万人の投資家で利益を上げたのは2%だぞ。つまり、15000人程度しか設けてないのだ。後の745000人は見事に爆死である。

アリは借金を背負って買っています。、クレジットでサムスン電子を購入した多くの投資家は、すでに追加証拠金の支払いを余儀なくされています。

しかも、追加証拠金が不足したらそのまま強制決済だ。でも、サムスン電子が上がる見込みがないので、このまま証拠金を出しても借金が膨らむばかり。韓国アリの98%が爆死とか。笑える展開だ。ここに円テク投資で儲けようとしたアリも追加される。

あれ?韓国の投資家って空売り禁止して儲かるはずじゃなかったんですか?でも、空売り禁止するからサムスン電子はずっと反発もしないで下がっているんだぞ。買い戻しが一切ないからな。売ったらそのまま撤退だ。もう、サムスン電子なんかに二度と、投資しないだろうな。

サムスン電子の前日現在の信用貸出残高は1兆2940億ウォンだった。

凄いよな。下がり続けるサムスン電子株を借金して買うとか。しかも、なぜか増えてるからな。韓国人が破産するのは自由だが、財政が厳しいので徳政令はそう簡単にでてこないぞ。つまり、生涯、返せない借金を背負って働いて、給料の7割を利息に取られて生きていくだけの地獄絵図。まさにカイジですね。そろそろ地下施設で労働ですかね。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

1.トランプ政権の人事が明らかになって中国株ももたなくなってきたなw

2.トランプ2.0リリース前にこんなに暴落してるんじゃ
稼働後はどうなっちゃうんかね

3.3万電子も近い
というかどこまでいったら上場廃止を決定するのか興味湧くな

4.日本米国独逸でTSMCが稼働してたら
パクリ製造受託のサムスンの出番がなくなっただけ

5.一本足打法の一本足が骨折したらどうするの?小韓

6.前回の空売り禁止の時は
2020年3月16日~2021年5月
 ↓
韓国個人が借金して信用買い
(特にサムスン電子株を購入)
1年で個人株主が300万人以上増えた
これが「アリ」と言われるバカ
空売り解禁で韓国人の多くが
追証地獄+大損=借金だけが残った

7.サムスンが今後売るものがない

GoogleのPixelもAppleのiPhoneもTSMCに取られて、工場あっても動かせば不良品の山をつくるだけで、買ってくれるところもない

禁輸されてるチャイナに迂回ルートで半導体売ってトランプにしばかれる未来が見える

8.「サムスン栄えて国滅ぶ」って言われてきたが
サムスンが滅んだら、いったいどうなるんだ?

9.まあ、半導体以外は全て落ちてくだけ。生活家電は赤字予想。
半導体もライバルに勝てそうもない。
他国も半導体に投資を増やしており、下手に投資すれば負債が増えてく。
トランプは中国製造に60%の関税。
当然、サムスン株は早めに手放さないと、悲惨なことに。

10.韓国の危機的状況(多すぎるので主要なもののみ抜粋)
・ダントツで世界一の急激な少子化
・収益の多くを中国市場に依存してきたのが、トランプが反中姿勢を強めるので西側国家としての地位も失う
・そもそも他国の産業のコピーしかやっていないので、独自産業がなく将来の復活の足がかりが無い
・補助金依存の官製産業振興が酷すぎて、国の予算が足りない状況では何も出来ない
・立地的に陸路は敵国、海路も日本側以外は敵国なのに、その日本にケンカ売りまくり

以上の10個だ。

サムスン栄えて国滅ぶ。確かにそんなこと言われていたよな。でも、それは事実だ。韓国はサムスン電子帝国とまでいわれた。そのサムスン電子が滅んだらどうなるかなんて自明の理ですよね。韓国の終わりだよ。まあ、3万ウォンで上場廃止まで行くかは知らないが、空売り禁止が解かれるのは来年なんだよな。それまで生きていられるかも怪しいという。

半導体が駄目になれば韓国は未曾有の経済危機に陥る。それは一年前に実際におきたことだ。2025年はそれよりも圧倒的に酷くなる。というより、既に株価やウォンがその未来を暗示している。トランプ氏の再選で韓国は最も打撃を受ける。それを韓国人は理解していなかった。でも、投資家は知っていたと。