月別アーカイブ: 2024年11月

韓国証券市場ウォンニャス速報 開幕は1399.0 1400突破して今日もフルボッコ!

韓国証券市場 昨日というか今朝。エヌビディアの決算発表があり、過去最大の売上を叩き出した。それによって生成AIブームは継続しているような雰囲気だが、なぜか決算発表後の時間が取引でエヌビディア株は下落。それに釣られて日経平均株価も下落。特にハイテク株が軟調となった。

普通に読んでもエヌビディアの決算がかなり良いと思うのだが、それでも投資家の期待に応えてないというのか。それともそろそろピークだとみているのか。ただ、米国の株は割高感が強いからな。そんなエヌビディアの発表を受けてウォンレートはどうなったのか。時間外の動きを述べれば再び1400を突破した。またですか。またですよ!

それでは開幕から見ていこうか。

スタートは1399.0。こちらも1400目前で始まる。最近は1400ウォン付近で一進一退の攻防銭が続くが、年末にかけてウォンは売られていくはずなのでここで踏ん張らないと過去最安値の1420突破もあり得てくる。そうなったらお祭りだ。盛大に祝うことになる。

では、チャートをどうぞ。

開幕から1400目前となったが、ここで韓銀が韓銀砲で大規模介入。危険水域から抜け出そうと一斉発射である。ずどーん。

ウォンはみるみるうちに上昇していき1397ウォンまで上げる。そして、ここで揉み合いとなるが、何度も介入してウォン安を食い止めようとする。しかし、ヘッジファンドもエヌビディアの決算が終わったのでウォン売りをそのまま継続。11時前には1399.86と1400目前に迫る。だが、1400の壁は厚い。頑丈である。

ここから韓銀砲でさらに押し上げていく。というか。今回、何発、韓銀砲を撃っているんだろうな。やたらと無理に上げているようなローソクが目立つんだが。

15時半には1397.5。6.6ウォン安。昨日、1390付近まであげたのに一日でかえってきた。

それで時間外だが、ここでも激しい衝突が続く。どうしても1400だけが越えたくない必死さが伝わるが時間の問題じゃないのか。

次はドル円だ。

ドル円も朝から155円台となっているが徐々に上げていく。そして154円台にはいったのだが、154円、155円も円安であることに変わりない。

■2024年11月21日の韓国証券市場

コスダック指数 2.24ポイント▼ 680.67(終値)
総合株価指数 1.66ポイント▼ 2480.63(終値)
ウォン・ドル相場 6.6ウォン安 1397.5(午後3時半現在)

サムスン電子、7年ぶり自社株買い…「株価4万ウォン台」の沼からの突破口に

サムスン電子の株価はいきなり5万ウォンを台を回復したそうだ。まじですか。まじなんだよな。ええ、4万ウォンからいきなり上がるネタなねんてあるんかと思ったら、どうやら自社株買いらしい。

なるほど。自社株買いか。確かに自社株買いは投資家に喜ばれる。キャッシュがあるならそれで株価上げに繋がる。問題はサムスン電子でキャッシュなんてあるのか。

では、記事を引用しよう。

1年間で10兆ウォン購入

サムスン電子がこのところの株価低迷を解消するため、7年ぶりに大規模な自社株買いカードを切った。今月から1年間にわたって10兆ウォン(約1兆1100億円)分の自社株を購入し、流通する株の数を減らすとともに「株価上昇」を狙う。

サムスン電子は、15日に取締役会を開催し、今後1年間にわたって10兆ウォン規模の自社株を分割購入する計画を議決したと発表した。3兆ウォン分は3カ月以内に購入し、すべて償却する計画だ。それに向けて今月18日から来年2月17日までに普通株5014万4628株、優先株691万2036株などを市場で購入し、全量を償却する。

残りの7兆ウォン分については、別途の取締役会での議論や決議を経て、購入量や購入時期、処分方法などを決める方針だ。

サムスン電子が自社株を購入するのは、2016年に私募ファンドなどに株主還元を強く求められて2017年に9兆3000億ウォン規模の自社株購入、償却を実施して以来、7年ぶり。

このところメモリー半導体の業況の鈍化が懸念されること、サムスン電子の高帯域幅メモリー(HBM)などの人工知能半導体の技術力の後退が懸念されることなどに加え、第2期トランプ政権の発足で市場全般の不確実性が高まっていることで株価が急落したことを受け、浮揚策を打ち出したと分析される。サムスン電子は「株主価値向上などのための措置」と説明するにとどまっている。

サムスン電子の株価は前日、有価証券市場(KOSPI)で終値が前取引日より1.38%下落の4万9900ウォンとなり、4年5カ月ぶりに「4万電子」に転落した。同社の時価総額も外国人投資家の売り越しの影響で298兆ウォンにとどまり、300兆ウォンを割った。

しかしこの日のサムスン電子の株価は、自社株取得決定が発表される前に、前日に比べ7.21%上昇の5万3500ウォン(約5920円)で取引を終え、6取引日ぶりに大幅な騰勢に転じた。

個人投資家が差益を実現して2060億ウォン(約228億円)売り越した一方、外国人投資家が1290億ウォン(約143億円)、機関投資家が530億ウォン(約58億6000万円)分購入したことで、時価総額も319兆ウォン(約35兆3000億円)に回復した。

サムスン電子、7年ぶり自社株買い…「株価4万ウォン台」の沼からの突破口に : 経済 : ハンギョレ新聞

なんかインサイダーぽい動きが書いてあるのだが、これだけで断定はできない。たまたま投資家の予想が当たっただけかもしれないしな。

問題はサムスン電子が大規模な自社株をしたところで一時しのぎにしかならないてことだ。むしろ、外国人は逃げやすくなったんじゃないか。まずは個人投資家が逃げているのか。でも、4万ウォンから5万ウォンになった程度で利益が出るわけないよな。98%の投資家が大損していたはずだ。もう、損失確定で逃げたのか。

自社株買いのニュースは好材料だが、後はその間に株価を上げる材料を提供できるかどうか。今のサムスン電子だと難しいだろうな。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

1.サムスン電子の株価は自社だけの影響に留まらんからな
苦渋の決断ってヤツでしょ

一時的には株価上がるだろうけど、サムスン電子自体があかんのは解消されてないし
結局ズルズル下がりそうな気もする。

2.時価総額がそのままなら消却した分株価は上がるのだろうけど
時価総額がずるずる下がっていく状況が変えられないと意味なくないか?

3.技術もネタも切れちゃてるから落ちるところまで落ちるよね。焼け石に水。ちょっと上がったら一斉に売りが沸く。

4.KOSPIが極僅かにプラスになったのもこのせいか
痛み止めのモルヒネみたいなもんだ
根本的な治療にはなりません

5.競合メーカーに対する技術的な優位性が無くなってしまったのだ
半導体製造の世界では終わりじゃね
さよならサムスン

6.一般的にキャッシュが余ってる企業が自社株買いをするのは悪くない判断

問題はサムスンはキャッシュが余っているのか、と韓国政府や中央銀行にバレる事

7.今この時期に、ポンと10兆ウォンのキャッシュが出せるとは信じがたいんだが。
経営的には、なんの見返りも無く、10兆ウォンの現ナマが消えるんだよ?
リストラしてるのに、そこまで余裕があるとは全く思えないんだが。

8.欧米のメディアに
今後一人負け企業、って報道されてから
その通りになってる
ついに崩壊かあ

9.3兆は来年2月までに買えばいいし、7兆に至ってはガチ未定なのかよ
ここまで虚勢を張らなきゃならんレベルに苦しいんだ

10.おかげさまで週明け株価暴落の予感です

以上の10個だ。自社株買いは好材料であるが、問題はそこまでサムスン電子が追い詰められてることを投資家がどう評価するのか。これが悪手かどうかは判断できないな。月曜日に暴落していたら悪手だろうが。

ただ、苦しいよな。明らかに株価低迷のための非常手段。これから株価を上げる躍動になる自社株買いではない。10兆ウォンの自社株。でも、いつ買うかはわかりません。わかるのは3兆ウォンだけである。これで騙せるかどうかはわからんな。

それで気になるのは欧米メディアに今後一人負け企業とか。これは本当なのか。

ピクテでグローバル新興国市場高配当チームのシニア投資マネジャーを務めるイ・ヨンジェ氏(ロンドン在勤)は、サムスンが「半導体事業におけるテクノロジーのリーダーシップを失いつつある。そうしたリーダーシップは短期間で回復させるのは難しい」と指摘し、ピクテはサムスン株の保有を減らしていると語った。

これのことだろうか。このように外資はサムスン電子株の保有を減らしている。自社株買いは一時しのぎであり、ここでエヌビディアのテストに合格できないままだとまた4万ウォンに逆戻りだろうな。

そもそも5万ウォンでも酷い状況だ。自社株買いで6万ウォンを超えることはまずないと思われるので、サムスン倒産までに残された時間は少ないだろうな。

韓国 上半期の内需企業の売上が4年ぶりにマイナス成長、コロナ禍以降初

韓国 高金利・高物価・ドル高と韓国が置かれている状況はどんどん酷くなる。こちらは2023年の未曾有の経済危機と表現して、実際、その通りに韓国経済危機は深刻化しているわけだが、問題はその出口が全く見えないてことだ。そもそも経済のデータというのは過ぎ下がった数ヶ月前の数値を元に分析するしかない。

だから、こちらが10月のデータを見て、韓国経済はこうなっていますという分析をしたところで、現実の話、それよりも状況は刻一刻と変化しているわけだ。だが、数値というのは急に良くなることは稀である。1ヶ月や2ヶ月のデータで改善が示されても、様子を見ていく必要がある。最低、半年分のデータが必要だ。

そして、多くの日本人の関心事はこの先の「韓国経済」がどうなっていくかだろう。どうもこうもない。毎日、韓国経済を分析しているが韓国経済に復興の兆しはない。韓国政府は毎月、輸出は好調。内需は回復してきていると述べるも、実際は回復するどころか悪化している。

韓国政府は嘘しか付かないのだ。だから、支持率も17%まで落ちる。キム・ゴンヒ氏の件が大きくクローズアップされるが、韓国人の多くは無能なユン氏が自分らには何もしてくれないとわかっているのだろう。何かしたところで逆効果になるのもそうだ。国の経済が悪いと人々のその日の生活からなんとか凌ぐことで精一杯となり、未来を考えるのも難しくなる。特に韓国人9割は借金生活である。

その借金は払わないと利息が増えていくわけだから、彼らは立ち止まって休む時間など与えられない。つまり、生活に余裕がないとしがみつくしかないわけだ。問題はどれだけしがみついても会社が倒産すれば職を失うのだ。そして、韓国では40代、50代の再就職は絶望的だと以前に紹介した。「45歳定年時代」である。これは今後の韓国経済における重要な変化かもしれないので、もう一度、簡単に復習しておく。

問題は一度主要な職場から押し出された40~50代が再就職するのが容易でない点だ。再就職に成功しても職の質が落ちる。中高年労働市場の雇用、その中でも高賃金・高熟練雇用が不足するからだ。

労働研究院のキム・スンテク選任研究委員は「40~50代の非自発的失業者は大企業と中小企業、正規職と非正規職の二重構造でいずれも下層部に追いやられ、結局定年より早く労働市場から離脱する可能性が高い」と話した。

引用は以上。

この45歳定年時代というのは元々、サムスン電子などの企業もそうだったのだが、それが大企業だけではなく、中小企業にも拡大してきている。景気が悪くなれば企業がまずやることはリストラ、人件費の削減である。つまり、使えない人材の解雇。儲けが少ない事業から撤退する。一件に正しいように見えるがこれは大きな罠を含まれている。

人が減れば、当然、その減った人の分の仕事を誰かに割り当てられる。つまり、残った従業員の負担が増すわけだ。これはアルバイトなんかによくあるんだよな。急に人が辞めて、仕事が辛くなったとか。本来、人が辞めたら補充しないといけないが、広告を出したところで人がすぐにやってくるわけではない。

結果的にやれる仕事量が減るので、リストラして人件費を削減したところで儲けに繋がるとは限らないのだ。さて、ここからは韓国特有の事情となる。

45歳でリストラされたサラリーマンが再就職するには難しいのは見ての通り。そして、それまで受け皿となっていたのが自営業への転職だったのだ。つまり、会社からもらった退職金やそれまで貯めていた資金でコンビニ、チキン屋、コーヒー喫茶などを始める韓国人が多かったわけだ。しかし、それも今は過去の話だ。

自営業はここ数年で最底辺職にまで落ちた。最低賃金の上昇でバイトの方が稼げるレベルである。自営業で自分の店を持つロマンというのをかなえたい気持ちもわからなくはないが、9割は1年以内に事業に失敗して店を畳む。客商売は難しいのだ。

今までサラリーマンやってきたのに、フランチャイズの数週間の研修で少し経営を覚えたところで、実際に儲けが出る店になれるわけないのだ。しかも、韓国の場合、内需が死んでるので、このルートは既にバッドエンド確定である。お勧めしない。バイトの方が儲かるのだから、バイトアプリで短期間のバイトを探した方がましである。

ただ、バイト生活というのは非常に不安定であり、企業のように守ってくれるわけでもない。急に仕事がなくなることだってある。しかし、自営業みたいに多額の負債を背負う必要はないので、体さえ丈夫なら、また仕事を探すことは容易だ。つまり、まだやり直すことはできる。

少し話はずれたがこれが韓国の45歳定年時代における最新の就職事情である。韓国人にとって自営業という選択肢が消えたことは大きい。もちろん、再就職も厳しい。結局、家賃を払えずに追い出されてホームレス以下の最底辺になっていく。

「40~50代の非自発的失業者は大企業と中小企業、正規職と非正規職の二重構造でいずれも下層部に追いやられ、結局定年より早く労働市場から離脱する可能性が高い」

この専門家の述べていることはそういうことだ。労働市場から離脱させられた韓国人がその後、最底辺の生活を余儀なくされて絶望しかない人生である。

このような事情を事前に解説しておいたのは次の記事を読めばわかる。

それでは記事を引用しよう。

今年上半期(1~6月)の内需企業の売上額が、コロナ禍だった2020年以降初めて減少傾向を示した。企業投資も4年ぶりに減少傾向に転じ、景気が急速に冷え込んでいることが分かった。

13日、韓国経済人協会(韓経協)が事業報告書の提出対象である非金融法人814社の上半期の経営成果を分析した結果、全体売上は前年同期比6.7%伸びた。しかし、これは輸出企業の売上高の増加(13.6%)の影響が大きかっただけで、内需企業の売上高のみを見ると、同期間1.9%減少したことが分かった。内需企業とは、売上における輸出の割合が50%未満の企業をいう。

内需企業の売上においても、輸出部門は3.7%伸びたものの、内需部門は2.4%減少したことが集計の結果わかった。売上高が減少した内需企業の業種は、卸売小売業(マイナス-6.5%)や電気・ガス・蒸気および空調供給業(マイナス5.5%)などだ。卸売小売業の低迷は、特に韓国国内の消費低迷の影響のためと分析される。

また、内需企業は売上が減ったことで費用を減らし、営業利益をかろうじて黒字に転換する「不況型黒字」を示していることが分かった。売上高比営業費用の割合は、2020年以降の最低値である92.6%に落ちた。

韓経協は、輸出企業の業績も売上トップの三星(サムスン)電子に依存した「錯視効果」と分析した。三星電子を除けば、輸出企業の売上の伸び率は13.6%から5.9%に減ることになる。韓経協は、「今年の売上高の増加は、前年度の売上高の減少(マイナス7.3%)にともなう基礎効果が大きく働いた側面もある」と明らかにした。

上半期の企業投資も前年同期比8.3%減少し、経済全般の成長エンジンが萎縮しているという懸念が提起されている。全体企業の投資の増加率は、新型コロナにより経済危機を迎えた2020年も16.9%増加したことがある。4年前より投資がさらに萎縮しているという意味だ。

韓国経済協会のイ・サンホ経済産業本部長は、「家計消費と企業投資の活性化のために、柔軟な通貨政策や投資支援の拡大、規制緩和など全面的な経済再生の努力が必要な時期だ」と話した。

上半期の内需企業の売上が4年ぶりにマイナス成長、コロナ禍以降初 | 東亜日報

この記事のデータは2024年の上半期のことである。2024年の春ぐらいに韓国政府は内需が回復してきているとか言い出したが、実際のデータからすればそれは全く異なることがわかるだろう。

企業投資も4年ぶりに減少傾向に転じ、景気が急速に冷え込んでいる。

これが半年前なのだから、当然、11月である現在はその景気はさらに悪化しているわけだ。なぜなら、韓国は高金利・高物価・ウォン安が続いている。特に内需企業を見れば、同期間1.9%減少していた。

答え合わせになるわけだが、韓国政府が嘘を付いていたわけだ。内需が回復してきているなら、内需企業の売上が減るわけないのだ。

そして、韓国内で起きているのは卸売小売業の低迷である。内需を見る上で重要なデータとなるのは設備投資、建設業の動向、後は小売など販売だといったところだ。特に韓国の場合は内需を大きく支えてるのは建設業である。

しかし、これも2023年に色々見てきたが、内需低迷、不動産PF融資の焦げ付きによる建設業不振が続いている。そして、設備投資だ。

上半期の企業投資も前年同期比8.3%減少し、経済全般の成長エンジンが萎縮しているという懸念が提起されている。

このように設備投資も減っている。さらに、内需企業は売上が減ったことで費用を減らし、営業利益をかろうじて黒字に転換する「不況型黒字」となる。

売上が減れば、当然、生産する量を調整するので費用が減る。それで不況型黒字に陥ってると。しかも、輸出でも重要な点がある。

輸出企業の業績も売上トップの三星(サムスン)電子に依存した「錯視効果」と分析した。三星電子を除けば、輸出企業の売上の伸び率は13.6%から5.9%に減ることになる。

サムスン電子は対中半導体規制強化で、中国企業がサムスン電子の半導体を買い占めたことで輸出を大きく伸ばしていた。しかし、それ以外の輸出の伸び率は逆に減っている。でも、そのサムスン電子が既にオワコンで4万ウォン台だったじゃないか。来年の韓国輸出はどうするんですかね。トランプ氏の再選で、中国企業が韓国製半導体を買ってくれるとは限らない。

このように韓国企業の低迷は続いている。サムスン電子が大ゴケしている現状では輸出増加もこれ以上は望めない。2024年の下半期はもっと酷いことになっているんだろうな。なぜなら、上半期と何も変わってないどころか、1400ウォン、コスピは2400割れ目前だ。そこにトランプ氏の再選で韓国輸出は440億ドルだったか。被害を受けるんだよな。あれ?韓国さん。どう考えてもヤバくないですか?

2025年にやってくるであろうデフレがさらに内需を低迷させる。しかし、内需活性化させるには利下げと大規模な景気刺激策が必要だ。でも、ウォン安がここまで進むと利下げも難しい。米国の利下げ速度もどんどん低下している。他に利下げすれば不動産投機急増で家計債務増加というのもある。まあ、何をするにしても全ては金利が邪魔をするてことだ。

大規模な景気刺激策を行うにも韓国政府には予算がない。数兆円の税収不足であり、その数兆円をどう補うかのすら示されていない。まあ、今年も地方財政の大幅カットなんだろうな。24兆ウォンほどの地方財政支援を電話一本で切るやつだ。そんなことが可能かと思うが、実際は昨年はそれをやった。地方は阿鼻叫喚で年末に警察官が勤務時間外に出勤する手当もない有様となった。

それで、ここまで書いて中断してネットのニュースを見ていたのだが、サムスン電子の株価はいきなり5万ウォンを台を回復したそうだ。まじですか。まじなんだよな。ええ、4万ウォンからいきなり上がるネタなねんてあるんかと思ったら、どうやら自社株買いらしい。

なるほど。自社株買いか。確かに自社株買いは投資家に喜ばれる。キャッシュがあるならそれで株価上げに繋がる。問題はサムスン電子でキャッシュなんてあるのか。

では、記事を引用しよう。

1年間で10兆ウォン購入

サムスン電子がこのところの株価低迷を解消するため、7年ぶりに大規模な自社株買いカードを切った。今月から1年間にわたって10兆ウォン(約1兆1100億円)分の自社株を購入し、流通する株の数を減らすとともに「株価上昇」を狙う。

サムスン電子は、15日に取締役会を開催し、今後1年間にわたって10兆ウォン規模の自社株を分割購入する計画を議決したと発表した。3兆ウォン分は3カ月以内に購入し、すべて償却する計画だ。それに向けて今月18日から来年2月17日までに普通株5014万4628株、優先株691万2036株などを市場で購入し、全量を償却する。

残りの7兆ウォン分については、別途の取締役会での議論や決議を経て、購入量や購入時期、処分方法などを決める方針だ。

サムスン電子が自社株を購入するのは、2016年に私募ファンドなどに株主還元を強く求められて2017年に9兆3000億ウォン規模の自社株購入、償却を実施して以来、7年ぶり。

このところメモリー半導体の業況の鈍化が懸念されること、サムスン電子の高帯域幅メモリー(HBM)などの人工知能半導体の技術力の後退が懸念されることなどに加え、第2期トランプ政権の発足で市場全般の不確実性が高まっていることで株価が急落したことを受け、浮揚策を打ち出したと分析される。サムスン電子は「株主価値向上などのための措置」と説明するにとどまっている。

サムスン電子の株価は前日、有価証券市場(KOSPI)で終値が前取引日より1.38%下落の4万9900ウォンとなり、4年5カ月ぶりに「4万電子」に転落した。同社の時価総額も外国人投資家の売り越しの影響で298兆ウォンにとどまり、300兆ウォンを割った。

しかしこの日のサムスン電子の株価は、自社株取得決定が発表される前に、前日に比べ7.21%上昇の5万3500ウォン(約5920円)で取引を終え、6取引日ぶりに大幅な騰勢に転じた。

個人投資家が差益を実現して2060億ウォン(約228億円)売り越した一方、外国人投資家が1290億ウォン(約143億円)、機関投資家が530億ウォン(約58億6000万円)分購入したことで、時価総額も319兆ウォン(約35兆3000億円)に回復した。

サムスン電子、7年ぶり自社株買い…「株価4万ウォン台」の沼からの突破口に : 経済 : ハンギョレ新聞

なんかインサイダーぽい動きが書いてあるのだが、これだけで断定はできない。たまたま投資家の予想が当たっただけかもしれないしな。

問題はサムスン電子が大規模な自社株をしたところで一時しのぎにしかならないてことだ。むしろ、外国人は逃げやすくなったんじゃないか。まずは個人投資家が逃げているのか。でも、4万ウォンから5万ウォンになった程度で利益が出るわけないよな。98%の投資家が大損していたはずだ。もう、損失確定で逃げたのか。

自社株買いのニュースは好材料だが、後はその間に株価を上げる材料を提供できるかどうか。今のサムスン電子だと難しいだろうな。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

1.サムスン電子の株価は自社だけの影響に留まらんからな
苦渋の決断ってヤツでしょ

一時的には株価上がるだろうけど、サムスン電子自体があかんのは解消されてないし
結局ズルズル下がりそうな気もする。

2.時価総額がそのままなら消却した分株価は上がるのだろうけど
時価総額がずるずる下がっていく状況が変えられないと意味なくないか?

3.技術もネタも切れちゃてるから落ちるところまで落ちるよね。焼け石に水。ちょっと上がったら一斉に売りが沸く。

4.KOSPIが極僅かにプラスになったのもこのせいか
痛み止めのモルヒネみたいなもんだ
根本的な治療にはなりません

5.競合メーカーに対する技術的な優位性が無くなってしまったのだ
半導体製造の世界では終わりじゃね
さよならサムスン

6.一般的にキャッシュが余ってる企業が自社株買いをするのは悪くない判断

問題はサムスンはキャッシュが余っているのか、と韓国政府や中央銀行にバレる事

7.今この時期に、ポンと10兆ウォンのキャッシュが出せるとは信じがたいんだが。
経営的には、なんの見返りも無く、10兆ウォンの現ナマが消えるんだよ?
リストラしてるのに、そこまで余裕があるとは全く思えないんだが。

8.欧米のメディアに
今後一人負け企業、って報道されてから
その通りになってる
ついに崩壊かあ

9.3兆は来年2月までに買えばいいし、7兆に至ってはガチ未定なのかよ
ここまで虚勢を張らなきゃならんレベルに苦しいんだ

10.おかげさまで週明け株価暴落の予感です

以上の10個だ。自社株買いは好材料であるが、問題はそこまでサムスン電子が追い詰められてることを投資家がどう評価するのか。これが悪手かどうかは判断できないな。月曜日に暴落していたら悪手だろうが。

ただ、苦しいよな。明らかに株価低迷のための非常手段。これから株価を上げる躍動になる自社株買いではない。10兆ウォンの自社株。でも、いつ買うかはわかりません。わかるのは3兆ウォンだけである。これで騙せるかどうかはわからんな。

それで気になるのは欧米メディアに今後一人負け企業とか。これは本当なのか。

ピクテでグローバル新興国市場高配当チームのシニア投資マネジャーを務めるイ・ヨンジェ氏(ロンドン在勤)は、サムスンが「半導体事業におけるテクノロジーのリーダーシップを失いつつある。そうしたリーダーシップは短期間で回復させるのは難しい」と指摘し、ピクテはサムスン株の保有を減らしていると語った。

これのことだろうか。このように外資はサムスン電子株の保有を減らしている。自社株買いは一時しのぎであり、ここでエヌビディアのテストに合格できないままだとまた4万ウォンに逆戻りだろうな。

そもそも5万ウォンでも酷い状況だ。自社株買いで6万ウォンを超えることはまずないと思われるので、サムスン倒産までに残された時間は少ないだろうな。

韓国証券市場ウォンニャス速報 開幕は1391.0 韓銀は今日も介入し続けるが元通り!

韓国証券市場 米エヌビディアの決算発表が近づいているので、これがどうなるかで韓国の半導体関連や、ウォンにも大きく影響する。そのため、今日は様子見である。ヘッジファンドもそれを理解しているので急に仕掛けるようなことはしない。

そのため、韓銀にはチャンス到来でなんとか1390を奪還したい。そんなところだろう。だが、様子見であっても全く動いてないわけじゃない。また、日経平均もエヌビディアの業績警戒で下がっている。

互いに様子見モード。そのため、ウォンはエヌビディアの動向が出てくるまでは大きく動くことはないだろう。そう思っておけばいい。

それでは開幕から見ていこうか。スタートは1391。

チャートをどうぞ。

全体的にチャートを見ればヘッジファンドが様子見をしているので、韓銀が必死に1390を奪還しようと韓銀砲を発射。つまり、大規模な介入を繰り返すも結局は元通りてところだ。これには愛犬のジョニーも大喜びだ。

開幕からいきなりの昇龍拳で1394ウォンに吹き飛ぶも、ここからなんとか韓銀砲で押し返す。そしてヘッジファンドが様子見している段階で韓銀砲を発射。

14頃には1388ウォンまで押し上げた。おお、ついに1390を奪還。しかし、その後は反発を受けてウォンは下がっていく。

15時半では1390.9と昨日と全く同じ数値である。結局,無駄にドルを消費しただけと。

時間外になると、やはり、ウォンは売られていく展開だ。17時過ぎには1393ウォンまで落ちている。これはエヌビディア次第で1400ウォン突破もあり得るんじゃないか。まあ、今日のウォンの動きはあまり参考にならない。

次はドル円だ。

せっかく154円まで朝にあげていたのに徐々に売られていき、お昼頃に155円台に逆戻り。円安の流れは全然止まらない。そのままどんどん下がっていく。17時過ぎに155円700銭と、156円も見えてきた。日銀が利上げを見送る算段だからか。また、160円目指しそうな動きだが、本当、ドル円も下がっていくと。

■204年11月20日の韓国証券市場

コスダック指数 3.21ポイント▼ 682.91(終値)
総合株価指数 10.34ポイント▲ 2482.29(終値)
ウォン・ドル相場 0.0ウォン 1390.9(午後3時半現在)

高橋洋一氏 APECでの石破首相の立ち居振る舞いにあきれ「腕組んじゃ不味いだろう」

おいおい石破総理。いや、もう総理と呼ぶのも嫌な気持ちになるのだが、これが現実である。日本国民は自民党惨敗という最大の民意を突きつけたのに、自民党議員はなぜか未だに石破総理に総理をやらせている。だが、そのあまりにもポンコツは外交面において多大な国益を損失していることがわかった。

中国の犬のように習近平国家主席の会談に応じて、米韓同盟に重要なトランプ氏との会談は拒否される。しかも、電話会談はユン氏が12分なのに、石破氏総理はたった5分で切られた。トランプ氏からすれば存在はもう韓国以下の扱いだ。

そんな石破総理がAPECという国際社会の舞台にデビューしたわけだが、あまりにも酷くてどうするんだというレベルだ。なんと国際社会の舞台で日本の総理が座ったまま握手したり、腕を組んだり、スマホを弄ったりしていることが判明した。

おいおい、例え誰からも相手されなくても、認めたくないが石破氏は日本の総理。つまり、日本の顔なのだ。それを腕を組んだり,スマホを弄るような行為を国際社会の舞台でして、あろうことかカメラに映されているのだ。これはもう大失態とか。そういう話じゃない。

なんで外務省はマナーぐらい教えないんだ?いや、普通に各国の首脳が集まる席でそんなことしないよな。むしろ、国会で総理が腕を組んでても国民からすれば腹正しいレベルだぞ。それをAPECの席で公然とやる。だからさっさとやめさろと。

これは鳩山総理のレベルのポンコツであるかもしれない。だからさっさと辞めさせろとあれだけ国民が指摘しているのだ。これを知った国民がどう思うかなんてわからないのが総理なのだぞ。

では、記事を引用しよう。

元財務省官僚で経済学者の高橋洋一氏(69)が19日、「X」(ツイッター)を更新。アジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席した石破茂首相をバッサリ切り捨てた。

ペルーの首都リマで開かれたAPECでの石破首相の立ち居振る舞いがSNS上で物議を醸している。石破首相は渋滞に巻き込まれ、各国首脳との集合写真撮影に遅れ、議会場では駆け寄った外国首脳に座ったまま握手を交わし、式典では腕組みしたまま臨んでいる…など外交上のマナーにそぐわないと、批判の声が殺到している。

高橋氏は式典の様子が写った画像を引用した上で「腕組んじゃ不味いだろう」と指摘。さらに「座ったまま各国首脳と挨拶、集合写真に遅れ、もうアカン」とあきれた様子でつづっている。

高橋洋一氏 APECでの石破首相の立ち居振る舞いにあきれ「腕組んじゃ不味いだろう」

こちらはユン氏が無能だと散々突っ込んできたが、石破氏のポンコツぶりにはもう不安しかない。韓国のことは冒険者でいられるが、我が国の総理がこんなポンコツでは経済に悪影響だ。

石破首相は渋滞に巻き込まれ、各国首脳との集合写真撮影に遅れ、議会場では駆け寄った外国首脳に座ったまま握手を交わし、式典では腕組みしたまま臨んでいる…など外交上のマナーにそぐわないと、批判の声が殺到している。

まあ、渋滞に巻き込まれて集合写真撮影に遅れたのは運が悪いとは思う。しかし、その後の行動は運じゃないよな。石破総理があまりにも酷いことを露呈している。なんで座ったまま握手?握手するときは普通は立つよな?だって握手しにくいからな。

しかも、式典で腕組みって。国際社会で新人デビューの石破総理はいつからそんなに偉くなったんだよ?という印象しかない。本当、高橋氏の気持ちがよくわかる。もう、アカンぞ。これは・・・。想像以上に酷いとしか言いようがない。

こちらは過去の石破氏と外交の石破総理については評価をリセットして見ていると述べたが、もう、これはマイナス評価だろう。黒歴史で民主党政権時代の鳩山元総理を思い出すぐらい駄目だ。確かに鳩山氏も酷かったが石破総理ような態度が悪かったわけではない。まあ、それは育ちはお坊ちゃんだから当然なんだろう。

でも、何だよ。石破総理・・・。だから、速く引きずり下ろせと・・・ヤバいな。あまりにもポンコツぶりに、こいつは楽勝だと各国の首脳から思われてそうだな。もう、これはのんびり韓国経済だけを看取っている場合じゃない。日本の将来が危ぶまれる。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。もちろん、批判殺到である。礼節を心得る日本人からすれば、これは日本の顔に自らドロを塗っている石破総理に怒りを禁じ得ないのだ。こちらはたいして期待してなかったのだが、どう考えても駄目だわ。

1.石破が冷や飯食ってたのって党内野党とか後ろから打つとかいろいろ言われてたけど、ここひと月で判ったのは単純にびっくりするぐらいポンコツだったって事だよ、大臣連中の人事含めて非主流派とか関係なく今まで使いようがなかったんだろうね、ホント一挙手一投足がポンコツなんだよね・・・

2.習近平には両手を出して握手、他の首相には席も立たずに片手で握手。これでは、中国から石破は中国の犬だと思われても仕方がない。日本のため、一刻も早く辞任してほしい。

3.カナダの首相との握手って座ったままする行為なの? 外交マナーが全然判ってないのだから・・ 一国の首相だよ!カナダのメディアにはどう映るのかな? あの習近平氏との握手は何だったのかね・・ こういう所にも外交マナーが全然判ってない証拠だし 誰も外交マナーをレクチャーしないのかね?

4.かつての、韓国の文在寅みたいだね、相手にされず、所在なさそうな立ち振る舞い国益損なうは。もう総理交代でいいんでないの。だんだんと喜劇人物になりつつある。

5.トランプとの面談でもスマホ弄りながら座ったままで握手の手を出したら、思いっきりどやされるだろうな・・ 帰れ!と怒鳴れて(笑)

6.APECで他の首脳が会話したり挨拶をしている中、新人の石破さんは1人で携帯をみていた。 そこに、トルドー首相やマレーシア、インドネシアなどの首脳が相手からあいさつに来ているのに座ったまま握手をしていた。 さらに歓迎会の席でも他の首脳が正面を見ている中、腕を組みふてくされたような顔をしていた。

日本人の礼儀や人に対する敬意など相手のことを考える日本の文化をこいつは分かってないし、そもそも人間としても最低です。 安倍さんとの落差が大きすぎて本当に悲しくなります。 頼みの望みは高市さんに早く内閣総理大臣になっていただきたいと強く思う

以上の6個だ。本当、話にならない。なんだろうか。あらゆる面でポンコツぶりが露呈している。今頃、外務省は戦慄しているだろうな。だから外務大臣経験者じゃないと総理大臣は務まらないんだと。でも、議員だってもういい年した年齢なんだからマナーぐらいわかるよな。

まさか、自分が総理になって偉くなったとか勘違いしているのか?何の実績も上げてないどころか、選挙に歴史的惨敗した石破総理が?勘違いも甚だしいとはこのことだ。

とりあえず、ポンコツぶりはわかった。日本に戻ったらすぐに辞任しろ。それが大多数の国民からの声だ。周りがしっかりしていれば、別に総理は飾りでもいいんだが、くだらないレベルで日本の顔に泥を塗って、中国の犬に成り下がるようなクズ総理は正直いらないのだ。

選挙で惨敗しているのだから必要とされてない総理だと自覚するかとおもえば、あまりにもポンコツでそのことにすら気づかないのか。自民党議員は大変な人物を総理にしたということだ。これは次の選挙で自民党は消えるな。政治や政策とか云々に国際社会の常識すら弁えないのだから。

韓国経済を襲う「トランプストーム」、株式下落し雇用も寒波

今、韓国メディアはウォン安やコスピ暴落を取り上げる記事が倍増している。それだけ危機的な状況だという認識であるのだが、何でもかんでもトランプ氏のせいにしかしてないんだよな。

ウォン安が続くのはドル高の影響なので、トランプ氏の再選の影響は大きいかもしれないが、コスピの下落はサムスン電子株がどんどん売られているのが一番の問題ではないのか。しかも、それはサムスン電子の技術力のなさから来ているのでトランプ氏は関係ないんだよな。

5万ウォン台から4万ウォン台にまで落ちたサムスン電子。コスピも2400割れを目前。それ以外にも主要産業で好調なのはSKハイニックスだけ。韓国の中国への輸出依存がトランプ氏との相性が最悪なだけでこうなることは予想されていた。

ただ、トランプ氏が実際にどこまで中国とやり合うのか。それはまだわからないんだよな。まだ、次期政権のメンバー集めをしているところだしな。ただ、中国に60%関税は普通にやりそうだよな。

ああ、そういえば現代自動車に悪材料のニュースがある。それはEV補助金を打ち切る可能性だ。面白いのはEV補助金で影響受けそうなテスラが賛成しているところだ。

では、記事を引用しよう。

アメリカのトランプ次期大統領の政権移行チームが、EV=電気自動車の購入者に最大で7500ドルの補助金を支給する制度について、廃止を検討していると伝えられました。

ロイター通信は14日、トランプ次期大統領の政権移行チームが現在、EV=電気自動車の購入者へ支給している補助金の廃止を検討していると伝えました。

バイデン政権はEVの普及を進めるため、北アメリカでの生産などの条件を満たしたEVについて、購入者が最大で7500ドル=日本円で115万円あまりの補助金を受け取れる制度を導入していました。

トランプ次期大統領は選挙戦で「民主党が推進したEVシフトを終わらせる」と繰り返し強調していましたが、具体的な政策は明らかにしていませんでした。

また、記事は、イーロン・マスク氏が率いるEV大手のテスラは、この補助金の廃止に賛成していると伝えました。

マスク氏は、補助金が廃止されればテスラの売り上げに打撃となるものの、競合するほかの企業の方が補助金廃止の悪影響が大きく、アメリカのEV市場で大きなシェアを得ているテスラにとっては最終的にプラスに働く可能性があるとの認識を示しているということです。

トランプ次期政権 最大7500ドルのEV補助金を打ち切りの方針 イーロン・マスク氏率いるテスラは賛成 「競合他社により大きな打撃」

テスラは米国でシェアが高いので、他の競合企業の方がダメージがでかいと。つまり、現代自動車などは補助金廃止で売れなくなると。まあ、トランプ氏はテスラのイーロンマスク氏に選挙活動支援で多大な恩があるので、彼に酷いことをするとは思えない。これはテスラ社にとっては利益があると。当然、事前に相談もしていそうだしな。

でも、最大で7500ドル。115万円だからな。115万円も値上げされたら消費者はきついだろう。もしかしたら、トヨタにも良い材料なんだろうか。トヨタはそこまでEVにこだわってないからな。

トランプ氏がガソリン車をどう扱うかは知らないが、EVシフトがなくなればその辺の売上も伸びていきそうな予感だ。ええ?クリーンエネルギーはどうしたかて?そんなことはトランプ氏にきいてくれ。クリーンエネルギーより自国の自動車産業だよな。パリ協定も就任してからすぐ離脱しそうだしな。

こんな感じでトランプ政権2.0は色々な情報が錯綜している。一番の問題は関税とか関係なく、米国の消費が強いてことだ。今朝、米国の小売売上高が出てきた。これが重要だ。米国は個人消費が7割以上の国だ。消費が堅調なら経済は好調とみなされるからだ。

では、記事を引用しよう。

[ワシントン 15日 ロイター] – 米商務省が15日発表した10月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.4%増加した。自動車や電化製品の堅調な売り上げが追い風となり、市場予想の0.3%増を上回った。経済が第4・四半期に好調な滑り出しとなっている様子を示唆した。

9月分は当初の0.4%増から0.8%増に上方改定された。

FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げが正当化されるのか疑問符が付く内容となった」と指摘。

「財政政策が成長促進に向けた刺激策に本格的にシフトすると予想される中、インフレ再燃につながる恐れがあるため、FRBは利下げによって成長を刺激する火に油を注ぐべきではないだろう」と述べた。

内訳では、自動車・部品が1.6%増、ガソリンスタンドが0.1%増、電気・電化製品は2.3%増、サービス部門として小売統計に唯一含まれる飲食店は0.7%増だった。

建築資材・園芸用品は0.5%増。ハリケーンで被害を受けた地域での復興作業が寄与したとみられる。オンライン小売も0.3%増加した。

一方、衣料品は0.2%減、家具は1.3%減、スポーツ用品、趣味、楽器、書籍も減少した。

中・高所得層が堅調な消費を主導しているという懸念も出ているものの、バンク・オブ・アメリカのクレジットカードなどのデータは、支出が全ての所得層で堅調であることを示している。ただ、航空、宿泊、娯楽、クルーズなどの特定のサービス部門では高所得層の支出がアウトパフォームしていると、バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズの米国エコノミスト、アディティア・バーベ氏は指摘した。

自動車、ガソリン、建築資材、食品サービスを除くコア小売売上高は0.1%減、前月は0.7%増から1.2%増に上方改定された。

10月のコア売上高はマイナスとなったものの、エコノミストらは消費支出が第4・四半期も堅調な伸びを維持すると予想する。

CMEのフェドウオッチによると、金融市場が見込む12月のFOMCでの0.25%ポイント利下げの確率は58.4%と、一時の61.6%から低下。金利据え置きの確率は38.4%から41.6%に上昇した。

米10月小売売上高0.4%増、予想上回る 好調な消費継続の見通し | ロイター

これは本来は悪くないニュースなのだが、当然、FOMCの利下げに影響するので、ダウは-300ドルと下がっている。しかも、12月の0.25%利下げ予想も後退である。12月の0.25%利下げするかはかなり難しいとおもうが、どちらにせよ。米国の金利は4%以下にならないてことだ。そして、来年もそれが続く。

そうなってくると韓国はウォン安の恐怖で利下げできないので八方塞がり。別にしてもいいんですよ?むしろ、ウォン安をスルーしてしなければいけない局面だが、韓銀総裁が決断できるかどうか。利下げしなければ高金利時代がずっと続く。庶民や自営業は借金で永遠に苦しめられる。悪循環から抜け出せないのにトランプ氏の再選で、それ以外のリスクも増大。何が起きても韓国経済に悪材料にしかならない。

そんな状況で2025年を迎えるわけだ。まあ、他国のことなので看取る方針からすれば、どのような結末になろうが、見届けるつもりであるが2025年の韓国経済が最悪過ぎて今から興味津々だ。

しかも、こちらが2023年に述べてきた経済予測は全て的中させている。ウォンも1400に到達したからな。サムスン電子が倒産目前まで行くとは思わなかったが、それはあまりにもサムスン電子が駄目だっただけだ。

では、記事を引用しよう。

トランプ氏の米大統領当選を受けて高まっている先行き不透明感が韓国経済に荒波を巻き起こしている。トランプ2期目の政府が取る強力な自国優先主義の基調が、ただでさえ輸出依存度の高い韓国経済にさらに強い打撃を与えるだろうという見方が出ており、韓国国内金融市場に巨大な寒波が押し寄せている。自営業景気などの内需が低迷している中、雇用事情も大きく悪化している。ウォン安ドル高により輸入物価が高騰し、利下げが遅れる可能性が高まり、新3高(ドル高・金利高・物価高)の危機に再び見舞われる兆しさえ現れている。

13日、総合株価指数(コスピ)は前日比2.64%安の2417.08で取引を終えた。11日以降、3日連続で1%を超える急落振りを見せており、1月17日(2435.90)記録した年中最安値を更新した。トランプの再執権により、韓国経済の内需と輸出が共に厳しくなるだろうという悲観的な予測が出ており、投資家らは国内証券市場から離れている。

外国人は同日、コスピだけで7000億ウォン以上を売りさばき、証券市場の下落をあおった。この3日間、売り越し金額だけで1兆5000億ウォンに上る。コスピの代表株である三星(サムスン)電子は同日も4%以上急落し、1株当たり5万ウォン台が脅かされることになった。コスダック指数も2.94%急落した689.65で取引を終えた。

終値基準で、昨年1月以降、1年10ヶ月ぶりの最低水準となる。為替相場も、ウォン安ドル高が続いた。同日、外国為替市場での対ドルウォン相場は、午前一時1ドル=1410.6ウォンまでウォン安ドル高が進んだ。午後3時半の週間取引終値基準では、前日比3.1ウォン安ドル高の1ドル=1406.6ウォンで取引を終えた。

なかなか蘇らない内需により、雇用市場もやはり打撃を受けている。統計庁によると、先月の就業者は1年前より8万人台の増加に止まった。昨年だけでも、就業者数は月ごとに平均32万人以上増えたりしたが、先月は4分の1に減った。内需低迷で卸売小売業への就業者が3年3ヵ月ぶりに最大幅に減ったのが、大きな影響を及ぼした。商品消費を示す指標である小売販売は2年半連続で減少し、過去最長の下り坂を歩んでいる。

韓国経済が総体的な難局に陥っている中、政府は金融市場の不安を緩和し、投資心理を安定させるための努力に取り組まなければならないという指摘が出ている。資本市場研究院のイ・ヒョソプ研究委員は、「政府は素早く対策を用意して不安を解消し、企業も変わった経済環境に積極的に備える必要がある」と話した。

韓国経済を襲う「トランプストーム」、株式下落し雇用も寒波 | 東亜日報

最初に米国に小売売上を出したのはこのためだ。米国は小売売上は増加しているが、韓国は2年半連続で減少している。過去最長の下り坂とあるが、これも全て高金利・高物価の影響だ。面白いのは2年半がちょうどユン氏の就任と同時期なんだよな。

つまり、ユン氏は二年半やっても何一つ消費を増やせないままということだ。そりゃ、支持率も17%になりますよね。あまりにも無能過ぎるものな。もしかして何もしないほうがまだましだったんじゃないか。

ウォン安ドル高により輸入物価が高騰し、利下げが遅れる可能性が高まり、新3高(ドル高・金利高・物価高)の危機に再び見舞われる兆しさえ現れている。

危機に再び見舞われるじゃない。こちらの予想では98%はそうなる。だから、2025年は最悪の韓国経済危機が訪れると述べているのだ。まあ、ここまで答えが出たら、こちらが一年ほど前からいってきたことがどんどん現実化していることがわかるとおもう。

最初からこちらはユン氏は無能だとずっと述べてきた。しかし、よくわからない日本や韓国のメディアはユン氏を称賛する。彼は上手くやっているとな。何を上手くやって支持率17%になるのか知らないが。いい加減、無能なユン氏を有能のように扱うのは止めた方が良いぞ。2025年に彼が待つ運命は3つしかない。植物大統領。辞任。弾劾のどれかだ。

特に朝鮮日報は話にならない。経済でユン氏をまったく褒められないから、KPOPが知られるようになって、今は韓国が「全盛期」とか言い出すのだ。記者の妄想で記事を書くのはいいんだが、2025年に韓国が滅びそうなのに全盛期ってなんですかね。

でも、韓国経済にとってユン氏と韓銀総裁という無能なツートップを引きずり下ろさないとどうしようもないんだよな。だから、何度も述べているが恐ろしいことにまだ2年半もあるんだよ。韓銀総裁が任期まで存じてないが、すぐに交代するような話は出てこないのでユン政権ではそのままだろう。

さて、この記事で気になる部分がもう一つある。それは高齢者雇用で失業率が1.9%を達成している韓国雇用の増加が減り始めているてことだ。

なかなか蘇らない内需により、雇用市場もやはり打撃を受けている。統計庁によると、先月の就業者は1年前より8万人台の増加に止まった。昨年だけでも、就業者数は月ごとに平均32万人以上増えたりしたが、先月は4分の1に減った。内需低迷で卸売小売業への就業者が3年3ヵ月ぶりに最大幅に減ったのが、大きな影響を及ぼした。

順調に増えていた雇用増加もついにストップ。ユン氏、いよいよ高齢者で雇用ドーピングも限界を迎えているようだぞ。あれ?もしかして来年は雇用まで減りますか?あらあら。さらなる不安材料が投下されたじゃないか。

韓国の雇用は何度も述べるが、月4万円の年金で食べていけない高齢者が低賃金・短時間のバイトでなんとか飢えを凌ぐレベルだ。でも、韓国の統計では1週間1時間働けば失業者にはカウントされない。だから、韓国は失業率がとても低いのだ。しかし、それも内需壊滅で卸売りや自営業が激減しているので失われていると。

それで専門家は政府は素早く対策しろとか述べているが、そんなことができるなら、ここまで酷くなっていない。だって韓国政府は数兆円の税収不足で中国のような大規模な経済対策もできないのだ。

補正予算を組むことも国会が野党が支配しているので無理。野党からすればこのまま支持率落として弾劾まで追い込む予定なので協力などするはずもない。

そもそも専門家も対策しろといいながら、何すれば良いかわかってないよな?普通に匙投げてるようなコメントだよな。実際、打つ手がないんだからどうしようもない。韓国にできるのはトランプストームとやらが、おさまるのを待つしかない。でも、トランプ氏の性格からすれば、トランプストームのスケールがアップグレードされる予感しかないんだよな。そもそも米中貿易戦争をやり出したのはトランプ政権なのだ。

そのトランプ氏がこれから中国と仲良くやっていくなんてあり得ない。最大のストームを巻き起こして韓国経済を嵐の渦へと追いやるだけかもしれない。

庶民がやることは簡単だ。一刻も早くユン氏をローソクデモで追い詰めて追い出すのだ。でないとイ・ジェミョンの大統領選出馬を有罪判決でできないようにされるぞ。もっとも、裁判官はムン君が集めた野党支持の連中なので、ユン氏の思い通りには行かないと思うぞ。

最期に少しだけ確認しておくか。

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は15日、2022年の大統領選に絡み虚偽の事実を述べたとして、公職選挙法違反の罪に問われた最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表の判決公判で懲役1年、執行猶予2年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。  

検察によると、李氏は共に民主党の大統領選候補だった21年、過去に市長を務めたソウル郊外の城南市で起きた大庄洞開発事業を巡る不正事件に関連し、インタビューで事業関係者の職員を「末端の職員だったので知らなかった」と虚偽の発言をした。

また、同市の柏峴洞の土地が不正に用途変更された疑惑を巡って「国土交通部が要請した」と虚偽の発言をした。  

李氏は次期大統領選(27年)の有力候補。公職選挙法違反の罪で執行猶予判決が確定すれば国会議員を失職し、今後10年間は被選挙権を失うため判決に大きな注目が集まっていた。同氏を巡っては4件の公判が行われているが、最初の司法判断となる。

[速報]韓国野党代表に懲役1年・執行猶予2年 公選法違反で有罪(聯合ニュース) – Yahoo!ニュース

このように最初の判決では有罪と。これが確定するとイ・ジェミョン代表は2年半後の大統領選には出馬できなくなる。さらに10年間は出馬できない。ユン氏からすれば最大の強敵を討ち取ったことになるが、ポイントは中央地裁である。つまり、まだ二回あるのだ。当然、イ・ジェミョンは控訴の方針だ。

李氏は判決後、地裁前で「基本的な事実認定から到底受け入れ難い結論」と述べ、控訴する考えを表明した。

 李氏は「きょうのこの場面も韓国現代史の一場面になる」として、「現実の法廷はまだ(高裁・最高裁の)2回残っている」と強調。「民意と歴史の法廷は永遠だ」と語った。また、「国民の皆さんも常識と正義に立脚し判断すれば十分結論にたどり着けると思う」と述べた。

有罪判決なら控訴するので、高裁で同じ判断となれば最高裁まで行くだろう。まあ、真っ黒だと思うが、そんなことは韓国ではよくあることだ。国民情緒法一つでなんとかなる。でも、イ・ジェミョンが大統領選挙に出馬できないなら野党はどうするんだろうな。ムン君の後継車が消えれば誰が韓国を未知の国に招待してくれるんだよ。

頼むから日本人爆笑ネタを壊さないでくれ。ムン君の後継者でないと、韓国は蘇らないのにな。そんな思いでイ・ジェミョンを支持する100万以上の署名が集まったそうだ。本当かよ!

短くソースを読んでおくと、李在明代表の無罪判決を求める支持者の署名が100万人を突破したことが分かった。11日午前8時40分現在、100万6389人が「李在明代表無罪判決要求支持署名」に参加している。

このように国民はイ・ジェミョンを無罪にしろと。11日だからこれはまだまだ増えたんじゃないか。そもそも支持率17%の大統領が検察の職権乱用しまくりだからな。そういえば、バイデン氏もトランプ氏を有罪にして同じことをしようとしたよな。でも、トランプ氏は選挙で圧勝した。この流れからするともしかして・・・。

韓国 日本も中国も上がっているのに…トランプリスクを迎えた韓国証券市場

韓国 だから言ったじゃないか。トランプ氏の再選が最後のピースだと。それは2025年の韓国経済を未曾有の危機に陥れるもの。だから、韓国さんは震えて待つしかないんだよ。でも、振る舞え待つ前に投資家は既に韓国の未来を予測して動いている。1420ウォンという過去最安値に迫るウォンはついに1410を突破した。

2600を維持していたコスピはもう2400を割りそうな2417まで落ちた。なぜ、こうなっているのか。トランプ氏の再選が韓国経済にどこまで悪影響を与えるのか。それを韓国人は何も気づかなかった。だから、米国が利下げしたら、金利を下げればいいとか。アホな考えをしていたら、ウォン安が爆速して利下げしたらウォンが天元突破の1500ウォンを超える可能性すら出てきた。もう、おしまいだよ。

韓国にとって酷いのはここにいつもは好調だったサムスン電子が倒産しかけであるということ。さらにここに韓国ポスコも加わる。そもそもSKハイニックス以外の主要企業はほとんど駄目。コスピが下がるということは韓国企業全体の価値がどんどん目減りしているてことだ。

前にも述べたが今の韓国経済の状況からすればコスピ2400でも高い。こちらは2000以下が適正だとみている。そりゃ、リーマンを越える未曾有の経済危機で韓国経済が崩壊しているのにコスピがリーマン時よりも高いなんてあり得ない。でも、トランプ政権の誕生は避けられないから韓国コスピは年内はどんどん売られる。

そして、今の韓国経済の状況を追いやった原因は韓国企業が技術向上をおそろかにしてきたツケである。サムスン電子を見ればわかる。半導体チップの歩留まり率が悪くても向上させずに大量生産でシェアを取ってきた。韓国ポスコが中国勢の鉄鋼に脅かされてるのも技術の低さだ。もっともポスコが日本の技術をパクれなくなったからである。

韓国は製造業が生産して食べてきた国だ。だからこそ技術を向上させなければいけないのにやったことは日本の技術をパクっただけ。でも、日本企業も学習して韓国人をシャットアウトした。なぜ、ここ10年で韓国企業がどんどん落ちぶれているのか。答え合わせは簡単だ。技術力がないからだ。韓国はイノベーションを起こしたことは一度もない。ノーベル文学賞は取れても、本当に重要なノーベル科学賞は取れてないのだ。

でも、韓国メディアに言わせると韓国は「全盛期」らしい。はあ?何言ってるんだ。そんなわけあるのかと声が多数聞こえてきそうだが本当なのだ。しかも、その記事はここ最近、出たばかり。状況がリーマン時よりも酷いのに全盛期ってどういうことだよ!

では、記事を引用しよう。

記者が2009年に米ワシントンに留学していた当時、最も聞きたくなかった言葉は「中国から来たのか」という言葉だった。その当時、現地の人々は、顔が東洋人だと思うと皆中国人だと臆測し、そうでなければ「ひょっとして日本人か」と質問してくるのが常だった。

悔しい思いを胸に「韓国から来た」と言うと、真面目な面持ちで「南?、それとも北?」と聞いてきた。2009年はスーパージュニアの「Sorry Sorry」と少女時代の「Gee」がアジアの主要チャートを席巻し、ドラマ『善徳女王』『IRIS-アイリス』などの大作が海外輸出で大きな成果を挙げた年だった。

にもかかわらず、米国人にとって韓国というと思い浮かぶのは、韓国戦争と分断というイメージが先だったというわけだ。韓国は十分誇らしい国になったのに、これをどう説明すればいいのだろうか。幼心に言葉にはできない悲しみが襲ってきたのを今でも覚えている。

実に15年前のことをふと思い出したのは10月11日。ニューヨーク・マンハッタンの中心街にある「マンハッタン・モール」に造成された大型「イカゲーム」体験コーナーを取材してからだ。同日は、作家のハン・ガンさんがノーベル文学賞を受賞した翌日だった。

「初の韓国人ノーベル文学賞受賞」という感動の響きが冷めやらぬ中、イカゲームのファンだと言っては韓国伝統ノリ(遊具)を楽しむ外国人の姿を見ていると、胸の中から熱い感動が湧き起こってきた。

外国人にとっては、韓国がどこにあるのかもよく知らなかった時期があったが、ニューヨークから、ドイツから、英国から来たという人たちは、なぜ「ヨンヒ」や「タクチ」といった韓国語を知っているのか。  

隔世の感(世の中が著しく変化したという感じ)とはこういうものだ。今は韓国から来たと言えば「私はあのアイドルグループが好き」「あのドラマは面白かった」という返事が返ってこなければ、むしろ不思議にさえ思える。韓国作品がネットフリックスの非英語圏コンテンツで1位を占めるのはもはやニュースではないのと同様に、誰かがビルボードで1位を占めたという話も、今では当たり前のようにさえ感じられる。

アカデミー賞のポン・ジュノ、ショパン・コンクールのチョ・ソンジン、英グラモフォン賞受賞のイム・ユンチャン。思い付く限りの全ての文化領域で韓国人がトロフィーを受け取るたびに、次のような思いが湧く。「おかげさまで、国籍だけで『クールな人』と思ってもらえるぜいたくな時代になったんだ」  

最近、いわゆる「Z世代(1990年代半ばから2010年ごろ生まれ)」と呼ばれる若いテック業界従事者の米国人と夕食を共にする機会が与えられた。何も考えずに入った洋食レストランにはステーキ、チキン・アルフレッド・パスタのような食べ物と一緒に「コリアン・コチュジャン・チキン・ウイング」を人気メニューとして扱っていた。

記者が彼に「韓国戦争が終わってわずか70年なのに、飲食業ですら韓国文化が人気トレンドになるなんて本当に不思議」と切り出すと、その友人からは「本当? 私にとって韓国はもともとヒップな国だったよ!」という答えが返ってきた。

韓国の音楽、映画、さらには食べ物に至るまで、幼い頃から自然と接してきたこの世代の外国人に対し、私はこれ以上自分の国について説明する必要がないのだろう。このような確信を持った瞬間、私は悟らされた。誰が何と言っても、韓国は今一種の全盛期を享受しているということを。

「韓国は今が全盛期だ」【コラム】(朝鮮日報日本語版) – Yahoo!ニュース

これが韓国脳というやつだ。こちらは何度も述べてるが、韓国が文化コンテンツで食べていける国ではない。なぜなら、韓国の文化コンテンツの売上はGDPの1%以下であるからだ。それなのに朝鮮日報のコラムで、韓国は今が全盛期とか言い出す。

あの~どう見ても経済が崩壊しそうな瀬戸際ですよ?全盛期というより暗黒の時代が到来していますよね。でも、彼らはKPOPが知られていれば全盛期らしいのだ。すげえな。この記者の頭の中はどうなっているんだよ。ネジが一本足りないどころじゃないぞ。

ああ、あれか。あまりにも韓国の現実が酷くて直視できなくて妄想に耽るしかないてやつか。でも、いくら韓国人が妄想しようが、現実の崩壊は待ってくれない。韓国経済を破壊するショベルカーやダンプカーは止まってくれないのだ。

その反面、台湾は半導体を中心に技術をひたすら向上させてきた。その結果、韓国を越える国にまで成長した。ここ10年で韓国が台湾に大きく逆転されたのはこういうことだ。韓国はなぜか文化コンテンツを発展させようとして大失敗。韓国人がいくら金を積んで海外の賞を取っても、韓国庶民は食べていけない。餓死寸前なのにな。

それで、この韓国人記者は自分の国を説明する必要がないと述べてるが、パリ五輪を見る限り、韓国は北朝鮮以下の認識しかされてないですよね。せっかくKコンテンツがどうとかいいながら、ウェブトゥーンは欧州から撤退しましたよね。それでウェブトゥーンは大失速していますよね。

BTSは世界中で大人気で、YOUTUBEでの再生回数が数億回とか叩き出すのに、その所属事務所「HYBE」は98.6%減益ですよね。しかも、売上はたった50億円だ。たった50億円の売上で世界で大人気らしく、韓国は全盛期という。その間にもコスピがどんどん下落して毎日、数千億円の時価総額が消えているという。

こういう馬鹿な記者が韓国をここまで絶望に追い込んだ功労者なんだろうな。文化の押しつけは嫌われるだけというのを理解しないで、自分らは知られている。全盛期だとか思い込んで上から目線で日本に勝ったとか言い出すんだ。

Kコンテンツ全体を合わせても、ポケモン一つにも勝てないのに一体、何が勝ったのか知らないが、いい加減、夢から覚めた方がいいんじゃないか。経済崩壊して二回目のIMFに並んで、またそういう国だと認識されるだけだぞ。ああ、でも、もうIMFも助けてくれないよな。経済規模だけは大きくなってトランプ氏から先進国だと認識されているものな。

では、ネットの突っ込みをどうぞ。

1.ピークであるのは間違いない
これからは超少子化超高齢化で低下する一方だから

2.東芝から半導体技術盗んでダンピングしてた頃が勢いあったんじゃね

3.ビルボード不正操作で有名になったのかな

4.経済もガタガタで人口も減少真っ最中
国民が相次いで国から逃げ出すこの状況で
何が「全盛期」なのか・・・
誰か説明してくれよ・・・

5.全盛期は日本がミンス政権の時だろ。
日本がマスゴミに騙されてミンス政権なんか選んだから棚ボタのボーナスタイムだったじゃねーか

6.自分では何もできない民族が、幸運にも先進強大国である米国と日本に駄々をこねてカネと技術をたかってきた結果が小韓国。

7.まぁ借金だらけで粉飾塗れの数字が「全盛期」っていうのなら
転落はそりゃもう垂直落下式位に急激になるよな・・・

8.韓国人の「アメリカで世界で認められた」アイドルとかドラマって
日本ならピカチュウだれでも勝てちゃうんじゃないの?
知名度でも話題性でも稼ぎでも。

ポケモン一匹にも劣る全盛期かあ。
よかったですね。

9.…グッズならアンパンマンでもいけるのでは?

10.>韓国は今一種の全盛期
後は落ちるだけじゃん、ひどいこと言うなぁ

以上の10個だ。

株価だけを見れば韓国の全盛期はコロナ禍の3300ぐらいだろうか。そこからは2400なので、もう3分の1以上も売られている。ちょうど5年ほどのコスピを確認しておくか。

これを見ればわかるが、韓国の全盛期は2021年6月だ、つまり、ムン君の時代なんだよな。ユン氏の時代になれば株価を900ポイントも落としてるんだ。もちろん、ウォン安も爆速して1400ウォン。しかも、まだこれは序盤なのだ。なぜなら、トランプ氏はまだ大統領ではない。就任は来年の1月だからな。

もう、誰もバイデン氏やハリス氏なんて見ていないが。

それでは全盛期とか愚かな妄想はスルーして本題の記事を見ていこうか。

薄氷との予想とは異なり、米大統領選挙でドナルド・トランプ前大統領が圧勝し、上・下院まで共和党が掌握する「レッドスウィープ」が現実化した。トランプの公約が政権1期の時とは違いスピード感を持って推進される公算が高まった。世界経済は関税に代弁される米国の「自国優先主義政策強化」という成長鈍化リスクを避けることは難しい。国際通貨基金(IMF)は2025年、全世界の国内総生産(GDP)成長率が3.2%から2.4%に鈍化すると警告した。  

韓国証券市場を除く日本、特に高率関税の直接的対象国である中国の証券市場さえもトランプリスクにもかかわらず上昇するアイロニーな現象が現れている。トランプは来年1月に大統領に就任する予定なので、リスクがまだ現実化していない側面もあるが、韓国証券市場だけがトランプリスクに覆われているようだ。  その理由としては、ある程度差別化された「リスク防御力」が挙げられる。

中国はすでに大規模な通貨および財政浮揚策を実施または準備中だ。深刻な内需不振からの脱皮が一次的な目的だが、トランプ関税の衝撃にも備える意図と読み取れる。何より財政浮揚策が相当な規模で推進される可能性がある。60%の高率関税が現実化する場合、2025年の中国の成長率が今年の半分の水準にとどまる可能性があり、先制的に景気防御に乗り出したという話だ。  

日本の場合は、スーパー円安と外交力が防御幕の役割を果たしている。大統領選挙以前からトランプリスクでドルが強気を見せ、円の価値が再び大幅に下落した。円相場が150円台に再進入する「スーパー円安」局面に回帰し、関税リスクを相当部分相殺させる効果がすでに現れたわけだ。

また、日本の主要な大企業の大半が米国内の生産基盤を持っている点もトランプリスク緩衝の役割を果たしている。その他に安倍首相時代からトランプと緊密な関係を維持するなど外交力も日本経済が持つ主要防御力だ。  

韓国はいろいろな面で防御力が堅固でない。まず、自主的な景気防御または浮揚能力が脆弱だ。通貨政策は家計負債リスクに足を引っ張られている。米連邦準備制度理事会(FRB)が0.75ポイントの政策金利を下げる間に、韓国の基準金利は0.25ポイントの引き下げに止まっている。

第3四半期の韓国の国内成長率がショックを記録したにもかかわらず、金融安定リスクによって攻撃的な基準金利引き下げが難しい。健全な財政基調のため、財政政策の転換も期待しがたい。この他にも日本のように通貨価値を大幅に切り下げる政策推進も資金離脱問題などで限界がある。景気防御のための政策がすべて足を引っ張られているわけだ。

さらに、関税リスクと共に韓国の主力産業である自動車および二次電池業種の場合、バイデン政策の廃棄または縮小にもさらされている。周辺国よりも韓国の証券市場と景気はトランプリスクに大きくさらされざるを得ない。  

トランプ2期は1期の時より世界経済はもちろん、国内経済に大きな悪影響を及ぼす可能性が高い。したがって、自主的な景気防御力を高める手段を早急に講じなければならない。ややもすれば、2025年の国内成長率が懸念以上に大幅下落する危険性が高い。

日本も中国も上がっているのに…トランプリスクを迎えた韓国証券市場(ハンギョレ新聞) – Yahoo!ニュース

わかってないよな。2025年の韓国は経済成長率を懸念する以前に崩壊をどうにか延命するまで危機に陥る。なぜなら、韓国の輸出は減り、金利を下げられないので内需は死に体のまま。ウォン安は加速して輸入物価を押し上げて、ついでに外資も撤退してコスピも暴落。これは外国人投資家が半年後の韓国経済をそう見ているからだ。

株価は半年後の景気を見通す鏡であるとよく言われるが、今から韓国経済がどれだけ絶望的か株価が教えてくれると。トランプリスクとか書いてあるが、トランプ氏が当選しなくても、既に危機的な状況であることは数値から見ても明らかだった。まあ、トランプ氏の再選が韓国経済崩壊にトドメを刺そうとしているのは否定しない。

それで、韓国さんどうするんですか。こちらは韓国経済の専門家であるので、ここから韓国経済をどうやって立て直せば良いのか。考えるわけだが、残念ながら痛みを伴うことでしか解決できないぞ。何度も述べているが、今すぐ、金利を大幅に下げるんだよ。韓国の内需が活性化しない限り、韓国経済の立て直しはない。それに金利を大きく下げて、大規模な経済対策をするしかないのだ。

これは経済学の基本だ。景気というのは一度、下がれば民間だけでは立て直すのは困難だ。だから、金利を下げて企業が融資を受けやすくする。今の高金利で企業が金を借りれば負債が山積みになるだけ。

だから、デフレで苦しみ不景気だった日本は金利をずっとゼロ金利やマイナス金利を維持してきた。今も金利が高いとはいえないが、韓国の金利は本来は0%台であってもおかしくないのだ。

第3四半期の韓国の国内成長率がショックを記録したにもかかわらず、金融安定リスクによって攻撃的な基準金利引き下げが難しい。健全な財政基調のため、財政政策の転換も期待しがたい。この他にも日本のように通貨価値を大幅に切り下げる政策推進も資金離脱問題などで限界がある。景気防御のための政策がすべて足を引っ張られているわけだ。

このように金利を下げられない理由が書いてあるし、どれもその通りだ。問題はだからといって金利を下げないなら、もっと沈むしかないてことだ。このまま金利を据え置いても状況は悪化するだけ。どの道を進んでもルートは全て地獄。だが、それでも金利を下げればいつかは内需は元に戻る。それが3年後か。4年後かは知らない。

しかし、今のままではますます悪化するだけ。もう、自ら灼熱地獄に飛び込んで泳ぐしかないのだ。躊躇していても良くならないどころか悪化する。思考停止では何も変わらない。でも、韓銀総裁は決断できない。自分のやることの正しさを論理的に説明できないからだ。だからいつまでも様子見。据え置き。大きな痛みを伴うことはできない。

それで自分の地位は安泰かもしれないが、韓国庶民の地獄は何も変わらない。数年後に交代するだけの話。もちろん、彼の年収にも影響はない。本当、無能のトップは楽で良いよな。言い訳しておけば世間はそれで納得してくれるんだから。

だが、トップが無能だと確実に国が傾くのだ。それはユン氏を見ていればわかるだろう。なんで、ここ二年半で韓国経済は絶望的な状況に追いやられているのか。日米に土下座外交して、どうして支持率は17%しかないのか。答えは出ているだろう。彼がどうしようもなく無能だからだ。決断力もない。国民との対話もできない。妻を生贄にすることすらできない。それで支持率下がったから謝罪しました。これから頑張ります。

それで支持率はさらに下がったと。当たり前ですよね。韓国ウォンやコスピが急激に下がっているのに、なんで彼を支持できるんだよ。ユン氏が韓国をどこまで未曾有の危機へと追いやるかは知らないが、恐ろしいことにまだ任期は2年半もあるんだよな。そこにトランプ氏の再選である。ええ?2025年が楽しみすぎる?まあ、こちらの韓国経済を看取るもいよいよ最終章を迎えるかもしれない。

韓国証券市場ウォンニャス速報 開幕は1393.7 1400死守しようと必死の介入!

韓国証券市場 今日、朝から色々あって本編の動画投稿時間が遅れてしまったのだが、今、ようやく投稿を終わらせたところだ。しかし、それで一安心とは行かない。まだ、ウォンニャス速報が残っているからだ。これも予定より少し遅れているが、19時過ぎならたいした遅れにはならないと思われる。

それで、韓銀が1420の最安値を阻止しようと必死に連日介入して1400を奪還したわけだが、問題はいつまで経過しても1400付近から抜け出せないことだ。しかも、この期間にドル円は153円まで上昇。韓国ウォンだけが下がっているという。韓国ウォンが下がっている理由は単純に跳ね返す力がないのか。もう、ドルが尽きているのか。

しかも、コスピだってサムスン電子の自社株をしたところで2500すら奪還できていない。まさか自社株買い効果が数日で切れるのか。10兆ウォンの自社株買い。わりと大きな金額だと思うが。

それでは開幕から見ていこうか。

スタートは1393.7。少しずつ押し返しているが蓋を開ければいつも通りの展開である。

チャートをどうぞ。

開幕からいきなりの韓銀砲で1390を奪還するも、すぐに反発されて1393ウォンに元通り。今日はそんな感じでなんとか韓銀砲で1390ウォンをあげたいのにどれも不発で終わってしまうという。12時頃もあからさまな介入だが、1390ウォンまであげてもすぐに押し返されていく。愛犬のジョニーも目まぐるしい攻防に大喜びだ。

15時半の結果は1390.9。4.3ウォン高だが、結局、1390を奪還できない。

すると時間外ではフルボッコである。18時頃から急に売られていき,あっさり1396ウォンを突破。その後は押し上げて1392ウォンといったところだ。しかし、なんだこの歪なチャートは。

次はドル円だ。

ドル円のほうは朝から154円だったが、お昼頃まで上がりだして、その後、下がっていく展開だったが、17時頃に急に上がり出す。これはまさか日銀砲なのか。いや、1円程度の介入なんてあり得ないか。ちょっと気になる動きだが、日銀砲にしては威力が弱いとおもう。ただ急に一円も上がるのだから怪しい動きだ。

■2024年11月19日の韓国証券市場

コスダック指数 3.43ポイント▼ 686.12(終値)
総合株価指数 2.88ポイント▲ 2471.95(終値)
ウォン・ドル相場 4.3ウォン高 1390.9(午後3時半現在)
11.19 15:33

急激なウォン安 韓国当局が口先介入

おかしいな。こちらが読んだ記事だと韓銀はドル以外の他の通貨も下がっているから、ウォンが1400越えても介入なんてしないとか意味不明なことを述べていたはずなんだが。少し振り返ってみるか。

経済副首相兼企画財政部長官は先月22日のニューヨーク特派員懇談会で「1400ウォン台の為替相場をニューノーマルとみるべきか」という質問に、「現在の1400ウォンは過去の1400ウォンとは違うとみなければならない。(現在のドル高は)通貨危機当時のドル高と質的に違う」と答えた。ウォン相場が1400ウォン台であっても防衛する意向はないという趣旨で受け止められ議論になった。

このように韓国政府や韓銀は1400ウォン台あっても防衛する意向はないと述べている。でも、なぜかウォンが1410越えたら、韓国当局が口先介入とか。そもそも毎日、大規模な介入してるのはチャートを見ればバレバレなのに今更、口先介入でヘッジファンドが驚く理由もない。

では、記事を引用しよう。

【世宗聯合ニュース】米大統領選でトランプ前大統領が再選を決めた中で韓国の通貨ウォンが対ドルで急落し、1ドル=1400ウォン(約155円)を突破したことを受け、韓国通貨当局は14日、口先介入に乗り出した。

 崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相兼企画財政部長官はこの日主宰した「マクロ経済金融懸案懇談会」で、「米新政権の政策基調の変化に伴い、世界経済の成長や物価の流れ、主要国の通貨政策基調に関しては不確実性が常に存在している」と述べ、金融・外国為替市場の変動性が過度に拡大する場合には積極的な市場安定措置を適期かつ迅速に行うよう要請した。

 口先介入は、保有するドルを売買する直接介入とは異なり、市場に介入するというメッセージを発することで為替レートの乱高下を抑える政策手段。中東情勢の緊迫化によりウォン安・ドル高傾向が進んだ4月中旬以来7カ月ぶりに実施された。

 前日のソウル外国為替市場で、ウォンの対ドルの為替レートは午後3時半時点で前日比3.1ウォン安の1ドル=1406.6ウォンを記録し、日中の終値としては2022年11月4日(1419.2ウォン)以来約2年ぶりのウォン安となった。

米大統領選後の急激なウォン安 韓国当局が口先介入 | 聯合ニュース

毎日、介入していて口先介入宣言とか。アホ過ぎて笑える。ヘッジファンドからすれば、どうせ1300台に戻そうとするのは知っているので、1410付近までいけば韓銀砲を撃つのを待てばいいんだよ。撃ったらその時にドルを売って大きく上げに転じる。そして、ほとぼりが冷めたらまたウォンを売るのだ。介入ラインがわかっていればこういう作戦が容易だ。韓国は1400ウォンはマジノ線だと何度も述べているからな。

それで重要なのはここだ。

2022年11月4日(1419.2ウォン)以来約2年ぶりのウォン安。

まずはこの1419ウォンを突破すること。これで過去最安値である。ここさえ突破すれば、1450ぐらいまですぐ行くんじゃないか。韓国には悪材料しかないしな。本当、何一つ良いニュースがない。

そんな韓国には気の毒だが、パウエル議長が米利下げを急がないことを示唆した。つまり、ウォンが上がる材料がまた一つ消えたのだ。これはトランプ氏の再選でインフレ加速すれば、物価が上がるかもしれないからという懸念からだろうな。

では、記事を引用しよう。

[ダラス 14日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は14日、経済情勢は「極めて良好」で労働市場の状況は底堅いとし、FRBは利下げを急ぐ必要はないという見解を示した。

金融市場では、来年のFRBの利下げ回数が従来予想よりも少なくなるという見方が高まっており、これと一致する発言となる。

パウエル議長はダラス地区連銀のイベントで講演し、自身と他のFRB当局者は引き続きインフレが「2%に向けて持続可能な軌道に乗っており」、FRBは金融政策を「時間をかけてより中立的な環境」に移行させることが可能と考えていると述べた。

しかし、利下げペースは「事前に決まっていない」とし、「経済は、利下げを急ぐ必要があるというシグナルを発していない。現在、経済に見られる強さにより、われわれは慎重に決定を下すことができる」とした。

FRBは引き続きディスインフレのプロセスが継続することを見込んでいるが、住宅価格などの動向を注視しつつ警戒もしていると述べた。

パウエル議長は、インフレの主要な側面が「FRBの目標と整合する水準に近づいており、それが確実に達成されるよう注視している」とした上で、「インフレはわれわれの長期目標である2%にかなり近づいているが、まだそこには達していない」と述べた。

生産性の急上昇は「非常に好ましい」とし、時間当たりの労働生産性がトレンドを上回る伸びを継続できない理由は見当たらないと述べた。

パンデミック(世界的大流行)中に形成された新規事業の波や広範な労働者の配置、自動化の利用拡大などが軒並み生産性の改善トレンドに寄与したと指摘した。

トランプ次期大統領の政策による経済への影響について、パウエル議長は質疑応答で「実際の政策を確認するまで答えは明らかではない」とし、「憶測はしたくない。新政権の発足までまだ数カ月ある」と応じた。

しかし、トランプ氏が前回大統領に就任した約8年前と現在の経済状況は異なると指摘。当時は低インフレ、低成長、生産性も低水準だった。

パウエル議長は最近の移民の急増を例に挙げ、パンデミック後の労働力不足の時期に「経済の拡大をもたらした」と述べた。トランプ氏が確約している不法移民の大量強制送還について直接言及しなかったものの、「労働者が減れば仕事も減る」と述べた。

米FRB、利下げ急ぐ必要なし 経済は好調=パウエル議長 | ロイター

このようにパウエル議長は利下げを急ぐ必要はない。つまり、利下げしないならドル高の流れは続く。しかも、経済は好調とか。気になるのは不法移民の強制送還で仕事が減ると述べているところぐらいか。でも、不法移民なんてさっさと追い出した方が良い。正規の手続きで入国すればいいとトランプ氏は勝利宣言で述べていた。

彼は確実に追い出すだろう。その数は数百万人とか言われているが、それが米経済に悪影響となるのか。単純に考えれば人は減るから仕事が減るという論理は正しいが、逆に不法移民が住民の仕事を奪っている可能性だってある。単純に数値だけで判断できないところだ。

でも、これではウォン安を食い止めるどころか、逆に加速させてしまう。まあ、韓銀が利下げするのか。据え置きするのか。今のところはどうするかはわからない。利下げしたくてもウォン安の恐怖がつきまとう。1420ウォンを軽く超えてきそうな気配もある。

しかも、韓国はウォンだけではない。コスピも下がり続けている。今朝の開幕から少しして2400を割った。ダウが下がっていたこともあり、それが影響しているんだろうか。それで気になるのはサムスン電子だよな。サムスン電子は5万ウォン台の株価だったが、ついに4万ウォン台に突入した。

では、記事を引用しよう。

なかなか止まらない海外投資者の売り優勢の動きに「韓国代表株」であるサムスン電子株価が結局5万ウォンを割った。終値基準でサムスン電子株価が5万ウォン未満に落ちたのはコロナ禍だった2020年6月15日以降、4年5カ月ぶりだとなる。これにより時価総額も300兆ウォンを割った。

14日、韓国取引所によると、サムスン電子株価の終値は前日比1.38%安の4万9900ウォンだった。5営業日連続で13.2%下落した価格だ。52週来新安値も再び更新した。時価総額は297兆8900億ウォンとなり、300兆ウォンも崩壊した。サムスン電子株価は取引中に前日比2%以上上昇して巡航する様子を見せたが、オプション満期日(毎月第2木曜日)の最終売買を控えてポジション調整に入る売りが増えて結局急落した。

海外投資者はサムスン電子株価を12営業日連続で売った。この日も4770億ウォン分を売るなど今月入って2兆8750億ウォンを売った。このような中サムスン電子株価を買ったのは個人投資家で、この日3650億ウォン、今月は2兆8150億ウォンを買った。

◇総合株価指数(KOSPI)は5営業日ぶりに小幅上昇、コスダック指数(KOSDAQ)はまた下落

SKハイニックスの終値も前日比5.41%急落した17万3000ウォンで、4営業日連続で続落し、KRX半導体指数も-2.79%と下落した。

KOSPI終値は5営業日ぶりに0.07%高の2418.86で、かろうじて下落の勢いに歯止めをかけたものの、KOSDAQ指数は1.17%安となった。

サムスン電子は内憂外患が重なり、株価が異例の下落を続けている。内部的には高帯域幅メモリー(HBM)市場先行獲得の失敗に伴う技術力不信、ファウンドリ(半導体委託事業)事業の不振などで危機感が強まった状態だ。

「トランプショック」も無視できない悪材料として作用している。米国次期大統領にドナルド・トランプ氏が当選し、ドル高と貿易紛争の懸念から半導体心理が全般的に悪化した。

サムスン電子株価、ついに「4万ウォン台」に…時価総額300兆ウォン崩壊 | Joongang Ilbo | 中央日報

このようにサムスン電子もSKハイニックスも下がっている。サムスン電子について何度も述べるが本当に良い材料がない。エヌビディアのテストに合格できない以上、未来はない。投資家がそう判断している。だから売られ続けている。

しかも、それだけじゃない。記事にもあるが、ファウンドリ事業の工場の生産ラインの停止。そのうちファウンドリ事業そのものから撤退するんじゃないかといわれている。いくら頑張っても台湾のTSMCに勝てる未来はない。しかも、追いつくどころか引き離されている。台湾のTSMCが売上を倍増させているのに対して、サムスン電子はわずか1兆円という営業利益だった。酷すぎて謝罪したが、その後も、サムスン電子株は売られていったと。

そして、もう一つ半導体心理についてだがこれも見ておく必要がある。それを知るにはフィラデルフィア半導体指数を見ておけば良い。

これがフィラデルフィア半導体指数の5日間のチャートだ。見ての通り、エヌビディア好調ニュースであがっていたのに、それが5000を割れそうなところにまで落ちている。

生成AIバブルが弾けたかどうかはわからないが、トランプ氏の再選で米国が対中国向けの半導体輸出規制を強化に出るという見方が強い。中国向けの輸出が多い、サムスン電子が5万ウォンを割れたのもそういうことだ。

それでサムスン電子が暴落しているので、韓国人アリはどうなったのか。面白いことになってるようだ。完全爆死だよ。韓国語の記事になるがグーグル先生で翻訳してある。

サムスン電子の株価が日々下落する中、借金に投資してきたアリたちは不安に震えています。株価がピークを迎えた7月中旬から約4カ月で、サムスンのクレジット残高はほぼ倍増した。株価が下がり続けると、逆張り取引の悪循環に陥り、さらに下落に転じる可能性があります。

韓国取引所によると、サムスン電子の前日現在の信用貸出残高は1兆2940億ウォンだった。株価が年間最高値(終値87,600ウォン)を記録した7月11日以降、4,999億ウォン増加しました。サムスン電子の株価は8月以降下落傾向にありますが、アリは借金を背負って買っています。サムスン電子に次いで2番目に信用貸出残高が多いセルトリオンは、前日時点での信用残高が4416億ウォンで、サムスン電子の半分に過ぎない。

サムスン電子の株価が反発の兆しを見せない中、クレジットでサムスン電子を購入した多くの投資家は、すでに追加証拠金の支払いを余儀なくされています。通常、証券会社はサムスン電子に140%の担保維持率を適用します。

例えば、サムスン電子の株を87,600ウォンの高値で購入し、クレジットローンで1,000万ウォン、現金で1,000万ウォンを購入した場合、その日の終値(50,600ウォン)に基づく担保率は115.6%に過ぎません。担保維持率を下回る追加証拠金を支払わない場合、リバーストレードによる清算を余儀なくされます。

サムスン電子のクレジットローン残高は国内株式の中で最大であるため、不利な取引が相次ぐと、株式市場にとってまた悪いニュースになるのではないかと懸念されています。逆張り取引があった場合は、前日の終値よりも低い価格で売られます。

NH Investment & Securitiesの顧客分析によると、759,129人の投資家のうち、Samsung Electronicsの平均リターンは-21.46%でした。Samsung Electronicsに投資して損失を出した顧客の割合は97.78%で、利益を上げた人の割合は2.21%でした。

サムスン電子の信用残高は1兆ウォン…借金アリの叫び声 |韓国経済

この記事を読んで爆笑した。サムスン電子が5万ウォン割れているのだから当然、そうなるよな。すげえよな。マジで追証の嵐じゃないか。見事な爆死だ。76万人の投資家で利益を上げたのは2%だぞ。つまり、15000人程度しか設けてないのだ。後の745000人は見事に爆死である。

アリは借金を背負って買っています。、クレジットでサムスン電子を購入した多くの投資家は、すでに追加証拠金の支払いを余儀なくされています。

しかも、追加証拠金が不足したらそのまま強制決済だ。でも、サムスン電子が上がる見込みがないので、このまま証拠金を出しても借金が膨らむばかり。韓国アリの98%が爆死とか。笑える展開だ。ここに円テク投資で儲けようとしたアリも追加される。

あれ?韓国の投資家って空売り禁止して儲かるはずじゃなかったんですか?でも、空売り禁止するからサムスン電子はずっと反発もしないで下がっているんだぞ。買い戻しが一切ないからな。売ったらそのまま撤退だ。もう、サムスン電子なんかに二度と、投資しないだろうな。

サムスン電子の前日現在の信用貸出残高は1兆2940億ウォンだった。

凄いよな。下がり続けるサムスン電子株を借金して買うとか。しかも、なぜか増えてるからな。韓国人が破産するのは自由だが、財政が厳しいので徳政令はそう簡単にでてこないぞ。つまり、生涯、返せない借金を背負って働いて、給料の7割を利息に取られて生きていくだけの地獄絵図。まさにカイジですね。そろそろ地下施設で労働ですかね。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

1.トランプ政権の人事が明らかになって中国株ももたなくなってきたなw

2.トランプ2.0リリース前にこんなに暴落してるんじゃ
稼働後はどうなっちゃうんかね

3.3万電子も近い
というかどこまでいったら上場廃止を決定するのか興味湧くな

4.日本米国独逸でTSMCが稼働してたら
パクリ製造受託のサムスンの出番がなくなっただけ

5.一本足打法の一本足が骨折したらどうするの?小韓

6.前回の空売り禁止の時は
2020年3月16日~2021年5月
 ↓
韓国個人が借金して信用買い
(特にサムスン電子株を購入)
1年で個人株主が300万人以上増えた
これが「アリ」と言われるバカ
空売り解禁で韓国人の多くが
追証地獄+大損=借金だけが残った

7.サムスンが今後売るものがない

GoogleのPixelもAppleのiPhoneもTSMCに取られて、工場あっても動かせば不良品の山をつくるだけで、買ってくれるところもない

禁輸されてるチャイナに迂回ルートで半導体売ってトランプにしばかれる未来が見える

8.「サムスン栄えて国滅ぶ」って言われてきたが
サムスンが滅んだら、いったいどうなるんだ?

9.まあ、半導体以外は全て落ちてくだけ。生活家電は赤字予想。
半導体もライバルに勝てそうもない。
他国も半導体に投資を増やしており、下手に投資すれば負債が増えてく。
トランプは中国製造に60%の関税。
当然、サムスン株は早めに手放さないと、悲惨なことに。

10.韓国の危機的状況(多すぎるので主要なもののみ抜粋)
・ダントツで世界一の急激な少子化
・収益の多くを中国市場に依存してきたのが、トランプが反中姿勢を強めるので西側国家としての地位も失う
・そもそも他国の産業のコピーしかやっていないので、独自産業がなく将来の復活の足がかりが無い
・補助金依存の官製産業振興が酷すぎて、国の予算が足りない状況では何も出来ない
・立地的に陸路は敵国、海路も日本側以外は敵国なのに、その日本にケンカ売りまくり

以上の10個だ。

サムスン栄えて国滅ぶ。確かにそんなこと言われていたよな。でも、それは事実だ。韓国はサムスン電子帝国とまでいわれた。そのサムスン電子が滅んだらどうなるかなんて自明の理ですよね。韓国の終わりだよ。まあ、3万ウォンで上場廃止まで行くかは知らないが、空売り禁止が解かれるのは来年なんだよな。それまで生きていられるかも怪しいという。

半導体が駄目になれば韓国は未曾有の経済危機に陥る。それは一年前に実際におきたことだ。2025年はそれよりも圧倒的に酷くなる。というより、既に株価やウォンがその未来を暗示している。トランプ氏の再選で韓国は最も打撃を受ける。それを韓国人は理解していなかった。でも、投資家は知っていたと。

韓国証券市場ウォンニャス速報 開幕は1396 1400付近から逃げられない!

韓国証券市場 今週も月曜日の夜がやってきた。つまり、ウォンニャス速報の時間だ。先週から韓銀が必死に口先j介入の裏で大規模な介入をしているようだが、ウォンは以前として危険水域の1400付近から押し戻せていない。

日本円は少し上がって154円になったのに韓国だけがウォン安が止まらない。このまま11月、12月と迎える年末はどうなるんだろうな。おそらく年末が一番ウォンが売られるはずなんだが。なんせ、トランプ氏の二次政権が1月に爆誕である。それまでにリスクを見極めて株やウォンを売っているはずだ。

絶望的なのは韓国には既に輸出の成績が出ているてこと。だから、2024年の対米輸出黒字を元にトランプ氏が韓国に関税を課すのだ。それが10%か、20%か。どうなるか知らないが、韓国にとって凄まじい打撃になるのは間違いない。その上で輸出が低迷しだしている。しかも、韓銀は利下げもできない。ウォンなんて上がるわけないよな。

といった状況を確認したところで開幕から見ていこうか。

スタートは1396.最初から1400目前である。これに愛犬のジョニーもにっこり。

ではチャートをどうぞ。

開幕から強烈な殴り合い。だが、韓銀は1390ウォンを奪還しようと韓銀砲だ。どーん。

これで1394ウォンから一気に1388ウォンまで押し上げた。今日の韓銀はやる気だ。そう思った矢先、ここからはフルボッコだった。オラオラだよ。チャートを見ればそのまま暴落である。あれ?韓銀さん。ドルはどうしたんですか?

まさか、朝の一発で介入資金がなくなったのか?ちゃんとドルを引き出しておかないとすぐ1400だぞ。ええ?実は介入しているけど跳ね返す力がない?

12時頃には1395ウォン付近だ。そこから頑張ってあげようとするも、時間外で力尽きたようだ。

115時半では1395.2。3.6ウォン高。なんとか1400防衛に成功したと。

しかし、その後が駄目だ。このままウォン売られていき18時頃に1399ウォンまで下落。そこから少し上がって推移。これはヤバいな。

18時半には1395ウォン。

次はドル円だ。

ドル円は朝に154円台となっており、そこから153円まであがっていたが、10時過ぎにいきなり円はどんどん売られていき155円まで下げられた。それから少し押し戻すも、154円付近だ。まあ、どうなるのか。よくわからないな。

■2024年11月18日の韓国証券市場

コスダック指数 4.13ポイント▲ 689.55(終値)
総合株価指数 52.21ポイント▲ 2469.07(終値)
ウォン・ドル相場 3.6ウォン高 1395.2(午後3時半現在)