日別アーカイブ: 2024年12月29日

韓国証券市場 今週に1500目前まで大暴落したウォンとコスピを振り返る!

韓国証券市場 ユン氏の戒厳令の一連の流れでついに大統領代行まで弾劾訴追案が成立して韓国の大混乱はますます加速化しているわけだが、それによってもウォンも1487ウォンまで下がり、1500ウォン目前ということで大盛り上がりだった。

その激動の一週間のウォンとさらにおまけでコスピを振り返る。構成としては今週のウォンとドル円の動きを編集したものを流して、その後、5日間の動きをダイジェストで追う。

では、最初から2024年12月23日から28日のウォンの動きだ。

それではチャートをどうぞ。

おそらく多くの日本人は驚いたと思う。ええ、先週の始まりって1450ウォンも超えていなかったのと。実際、開幕は12月23日の開幕は1446ウォンだ。つまり、数日の間は1450攻防戦だったわけだ。信じられないけどな。

それで1460に到達したのは24日の16時半頃。しかし、ここで1460に抑えようと必死に介入を繰り返す。だが、もう1455ウォンがやっとで26日の12時頃に一気に急降下。

これは大統領代行であるハン・ドクス首相が弾劾されるというニュースと世界的にドル高の流れが加速化しているためだ。あっさり1460を越えて27日には深夜には1470目前となった。この辺りから日本人がどんどんざわつき始める。まさか年内に1500もあるのか。もう、ウォンウォッチャーが寝むれない。

そして、27日の12時にいきなりの急転直下である。なんと1487ウォンまで下がった。20ウォンほどの大暴落に愛犬のジョニーも大喜びだ。しかし、韓銀だって1500は絶対に阻止しないといけないマジノ線だ。超韓銀砲で押し返した。

最終的に12月28日の7時頃には1472ウォンで終了。つまり、今週は1446~1487と40ウォンも変動したことになる。投資家が韓国ウォンをどう見ているかわかるだろう。

次はコスピだ。

それではチャートをどうぞ。

ウォンも下がればコスピも下がる。それは何度も指摘した通りだが、大統領代行であるハン・ドクス首相が弾劾される前はコスピは少し上がっていた。2400台に回復して2450付近まで上昇した。それから数日は2450付近で頑張っていたが、大統領代行が弾劾されるニュースで一気にコスピは売られていく。

年金基金で支えているにも関わらず、ウォンが一気に落ちたと同時にコスピも2390付近まで下落した。それから必至に年金投入して2400に押し戻す。

最終的には2404.78。しかし、来週は2400割れは確実。大統領代行が弾劾されたからな。