日別アーカイブ: 2025年2月10日

韓国「このままでは日本に負ける」

ここからは韓国経済の話題だ。

こちらの専門は韓国経済なので、この記事を読んで何を今更、騒いでるんだと思うかもしれないが、韓国はこのままでは日本に負けるそうだ。そもそも韓国がいつ日本に勝ったのかは知らない。こちらの記憶にはない。

それはいいとして、チョン教授の指摘は経済的な視点で見ると中々、興味深い。

まずは引用しておこうか。

韓国が産業構造調整に失敗すれば、生産性不振が続き、2050年の経済成長率が0%台に墜落するという警告が出た。

西江大経済学部のチョン·ヒョンベ教授は7日、経済学共同学術大会産業研究院特別セッションで韓国開発研究院(KDI)研究結果を引用して「このままでは2030年から労働投入の成長寄与度がマイナスになるので、経済成長率は生産性成長率に依存することになる」とし、「生産性成長率が1%未満で不振する場合、2050年に0%台の経済成長率が予想される」と話した。

사진설명

KDIによると、2023~2030年に1.9%と予想される経済成長率は2031~2040年に1.3%に下落する見通しだ。 この時期の労働投入の成長寄与度は-0.3%にマイナス転換する。 2041~2050年には労働投入寄与度が-0.7%に落ち、経済成長率は0.7%に大きく落ちる。

チョン教授は生産性向上が今後の経済成長率を左右する核心要因だと指摘し、生産性を高めるためには全方位的な産業構造調整が必要だと強調した。 特に先端戦略産業とプラットフォーム、人工知能(AI)に対する投資を拡大し競争力を失った伝統製造業には「メス」を入れなければならないと説明した。

しかし、中国の供給過剰で苦しんでいる石油化学業種を筆頭に、国内産業の構造調整は遅れているのが現状だ。 設備増設に重点を置くため、高付加価値素材への転換時期を逃したという批判が多い。

チョン教授は「革新と生産要素の効率的活用を通じて生産性を高めると同時に、生産性の高い新産業を拡大し競争力の低い産業は構造調整しなければならない」と診断した。

韓国が産業構造調整に失敗すれば、生産性不振が続き、2050年の経済成長率が0%台に墜落するという警告が出た。西江大経済学部のチョン·ヒョンベ教授は7日、経済学共同学術大会産業研究院特別セッションで韓国.. – MK

すでにゴールドマンサックスが韓国がこうなる未来を予測していたのが数年前だったか。バラ色の未来予測から一転して、韓国はアフリカ諸国にすら負けるという見通しだった。そして、どうしてそうなるかをこちらは「リソースの食い潰し」という表現で指摘した。

韓国は人的資源、生産資源、土地資源、財政資源などありとあらゆるリソースを他国よりも速く使って急成長を遂げてきた。しかし、早く成長するということはそれだけ問題解決の速度が追いつかない事を意味する。つまり、時代に社会制度が追いつかない。それが韓国では日常茶飯事であり、それが思想にも色濃く反映されて、政府が空売り禁止などという暴挙に出るのだ。

上のような生産性の向上についても何度も議論されているが、そもそも韓国は財閥搾取の上で成長を遂げてきた。財閥搾取は現在も続いてるが、それを崩壊させたのは文在寅大統領の最低賃金大幅上昇である。これによってインフレ加速、人件費が高騰した。

韓国の生産性が落ちるのは当然だ。今までただ同然に使っていた人的資源が使えなくなったからだ。だから、韓国企業は最低賃金大幅上昇で海外進出を加速させて、安い人件費を求めて中国やアジアなどに工場を建設していく。すると国内産業は空洞化が進んでしまい、製造業がどんどん没落していったと。

生産性の向上において製造業が極めて大事なのに製造業への就業者数は年々、減っている。今、韓国の製造業支えてるのが高齢者と外国人である。そりゃ、生産性なんて上がるわけないですよね。

そして、韓国は日本から技術を盗んで産業を成長させてきた。でも、それを裏を返せば技術の蓄積が全く足りないということだ。基礎研究が大事なのにそれをやってこなかった。サムスン電子の没落を見ればわかるだろう。技術がないから、新分野に対してのアドバンテージがとれないのだ。だから、万年赤字企業のSKハイニックスにすら完全に負けたのだ。

サムスン電子の没落と韓国の没落はそこまで詳細に分析してないが、おそらくは=だろう。サムスン電子が長年、韓国を支えてきたのに、それが駄目になれば韓国が没落するのは当然ということだ。

チョン教授は生産性向上が今後の経済成長率を左右する核心要因だと指摘し、生産性を高めるためには全方位的な産業構造調整が必要だと認識。

これは正しいと思う。問題はそれをするリソースがないんだよ。だって製造業が崩壊しているんだから。若者は製造業に就職なんて望んでいない。彼らは製造業で食べてきたのに、その製造業を自ら捨てようとしている。もっとも、日本から技術を盗めなくなったあげく、韓国の技術を中国に売るような連中だ。没落するのは歴史の必然だったと。

韓国の民主主義を揺さぶる「レッドコンプレックス」

朝、起きるといつものように今日のネタ、韓国のニュースを色々漁っていたのだが月曜は土日挟むので証券市場に動きはない。ただ、今週は米CPIやPPIなどが発表されるし、今年の重要なキーワードとなる「トランプ関税」についても何か言及される可能性が高い。

日米首脳会談は無難に終わったが、証券市場や為替動向は以前として不透明である。まあ、どうなるかわからないが第一級の経済や金融ニュースは日本経済だけではなく、韓国経済においても重要となるので今週も注目していきたい。

そして、ユン氏の戒厳令から大混乱は2ヶ月以上経過しても全く沈静化しない。ユン氏の支持率が50%だが、これはそろそろ韓国人が「現実」に気づいて下がってくるとみている。なんせユン氏の支持者って若者が多いらしいが、共産主義を否定するが、自分らがその共産主義を体験したわけではないのだ。

これは日本の戦争アレルギーと似たようなものだ。共産主義は「絶対悪」だと決めつける。戦争はいけないことだと日本の腐ったメディアが国民を洗脳していたわけだが、韓国メディアは共産主義や日帝が悪だと国民に植え付けていたと。

しかし、共産主義の本質は別に悪ではない。共産主義を利用した指導者が酷かっただけだ。彼らは教育で植え付けられた思想に染まっているだけという。きっと、彼らは共産主義の代表著書すら読んでないんだろうに。レーニンの帝国主義論とか知らないんだろうな。もちろん、マルクスとかも読んでないと思われる。

カール・マルクスは資本主義は内部矛盾で崩壊して、やがては共産主義に至ると主張している。今の韓国を見れば色々と類似点が多いんだよな。

今日はいきなり難しい話題だと思うかもしれないが、韓国人は本質というものを理解しない。まあ、今のユン氏を支持する日本の保守派もそうなんだが、主義や思想そのものに善悪などない。

行きすぎた資本主義が経済格差を生み出し続けてるのは紛れもない事実である。もっとも中国を見れば資本主義の一部導入で経済格差が拡大しているので、共産主義であろうが、経済格差は拡大するという別視点が出てくる。だから、中国が本当に共産主義国家なのか。制度を利用して共産国家を謳いながら、実は行きすぎた資本主義が横行したのが不動産バブルではないのか。

このように資本主義だろうが、共産主義だろうが、どちらの主義や主張もバランスが大事だ。バランスなくしては制度は維持できない。崩壊していくてことだ。多くの場合はバランスとは「司法制度」である。司法とは裁判を通じて人間同士の仲裁が役割なのだ。それはバランス調整機能に他ならない。

その司法制度が気に入らないと裁判所を襲撃したのがユン氏支持者である。しかも、まともな証拠もない不正選挙がどうとか言い出す。ユン氏が逮捕されたら裁判所に襲撃。彼らは国家で極めて重要なバランス調整機能を自ら崩壊させたのだ。それで彼らは極右保守らしい。

しかし、保守というものが裁判所を襲撃する計画立てるなんて本来はあり得ないのだ。こちらは主義や思想でいえば、保守派であることは多くの読者さんや視聴者さんは知っているとおもうが、裁判所に攻撃なんて言うワードを使ったことなど、ここ16年で一度もない。つまり、保守にとって裁判所襲撃する行為そのものが想定外なのだ。

では、韓国の極右保守と呼ばれる彼らは何なのだということ。実はこれは主義や思想が違うだけでやっている行為は左翼の暴力主義と同じなのだ。ここに至らないと今回の記事を理解するのは難しい。

では、記事を引用しよう。今回はハンギョレ新聞のコラムである。

ハ・ジョンガン|聖公会大学労働アカデミー主任教授

昨年12月5日、大学院の学期最後の講義をおこなった。非常戒厳事態の起きたわずか2日後だった。何かを言わなければならないという義務感を抱いていたものの、講義をはじめた時にはまだ考えがまとまっていなかった。「これまで民主主義を守るためにどれだけ苦しい思いをしてきたことか…」。 その後に続ける言葉が見つからなかった。消えていった数多くの命ばかりが頭に浮かんだ。

 自分の経歴の長さを強調するのが「老害」の特徴だということはよく分かってはいるが、恐る恐る明らかにすると、「デモ」に参加して警察に初めて捕まったのが1974年春だったから、学生運動と労働運動へのかかわりは50年を超えた。その長い歳月の中で、いわゆる「運動圏」と呼ばれる人々が交番や警察署に火炎ビンを投げつけたり出入り口などを壊したりしたことはあったが、あえて裁判所の建物を破壊したというのは、私の記憶にはない。

 どうして尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領を支持する「極右保守」勢力は、「民主主義最後のとりで」といわれる裁判所の建物を無残に侵奪して破壊しようと考えることができたのだろうか。とても理解できなかった。

あの人たちの考えを少しでも推し量るために、「極右保守」と呼ばれる人たちの主張をいくつか傾聴してみた。集会発言を直に聞いたり、オンラインの講義も聞いたりもしたし、動画もあたってみた。内容だけでなく音声さえ私の忍耐力ではとても耐えられないほど聞くに堪えず稚拙なものが多かったが、それでも若い人たちの発言はかなり長い時間をかけてじっと我慢して聞いてみた。いくつか要約して紹介する。

彼らの主張が一理あるだとか正しいということではない。「とんでもない幼稚な主張」だとして長く放置しすぎたせいで、韓国社会の病が重症化してしまったのかもしれない。

 「イ・ジェミョンをはじめとする民主党、そんなに北朝鮮が好きなのか? 北朝鮮に行け! いま私たちが守れなければ、もう自由大韓民国はなくならざるを得ません。うちのおばあちゃん、おじいちゃんの世代が命をささげて守り抜いたこの国がなくなるのは見ていられません」

 「私は尹錫悦大統領の支持者ではありません。でも、私は共産党が嫌いです! 勉強せずにデモばかりしてきた運動圏たちは今、高い地位につき、口では『反米』を叫びながら自分の子どもを米国に留学させている時、国を守るために血を流して戦ったおばあさんおじいさんたちは今、古紙を拾っています。これは左右の問題ではなく、正しいか間違っているかの問題です。共産党はただの悪です。イ・ジェミョンが大統領になれば共産化されるのです!」

 「一晩中酒を飲んでへべれけになって出てきた20~30代を見ました。国を守るためにおばあさん、おじいさんたちが命がけで戦ってくださったのに、その恩も知らずにあんなに良心もなく生きていてはいけないじゃないんですか。だから20代の私が参加しているんです。民主党はスパイであり、民主労総もスパイであり、文在寅(ムン・ジェイン)、イ・ジェミョンもみなスパイであり、彼らが韓国をこのように台無しにしている間、傍観していた与党『国民の力』も同じ穴のむじなであり…。国がこんな有様なのに、いま自分だけのために生きている人たちは、どうかしっかりしてください!」

 終始涙ながらに発言する人もいた。聴衆の中には「本当に涙が出る」といって呼応する人もいた。

 一種の「レッドコンプレックス」に起因する恐怖心が彼らの考えの下敷きになっていることを知ることができた。直接経験した世代より、その世代の誇張された扇動に長くさらされてきた青年世代の方が、より大きな恐怖心を抱いているように感じられた。

 「分断」という特別な政治状況が少なくとも80年間続いた国は、韓国しかない。世界で「レッドコンプレックス」がもっとも最後まで、最も強く残っている社会こそ、大韓民国だ。尹大統領が非常戒厳を宣布した大きな理由の一つも、実体の不明な「従北勢力の清算」だった。

 「極右保守」集会に「アカは殺してもかまわない!」というビラがかなり前から登場している。「白骨団」という鳥肌の立つ単語を自らに気軽に使えるのも、そのような考えにもとづくものだ。言うまでもなく、人間の尊厳を傷つける、絶対に正しくない考えだ。

 尹大統領の支持者たちによって庁舎がひどく破壊されたソウル西部地方裁判所の塀には、「左派判事カルテル追放」と記されたビラが貼られた。裁判所までもが「左派判事」に占領されているのだから、そのような裁判所はたたき壊さなければならない、という考えから、判事の名を呼びながら、あえて裁判所の廊下をめちゃめちゃにできたのも、そのような心理を下敷きにしたものだろう。そのような司法不信を憲法裁判所にまでつなげるために、あおっている勢力も存在する。

 戦争の恐怖を軽減したりなくしたりすための積極的な北朝鮮との和解政策は、韓国社会の民主化のためにも今も有効だ。それはまさに「安保の脅威」を弱めるための方法でもある。

韓国の民主主義を揺さぶる「レッドコンプレックス」【寄稿】 : 社説・コラム : ハンギョレ新聞

この教授は左翼の代表的な思想を持っているが、学者というのはその主張が理解できなくても、その声に耳を傾けようとする。熱心に頑張って理解できない主張を聞いていたのだろう。こちらは韓国経済の専門家なので、毎日、理解できない韓国メディアの主張を読んでいる。だから、その苦痛は痛いほどわかる。

でも、理解できない=知らなくてもいいにはならないとおもうんだ。こちらが極右保守の主張については、ユン氏の弾劾賛成派は共産主義者だという主張を昨日も取り上げたがまったく理解できなかった。今日の記事の教授の主張に同意するところはあるが、極右保守の主張も全く同意できない。でも、最後の一文、積極的な北朝鮮との和解政策については北朝鮮シンパなのかと思ってしまう。

ただ、この教授は戦争したくないから北朝鮮と和解しようという思想なんだろうか。そうなれば戦争反対論者であって、北朝鮮シンパとは違うのかもしれない。まあ、教授の思想や主義はどうであれ、大事なのは極右保守が何を主張しているかを知ることだ。

「とんでもない幼稚な主張」だということはわかる。つまり、ユン氏の戒厳令を支持する日本の保守派は彼らと同じレベルまで落ちてるのだ。まあ、ネットの工作員なのかもしれないが。これが毎回、嘆いている保守派の質の低下である。YOUTUBEで保守派のチャンネルがこのような主張をしているなら、全く情けないことである。

しまいにはこちらをイ・ジェミョン代表を応援していたら、左翼や共産主義者とかレッテルを張ってくるという。全くもって不愉快だ。こちらは民主党や共産党に一度も票を入れたことない。第1次安倍政権から麻生政権までずっと応援していた。

自分が保守だと思うなら物事の本質を理解するべきだ。イ・ジェミョン代表を応援する理由は韓国の内戦を終わらせる最適解だからである。もっとも内戦前から、ユン氏の戒厳令から数日後にはユン氏は辞任して、さっさと新しい大統領を決めろと主張していた。

その時、イ・ジェミョン代表の支持率が50%あったので、なら、イ・ジェミョン代表でいいじゃないかと。彼らが大統領になる方が国がまとまる。少なくとも与党から大統領出しても、野党が国会を牛耳っているのだから、ユン氏と同じ道を辿るだけと。

極右保守の主張はこうだ。民主党はスパイであり、民主労総もスパイであり、文在寅(ムン・ジェイン)、イ・ジェミョンもみなスパイ。もう、終わっているという。彼らは自分らの半数以上が北朝鮮シンパだと理解しないのだ。わかりやすくいえば、教室で生徒の半分は北朝鮮シンパなのだ。そこを理解しないで彼らは全てスパイ扱いである。

そして、なぜか彼らは自分らのおじいちゃんやおばあちゃんは民主党から、韓国を守ってきたとか言い出す。ええ?バカなんですか。だったらどうして「政権交代」が起きているんですか?なんで保守派の朴槿恵氏が弾劾で降ろされて、文在寅が大統領になったのか。韓国を守るなら保守派の朴槿恵氏は何で弾劾されたんですかね。

政権交代が頻繁に起きてるのに、彼らは左翼は全てスパイだと決めつける。こんなアホな連中が集まって裁判所を襲撃したのだ。そして、それが保守とか言い出す。

こちらは朴槿恵氏こそ、韓国の民主主義を最も理解していた大統領だとおもうが、彼女の支持率は9%だった。回復もなかった。その時、何で彼らや彼女らは朴槿恵氏を守ろうとしなかったんですか?

因みにこちらは朴槿恵氏が占い師がどうとかで、意味不明な理由で弾劾されたことに納得していない。でも、ユン氏の弾劾には大いに賛成だ。同じ保守であるのにどうしてここまで思想に差がでるのか。

簡単な事だ。彼らは似非保守なのだ。保守の皮を被った左翼の暴力主義なんだよ。この結論に至ったのは上の記事に書いてある彼らの主義や思想を読めばわかるだろう。まさにレッドコンプレックス。しかも、それは教育で幼少期に植え付けられたものだ。この教授は50年、左翼思想家として活動しているのに、彼らよりもずいぶん、考えがまともじゃないか。年齢差はあるにせよ。

これは、韓国の保守派の代名詞である朝鮮日報が幼稚なユン氏の擁護で腐っていることにも繋がりそうだ。どう見てもハンギョレ新聞のほうがまともになっているという。こちらはもっと毒電波記事を期待しているのにこれだ。

こんなアホな連中が朝鮮日報の記事を鵜呑みにして不正選挙だとか言ってるんだろうな。保守なら朝鮮日報のおかしな記事を疑えよ。他の新聞も目を通せよ。理解できなくても知ることは大事なのだ。そして、理解できないということは彼らとは相成れないことを識るのだ。日本人が韓国人とはわかり合えないことに再度気づくわけだ。

そして、ここからさらに理解を深めていけば自ずと今後の韓国の情勢が見えてくる。

これも何度も指摘したが、彼らは裁判所に乱入して破壊行為するほど幼稚で未発達なので、憲法裁判所でユン氏の弾劾が正当化されても、それに従わないで憲法裁判所を襲撃する恐れがあるということ。襲撃しなくても毎週、ロウソクデモをしてユン氏の無実を訴えるだろう。与党はそれを応援する。結局、国内は分断されたままだ。

それが最悪のタイミングで、最悪の選択肢を取るKの絶対的な法則なのだ。こちらの指摘通り、ユン氏がすぐ辞任していれば、今頃、大統領選挙が行われて、韓国は新たな出発ができていた。それこそ韓国を滅亡から救う最適解だった。でも、与党はそれを許さなかった。弾劾に反対してユン氏に時間を与えてしまった。

戒厳令からの一週間で取り返しのつかない事態へと追いやった。結局、与党が全て悪いのだ。まあ、これは結果論に過ぎないが。

尹錫悦の内乱のシーズ1からシーズン5までずっと見てきたが、どうしてその選択肢を選ぶんだよという突っ込みどころが満載。さすが世界最高のエンタメ。リアリティーショーである。

悲しいことに、多くの日本人は隣の国で、こんな面白いことが起きてるのに気づかないのだ。でも、こちらは記事を更新したり、動画作成でちゃんと毎日記録していく。これがこちらに課せられた「仕事」である。