今週。ハンドクス首相・イ・ジェミョン代表・ユン氏の運命が決まる裁判所の判決があるかもしれないスーパーウィークになると昨日、紹介したが早速、ハンドクス首相が弾劾審判が出てきた。結果は予想通りの弾劾棄却でした。うん。それはそうだわ。これで弾劾されたらさすがに韓国の裁判所は狂いすぎているといってもいい。
まあ、でも、全員一致ではないんだよ。なんと弾劾賛成派がいるんだよ。しかも、彼はイ・ジェミョン代表の友人だとか。本当かよ。まさにイ・ジェミョンの名優は弾劾に賛成したそうだ。でも、さすがに8人いたら6人の賛成は得られないで首相は大統領の代行の職務に復帰しました。まあ、もの凄くどうでもいいけどな。一度、弾劾されて消えた代行なんて、もはや、空気ですらない。
大事なのは後の二人の進退だ。それで中央日報が今週に起こりえる4つのシナリオというものを書いている。中々、興味深いので見ていこう。
記事を引用しよう。
誰も今後を予想できない、いわゆる「視界ゼロ」状態ということだ。
<1>李代表=被選挙権剥奪、尹大統領=罷免
野党「共に民主党」は尹大統領の弾劾認容を望み、与党「国民の力」は李代表の控訴審で1審(懲役1年、執行猶予2年)と同じ被選挙権剥奪刑が維持されることを期待する。その間、政界の一般的な観測で、与野党ともにこの状況に備えて動いていた。ただ、「先に尹大統領の宣告-後に李代表の宣告」を前提とする予想だった。尹大統領の宣告が李代表控訴審の宣告後に遅れる可能性が高まり、変数が生じた。
慌て始めたのは民主党だ。李代表の被選挙権剥奪刑が維持される場合、尹大統領弾劾宣告が遅れるのは大きな負担となる。特に曹喜大(チョ・ヒデ)大法院(最高裁)長が強調する公職選挙法強行規定「6・3・3(1審6カ月、控訴審と上告審それぞれ3カ月以内に終了)」によると、李代表の事件の大法院の判断は控訴審宣告の3カ月後の6月26日までに出る可能性が高い。
尹大統領の弾劾が4月に認容されれば早期大統領選挙も6月に行われることになり、李代表の事件の大法院の判断が大統領選挙の直前に下されることもある。何よりもこうした「可能性」に言及されること自体が李代表には悪材料だ。非李在明派を中心に候補「交代論」「譲歩論」が浮上することも考えられる。さらに「民主党が代わりの候補を出す機会自体が消える」(李俊錫改革新党議員)という反応も出ている。
このため憲法裁の迅速な尹大統領弾劾決定を促す野党側の声が高まっている。李在明代表は23日、自身のSNSに「内乱事態が長期化して消費心理が冷え込み、自営業者は売上急減で苦痛を受けている。(憲法裁は)これ以上宣告を遅延させてはならない」と投稿した。光化門(クァンファムン)テント党舎運営を予告した民主党の朴賛大(パク・チャンデ)院内代表はこの日の記者懇談会で「憲法裁は25日(李代表控訴審宣告の前日)にも尹大統領罷免決定を出すことを求める」と述べた。これとは別に全国民主労働組合総連盟(民主労総)は「26日までに憲法裁が罷免宣告日程を確定しなければ27日にゼネストを行う」と予告した状態だ。
これに対し国民の力の権性東(クォン・ソンドン)院内代表は「民主党が弾劾宣告を25日に、民主労総がゼネスト最後通牒日を26日に決めたのは、大韓民国の司法時計を李在明一人に合わせろというもの」とし「民主党は不服ビルドアップ(準備)レベルでテント党舎を設置している」と激しく非難した。
<2>李代表=被選挙権剥奪、尹大統領=棄却または却下
尹大統領弾劾審判宣告が遅れ、与党を中心に尹大統領弾劾審判が棄却または却下されるという見方も多い。「宣告が遅れるのは議論すべき争点が多いということ」(羅卿瑗議員)という理由だ。与党では、李代表が26日の控訴審で被選挙権剥奪刑が維持された後、尹大統領弾劾審判が棄却または却下される状況を最高のシナリオと考えている。早期大統領選挙が事実上なくなり「8件の事件・12件の容疑」で5件の裁判を受ける李代表の司法リスクが野党の足かせとなるからだ。
12・3非常戒厳事態直前に10%台の低い国政支持率を見せた尹大統領に棄却または却下決定が下される場合、熱烈支持層の支持を背に保守陣営での立場が強まる可能性がある。尹大統領が先月25日に憲法裁で最後陳述をしたように、任期短縮を前提とした改憲を積極的に推進する場合、野党の激しい反発の中でも政局の主導権を握る可能性もある。
ただ、弾劾賛成世論が60%前後という点を考慮すると、社会的な混乱はさらに深まるという見方もある。東国大のパク・ミョンホ政治外交学教授は「尹大統領が復帰することになっても、政治的な権威と信頼は回復が難しいとみるべき」とし「(棄却や却下の場合)尹大統領が戒厳に同意しない人が容認できるレベルの何かを出すべきだろう」と話した。慶煕大公共ガバナンス研究所のチェ・ジンウォン教授は「尹大統領が職務に復帰することを野党側の支持者が受け入れず、事実上の『広場内戦』事態が生じるだろう」と述べた。
<3>李代表=被選挙権維持、尹大統領=罷免
反対に李代表が控訴審で無罪または100万ウォン未満の罰金刑となった後、尹大統領が罷免される場合、2カ月後に行われる大統領選挙では李代表が絶対的に有利になると予測される。早期大統領選挙の前に大法院の判断が出る可能性が最も高かった事件が覆るからだ。残りの李代表の4件の裁判のうち偽証教唆事件は1審で無罪が宣告され、残り3件の裁判はまだ1審宣告もないため、現職大統領の不訴追特権をめぐり「進行中の裁判を中止するべきか」という、いわゆる憲法84条論争も弱まる可能性が高い。
政治コンサルティング「ミン」のパク・ソンミン代表は「民主党では李代表に対する候補交代論が完全に弱まるはず」とし「それ以降は大統領選挙自体が『李在明か、そうでないか』という構図で行われる可能性が高い」と予想した。与党では尹大統領罷免の責任をめぐり弾劾賛成派と反対派の葛藤が深まる可能性がある。
<4>李代表=被選挙権維持、尹大統領=棄却or却下
李代表が被選挙権剥奪刑を避けると同時に尹大統領も職務に復帰するケースだ。一言で与野党の代表走者がともに司法的審判を突破して政治的に生還するシナリオだ。この場合、与野党の極端な対立はさらに激しくなる可能性が高い。2022年の大統領選挙から続いてきた「尹錫悦vs李在明」の対決構図も尹大統領の任期終了まで続く。徳成女子大のチョ・ジンマン政治外交学教授は「与野党の極端対立の第2ラウンドが始まる」とし「心理的な内戦でなく本当に内戦が生じてもおかしくない」と話した。
尹大統領、李在明民主党代表が共に生還すれば「本当の内戦」に…運命の週の4つのシナリオ(2) | Joongang Ilbo | 中央日報
なるほど。4つのシナリオか。どれも面白そうなので全部やってくれといいたいところだが、世界最高のエンタメは4つのうちの一つしか起こらない。実際、これはかなり予想は難しい。視界ゼロという表現は的確だ。
だから、ここからはこちらの願望と予測で突っ込んでいく。まず、こちらは戒厳令を行ったユン氏は弾劾されるべきだとおもうので、ユン氏は弾劾される。そして、イ・ジェミョン代表をどうするかになる。
個人的には前科たくさんあるんだからイ・ジェミョン代表が大統領に相応しくないといってもいいが、ユン氏が既に戒厳令でイ・ジェミョン代表なんて遙かに超える内乱罪で逮捕されているわけだから、それよりもイ・ジェミョン代表は遙かにましということになる。
犯罪が〇〇よりましだからで決めて良いかの議論はあるのだが、そもそも前科いっぱいあっても国民の支持46%でイ・ジェミョン代表が大統領になることを圧倒的支持している。つまり、前科なんて韓国の国民からすればたいしたことない。だから、犯罪歴がどうとかで叫んでも支持されてる事実は変わらない。
しかし、個人的には喧嘩両成敗ということでユン氏も罷免されて、イ・ジェミョン代表も被選挙権を失う。これが一番現実的ではある。ここまでの犯罪者を大統領にするわけにはいかんよな。普通は。
でも、日本の国益を含めて考えると、理想的な展開としてはユン氏は罷免されて、イ・ジェミョン代表が被選挙権を失わない。これによってイ・ジェミョン代表の勝ちがほぼ確定するという流れ。これによって韓国は反日・反米で、中国媚び国家へと移行する。日本は鬱陶しい用日から解放されるわけだ。
将来的に韓国は日本と米国から切られるのは既に確定している。その動きについては時間があればみていくのだが、とにかく鬱陶しいクラブケーキヤロウはさっさと追い出した方がいいてことだ。センシティブ国家に認定されたのだから日本もホワイト国から外して「リ地域」にもどせよ。もちろん、日本の重要施設も韓国人の立ち入り禁止にしろよな。
後、韓国経済にとって理想的なのもユン氏が罷免されて、イ・ジェミョン代表が大統領になることだ。さっきの理想的な展開と被るのだが、なぜなら国会は野党が大多数で握ってるので野党候補が大統領にならない限り、弾劾がひたすら行われるてことだ。それだと国政がユン氏と同じようにマヒするので韓国の運営はまともにできない。
イ・ジェミョン代表が大統領になって国を任せればねじれは解消されるので経済対策がしやすい。韓国経済的には大きなプラス要素となる。国家運営がまともに機能すれば投資家心理だって落ち着くだろう。
もっとも野党がどこまで完全に滅びに突き進む韓国経済を立て直せるかは別問題だ。でも、誰がやっても滅びるんだからイ・ジェミョン代表や野党のせいじゃない。それを加速させるか。遅延させるかの違いでしかないのだ。
では、ネットの突っ込みを見ておくか。
1.東亜板住民以外からリアルに内乱言及ってだけで
もうwkwkするよね
2.有事に備えて腹筋専門医も探しておかないとなw
3.韓国左派「大統領を弾劾できる成熟した民主主義!」
韓国保守「戒厳は大統領の権限!」
英国「民主主義指数下げるね」
スウェーデン「選挙民主主義に落とすね」
アメリカ「センシティブ国家にするね」
尹が生還しても茨の道なんだよな
4.案外4かも知れない
国会を野党が握ってるのは変わらないから、国会議決→大統領拒否権の嵐で2027年まで韓国は何も動かせないw
5.また日本に併合を懇願してきそうな予感がする。
断るけどな。
6.李在明には頑張って欲しいがユンが復帰して戒厳令おかわりも捨てがたい
7.ユンの弾劾を否決、棄却は暴動や混乱を誘発するから無理なのよ。
あと残りはジェミョンの処遇だけど弾劾が先になるから選挙期間中に大統領候補者に有罪判決を出すなんても難しい。
8.黒か黒しかないなぁ
戒厳令、解除は国会で行う、その国会を封鎖したからなぁ、封鎖理由が国会が赤化だろ
ユンが許されるなら、戒厳令とその内容が正当化され、野党が死にものぐるいで反発
ユンが許されないなら、赤化した野党が躍進
どっちにしても対岸からは楽しめそうだな。
9.まだ前の内戦が片付かずに国土が半分に削られてるのに
もうひとつの内戦を抱え込もうって動きは
韓国の人ならでは、ってところかねぇ。
10.2つに割れた国はあるけど、3つに割れた国は世界初じゃないかな?
以上の10個だ。
憲法裁判所がユン氏の弾劾を認められない理由としては、やはり、これを認めたらユン氏は第2の戒厳令を出すてことだ。まさか、このままユン氏が復帰して何もしないなんて思っている連中はただのお花畑である。
そして、棄却されたら野党の支持層が暴れるので、それを止めるにも戒厳令を出すという理由も出てくるわけだ。裁判所はそんな最悪のシナリオは避けたいんじゃないか。
ただ、我々は韓国人というものを一般的な日本人よりも遙かに理解しているが、彼らは我々の想像を超えることは稀に良くある。一番あり得なさそうな4という回答だってあるんだよ。そうなると韓国は内戦激化していよいよ3つの国に分割するかもしれない。
長年、韓国経済を看取っていて4つのシナリオはどれもあり得ると言わざるを得ないのが現状だ。何を選択するかは全ては韓国の裁判所が判断することだ。しかし、どれを選んでも反発は必至。どのルートもバッドエンドしかない。内戦激化して3つの国になるのは避けられないかもしれない。
しかも、24日はある重要な決断が出てきた。おいおい、まじですか。ええ?いったいどうしたんだよ?なんと憲法裁判所が大統領の代行らの弾劾の定員数に言及したのだ。しかも、151名以上の賛成でいいそうだ。
では、記事を引用しよう。
憲法裁判所は24日、韓徳洙(ハン・ドクス)首相に対する弾劾裁判請求を棄却し、「大統領代行に対する弾劾動議に投票する際には、大統領基準(200人)ではなく国務院議員(151人)の定足数を用いるのが正しい」と裁定した。この場合、職務に復帰した韓首相が馬恩鉉ョク憲法裁判官候補を指名しなければ、民主党は自ら再び韓首相を弾劾する可能性がある。法曹界では「大野党が政府を中立化できるような裁定を出した」という批判も出た。
同日、憲法裁判所は「大統領である首相に対する国会の弾劾訴追に適用される定足数は、本来の地位にある首相に対する弾劾訴追の定足数である国民議会議員の多数決であり、本来の地位にある首相に対する弾劾訴追の定足数であるため、この場合の弾劾訴追は適法である」と判断した。8人の裁判官のうち6人が同じ意見を表明した。
後省略。
151人のメンバーの弾劾定足数…「無制限の弾劾許可を与える」
4つのシナリオより、むしろ、こっちのほうが重要だと思えるほどだが、これから野党の気分次第でいつでも弾劾可能だと憲法裁判所のお墨付きを得た。なにこれ?最高に面白・・・。いや、興味深い展開だ。
ハンドクス首相は帰ってきたが、野党はすぐに弾劾できる。もちろん、チェ・サンモクだって弾劾できる。だって151名なら、もう止められないんだから。まさか憲法裁判所がこんな判断するとはな。
こちらは判断は避けると思っていたのに、まさか151名でいいよと判断するとは。でも、大統領の代行が拒否権使って法案を潰せるんだから、中立といえば中立だよな。そもそも大多数の野党に従わない政治運営そのものがおかしいてことを憲法裁判所が判断したてことだ。
だから、気に入らないヤツの弾劾はいつでもOKだよ。自由にやれよ。ただし理由によって棄却するがな。こんな感じだ。
これから毎週弾劾しようぜ。まさに春の弾劾祭り確定である。でも、これって3年以上は効力をずっと持ち続けるんだ。あれ?韓国の与党は死んでませんか。もう、何もできませんよね?うんうん。何この嘘みたいな展開・・・。でも、憲法裁判所が判断したのだから仕方ないですよね。ほら、どう考えても韓国の運営は裁判所がやっているんだよな。なんだよ。この狂った国は!さすが世界最高のエンタメだ。
シーズン5も終盤なのに恐るべきサプライズを用意してきた。あかん。こちらは笑いが止まらない。抱腹絶倒している。ああ、でも、このまま弾劾し続けると閣議を開ける閣僚がいなくなるんでしたけ?あと、5人か。6人だったか。是非とも、弾劾祭りで与党を追い込んだらいいんじゃないか。
ただ、露骨な弾劾は国民受けは良くないからな。この先、ユン氏が罷免されて大統領選挙があるなら尚更だ。でも、野党は無視してやるだろうな。何しろ、支持率はこれ以上は変わらないだろうしな。ユン氏の支持が増えるのはピークを迎えている。