日別アーカイブ: 2025年4月8日

金価格まで一時3000ドル割れ…円は2年ぶりに「100円=1000ウォン

ここからは韓国経済の話題だ。

昨日の世界同時株安は韓国経済を特集するサイトとしては取り上げておく必要があるわけだが、いくつか気になる要素がある。それは金価格まで落ちたことだ。金価格というのは最近、過去最高を更新しており、アメリカの関税でも上昇していた。ところが相互関税発表されて世界同時株安となったときに売られた。

これが原油価格なら理由はわかるんだ。相互関税で世界景気悪化するので原油需要は減る。だから60ドルに急落した。でも、金というのは円と同じで逆に安全資産として買われるので、こういう相場の混乱時はむしろ、上がる方なのだ。

でも、実際は下がっている。何がどうなっているのか。どうやら大きな損失を出した投資家が現金確保のために金を売っているとか。そういうもんなのか。

記事を引用しよう。

世界的な景気低迷への懸念が大きくなり世界の原材料市場も揺れ動いている。ニューヨーク商品取引所(NYMEX)で7日午前4時20分現在、ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は前営業日より4.31%安の1バレル=59.32ドルを記録した。

取引時間中に60ドルを割り込んだのは2021年4月13日の59.69ドルから4年余りぶりだ。相互関税施行直前である今月初めの71.2ドルと比較すると4営業日で16.7%の急落だ。ブレント原油もやはり今月初めの74.49ドルから62.82ドルまで下落した。

ゴールドマン・サックスは「年末のブレント原油目標価格62ドルを4ドル低くした」とした。今年初めに価格が上昇した天然ガスも関税戦争の余波で上昇分をほとんど返上した。この日1MMBtu=3.75ドルで今月初めより5%下落した。景気の流れを先制的に示す銅価格はこの日1ポンド=4.3775ドルで取引中だ。今月初めより13.1%急落した。

これまで粘り強い上昇傾向を見せていた金までこの日一時1オンス=3000ドルを下回った。ニューヨーク商品取引所では日本時間7日午前9時30分、前営業日より1.12%下落した2999.7ドルで取引された。4日には1日で3%近く急落した。世界的な証券市場急落で損失を出した一部投資家が現金確保に向け金を売った影響と分析される。NH投資証券のファン・ビョンジン研究員は「パニック売りの影響で金など貴金属を除いた原材料価格はしばらく下落幅が拡大するかも知れない」と話した。

国際通貨市場ではこれまで劣勢だった円が強勢を示した。安全資産に投資需要が集まった影響だ。ドルや円に比べウォンが大きく下落し、7日のソウル外国為替市場でウォン相場は100円=1008.21ウォンで取引を終えた。前営業日の981.82ウォンから2.7%のウォン安となり、この3年ほどで最安値水準を記録した。1000ウォンを超えたのは2023年4月27日の1000.26ウォンから約2年ぶりだ。

同じく安全資産に選ばれる米国債10年物利回りは午後4時20分基準3.9%台まで下がった。4%台を下回るのは昨年10月4日から約6カ月ぶりだ。投資家が株式を売り国債を買って債券価格を引き上げた。これらが円高にもベッティングし、今月初めに150円台で推移していたドル相場はこの日145円台後半まで円高が進んだ。

iM証券のパク・サンヒョン研究員は「予想より高い相互関税率を割り与えられた日本政府の立場では米国との交渉を控えて円高を誘導できるという一部の期待感も円の上昇幅を拡大した」と分析した。

金価格まで一時3000ドル割れ…円は2年ぶりに「100円=1000ウォン」 | Joongang Ilbo | 中央日報

このように世界の証券市場は混乱している。ただ、日経先物を見る限りでは混乱は徐々に収まりつつあるんじゃないか。

このように先物を見るとプラス1500円とか。大きな反発が期待できる。ただ、2600円を回復するのは難しい。しかも、ドルも148円と下がってきている。

後、7日のコスピは歴史的に見る酷さだった。開始早々サーキットブレーカー発動して取引一時中止。しかし、開始後も混乱はおさまらまずに5%も落ちて終わった。

まあ、日経平均株価も大きく下がっていたのだが、今日の開幕は1856円も上げてて33000円回復目前である。ええ、どういうことなんだよ。相互関税は別に中止になってないよな。

それならコスピも爆上げか・・・。ノー!答えはノーだ。なんと日経爆上げなのにコスピはたった2365.86で1.5%しかあがってない。昨日5%以上下げて1.5%じゃ、2400回復すらほど遠いぞ。確かにダウは落ち着きを取り戻していたが、まさか、ここまで反発するのか。結局、市場は過剰反応から目覚めたてことか。

ちょっと日経平均おかしい。むしろ、コスピの方が正常なんじゃないか。ああ、そうか。日経平均は空売りされた株が急いで買い戻しされてるのか。-3000円近く下がったから相当、空売りがはいってた。それを急いで買い直してところか。

トランプ米大統領、中国に50%の追加関税 中国が34%関税を撤回しなければ9日から50%追加を実施

うんうん。これは予想通りだ。前回、こちらは相互関税の狙いは中国潰しであることは明白だと述べた。しかし、中国だけを一方的に狙い撃ちにしても、迂回輸出されるだけなのでそのルートを虱潰しに潰した。でも、それだと角が立つので世界中の国家に関税を課した。

そして報復関税はするなと警告した。報復関税をしなければこれ以上の関税を引き上げない。しかし、中国はメンツを守るためにやってしまった。むしろ、それがトランプ氏の狙いであることに気づかない。本当、アホだわ。

トランプ氏はこいつアホだわと思いながら、9日から関税撤回しないと中国は50%追加するからな!と予想通り報復宣言に出た。さあ、中国さん。今、どんな気持ちですか?撤回しなければ倍ブッシュだぞ。ああ、最後まで抵抗するんでしたけ。どうぞどうぞ。面白いからドンドンやってくれよ。アメリカより先に中国が死ぬのも見えている。しかも、トランプ氏は日本やイスラエルに対して交渉をすると述べた。

きっとこれもトランプ氏の狙いなんだろうな。全世界に相互関税をかけて、結局、同盟国は交渉で関税を下げていく。つまり、ブロック経済政策だ。最初から同盟国だけを甘くすれば不公平感満載だからな。あくまでも報復しないで交渉の道を模索すれば、トランプ氏は負けてくれるそうだ。どこまでおまけするかは知らないが。

ええ?韓国さんはどこですか?まさか、同盟国なのに交渉できない?そんなわけないですよね?嘘ですよね。なんで日本やイスラエルは名指しなのに韓国の名前がないんですか?ああ、そうでした。韓国は大統領不在ですね。クズ大統領のユン氏の4日の罷免されて空白となりましたね。しかも、2ヶ月間は大統領選挙なので外交完全ストップです。うん。中国以上にアホな国家がいたわ。

まあ、こうなる展開すら読めないんじゃ、無能としかいいようがないよな。さあ、中国さん。メンツのために追加関税50%受け入れるんですか?それともアメリカ様、ごめんなさいと泣いて頼むのか。メンツのために数億人を餓死させるのか。まあ、それはそれでいい。チャイナ輸出をここで完全に壊すのがトランプ氏の狙いだからな。

記事を引用しよう。

トランプ米大統領は7日、中国が米国製品に対する34%の報復関税を撤回しない場合、「50%の追加関税を課す」と警告した。一方、日本とイスラエルとは交渉の用意があることを示した。市場は大規模な関税計画に関する同氏の意図をつかみかねている。

  トランプ氏は「中国が既に長期にわたる貿易面での不正行為に上乗せする形で課した34%の関税を、明日2025年4月8日までに撤回しない場合、米国は50%の対中追加関税を9日から課す」と、自身のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」で表明した。

  ホワイトハウス当局者によると、50%の追加関税は、トランプ大統領が中国からの全輸入品に対して9日から課す34%の相互関税、および合成麻薬フェンタニルの米国への流入に関連して先に課した20%の関税に上乗せされることになる。

  在ワシントン中国大使館にコメントを要請したが、現時点で返答はない。

  米株式市場では7日、S&P500種株価指数が一時4.7%下げた後、3.4%高まで戻す場面があった。その後は前週末の終値近辺で推移した。トランプ氏の関税計画に関して目まぐるしくニュースが流れた。

  トランプ氏が対中追加関税の脅しを行った後、オフショア人民元は一時0.5%余り下落した。

  ホワイトハウスはX(旧ツイッター)への投稿で、「メッセージはシンプルだ。交渉の席に着く用意があり、米国をこれ以上不当に扱うことはできないと認識している者は、われわれに合流してほしい。長年にわたってこの国を搾取した後もなお報復したいと考える者に対しては、屈することも折れることもない」と主張した。

  米東部時間7日朝(日本時間同日夜)、トランプ大統領は石破茂首相と電話会談を行い、関税措置を巡り、担当閣僚を指名した上で二国間で協議することを確認した。

  トランプ氏は同日、イスラエルのネタニヤフ首相ともホワイトハウスで会談を行った。

  トランプ氏は中国に対しては、報復関税を取り下げない限り、日本やイスラエルと行ったような交渉をすることはないと主張。

  「中国側が要求したわれわれとの会談に関する全ての協議を打ち切る!」とし、「同じく会談を求めた他の国との交渉は直ちに開始される」と述べた。

トランプ氏、中国に50%の追加関税を警告-日本などへの対応と差 – Bloomberg

これを読めばわかるが、報復関税なんてやらなければまだ交渉の余地がある。でも、アホな中国は見え見えの罠にのって関税の報復宣言だ。最初からトランプ氏は述べていたよな。交渉の余地はあると。でも、弱腰だと思われるのは嫌だ。メンツばかり気にして数億人の自国民を餓死させると。まあ、今日も上海総合指数など中国株は暴落だ。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

1.そもそも中国は共産主義だから自国経済のもと資本家が損してもそもそも中国共産党と資本家って案外敵対関係にあるから少しくらい経済落ちたところでそいつらのせいにして監視化においたりするしむしろ好都合まであるやろ。

2.これは60%どころか100%の関税も時間の問題になってきた。

3.中国製品が他国を経由しアメリカ入りするのも当然潰すだろうし
もうアメリカ抜きで貿易するのにも横やり入れてきそうだよな

4.中国に高関税をかけるとまだ関税が比較的安い日本とかEUにチャンスが出てそっちの貿易赤字が増えるてことにならない?

5.関税の引き下げ交渉はどこまでも二国間の問題だし
その中で中国は喧嘩を買ったてだけ
トランプが貿易赤字を減らすつってるのも結局は中国狙い打ちだし
日本やドイツは普通に交渉すりゃええと思うよ

6.中国だけを狙い撃ちにしたら戦争になるんだよ、それぐらいわかれよ
だからアメリカ対全世界というやり方しかない

7.グローバリズムはみんなが同じモラルで臨んで成り立つ性善の理想。中国韓国ドイツが甘い汁吸うだけの現状はどこかで正すべきだった。

日本?トヨタホンダくらいしか恩恵受けてなかったぞ。

8.こうなるから反発しないようにしよう
という見せしめが目的

そのためには中国にはふっかける
報復措置取ってきたカナダやメキシコ、EUにはそこまでやらない

9.なぜか中国の代弁をしてるレスばかりなのはなんだろうな
そんなに効いてるのかね
まぁ日本も中国にどっぷり浸かりすぎたな
日本は税障壁を0にすればいいだけなのにな
日本人が食えない価格にしたコメ農業とかもはや守る意味ないだろ
石破じゃ無理だから外圧で変わるしかないのがいちばんの落とし所だろ

10.カナダに圧
メキシコに圧
パナマ運河の運営権よこせ
アジア周辺国中心に追加関税
中国にカンター追加の追加関税

ぜーんぶ中国潰しだろ
もうここまでやらんとヤバい段階なってんだろきっと

以上の10個だ。

結局、相互関税で一番ダメージを受けるのは中国と韓国である。アメリカは中国輸出を潰すために仕掛けたものであり、それは今までのトランプ氏の言動からも容易に推測できる。そして、世界はチャイナ製品にもっと危機感を抱かないと駄目だ。

例えば、こんなニュースが最近飛び込んできた。

記事を引用しよう。

英調査会社GlobalDataがこのほど、中国発のファストファッションブランド「SHEIN(シーイン)」が、2024年の世界アパレル市場でシェア3位になったと発表した。1位はナイキ、2位はアディダスだった。

SHEINは、圧倒的な安さとトレンドに素早く対応するデジタル化されたサプライチェーンを武器に急成長を遂げた。24年の世界シェアは1.53%、伸び率は前年比で0.24ポイントと他を大きく上回った。

競合するファストファッションブランドでは、ZARAが0.05ポイント増の1.24%で4位、H&Mが001ポイント減の1.06%で5位、ユニクロが0.04ポイント増の0.92%で6位に入った。7位以下はルイ・ヴィトン、スケッチャーズ、プーマ、ニューバランスの順だった。

GlobalDataのシニアアパレルアナリストPippa Stephens氏は「SHEINは労働慣行や環境への影響に関する批判が続いているにもかかわらず、依然として他社をリードしている」と指摘した。SHEINの急成長により、競合するネット通販専業のファストファッションブランドのシェアが押し下げられた。とくにASOS(エイソス)やboohoo(ブーフー)などは、ここ数年で売上高が急落している。

中国発SHEIN、世界アパレル3位に躍進 アディダスに肉薄 | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

中国の脅威はアパレルまで来ているてことだ。このまま世界中の安価な服は全て中国産になるぞ。1位のナイキや、2位のアディダスがそう簡単に抜かれるとは思わないが、これも中華製アプリでアメリカ人に売りつけているわけだ。

こんな怪しい中国製なんて買うなよとおもうかもしれないが、ひたすら広告打ちまくっているからな。これもグローバル化の弊害ってやつだ。中国内で低賃金で労働者を長時間を働かせて、それを海外で売る。人件費が安いので運送代金を引いても利益は大きい。すると他の競合企業がどんどん没落していく。

これは既に実際に起きていることなんだよ。家電やPC、鉄鋼、造船、スマホなど中国製はドンドン増えている。

しかし、これも相互関税34%で駄目になった。これが、アメリカの中国潰しである。全世界巻き込まれて迷惑かもしれないが、こちらは何度も述べている。このままだとあと10年で身の回りは全て中国産に取って代わられるとな。おそらくアメリカ人の中国製流入は日本よりもっと多いんだろうな。

アメリカやトランプ氏の危機感は相当なものだが、こうやって一つずつ攻略されているわけだ。だから、中国に味方するなんてあり得ない。自分らの首を差し出すようなもんなんだよ。

別は中国製でも構わないと思うかもしれないが、気づいたときには手遅れだからな。なんせ中国は合成麻薬「フェンタニル」という手段をもっている。これを日本で蔓延すれば、今度は日本人が犠牲になっていく。

それなのにアホな石破総理は中国と何かしようとする。アホなんですかね。まあ、無能な総理に何かを求めるだけ無駄だとおもうが、日本人はアメリカが置かれている現状を把握して、それが日本もいずれそうなるという認識を持つべきなのだ。

既に脅威は見え隠れしている。

韓国証券市場ウォンニャス速報 開幕は1462.0 トランプ関税でウォンもコスピも息してないw

韓国証券市場 ダウが-2200ドル。日経先物が-1000円ぐらい下げていたのでこうなる結果は予想通りであったが、7日は世界同時株安となった。日経平均株価が一時2900円下がったと思ったら、コスピもマイナス5%とか。さらに上海総合指数もマイナス7%と暴落。アホな中国政府がアメリカ製品に34%の報復関税をかけたことが原因だ。

関税に関税でやり合うなんて一番やってはいけない悪手である。なぜなら関税を払うのは自国民だからだ。しかも、トランプ氏は中国が追加関税をしたことで、さらに関税を上げるカードを手に入れた。相互関税だから、もう34%もあげられるのだ。

まさにトランプ氏の見え見え罠に中国はのってしまった。アホですね。だから中国株の下げは大きい。

このように日経や中国は酷い物だ。

それでダウも今朝は1700ドルとか下がっていたのだが、なんか色々あって朝の5時にはマイナス349ドルと。意外と落ち着いてきたという。ただ、気になるのはドル円だ。せっかく相互関税効果で144円まであがったのに・・・。

それがいったどうなったのか。

では、ドル円から見ていくか。

朝は146円台だった円だが、その後は急落。日経平均株価が下がっている中で、なんと円までドンドン下がり、朝の5時過ぎには148円である。これには驚いた。あれ?円はどっちに動くんだよ。もっとも円が上がっていた安全資産として買われていたからだ。ダウが落ち着いたので円は売られたのか。

しかし、これで円高にならなければ相互関税でコスト増だけになるな。

次はウォン動向だ。

開幕は1462ウォン。

チャートをどうぞ。

ウォンは朝から酷い。1462ウォンで始まったらその後はすぐに1470突破。しかし、必死の介入で1470防衛だ。だが、コスピもマイナス5%下げて防衛しないといけないというか。一時取引が中止となるサーキットブレーカーが発動していた。

韓銀砲を撃ちまくって1464ウォンまで押し上げた後、その付近で頑張っていたが、21時過ぎにいきなりウォン急上昇。これは何か。トランプ氏の関税を一時取りやめるというフェイクニュースである。酷いものだよな。フェイクニュースでウォンは1455ウォンだ。

これはダウでもそうなんだが、一時800ドルとか上昇していた。しかし、悪質だよな。こんな混乱時にフェイクニュースとか。慌てて買ったらドボンだぞ。きっとこのフェイクニュースで凄まじい損失を受けた投資家もたくさんいるんだろうな。

くれぐれも混乱時にはフェイクニュースに注意してほしい。わりと釣られて買ったら大損害となる可能性が高い。

■2025年4月7日

コスダック指数 36.09ポイント▼ 651.30(終値)
総合株価指数 137.22ポイント▼ 2328.20(終値)
ウォン・ドル相場 33.7ウォン安 1467.8(午後3時半現在)