今日は6月30日ということで月末となる。6月は韓国経済においては怒濤の忙しさであった。6月4日に世界初の犯罪射大統領「イジェミョン」が爆誕してからはもう、てんやわんやである。
こちらは9割イジェミョンが勝つと予測していたわけだが、実際にイジェミョンが勝ったことで韓国は一体どうなってしまうのか。実に今後が楽しみでならない。それでだいたい就任してから3週間と少し経過しているのだが、見事にこちらの予測は的中しているだろう?
多くの日本人はイジェミョンは反日・反米に突き進むと期待していたかもしれないが、残念ながら反日や反米というのは支持率ドーピングに使われるものなので、政権が誕生して支持率が高い状態なら封印される。これは歴代のほとんど政権でもそうだ。もっとも、ムン君は最初から日韓慰安婦合意破棄に動いたので、彼は最初から反日全開だった。そして、反日と北朝鮮融和を極めて過去最高の支持率を叩き出した。
でも、イジェミョンには国民の支持を上げる手段がいくつかあるのでまだ反日は封印される。年内は戒厳令をした尹錫悦の内乱を徹底的に調べ上げて、その関係者を全員、断罪していく。反日よりわかりやすい生贄があるんだから当然ですよね。支持率下がればユン氏を逮捕したり、キムゴンヒの悪事をばらしていけばいいのだ。
だから、こちらはいきなり反日にはならないとイジェミョンが当選する前から予測した。ただ、補足説明としては過去の反日呪縛から逃れるのは難しい。まず、今年も8月という日本でいう終戦記念日がある。韓国にとって8月というのはまさに反日ムードを盛り上げるのに適した季節だ。
イジェミョンが8月にどんな演説をするかは韓国人は注目しているだろう。歴史問題に言及せざるを得ないからだ。歴史を忘れる民族に未来はないだったか。
これ名言のように扱われているが、誰が述べた言葉かはわかってないらしい。チャットGPTでも教えてくれなかった。韓国の反日を象徴する言葉として用いられるが、そっくりそのままお返ししてもいいのか。韓国人こそ歴史を忘れているんだよな。
特に万年、中国の属国だった歴史をな。どうしようもない事実から逃げて向き合うこともないのにねつ造された都合の良いことだけを真実に語る。それこそ歴史を忘れる行為ではないんだろうか。だから、日本に戦争で勝ったとか言い出すんだよ。韓国さん、誰がどう見ても戦ってない現実を見ようとしない。もちろん、国際社会では戦勝国扱いされることはない。そこはサンフランシスコ条約を見ればわかる。
歴史の話を紐解くと楽しいんだが、それは8月にやるとして話を戻すと、イジェミョンの行動は予想通りであったと。
次に韓国経済であるが、6月に入っても内需が死んだままであることは確認した。トランプ関税で駆け込み輸出は増えているようだが、関税が正式に決まれば輸出は激減する。特にトランプ氏は自動車を国内製造に戻したいと思ってるので、韓国に自動車関税50%は普通にあり得る。頑張って交渉しても25%以下にするのは難しいだろう。
それでイジェミョン政権になってから閣僚人事が色々と決まっているのだが、こちらが取り上げたのは次期首相ぐらいだった。今回取り上げるのは韓国産業通商資源部の呂翰九(ヨ・ハング)通商交渉本部長である。この人が通商のトップらしい。
それで最初なので何者なのか。どんな実績があるかをチャットGPTに聞いておこう。
呂翰九(ヨ・ハング)氏は、韓国の通商交渉本部長であり、米国との貿易協議を中心に活躍しています。彼は2021年8月から2022年前半まで文在寅(ムン・ジェイン)政権下でもこの役職を務め、その経験が評価され、2025年に再び任命されました。
彼はトランプ政権時代に米韓の貿易交渉で重要な役割を果たしており、保護主義政策や関税問題に対応する戦略立案をリードしました。
また、日韓間の経済協力の推進にも積極的で、特にアラスカのLNGプロジェクトや造船業における日韓協力を提案し、経済的リスクの分散を目指す姿勢が評価されています。彼の通商スキルは、韓国の輸出構造や米中覇権争いの影響を深く理解し、戦略的な外交関係を築くのに長けていると言われています。
わりとチャットGPTでは高評価だが、ムン君時代で同じ役職に就いていた。全然、覚えてないけどな。それならベテランで経験者なので人事的には文句ない逸材である。少なくとも前科3犯の首相候補よりは遙かにましだ。
後、彼は反日なんだろうか。チャットGPTに聞いてきたら、反日ではないという珍しい答えがかえってきた。つまり、理性的に日本を見ている人材ということになる。まあ、通商トップなら日本と協力したほうがいいという話なんだろうな。日本は鬱陶しいだけだが。
では、経歴もわかったので記事を引用しよう。
【ワシントン聯合ニュース】韓国産業通商資源部の呂翰九(ヨ・ハング)通商交渉本部長は22日、米ワシントン近郊のダレス国際空港に到着し、米国による相互関税の猶予期間が延長される可能性について、記者団に「予断できない」として、「あらゆる可能性を視野に入れている」と述べた。
トランプ大統領は4月2日に国別の相互関税を発表。同9日に中国を除く国との貿易交渉のため、関税の発動を7月8日までの90日間猶予した。
韓国は尹錫悦(ユン・ソクヨル)前政権で米側と1回の閣僚級会談、2回の実務級会談を行ったが、合意には至っていない。
今月4日の李在明(イ・ジェミョン)政権発足後、韓国政府高官が通商交渉のため米国を訪問するのは初めて。呂氏は「交渉を加速させるには困難があった」として、「今からは交渉を加速させ、建設的に交渉する準備ができているというメッセージを伝えたい」と述べた。そのうえで、「あらゆる可能性を注視しながら国益にとって最善で、実用的な方法を選んで交渉する」との考えを示した。
鉄鋼や自動車など品目別関税への対応戦略に関しては、「私たちにとっても非常に重要で、米国でも政治的に敏感な部分」とし、「互いの利益が一致する部分を見つけ、業界に役立つ方向を見つけたい」と述べた。また、「韓国が米国を必要としているだけに、米国も韓国を必要とする部分が多い」として、「その部分で最大限ウィンウィンになる、相互互恵的な結果を得ることに集中したい」と述べた。
呂氏は米国のラトニック商務長官やグリア通商代表部(USTR)代表、ホワイトハウスの高官、議会関係者らと面会する。李政権の路線を説明するとともに、両国の経済協力の重要性を強調する方針だ。呂氏は「国際情勢も企業も非常に厳しい状況」だとして、「今回の機会を最大限活用し、実用主義の側面から交渉に集中し、交渉を加速させる」と述べた。
韓国通商トップが訪米 関税交渉「加速させる」 | 聯合ニュース
すげえな。イジェミョンよりも先にアメリカに乗り込んだのか。それで、彼はイジェミョン政権で初の米国との顔合わせということになる。交渉を加速させるとかあるんだが、おいおい、彼は外交儀礼というのを理解しているよな?政権代わって担当者がかわったらまず普通は挨拶程度で次回から本格的な交渉に入るのが普通だ。
最初はお互い手の内を見るためにジャブを飛ばす程度。でも、加速させるということはいきなりストレートでも放つのか。それは無謀じゃないのか。アメリカはイジェミョン政権なんて全く知らないで、ユン政権の引き継ぎはあっても合意には至ってないのに、そこで新しくやってきた韓国人が交渉を加速させるとか。まじかよ。
急ぐのはわかるんだが、外交儀礼を省くと相手からは白い目で見られるだけだぞ。ああ、イジェミョンがシークレットブーツはいたり、呼ばれもしないG7に参加しているので、外交儀礼なんてあるわけないか。
それでどんな交渉をしたのか次のニュースである。
記事を引用しよう。
[ソウル 24日 ロイター] – 韓国の産業通商資源省は24日、呂翰九通商交渉本部長と米国のラトニック商務長官、グリア通商代表部(USTR)代表が23日に会談し、関税を巡る合意を可能な限り早期に締結するというコミットメントを再確認したと表明した。
呂氏は会談で、トランプ米大統領が表明した相互関税や自動車・鉄鋼関税などの免除を改めて求めた。
韓国メディアのマネー・トゥデーによると、米国のジョセフ・ユン駐韓大使代理は24日のセミナーで、米韓自由貿易協定(FTA)を巡って新たな通商交渉が行われる可能性があると述べた。
短い文章だが、なんといきなり関税の免除を求めたようだ。すげえ。外交儀礼なんてガン無視じゃないか。さすが世界の恥晒し国家だよな。ジャブどころか。ストレート打って相手を終わらせに来ているぞ。一ラウンド目からな。でも、それは悪手だ。
政権代わって互いにどういう感じでいくかもわからないときに、要求だけ突きつけてもアメリカからすれば、何言ってんだ。こいつ。アメリカから散々搾取しておいてな。まず、米韓貿易黒字600億ドルをゼロにしてからいえといわれるだけだ。アメリカが不公平だと述べてるのに、交渉して関税免除しろとか。すげえよな。いきなりやってきて韓国人はこんな要求しかできないのか。
ああ、そういえば日本と韓国の米外交を語るときにある名言があったな。日本は何をしてほしいかアメリカに聞いてくるが、韓国の場合はアメリカに要求ばかりして、それがかなうと大人しくなる。でも、時間が経てばまた要求してくると。
まさにこの外交の名言通りじゃないか。韓国さん、要求ばかりして聞いてくれるアメリカはもういないんです。だって、韓国はすでにアメリからセンシティブ国家に認定されてますよね。北朝鮮、イラン、中国と同じ扱いですよ。
しかも、NATO首脳会合からはイジェミョン逃げましたよね。完全に敵側の扱いなんだよな。そもそも米韓FTAは何処行ったんだよと突っ込みたいものな。
それで、今から交渉して早期に締結するとかいつですかね。そもそもイジェミョンとトランプ氏の首脳会談もない。電話会談すらあったかどうか韓国人に疑われている。7月にはいれば相互関税の期限が迫るわけだが、実際、まだイギリスだけしか合意してないんだよな。
だから、相互関税の行方についても見ておこう。どうやら9月まで延長は可能らしいぞ。
記事を引用しよう。
米国が27日(現地時間)、相互関税の猶予期間を延長する可能性を示唆した。ベッセント米財務長官はこの日、FOXビジネスのインタビューで「9月1日のレイバーデーまでに貿易交渉を終えることができるだろう。現在、主要国と協議している」とし、2カ月間ほど関税の賦課をもう一度猶予する可能性があることを予告した。
また「我々は18の重要な貿易パートナーを持つ。我々が18の主要国のうち10、12カ国と妥結できれば、別の20カ国の重要な(貿易)関係があるが(これら協議がうまくいけば)レイバーデーまでに協議を終えることができると考える」と明らかにした。続いて「多くの国家が圧力を受けているようだ。非常に良い取引を持って我々に接近している」と話した。
ホワイトハウスも前日、相互関税の猶予に言及した。レビット報道官はブリーフィングで関税猶予期間に関する質問を受けると、「おそらく(猶予期間が)延長されるだろう」と答えた。ただ「(延長するかどうかはトランプ)大統領が決めること」と述べた。
4月9日、トランプ政権は57カ国に差別化した相互関税を課したが、発表から13時間後に関税を90日間猶予した。90日猶予措置は来月8日に終了する。しかし猶予期間まで残り12日となった現在まで関税協議を終えた国は英国が唯一だ。
韓国も関税協議を進めている。4月に米ワシントンで長官級の「2プラス2(財務・通商)会談」を開き、猶予が満了する7月8日以前に関税廃止のためのいわゆる「7月パッケージ」を用意することに合意した状態だ。
しかし李在明(イ・ジェミョン)政権の発足後に任命された呂翰九(ヨ・ハング)産業通商資源部通商交渉本部長は22日、米通商代表部(USTR)代表らとの会談のため訪米する際、「もう『7月パッケージ』という言葉は使う必要がなさそうだ」とし「米国内の状況も政治的、経済的に可変的であり、7月初めの状況を現在予断するのは難しい」と明らかにした。
こうした中、米商務省が25%の品目別関税が適用される自動車部品を増やすとし、韓国の負担が加重するという見方が出ている。トランプ大統領は3月、自動車に25%の関税を課しながら、部品などを課税対象に追加する手続きを用意するよう指示した。
これを受け、商務省傘下の国際貿易庁(ITA)は24日、追加の手続きを用意し、「7月から米国企業が関税賦課を希望する部品に関する意見を提示することになった」と明らかにした。商務省は米国の企業や関連協会が特定部品に関税を要請すれば60日以内に関税を課すかどうか決定することになる。
ニュースは以上。
あらあら。やはり、いきなり通商トップが訪米して関税免除しろは駄目でしたね。米国さん激オコじゃないですか。だから、25%関税適用される自動車部品を増やされるんですよ。しかも、これは範囲が広いんだよな。例えば、鉄鋼にも50%の関税がかかっているが、なんとその鉄製が使われている家電にも25%の関税をかけられた。
だから、自動車部品というのがどこまで対象になるのか。実際、ネジ1本でも自動車部品といえばそうなる。
それで上に書いてあるとおり、誠意ある交渉している国は関税期限を9月まで延長してくれる。しかし、カナダのように即効、打ち切られることもある。日本はどうだったか。朝のニュースを見ると自動車関税見直しには否定的なようだ。ええ?ソース欲しいって。
では、記事を引用しよう。
アメリカのトランプ大統領は日本からの輸入自動車に課している25%の追加関税について、見直しに否定的な考えを示しました。
トランプ大統領はFOXニュースのインタビューのなかで「日本に書簡を1通送ることができる。親愛なる日本様、自動車には25%の関税を支払ってもらうというものだ」と述べ、日本からの輸入車に課している25%の追加関税について見直すことに否定的な考えを示しました。
また、日本がアメリカから車を輸入しないのは「不公平だ」と改めて不満を示し、「私は日本にそのことを説明しているし、彼らも理解している」と述べました。
さらに、「日本はアメリカから石油を輸入できるし、他のものもたくさん輸入できる」とし、貿易赤字縮小のためアメリカから輸入を増やすよう求めました。
ニュースは以上。
だから言ったじゃないか。自動車関税25%を下げるのは難しいと。まあ、ぶっちゃけ消費税を廃止しないで、トヨタを儲けさせることしか頭にない政府の連中だからな。
アメリカが問題視している付加価値税を下げもしないで、自動車関税下げろと交渉してもそれは通るわけがない。貿易赤字を解消しないといけないことを石破政権の無能どもは理解しないのか。それともトヨタ利権が美味しすぎて失いたくないのか。
まあ、どちらにせよ。このまま相互関税25%とかになれば全産業が被害を受ける。自動車関税などどうでもいいので、相互関税10%まで下げてもらうように交渉しろと。
では、ネットの突っ込みを見ておくか。
1.消費税廃止するかしないかだな
消費税で済むなら今直ぐに廃止しろや
2.そら日本はアメリカのコメに関税掛けてるんだから
自動車に関税かけられても文句言えないし仕方ないね
コメの関税拒否ちゃったし日本であんま報道されてないが
3.フェンタニルで相当怒り狂ってる
同盟国で安全な国だと思ってたら街は中国犯罪組織の温床で議員は媚中に精を出し安全保障はただ乗り
とんだ裏切り行為を続けてたからな
4.そりゃそうだろ
輸出還付金と消費税のこと言われてるからな
消費税廃止しないと議論のテーブルにもつけない
5.アメリカは自動車を目の敵にしてるから交渉しても無理
事実、アメリカの対日本の貿易赤字は自動車が要因となってる
関税のパーセンテージを減らすにはアメリカの車を日本がもっと買うしかないわな
お前ら明日からアメ車を買え
以上の5個だ。
今、朝の9時過ぎなんだからわりと衝撃的なニュースだが、株価がわりと好調という。しかも、日経平均は40700円だ。つまり、これでわかることは誰も石破政権などに期待などしてなかった。自動車関税25%を下げられないと投資家は判断していたことになる。
それでトヨタもさすがに開幕は下がっていたのだが、気がつけば盛り返している。つまり、自動車関税25%拒否の影響をそこまで大きく投資家は見ていない。まあ、石破政権に期待しているわけないか。