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【ハンギョレ/寄稿】李在明大統領が反面教師にすべきなのは、尹前大統領ではなく文元大統領

こちらも何度も伝えてるが、ユン政権の三年間で保守の代名詞であった朝鮮日報はクズ新聞と成り果てた。こちらは韓国ニュースを探すときに朝鮮日報からハンギョレ新聞まで網羅しているので、朝鮮日報が劣化していくのを目の当たりにした。

特に戒厳令からのユン氏や与党の無理筋擁護には笑うしかなく、朝鮮日報の廃刊が遠くない未来に存在しそうだと思った。そして、朝鮮日報よりもなぜかどんどんまともになっていくのがハンギョレ新聞である。昔は電波記事飛ばしまくりだったのにこの3年間で覚醒して、今では朝鮮日報より、ハンギョレ新聞の方が保守的な思考なんだよな。

ええ?そんなの嘘だろう?と思うかもしれない。でも、事実だ。それは今回のハンギョレ記事を読んでも、あれ?まともじゃないかと思えてしまうからだ。ハンギョレが覚醒してまともになればなるほど朝鮮日報がいらなくなるという。もちろん、こちらは半日全開の電波記事に期待しているんだが、それが影を薄めてしまっている。

では、記事を引用しよう。

不確実性と焦りの中で大混乱だった6カ月が終わった。韓国の現代政治史の中でも数え立てられるほどの長々しい時間だった。昨年12月3日の非常戒厳令以降、多くのことに「未曾有」という修飾語がついた。現職大統領が親衛クーデターを起こしたのも、現職大統領が逮捕・拘束されたのも、ある部長判事が奇怪な算法で罷免された大統領の拘束取り消し決定を下したのも、大統領権限代行が弾劾されたのも、暴徒が裁判所に乱入して暴動を起こしたのも、最高裁が前例のないやり方で政治に介入しようとしたのも、違憲・違法な非常戒厳に共同責任がある政党で尹前大統領を擁護する候補者が輩出されたのも、一様に前例のないことだった。

 「大統領李在明(イ・ジェミョン)」はそのように多くの紆余曲折と不安、恐怖の中でも希望を捨てなかった多数の国民たちの意志で、4日午前に就任宣誓を行うことができた。憲政史上初の出来事が繰り返されたにもかかわらず、大統領選挙は思いのほか僅差で終わり、当選者の得票は依然として過半数を達成できなかった。このように両極端に分裂した廃墟の上に、李在明大統領は今立っている。そこは、再び国民が希望と期待を抱けるよう多くのことを整えなければならない場所でもある。

 検察共和国、内乱共和国を越えて憲政秩序を復元しなければならず、凄惨に崩れた庶民の暮らしを回復させなければならないという当面の課題は言うまでもない。人工知能(AI)、デジタルを中心とした新たな経済成長の動力を確保しなければならず、一極体制から抜け出して多極化する世界秩序で韓国の地位を向上させなければならない。この他に司法・検察改革、マスコミ改革、少子化と国民年金枯渇などの解決策作りを通じた福祉体系の再構築など、どれ一つとしてたやすいことはない。改憲を求める声も継続して上がり続けるだろう。任期に間に、多くの課題ばかり並べ立てて何も解決できないままうやむやに終わってしまう恐れもある。

 李在明政権がこのような高次方程式を解いていく過程で、明確に原則に据えるべきことがある。まさに、過去ではなく、未来を見据えて進まなければならないということだ。

 多くの国民たちが内乱容疑をめぐる捜査過程と結果に注目せざるを得ないだろう。罷免された前大統領の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏はもとより、政府や大統領室、軍、政党、宗教界など、いたるところにいる内乱の重要任務従事者、付和随行者などに対する司法的審判は、極めて当然のことだ。これを通じて憲政秩序を回復し、K民主主義が大韓民国の発展のもう一つの動力の一軸であると内外に確認させることは、間違いなく重大なことだ。

 しかし、国民の心情的痛快さの上で高まる国政支持率に満足してはならない。振り返ってみれば、大統領職引継ぎ委員会なしに始まった文在寅(ムン・ジェイン)政権がまさにそうだった。意図したかどうかに関わらず、李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)両元大統領に対する不正腐敗捜査と司法処理過程に寄りかかった国政支持率の高さの中から始め、歴代のどの政府よりも高い支持率で任期を終えた。にもかかわらず、数多くの改革課題は未完または失敗を味わい、韓国社会の根本的な現実は変わらなかった。むしろ、文在政権を経て、検察共和国の根がさらに深くなったという批判は免れられなくなった。

 その上、文在寅政権が始まった2017年に比べ、韓国社会の地形は気が遠くなるほど急激に変わった。激しい分裂と対立を通じて、対決構図は社会全般にわたって固着化した。違憲・違法の内乱に公然と同調する人々が、宗教と市民団体の外皮をかぶって任期初期から絶え間なく「不正選挙」「弾劾」などを掲げるだろうし、保守系マスコミなどは権力を監視するという名目で政権に揺さぶりをかけるだろう。

 国民統合、社会統合はあまりにも急がれる課題だが、これは人為的に、あるいは見せかけのイメージを通じて作り出せるようなものではない。(世論調査で)国政支持率が高く出たからといって、対立して分裂した現実が改善されるわけではない。これは虚像であり、しばらく現実を覆い隠すだけだ。国民一人一人の暮らしが良くなり、いろいろな利害集団の政治・経済的条件が改善され、また外交・安保秩序の中で国家の利益が担保された時に、自ずと実現するのが国民統合であり、社会統合だ。内乱に対する断罪は司法システムに任せ、大韓民国の未来価値と発展に集中してほしい。最も恐れるべきなのは、支持率ではなく歴史の評価だ。李在明政権が本当に反面教師とし、乗り越えなければならない対象は、尹錫悦政権ではなく、文在寅政権だ。

李在明大統領が反面教師にすべきは、尹前大統領ではなく文在寅元大統領【寄稿】 : 社説・コラム : ハンギョレ新聞

この記事はよくわかっている。選挙結果は与党がオウンゴールしなければイ・ジェミョンが負けていた。つまり、イ・ジェミョンが勝ったのは国民の多くの支持というよりは「幸運」であったとも言い切れる。つまり、イ・ジェミョンが勝っても内乱はそのまま継続中なのだ。

イ・ジェミョンがそこを理解して内乱勢力の徹底排除から始めるべきだ。その中でねつ造報道しまくる朝鮮日報は粛正対象だろう。大統領になって手のひらかえしたから、お咎めなしなんてあり得ない。そもそもユン政権の3年間で何もできなかったからな。

韓国経済の未来は絶望的。構造改革なくしては成長は止まる。でも、それには財閥解体と労働貴族の解散やエセキリスト団体の追放が必要となる。韓国を搾取し続けるこの3つが消えない限り、韓国はリソースを食い潰されて死ぬ。でも、イ・ジェミョンの支持母体である。特に労働貴族はイ・ジェミョンの支持である労働団体なので、イ・ジェミョンが改革するのは極めて難しい。

つまり、イ・ジェミョンは何もできない。できるのは国家財政を盛大にばらまくことだけ。借金を無限に増やしてウォンを刷るなら、経済対策なんて簡単だよな。そんなのはサルでもできる。今、韓国の財政赤字は1200兆ウォン。GDP50%程度である。

イ・ジェミョンは演説でGDP50%守って、誰かが賞でもくれたのかと言い切った。全くもってその通りだ。別に今だけでいいじゃないか。どうせ滅びる運命なら盛大にばらまいて国民を楽させてあげればいい。そもそも5年で終わるなら持続可能なんて気にする理由がイ・ジェミョンにはない。爆弾をどんどん膨らませて、それにバトンタッチすればいいんだよ。ムン君がやったようにな。

【朝鮮日報】李在明新政権はG7とNATOの信頼を勝ち取れ

6月4日に就任したイ・ジェミョン大統領。12月3日からの戒厳令から半年経過してようやく韓国の新大統領となり、これからも外交もイ・ジェミョンがしていくことになる。それはいいんだ。好きにやればいい。

昨日、二日経過してもトランプ氏の電話会談がなかったというニュースを出したら、次の日、3日目にアメリカのトランプ氏から電話会談があったようだ。ムン君やユン氏は初日にかかってきて3日目ということは、明らかにアメリカは対応を検討していたんだろうな。まさか、イ・ジェミョンが勝つとは想定していなかったかもしれない。

それで、電話会談の内容については就任したばかりなのでたいしたものはない。20分で挨拶程度の内容だったそうだ。踏み込んだものはない。トランプ氏も相手が反米や犯罪者だと知っているので、とりあえず、おめでとうと言っておけば良い程度だったんじゃないか。だって、イ・ジェミョンも中国や台湾にしぇしぇいっておけばいいとか述べていたものな。

そもそもトランプ氏のSNSで突っ込みも来ない時点でどうでもいいのだろう。でも、遅れたが韓国メディアが40年前の抗議活動までもってきて大騒ぎしていた電話会談はとりあえず現実にあったと。良かったじゃないか。後は訪米してランプ氏の靴を舐めに行くんだろう。これもこちらの想定内の動きだ。

では、ここからが本題だ。まず重要な確認事項なんだが、イ・ジェミョンの外交デビュー場所として注目されるのはG7とNATOといった国際会議の場所である。だから、招待されたのなら、就任して間もなくても応じるべきだろう。

だから、イ・ジェミョン大嫌いな朝鮮日報もそう書いている。しかし、朝鮮日報の手のひらくるりには笑えるよな。お前らイ・ジェミョンを犯罪者扱いしていたじゃないか。どうして継続しないんだよ。

権力に媚びるしかないクズ新聞なのか。まともな保守新聞を名乗るなら権力に屈するとか。アホのやることだぞ。それとも朝鮮日報は政府御用達新聞なんですか。政権取った与党のよいしょ記事を書くだけのジャーナリズムの欠片もない。そもそもイ・ジェミョンに期待とか。すげえ。頭おかしいんじゃないか。廃刊が怖いから言論の主張もできない。これから朝鮮日報がどれだけクズかを突っ込むのもこちらのお仕事の一つになりそうだ。

では、記事を引用しよう。

NATO(北大西洋条約機構)のマルク・ルッテ事務総長は5日の会見で「ウクライナ戦争の結果はインド太平洋諸国にも影響を及ぼすだろう」とした上で「韓国もこの問題と密接につながっている」との見解を示した。

「ロシアによるウクライナ領土占領を認めた場合、中国は台湾侵攻も可能と考えかねない」として韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランドなどインド太平洋のNATOパートナー4国(IP4)も無関係ではないと訴えたのだ。ルッテ事務総長は前日にも「IP4諸国のNATO首脳会議参加は伝統だ」として韓国などを今月24-25日にオランダで予定されているNATO首脳会議に招待する意向を明らかにした。また15-17日にカナダで予定されているG7(主要7カ国)首脳会議についてカナダのカーニー首相も「韓国とオーストラリアのG7プラス参加を期待している」と発言した。

 韓国大統領室は現時点でG7やNATO首脳会議に出席するか明確にしていない。李在明大統領としては国内の懸案が山積する中、就任と同時の外交舞台デビューに負担を感じているかもしれない。しかし李在明政権が喫緊の課題と認識している経済問題は積極的な首脳外交なしには解決できない。米国との関税問題、欧州向けの武器・原発輸出、さらに将来のウクライナ復興への参加など全てが、今いかなる外交姿勢を示すかに大きく関わってくる。

 G7やNATOなど北米、欧州、インド太平洋の同盟国や友好国の首脳が集まる会議は毎日あるわけではない。そのため今回の一連の首脳会議については、就任直後から関係国首脳らと会える場が一気に準備できる絶好の機会と考えてほしい。特にこれらの会議にはトランプ大統領も出席するため韓国にとっては一層重要といえるだろう。

 李在明大統領は就任3日目の6日夜にトランプ大統領と電話会談を行った。トランプ大統領は李在明大統領の当選を祝うと述べたという。しかし韓国の過去の大統領らは多くが当選当日あるいは翌日には米国大統領と電話会談を行ってきた。そのため今回は異例ともいえる遅い電話会談だった。大統領選挙直後にホワイトハウスは「中国の介入と影響力行使を懸念しこれに反対する」とのコメントを出した。そのため米国は李在明大統領の過去の発言や中国・ロシア寄りの姿勢に疑念を抱いているとの見方もある。

 米国の見方を変えるには李在明大統領の側から、自分が信頼できるパートナーであることを示さねばならない。韓米関係がギクシャクした場合、大きな損害を被るのは韓国だ。この懸念を払拭するためにもG7とNATO首脳会議を大きなチャンスと考えてほしい。

就任3日目に米大統領と初電話会談の李在明大統領、今月開催のG7とNATO首脳会議で信頼を勝ち取れ【6月7日社説】-Chosun online 朝鮮日報

これが6月7日の朝鮮日報の社説だ。この記事の最後にイ・ジェミョンがG7やNATO首謀会議を大きなチャンスと考えてほしいとある。斜め読みしていたら気づかないかもしれないが、これは普通に考えておかしいのだ。なぜなら、この文章には韓国がG7に招待された「事実」が存在しない。ええ?カナダが招待したんじゃないの?上に書いてあるじゃんと思うだろう。なら、そこを振り返ろう。

ルッテ事務総長は前日にも「IP4諸国のNATO首脳会議参加は伝統だ」として韓国などを今月24-25日にオランダで予定されているNATO首脳会議に招待する意向を明らかにした。また15-17日にカナダで予定されているG7(主要7カ国)首脳会議についてカナダのカーニー首相も「韓国とオーストラリアのG7プラス参加を期待している」と発言した。

文章を読めばわかるが、NATOのルッテ氏は韓国をNATO首脳会議に招待する意向を明らかにしたとある。でも、カナダは「韓国とオーストラリアのG7プラス参加を期待している」と発言したとあるだけで、「招待する」とか「招待した」とか書いてないんだよな。ええ?まじで?まじですよ。じゃあ、イ・ジェミョンは招待もされてないのにG7に出かけるのか?

つまり、呼ばれてもいないのに勝手に出かけるというやつだ。なぜなら、招待されたらカナダに呼ばれたとか韓国の外交部が喜んで発表するからだ。でも、それがない。そもそもイ・ジェミョンをカナダが招待する理由がない。

つまり、こういうことだ。韓国政府は呼ばれてもないのにG7に参加するように国民にアピールするわけだ。それでいいのかよ!あれか。入場券もないのにカナダまで出かけるんですか。馬鹿なんですか。

さすがイ・ジェミョンですね。国民を騙すのは上手い。アホな韓国人なら招待されてない事実に気づかない可能性は高い。韓国メディアの報道見れば微妙な違いがあるが、それに気づくかどうかは別だからな。普通にカナダが招待したように思うかもしれない。

でも、日本人にはこれは通じない。

ネットの突っ込みを見ておくか。

1.犯罪者が信頼なんて勝ち取れるわけないだろ

2.ここここここいつ誕生日パーティーに呼ばれてないのに
こう聞かれたらこう答えるとか考えてんのwwwwww

お前呼んでないのに主役でもないのにwwwwwwwwwwww

恥ずかしくて俺なら死ぬ

3.・呼ばれてないG7とNATO
・韓国人への信頼という矛盾ワード
鉄板後頭部ネタへの伏線は万全だなw

4.TPPにすら加盟できないのに言ってる事だけは壮大で草

5.ジェミョンはもっと大風呂敷だぞ。ウォンを基軸通貨にだぞw

6.いつ招待を受けたのか外交的に公表できない?

参加を先に公式表明して
招待しないとマズい雰囲気を作ろうとしてるだけに見えるんですが。

7.2025年06月06日現在
韓国はカナダ政府から招待されている――

とは確認できません。

8.カナダ公式発表確認

・ウクライナ(ウォロディミル・ゼレンスキー大統領)
・オーストラリア(アンソニー・アルバニージー首相)
・メキシコ(クラウディア・シェインバウム大統領)
・ブラジル(ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領)
・南アフリカ(シリル・ラマポーザ大統領)

9.ムンちゃんの時の報道官はデタラメ言いまくって言った言わないでしょっちゅう揉めてたよな
同じ党だから今回も似たようなもんだろう

10.G7に招待されてないのにカナダまで行ってSPと押し問答して門前払いくらって嫁とさびしく飯だけ食って帰ってきたらあっさり文在寅超えだな!
楽しみになってきたw

以上の10個だ。

こちらもネットで色々調べたが、韓国を何処の国が呼んだのかは6月8日の朝の現時点でどこにもないんだよ。そして、カナダが今回の議長国なので、日本やアメリカが韓国を招待するなんてことはできない。

そりゃそうだろう。議長国がG7以外の参加メンバーを決めるのが定例なのに例外を設ける理由が見当たらない。そもそも今回のG7の主題はトランプの関税やウクライナ戦争、インド太平洋などだろう。韓国はウクライナ戦争なんかに関係ないじゃないか。それとも踏み絵を踏まされに呼ばれてないのに来るのか。

就任早々から独裁国家作りに忙しいのに、次は呼ばれてもないのにG7参加とか。実に我々、日本人を笑わせてくれる。さすがに開催1週間前に警備の問題もあるので、韓国の大統領を呼ぶとは思えない。そもそもカナダまで距離があるのだから外交日程だって会わせるの難しいだろう。

イ・ジェミョンは独裁国家や自分が逮捕されないために法案作りしないといけないのだ。呼ばれもしないのに押しかけてカナダに出かけて何の意味があるんだよ。