韓国経済、94年に新興国襲った“テキーラワンショット”…「今回の韓国は体力備える」
記事要約:年内に米国の利上げが行われるという市場観測があるわけだが、韓国はこの米国利上げにおいても危機的な状況になることはないそうだ。それは、今回の韓国は体力備えているからとある。
>国際通貨基金(IMF)の危機状況対応力評価で韓国はインド、ブラジル、ロシア、インドネシア、トルコなど新興国11カ国中3位と評価された。
さっき、IMFが韓国の企業債務と家計債務がアジア通貨危機時に迫っていると述べていたような気がするのだが、危機状況対応力評価が高かったので安心だという。しかし、それって裏を返せば、危機的な状況な国になりそうだから、経済的な不安を和らげる評価を、あえてしているのではないか。
どちらにせよ。外貨準備高が額面通りに使用できるとか誰も信じていない。しかし、韓国っていつもこんなんだよな。安全だと1番言われているのに、経済危機を度々迎える。だが、管理人は記事を読んでも安全だというのがIMFやCDSの評価だけというのは弱いと思われる。
実際、米国の利上げも来てないのにウォンが1185がまでいった。1188辺りで急に上がったのは介入だろうか。1188辺りが防衛ラインらしい。
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韓国経済、94年に新興国襲った“テキーラワンショット”…「今回の韓国は体力備える」
「世界の中央銀行」に当たる米連邦準備制度理事会(FRB)の金利決定は特別だ。ここで金 利を下げれば資本は米国市場を離れ金利の高い投資先を追いかける。反対に金利を上げればドル金利の果実を得るため米国に集まる。
逆に言えば世界のあちこち に流れたお金が引き潮のように抜け出るという話だ。基礎体力が弱い新興国からふらつきやすい。韓国も引き潮を避けることができなかった。1997年の通貨 危機がその証拠だ。
ところが米国が2006年12月16日以降9年間にわたり据え置いていた金利を上げる見通しだ。現地時間15~16日の2日間に予定さ れたFRBの連邦公開市場委員会(FOMC)定例会議でだ。今回の引き潮の影響はどうだろうか。
これと関連し大韓商工会議所は韓国が米国の金利引き上げにともなうドミノ影響圏から抜け出る可能性が高いという分析を出した。13日に発表した「米国金利引き上げの波及効果と対応戦略研究」報告書を通じてだ。
大韓商工会議所はいわゆる「テキーラ効果」不可論を掲げた。テキーラ効果はメキシコ人が最も好きな酒であるテキーラに多くの人が酔う ように、メキシコで始まった経済危機が周辺国に広まるという意味で使われる。
米国が94年2月に実施した金利引き上げはメキシコ金融危機を呼び起こした。 その後アルゼンチン、タイを経て97年には韓国まで通貨危機に陥った。
だが今回はこうしたシナリオは現実化しにくいという分析だ。大韓商工会議所は報告書で「韓国をはじめとする新興11カ国を対象に米国金利引き上げにともなう通貨危機状況を仮定して不渡り危険を調べた結果韓国は『安全国』と分析された」と明らかにした。
外国為替健全性が良くなり国家不渡りリスクは低くなったというのが分析の根拠だ。国際通貨基金(IMF)の危機状況対応力評価で韓国はインド、ブラジル、ロシア、インドネシア、トルコなど新興国11カ国中3位と評価された。
大韓商工会議所の全秀峯(チョン・スボン)経済調査本部長は、「米国の金利引き上げで流出する恐れのある韓国内の短期資金は2700 億ドルと推定される。だが、外貨準備高(3747億ドル)が十分で経常収支黒字基調も続いており短期資金が流出しても大きな問題はない」と説明した。
(http://japanese.joins.com/article/634/209634.html?servcode=300§code=300)
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