韓国経済、昨年就職した若年層の64%が非正規職
記事要約:韓国の若者のが就職率が危険な状況だったのは昨年でも何度か取り上げたことだったが、最新の情報だと若者が昨年就職していたはずなのに、何らかの理由ですでに64%が非正規職となっているようだ。
http://img.segye.com/content/image/2016/01/10/20160110002158_0.jpg
グラフが付いているのでこちらを見て頂ければわかるように韓国経済がここ数年で最も酷いという管理人の予測を裏付ける結果となっている。ここで興味深いのは2009年は54%なのに、2011年は55%、2013年60.2%、2014年は64%になっているところ。つまり、朴槿恵政権に変わってますます若者の非正規職への割合が増加していることになる。朴槿恵政権の経済対策が実に無能なのかがおわかりいただけただろうか。
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韓国経済、昨年就職した若年層の64%が非正規職
昨年、就職に成功した青年(15~29才)賃金勤労者10人中6人以上が非正規職であることが分かった。政府が青年失業解消のために、各種対策を出しているが、実際の雇用現場では、青年たちは非正規職に追いやられているわけだ。
10日、韓国労働研究院が出した「最近の非正規職労働市場の変化」報告書によれば、昨年8月の基準賃金勤労者で、新規採用(勤続期間3ヶ月未満)された15~29才の青年層の非正規職の割合は64%に達した。これは8年前に比べ、約10%高い水準で青年の働き口の質が
急速に悪化していることを示している。
青年層の新規採用における非正規職の比率は、2005年の59.9%から2007年の54.1%に下降して以降、2009年の54%、2011年の55%、2013年の60.2%などと、上昇している。
性別では、女性より男性の新規採用における非正規職の増加幅が大きかった。2007年での比率が、男性51.3%、女性57.4%だったが、昨年にはそれぞれ63.8%、64.3%に増加した。8年前には6%以上の差があった男女非正規職比率が、昨年には0.5%にまで縮まった。「雇用の質」が男女両方において悪くなっているということだ。
新規採用だけでなく、全体での青年賃金勤労者の非正規職の比率も増加した。2007年には33.5%まで落ち、昨年には35%にまでなった。
報告書を作成したキム・ポクスン韓国労働研究院専門委員は「指標と発表される雇用動向と青年層が体感する労働市場の温度差が大きいのは、青年層非正規職比重が大きいためであると見ている」とし「我が国は勤労形態別に格差が大きいので、非正規職処遇改善と社会安全網用意のための実効性を伴う政策が出てこなければならないだろう」と指摘した。
世宗(セジョン)=アン・ヨンソン記者
segye.com 2016-01-10 19:49:35 (原文は朝鮮語)
ソースは韓国語なので2chより記事掲載
(http://www.segye.com/content/html/2016/01/10/20160110002065.html?OutUrl=naver)
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