韓国経済、平昌、祭りが終われば…“災難”になる競技場 維持費だけで年間3億円…活用対策は漂流中
記事要約:開催が危ぶまれている韓国の平昌五輪。開催自体できるかは不透明なのに開催された後のことを考えてもたいした意味はない。仮に開催されても大赤字は確定なのだ。そもそも、なんで撤去から存続に変更されたのか。でも、これだいたいわかってきた。わかりにくいので整理しよう。
■400メートルスピードスケート競技場
キム・ジョン前次官「撤去から存続に」変更←チェ・スンシルゲートで拘束される
文教体育部は忠清北道鎮川(チンチョン)の国家代表訓練場にスピードスケート場を作ることにしていた計画を撤回←氷上競技人の反発
文化財庁が泰陵を王陵として復元しても、スケート場など一部の施設は近代文化スポーツ遺産として存続させるのが現実的」と主張
維持費だけで年間3億円←収益は5億6000万ウォン(約5500万円)と計算
軽くまとめてみたが、用は2転、3転していて撤去という話が交通アクセスの不便さから大韓氷上競技連盟が反発。連盟にとっては近い方がいい。文化財庁も存続を主張して存続に。でも、維持費だけで3億円かかって収益は5500万なので、1年で2億4500万の赤字となる。江原道は赤字を抱えるには耐えがたいと。
後の男子アイスホッケー場も似たような感じだが、これもチェ・スンシルゲートに関わっていて企業がイメージ失墜を恐れているという。確かにオリンピック利権を得ようと占い師が動いていたことは確認されているし、それを引き継ぐとなると相当なイメージダウンは覚悟しなければならない。
これ、チェ・スンシルゲートのせいにして平昌中止もわりとあり得るんじゃないか。1年前では考えられない案件ではあるが、韓国人ならそういうことを平気でやりそうだしな。
会場の再利用については日本でも長野のボブスレー用のスパイラルで問題となった。こういった専門施設を使えるのは限られた関係者に過ぎないというのが1番の問題。地元にとっては毎年、赤字を出してしまうので東京五輪でも色々と問題となっている。開催国からすれば大きな悩みだ。でも、招致した以上はそれは避けては通れない。
1番の問題は韓国人はアイススケートとフィギュア以外はウインタースポーツに興味ないんだよな。だから、結局、韓国F1GPと同じようになってしまう。五輪のためだけに会場を造って壊すほうがいいだろうな。本当のところ。無駄に赤字を垂れ流す会場なんて遺産がどうとかより潰してしまえだ。
管理人は歴史好きなので文化遺産の価値については一般人より認識は高い。しかし、腹が減っては戦は出来ぬのだ。無駄に赤字となるわかっていてたいした遺産にもならないものを存続させても結局は取り壊すはめになる。
文化財庁は当然、存続というだろうが、その維持費が払えない以上は市の財政を圧迫する。その前に開催できるかという大きな問題はあるが。しかし、朴槿恵大統領が弾劾されたというのに、皆、勝手に動くから収集が全然つかないな。
この点だけ見れば日本の議院内閣制はわりと優れているんじゃないか。総理大臣の辞任で内閣解散してないと、勝手に竹島に不法侵入したり、与党は分裂状態と混乱に拍車をかけているだけ。でも、4月辞任するといったのに弾劾に追い込んだのは韓国市民なんだよな。
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韓国経済、平昌、祭りが終われば…“災難”になる競技場 維持費だけで年間3億円…活用対策は漂流中
400メートルスケートリンク、アクセスが悪いのに
キム・ジョン前次官「撤去から存続に」変更
維持費だけで年間3億円…活用対策は漂流中
男子アイスホッケー場の運営約束した大明グループ
「とうてい計算が合わず」放棄の動き
「チェ・スンシルゲート」でイメージ失墜の憂慮も
2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの事後活用災難が現実化している。当初解体しようとしていたが存続に方向を定めた400メートルスピードスケート競技場と男子アイスホッケー場が問題になっている。明確な計画がなかったり、臨時方便の代案さえもが漂流している。
首都圏施設の活用など、他地域分散開催案を握りつぶした大統領の意地が根本的な問題だが、チェ・スンシルゲートで拘束されたキム・ジョン前文化体育観光部次官の落馬により、それなりに推進中だった事後活用対策までが漂流している。
■ 400メートルスピードスケートリンクが苦労の種に
400メートルスピードスケート場が最大の悩みの種だ。選手が使ったり、氷上大会用に使われる専門施設だが、実際の活用度は大幅に劣る。
文教体育部は忠清北道鎮川(チンチョン)の国家代表訓練場にスピードスケート場を作ることにしていた計画を撤回し、江陵(カンヌン)のスピードスケート場の活用度を高めようとした。だが、氷上競技人の反発があまりにも激しい。大韓氷上競技連盟の関係者は「泰陵(テルン)は首都圏に集中した氷上チームが利用するのに最適な条件だ。
車で3~4時間移動して使わなければならない江陵の400メートルスピードスケート場と比較すれば、アクセシビリティは天と地の差だ。撤去する筈だったのが今年になって一方的に存続を決めたのが間違い」と指摘した。
大韓体育会の関係者も「キム・ジョン前次官が泰陵スケートリンクをなくすと言って氷上人が怒った側面が大きい。文化財庁が泰陵を王陵として復元しても、スケート場など一部の施設は近代文化スポーツ遺産として存続させるのが現実的」と主張した。
韓国開発研究院は、江陵の400メートルスピードスケート場の年間維持・管理費を30億ウォン(約3億円)と推定し、収益は5億6000万ウォン(約5500万円)と計算したことがある。その他の競技場を含めて江原道には耐えがたい水準だ。江原道関係者は「スケート場施設を維持しながらも、体育館や展示場、保管倉庫などとして多様に使う方法を検討している」と明らかにした。(以下、似たような事例なので省略)
(http://japan.hani.co.kr/arti/politics/26012.html)