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韓国経済、逆オイルショック…「がけっぷち」の韓国造船・建設・鉄鋼

韓国経済、逆オイルショック…「がけっぷち」の韓国造船・建設・鉄鋼

記事要約:最近、韓国経済で造船ニュースが良く出てくるようになった。これは危機的な状況に陥ったことを伝えるものばかりだが、韓国が危機的な状況なのは何も造船だけではない。

今回は原油価格の暴落でさらに厳しくなった造船・建設・鉄鋼の3つを見ていく。よく見たら全て韓国の主力産業である。

>財界は原油安で韓国主力産業が危機に直面していると懸念している。財政が悪化した産油国が海洋プラントと陸上プラントを発注していないからだ。

原油価格を下落して今まで大儲けしていた中東の産油国が軒並み、元気がなくなった。もはや、原油は貴重な資源とさえ言われなく成りつつある。そうなってくると産油国は事業の縮小を余儀なくされて、韓国への海洋プラント、陸上プラント発注を減らす。

韓国の造船・建築・鉄鋼などは中東が強かったので、これが軒並み振るわないとなれば、大きな影響を受けるだろう。これは、輸出依存国家の韓国ならでは楽しみだと思っていい。世界の景気が良ければ韓国経済は軌道に乗って、悪くなれば韓国経済破綻が待っている。

実にわかりやすいと思わないだろうか。影響を受けることに関しては世界の中心だ。韓国経済を俯瞰するだけで、世界経済の良し悪しが自然と浮かび上がってくる。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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韓国経済、逆オイルショック…「がけっぷち」の韓国造船・建設・鉄鋼

国際原油価格が2009年2月以来の低い水準に落ちた。そうでなくても厳しい造船・建設・鉄鋼・製油など国内製造企業が原油安で大きな打撃を受けるという懸念が強まっている。

7日(現地時間)の米ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で米国産標準油種(WTI)先物1月限は1バレルあたり37.65ドルと なった4日(39.9ドル)に比べ5.8%下落した。韓国ウォンに換算すれば1リットルあたり約270ウォン(約28円)となり、ミネラルウォーター(済 州三多水)販売価格(1リットル455ウォン)のおよそ半分だ。

石油輸出国機構(OPEC)が原油生産縮小に合意できず、供給過剰はしばらく解消しないと いう見方が原油安につながった。専門家は国際原油価格がさらに落ちる可能性が高いとみている。

財界は原油安で韓国主力産業が危機に直面していると懸念している。財政が悪化した産油国が海洋プラントと陸上プラントを発注していないからだ。

今年1-11月の海外建設受注額は409億5700万ドルと、前年同期比で31.3%減少した。同じ期間の海洋プラント受注額は前年(119億ドル)の半分の61億ドルだった。

造船・建設業の不況が長引き、これら産業に製品を供給する鉄鋼業界も苦戦している。石油製品と石油化学製品も同時に不況を迎え、先月の輸出量は前年比でそれぞれ36%、24%減少した。

現代経済研究院のペク・ダミ専任研究員は「原油安で原材料価格が下落しているが、国際景気の低迷で輸出に結びついていない」とし「原油安が続いても輸出にはつながらず、国内主力産業の状況が深刻になる『逆オイルショック』が表れている」と述べた。

※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。

(http://japanese.joins.com/article/470/209470.html?servcode=300&sectcode=320)

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