韓国経済、〔韓国平昌五輪〕無料配布する“防寒6点セット”もしょぼい!? 平昌五輪の防寒対策は万全か
記事要約:昨日、韓国平昌五輪で出される予定の酷い食事を紹介したわけだが、どうやら読者様も次のネタを楽しみにしているようで管理人として何よりだ。ということで、食事の次はこれだ。無料配布する“防寒6点セット”だ。
一体それは何だという前に背景を解説しておかないといけない。韓国平昌五輪の開会式が行われるスタジアムは予算の関係上、屋根が付いていない。つまり、冬空の中の夜に行われる開会式は「極寒」といってもいい。過去の気温データでは平昌五輪は-17度Cまでさがることがあったそうだ。そして、今年は凄まじい寒波である。
日本でも先週はもの凄く寒かった。今はだいぶましだが、-1度ですらエアコンがないと厳しい状況だ。それが-10度とかになれば凍傷や凍死する恐れがある。大げさだと思うかも知れないが、既にここで開催されたK-popコンサートで低体温症となり、緊急で救急車に運ばれた観客が存在している。つまり、冗談ではないのだ。
そして、低体温症の対策となるのが先ほど出てきた“防寒6点セット”ということになる。始めて内容を知る人のために詳しく解説したが一体どんなものなのか。
■防寒6点セット
ポンチョ、膝掛け毛布、温熱座布団、ニット帽、手用カイロ、足下カイロの6つ。
管理人はポンチョというの知らなかったが、辞書で調べてみるとポンチョとは、南アメリカの袖なしの外衣。布の中央に穴をあけて頭を出し、前後に垂らして着るとある。そして、似たようなレーンコートともある。
>さらに、観覧席の上段と下段には防風幕も設置。防風幕はポリカーボネート材質で、高さ3.5m、全長510mという巨大なものだ。その他、スタジアム内に暖房が効いた部屋や、大型ヒーター40台を設置するなど、防寒対策を徹底しているという。
なるほど。これが万全の対策なのか。舐めているのか?-2度ぐらいならそれでもなんとかなるとは思う。管理人もそれぐらいならコートを着て、お腹にカイロを貼って外に出られるからな。だが、-17度だぞ。しかも、夜だぞ。
当日の天候まではわからないが、仮に晴れて風のない夜なら、地表面から熱が放出されて温度が下がり、地表近くの気温が下がる。これを専門用語で「放射冷却」というのだが、アメリカのテレビ局のために夜に開会式を強行したのはあまりにも愚策だったとおもう。雪が降らなくても夜は寒い。それはもうかなり寒い。上の防寒6点セットで凌げるはずはない。
だいたいこれいくらなんだ。全部揃えて5000円も行かないんじゃないか。平昌五輪のチケット代に含まれているはずの防寒セットがこのしょぼさ。せめて、平昌五輪のオリジナルのダウンジャケットぐらいは配ったが良かったと思う。それならプレミア付くんじゃないか。行く人すくないから。
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韓国経済、〔韓国平昌五輪〕無料配布する“防寒6点セット”もしょぼい!? 平昌五輪の防寒対策は万全か
本日1月25日の朝、東京では48年ぶりとなるマイナス4度という記録的な冷え込みとなった。氷点下の寒さを肌で感じたことで、改めて心配になることがある。
2月9日に開かれる平昌五輪の開会式だ。
■平昌の今朝の気温はマイナス17度
というのも平昌五輪が開かれる江原道平昌郡の今朝の気温は、マイナス17度。東京とは比べ物にならないほど寒いのだ。
しかも開会式が行われる「平昌オリンピックプラザ」には、屋根がない。本来はドーム型にすることが検討されていたが、予算の削減やオリンピック後の撤去が前提ということで、屋根を設置しなかったのだ。
観客は極寒のなか、冷たい風にさらされることになる。
実際に昨年11月4日、同会場で行われたK-POPアイドルのコンサートでは、あまりの寒さで5人の観客が低体温症になり、救急車で搬送されてしまったという。
■気になる“防寒6点セット”の中身
もちろん、韓国側も防寒対策を出している。
平昌冬季オリンピック組織委員会のイ・フィボム組織委員長は、1月23日の記者会見で「平昌の2月の平均気温はマイナス4度。あまりに寒くて見にいけないという人もいる。しかし、寒さに対しては万全の準備をしている」と強調した。
その防寒対策として注目を集めているのが、無料で配布される“防寒6点セット”だ。その中身はポンチョ、ひざ掛け毛布、温熱座布団、ニット帽、手用カイロ、足もとカイロとなっている。
イ委員長も「他の冬季オリンピックでは6点セットを配らなかったはず」と自信をのぞかせている。
さらに、観覧席の上段と下段には防風幕も設置。防風幕はポリカーボネート材質で、高さ3.5m、全長510mという巨大なものだ。その他、スタジアム内に暖房が効いた部屋や、大型ヒーター40台を設置するなど、防寒対策を徹底しているという。
■最大の危惧は“降雪”だが、対策はなし
しかし、オリンピック組織委員会の防寒対策で平昌の寒さをしのげるかは、はなはだ疑問だ。
最も危惧しなければならない予測不能の降雪を、想定していないような対策ばかりだからだ。
さらに組織委員会は「平昌の2月の平均気温はマイナス2度」と強調しているが、それはあくまで平均気温に過ぎない。
韓国消防庁は「平昌五輪の開催期間、最低気温はマイナス21度、体感温度はマイナス31度」と明かしており、そのくらいの寒さになる可能性のほうが現実的なのだ。
フタを空けてみたら「寒さの想定が甘かった」という可能性は否定できないだろう。
“防寒6点セット”などの関連報道に触れた韓国ネット民たちも、不安の声を隠せない。
「開会式から低体温症で運ばれる人がいるんだろうな…」
「実際に行ってみたが10分も耐えられなかったよ」
「屋根がないのだから最大の変数は天気だろ」
「マイナス20度の野外開幕式など行くほうが悪い」
組織委員会もそういった不安を踏まえてか、寒さの事故に備えて医務室を4カ所から5カ所に、応急医療人材を52人から165人に増強している。
いずれにしても、寒さをしのげるかどうかは、当日の天気次第という“運任せ”になりそうな平昌五輪の開会式。2月9日の本番までに、さらなる防寒対策がなされるのか注目したい。
(http://s-korea.jp/archives/27202)