韓国経済、KOSPI2000ポイント安着のための3つのカギ…(1)サムスン電子
記事要約:中央日報で経済ニュースを読んでいると面白い記事を3つ見つけたので一つずつ投下していく。まず抑えておきたいのは韓国経済のバロメーターで経済が順調だと思えるKOSPIは2000であることだ。これは管理人がたまに述べていたことだが、どうやら中央日報の記者もそのように考えていたようだ。
そして、そのKOSPIを2000台に保つには3つの鍵があるという。その3つの一つが「サムスン電子」ということになる。そして、キーとなるのが8兆4000億ウォン(サムスン電子の第1四半期業績)という数字。これを越えるか、または近い業績を出せればKOSPI2000台の安定化に繋がるという見方だ。
結論から述べるとサムスン電子の業績が8兆4000億ウォンとなるのかは新規に投入されたギャラクシーS5にかかっている。そのS5がどうなっているのかを管理人はすでにメルマガで取り上げたのだが、他のスマートフォンよりも性能はワンランク下と結論付けた。確かにギャラクシーS4よりは、色々な意味で品質が向上している。なのでアップグレード版というほうが正しいだろう。しかし、他社の製品に比べて、性能が高いわけでもなく、目玉となる機能がない。
実際にこれがどれだけ売れるかに管理人は注目しているのだが、今後のスマートフォン市場からすれば、トップを独占することはまずないだろうと思っている。6月辺りにiPhone6が投入されると思われるし、SONYのエクスペリアZ2も出てきた。このようなスマートフォンと比べても性能が劣るギャラクシーS5が楽々勝てるとは到底思えない。
結局、サムスンの業績の見通しが明るいかどうかであるが、管理人は8兆ウォンを超えないと見ている。結果がどうなるか注目していただきたい。
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