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「無限潜航」「潜水艦をとらえる潜水艦」?…原潜に対する「致命的な誤解」

最近、沈黙の艦隊という作品が実写映画化されて、アマゾンプライムでもシーズン1を配信しているので、昔の作品であるが知っている人は多いと思うが、ただ映画は沈黙の艦隊で全体で言えばまだ北極海辺りだったんでまだ序盤から中盤に入ったところだ。こちらは全巻読破している。

だから、実は面白くなるのはまだまだこれからなんだが、これからは映画でやっていくんだろうか。普通にプライムビデオでシーズン続けてくれてもいいと思うんだが、実写なのにかなり面白い作品だからな。

そういう意味では潜水艦と戦いと言えば沈黙の艦隊を思い出すのだが、実際、リアルな戦闘において沈黙の艦隊みたいな潜水艦戦というものは起きていない。なぜなのか。一言で言えば索敵距離が数キロにも及ぶからだ。

水中というのは障害物や相手の距離を音で見分ける。だから音が届く範囲なら何キロ先でもわかるんだよ。だから、水中戦において音を聞き分ける能力が重要となる。乗組員には音を聞き分ける専門職がいる。

潜水艦から音を飛ばしてそれが周囲に伝わって、その音の波形で何者かを捕らえるのだ。要は音は360度、円上に広がるので、広がった先に何かがいれば音の波形が乱れて、敵の位置を把握する。これがレーダーに映る。それがソナーの原理である。

だから、潜水艦があれば最強とか。そういうものではないのだ。沈黙の艦隊のヤマトは圧倒的に強いけどな!でも、あれは海江田さんや乗組員が恐ろしく優秀なだけだ。

それは良いとして、今回は韓国で注目されている原潜についてのQ&Aをみておこう。

韓国人もこれを読んで現実に戻った方がいいと思う。原子力潜水艦が別に最強というわけではないのだ。

韓米首脳会談を通して原子力潜水艦の建造が可能になったことで、原子力潜水艦への関心が急速に高まっている。原潜についての疑問点をQ&A形式でまとめた。

1.原潜の潜航能力は無制限なのか

 無制限の潜航能力は原潜の最大の長所とされる。バッテリーを充電してプロペラを回すディーゼル潜水艦は、バッテリーが切れると水面上に浮上してディーゼルエンジンを稼働し、バッテリーを再充電する必要がある。潜水艦内部では空気が足りないため、艦内の空気を利用してディーゼルエンジンを回すことは難しいためだ。

 原潜は推進システムが小型原子炉であるため、バッテリーの充電のために水上に浮上する必要はなく、無制限の潜航持続能力があるという。ただし、無制限の潜水能力は「理論上」にすぎない。

 海軍側の説明によると、実際には米国の原潜では、乗務員の疲労のため、2カ月の潜航が最長だという。原子炉は無限に動かすことができるが、乗務員の体力の枯渇やストレスのため、2カ月後には浮上せざるを得ないということだ。

 韓国が運用するディーゼル潜水艦に非大気依存推進(AIP)を装着すれば、最長で3週間ほど潜航できるため、原潜の実際の潜航能力はディーゼル潜水艦の約3倍にとどまる。

 韓国は独自技術で世界最高水準のディーゼル潜水艦を作れるため、費用対効果や任務の自律性などを考慮すると、原潜を1隻建造する費用で最新のディーゼル潜水艦を複数建造する方が望ましいという主張も軍の内外にはある。

2.原潜には核兵器があるのか

 原潜には、核兵器を搭載するものもあれば、搭載しないものもある。冷戦時代に確立された米国の「核の三本柱」(Nuclear Triad)は、地上から発射する大陸間弾道ミサイル(ICBM)、海中から発射する潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、空中で戦略爆撃機が投下する核爆弾を指す。

 「核の三本柱」は、敵の核による先制攻撃を受けても生存して反撃するために、核兵器を地上(ICBM発射基地)だけでなく、海(戦略原潜)と空(戦略爆撃機)に分散して配置したものだ。株式投資の際に「卵を一つのかごに入れるな」として分散投資を強調するのに似た理屈だ。

このため、原子力潜水艦というと核兵器を連想する人が多い。しかし、米国が1954年に世界初の原潜「ノーチラス」(USS Nautilus)を建造した理由は、核兵器の搭載ではなく、当時の米国とロシアを結ぶ最速の海上ルートである北極海を制するためだった。冷戦時代には米国がソ連の核攻撃に備えて北極圏に基地を運営するなど、北極海は冷戦の最前線だった。

 原潜は最大速力で長期間にわたり航海してもエネルギー供給には問題がないため、北極海まで最短時間で行くうえで有利だった。1958年にノーチラス号は北極の氷の下を通過し、北極点で水上に出ることによって、北極点で浮上した世界初の潜水艦となった。

 原子炉を動力に用いる米海軍の潜水艦は、「原子力潜水艦」(SSN)・「巡航ミサイル潜水艦」(SSGN)・「弾道ミサイル潜水艦」(SSBN)の3種類に分かれる。

 原子力潜水艦(SSN)は、米国がこの潜水艦を冷戦時代から水上の戦闘艦に対する攻撃用などに用いているため「攻撃」という言葉が付き、「原子力攻撃型潜水艦」または「攻撃型原潜」とも呼ばれる。これらの潜水艦には魚雷や巡航ミサイルのような通常兵器が用いられ、核兵器は搭載しない。巡航ミサイル潜水艦(SSGN)は核ミサイルではなく巡航ミサイルを搭載する。核兵器で武装した潜水艦は弾道ミサイル搭載原潜(SSBN)だ。米国が弾道ミサイルを搭載したSSBNを初めて建造したのは1959年6月のことだった。

 韓国が建造しようとしている原潜は、通常兵器を搭載したSSNだ。

3.潜水艦をとらえる潜水艦が最高なのか

 韓国が原潜を持つ必要があるという主な論理は、北朝鮮の原潜に対応するために必要だというものだ。北朝鮮の原潜の脅威に最も効果的に対応するためには、韓国の潜水艦が北朝鮮の港の前で待ち伏せして、出港する北朝鮮の原潜を追跡し、有事の際に撃滅することだ。しかし、現在のディーゼル潜水艦の潜航能力では、このような水中監視や追跡作戦を継続して遂行するには限界があり、無限動力を備えた原潜が必要だという話だ。


 李在明(イ・ジェミョン)大統領は先月29日の韓米首脳会談で、韓国が原潜(SSN)を保有すべき理由として、「ディーゼル潜水艦は潜航能力が劣るため、北朝鮮や中国の側の潜水艦を追跡する活動には限界がある」と主張した。米国のドナルド・トランプ大統領は翌日、トゥルース・ソーシャルに「我々の軍事同盟はいつにも増して強力だ。これをもとに、彼ら(韓国)が現在保有している古くて機動性のはるかに劣るディーゼル潜水艦に代わり、原潜を建造することを承認した」と投稿した。

 実際に冷戦時代、米国とソ連の潜水艦は、相手側の港に潜伏して出港する潜水艦を追跡し、米国の原潜は大洋でソ連の原潜を探索攻撃する任務を遂行した。当時の米国の原潜の活動舞台は大洋だった。原潜は広い海域で長期間の作戦を遂行するのに適しているが、水深が浅く行動半径が狭い朝鮮半島水域での必要性には疑問があるという慎重論もある。

 第1次・第2次世界大戦を含むこれまでの戦争史をみると、水中における潜水艦同士の交戦の事例はない。第2次世界大戦時に米国と日本の潜水艦が、水上を航海中の相手側の潜水艦を撃沈した事例はあるが、潜水艦と潜水艦が水中で交戦したことはない。そもそも潜水艦は、水上の標的を攻撃するために建造されたものだ。水中で潜水艦同士が魚雷を打ち合うなどの息詰まる攻防を描いた場面は、映画ではしばしば登場するが、現実に起きたことはない。

 潜水艦同士の水中交戦の事例が実際にはないにもかかわらず、韓国内で「潜水艦をとらえるためには潜水艦が最高」という主張が格言のように定着した背景には、1980年代に北朝鮮の潜水艦の戦力が圧倒的に優位にあった状況が作用している。北朝鮮は1960年代に中国からロメオ級潜水艦を導入した後、1970年代に潜水艦を自主建造した。1980年代初期まで韓国海軍には潜水艦は1隻もなかった。

 1980年代初期に韓国海軍は「われわれにも潜水艦が必要だ」という主張を後押しする論理として、「潜水艦をとらえるためには潜水艦が最高」という主張を展開した。しかし、当時も海軍内部では、潜水艦と潜水艦が1対1で交戦する状況を想定していたわけではなかったという。水中では音波探知機で相手側の潜水艦を探知できる距離は2~3キロメートル程度であるため、潜水艦同士の水中での戦いが発生する可能性はきわめて低いからだ。

ニュースは以上。

上にも書いてあるが探知範囲が数キロに及ぶので、潜水艦から潜水艦を隠すのは至難といえる。もちろん、ダミーを飛ばしたりして敵の探知を攪乱することだってできるが、普通に潜行しているときにそういうことはしない。

そもそも水中戦とかしないからな。結局、潜水艦が強いのは下から一方的に海上の艦隊を攻撃できることにある。

でも、艦隊が移動しているなら、当然、それを護衛する潜水艦が近くで監視しているので、相手の潜水艦が気づかれずに艦隊に接近して攻撃するというのも現実的には難しい。だから、韓国が原潜を数隻、持とうが、別にたいしたことないてこと。

昨日も突っ込んだが原子力エンジンの利点は補給のために海上に上がる必要がないこと。でも、乗組員はずっと海上生活なんてできないので、結局、水上に上がることになる。これは沈黙の艦隊でも、日本に補給を受けていたヤマトを見ればわかる。

水上での生活はいくら訓練していても閉鎖的な空間に閉じ込められるので、人間として苦しい。日の光がないと人は生きていくのは難しいのだ。

原子力潜水艦に夢を見るのは自由だが、映画や漫画の世界で描かれるような水中戦なんて現実にはない。結局、平時においては相手の潜水艦や艦隊の場所を把握するために潜水艦は用いられる。ただ、これは核兵器搭載している原子力潜水艦なら話が異なる。

これは世界中の海でどこでも核ミサイルを撃てるということで防衛が非常に困難になる。だからこちらは日本も、日本海に内緒で原子力潜水艦を沈めておけば良いと述べているのだ。潜水艦の位置情報は全て極秘なので、一般人が知ることはない。だから、相手もそれが存在しても公にはできないのだ。

だいたい核積んでるかどうかなんてソナーで確認しようがない。しかし、積んでれば撃沈すらできない。数キロに及ぶ核爆発が起こるからだ。そういう意味では核ミサイル搭載の原子力潜水艦は撃沈させることができない最強兵器である。

それで韓国メディアも数日経過してようやく、アメリカの意図を察したらしい。そりゃ、いきなり議題にもなかった原潜の話を李在明が振ってきたのだ。アメリカのトランプさんがどういう意図でアメリカでの原潜建造を許可したかぐらい考えてから騒ぐべきだよな。日本人はトランプ大統領に上手く騙されてるから韓国人が間抜けだと突っ込んでいる。

そもそも韓国さんは米投資9500億ドルを払うのが必須条件だ。まあ、そこを理解しないで原潜持てるとか。思い込んでる韓国人は滑稽すぎるという。

では、記事を引用しよう。

韓米が韓国の原子力潜水艦(原潜)導入について大枠で合意したものの、細部ではやや食い違った立場を見せている。韓国は原潜を自国で建造・運用するための燃料確保に重点を置いているが、ドナルド・トランプ米大統領が応じた要旨は「原潜は米国で建造する」というものだった。

李在明(イ・ジェミョン)は先月29日の韓米首脳会談で「核燃料の供給承認」を求めた。トランプ大統領は翌日、「韓国の原潜建造を承認した」とし「韓国は米国フィラデルフィア造船所(フィリー造船所)で原潜を建造する予定」と明らかにした。

しかし、魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は今月1日、「さまざまな発言があり混乱しているが、我々が主に米国に支援を求めたのは燃料の部分だ」とし「我々が承認を受けたのは燃料だ」と明確にした。「(燃料を)軍事的目的で使用しなければならないため」とも説明した。

原潜導入に関しては大枠で共感が形成されたが、話の筋は異なるということだ。韓国は造船強国として、原潜を建造するための技術的基盤はすでにかなりの水準で整っている。核燃料使用に関して米国の協力さえ得られれば、時間はかかっても本格的な技術開発と建造に着手できるという分析がある。

米国が韓国に自主的な燃料生産権限を与えないまま、封印された形で核燃料を供給する案も取り沙汰されている。しかし、それはすなわち原潜の運用を大部分米国に依存することになり、自主的な運用が難しくなるという意味になる。

慶南(キョンナム)大学極東問題研究所のイ・ビョンチョル教授は、「実際、トランプ大統領の『米国で建造せよ』という発言は、李大統領の『核燃料供給要請』とは関係のない的外れな返答だ」とし「韓国が濃縮権限を確保できず、封印された形で燃料を供給されるとすれば、万が一米国が供給を中断した場合、数兆ウォンを投じた原潜が鉄くず同然になる恐れがある」と懸念を示した。

実際のところ、トランプ大統領の発言が具体的にどのような意味なのかも不明確だ。韓国が「燃料供給承認」を要請したことに対し、「建造を承認するから米国でやれ」と返したその文脈が明確でないためだ。これだけでは、単に「米国製の原潜を購入せよ」という意味なのか、あるいは「韓国が米国内で直接建造することを許可する」という意味なのか、または「技術移転や共同開発」を示唆するものなのか、具体性が欠けている。

また、原潜を建造するためにはフィリー造船所が米国内法上で防衛産業企業の指定を受けることが前提になるが、その場合、ハンファオーシャンの自律性が制約される場合があるとの懸念も出ている。

フィリー造船所のインフラにも不十分な面がある。姜東佶(カン・ドンギル)海軍参謀総長は先月30日、国会国防委員会の総合国政監査で「潜水艦を建造するには数千トンの重さに耐える強化コンクリート基盤と、隠蔽型の大型建造物が必要だが、フィリー造船所にはそのような施設がない」と説明した。

結局、トランプ大統領は韓国の自主的な原潜構想を実質的に支持するというよりは、米国内の造船業を再興させようとする意図の延長線上で韓国の原潜導入を承認したのではないかという指摘が出ている。

梨花女子大学北朝鮮学科の朴元坤(パク・ウォンゴン)教授は、「トランプ大統領の発言は、韓国の構想に事実上“言い返した”もの」とし、「韓国政府は1500億ドル(約23兆円)規模のMASGA(造船業協力)プロジェクト投資を交渉カードとして活用し、原潜は韓国内で直接建造し、濃縮ウラン使用権などの権限を確保する方向で交渉を進めなければならない」と述べた。

ニュースは以上。

専門家がようやくこちらと同意見になった。そりゃそうだ。アメリカ国内で原潜建造強化されても、アメリカの雇用に貢献するだけで、韓国内の雇用が逆に減るだけである。だから、韓国内で直接建造するように交渉しないといけない。しかし、アメリカがそれを許すわけないんだ。

トランプさんは米国内とはっきりと述べている。韓国で作っていいよなんて一言もいわない。もちろん、造船は米投資9500億ドルしない場合はそのまま原潜を抑える。人質である。つまり、韓国が原潜を持つなんてあり得ないんだよ。

トランプさんはできるはずもない条件を突きつけた。つまり、竹取物語と同じだ。かぐや姫が求婚を断る時にできるわけもない条件を突きつけてそれを求婚者に探させた。だから、別にどんな約束しようが韓国にできないのだから絵に描いた餅なのである。習近平が本気で経済制裁しないのもできないことを理解してるため。でも、釘は刺しておいたと。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

1.造船所を改修させてから株式の一部をアメリカ政府によこせというのが原潜建造の条件になるはずだよ。

2.結局米国の「はいはいわかったわかった だが断る」を韓国がお花畑しただけの話

3.アメリカで原潜つくる為の投資と購入をして
アメリカに対する赤字を減らせよって
ことなんじゃないのかね。
韓国のアメリカ軍基地の維持費負担と同じ流れだと読めるけどな。

4.元々アメリカの原潜建造技術を渡すとは言ってないからな。
作りたけりゃフィリー造船所で勝手に作れ。
建造設備無いから設備投資からな。
って話だし。

5.トランプの意図は分析も出来ていて結論も出てるのに自分達の望みどおりの答えじゃないから否定するのは相変わらずだなあ

6.その通りさ
原潜が作りたいのは付録みたいな物
核燃料の再処理工場建設を認めさせて
原潜や核兵器で使われる高濃縮核物質を手に入れたいが大本の目的
それが米国側から婉曲だが明確に拒否された
ちなみに日本には再処理工場が存在する

7.原潜で盛り上がってた中央日報も
ようやく目が覚めたかw

求めていたものはアメリカで作る原潜ではなく
韓国国内の核開発だったからな

8.交渉の冒頭のカメラが入ってる前で段取りにもなかった要求を高らかに言うのも図々しいが
それでも何とか最低限形にしてあげたらこの言い様

9.アメリカの造船所でアメリカ人工員しか雇わないわけだけど???

韓国は金だけ出して、造船所建設費用とアメリカ人専門家を雇い、出来上がった原潜を買うだけ。
それも一兆ドル全てお支払い済み。じゃないと差し押さえされてアメリカ軍所属から転売されてオーストラリア海軍のものになるだけ

韓国は1兆ドルの金だけほぼ全額出して何も残らないことになる公算が大きい

10.そうそう、確かに韓国のメディアのトランプが原潜を許可した話を読んでいたら、濃縮ウランの話が許可されたような記事が出ていて「原潜だけじゃなく、SLBMまで話が進んでるんだぁ」と思ったよ。
さすがにトランプでも簡単にK国に濃縮ウランを許可しないよね。やっぱり勇み足だったのね。

以上の10個だ。

そりゃそうだ。アメリカが韓国に濃縮ウランを許可するわけがない。だから、韓国はこのままフィラデルフィアの造船所に原発建造しようとしても、原発を造ることはできない。そもそも造船所の改修から始めないといけないらしいので、その金をどこから出すんですかね。これは1500億ドルの造船投資に含まれるんですか。

そもそも韓国は9500億ドルを合意してない。だから、関税25%が維持されている。つまり、7月末の合意から一歩も先へ進んでないんだよ。まずは正式なMOUで合意文書を作成する。それがなければ関税は25%のままであり、原潜建造の話も進まない。