日別アーカイブ: 2025年12月29日

【時給“400円”で月休2日】中国の出前業界で進む「デフレ」…ハンバーガーセットが約350円 安さの裏に“過酷な労働”が

中国の不動産バブル崩壊による深刻な不況とデフレが長期化しているわけだが、それが中国内で何をもたらしているのか。若者の失業率が4割超えてて、時給400円のバイトに殺到するという話を以前に紹介したが、今度はその時給400円の労働とはどのようなもなのか。

日本人も過去30年のデフレに苦しんできたわけだが、中国社会は僅か数年で激変している。給料は上がらないどころか下げられる。働いても給料すらもらえない。商品価格も下がるが、そもそも給得が減ってるので商品の値段が下がっても楽にならない。しかも、中国なんて人権無視した長時間労働が基本。

安月給で長時間労働とか。庶民がどれだけ搾取されているか。透けて見えるという。しかも、これは中国企業だけではなく、中国共産党という政府そのものから搾取されてるのだ。

ここ数年、まともな経済対策もできずに庶民の監視だけは強化して情報統制を敷いている。SNSで不動産に悲観的な情報は全て削除される。当然、政府批判や体制批判すれば矯正施設送りである。独裁国家というのは上がまともなら、意思決定が素早いために善政を敷くこともできる。

しかし、長期のトップが権力に腐敗するのが世の常であり、それらがすでに上から腐っているのだからどうしようもない。庶民は立ち上がることを許されず、ただ生きて搾取されるだけ。それがいつまで続くかは知らないが、日本に喧嘩を売った以上は同情の余地はない。韓国経済と一緒に中国経済を看取っていくだけだ。

昨日、中国が韓国のやり方を真似ている。もしくは似たようなことをする。このような仮説を提唱してみたが、これはわりと興味深い研究テーマであり、視聴者さんは独裁国家はみんな、同じ境遇となれば同様の思想に陥るんじゃないかという突っ込ももあった。

こちらは独裁国家については北朝鮮、中国、昔の韓国ぐらいのことしか知らないのだが、権力が腐敗するのと同じで、掲げていた思想も劣化するのかもしれない。

では、記事を引用しよう。

中国で盛んな「フードデリバリー」。昼時のビジネス街では、配達員と利用客が入り乱れる光景も。競争激化でハンバーガーセットはわずか350円程に。背景には“安すぎる”配送料がある。配達員の密着で見えた過酷な労働環境とは。(NNN北京支局 坂元亮太)

(略)

■安さの一因に“安すぎる”配送料 配達員たちの実情は?

北京市内のショッピングモールの前には、見渡す限りバイクの列ができていた。ほとんどが配達員のものだ。道路を見ても、業界大手3社の黄、青、赤のジャンパーを着た配達員がひっきりなしに走り抜けていく。

ランチの時間帯になると、飲食店から10個以上の袋を抱えた配達員が出てきた。バイクの荷物かごには入り切らず、しまいにはサイドミラーにかける荒技も…。これだけの量でも30分ほどで届けてしまうという。

配達員の実情はどうなっているのか。取材に応じてくれたのは、北京のすぐ隣、河北省から出稼ぎに来ている王さん(25)。仕事を始めて3か月の新人配達員だ。

王さんの仕事は毎朝9時から始まる。ひたすらバイクを走らせ続け、終わりは深夜0時。冬の北京の気温は朝と夜は氷点下。バイクを走らせれば寒風にもさらされ、過酷な職場環境だ。

■妻と1歳の娘と離れ出稼ぎ…時給“400円”で月休2日

安すぎるサービスの一因となっているのが彼らが受け取る配送料だ。一日の稼ぎを聞いて驚いた。一日30件ほどの配達をこなし、稼ぎは多くて6000円。時給に換算すると、わずか400円だ。

中国のフードデリバリーは大手3社がし烈な競争を続けている。過度な価格競争で配送料が下がったと指摘する声もある。

「ずっと続ける仕事ではない」と語った王さん。中学卒業後に地元で建築現場や飲食店を転々とし、その後、北京での出稼ぎを決意。フードデリバリーの配達員に落ち着いたという。この仕事を始めて3か月。一日15時間の長時間労働と寒さで体は常に限界だと話す。

稼いだお金は地元に残してきた妻と、まもなく1歳の娘にほぼ全額送金する。月の休みは2日のみ。もちろん家族に会いに行く時間はない。

(略)

■アパートに所狭しと並ぶ2段ベッド 「残された骨しか…」

田舎から出稼ぎに来た彼らはどんな生活をしているのか。住まいを見せてほしいと交渉したが「大家に迷惑をかけるから…」と断られた。ただ、取材後に送ってくれた部屋の動画を見てあ然とした。アパートの一室に、所狭しと並べられた2段ベッド。配達員10人ほどが暮らしているのだろうか。個人スペースと呼べるようなものはほとんどない。彼にとってリラックスできる時間はあるのだろうか。

インタビュー中のある言葉が忘れられない。「肉を食べる人がいれば、残された骨しか食べられない人もいる」――自分の置かれた状況を受け入れるしかない、一種の諦めのようなものを感じた。

ニュースは以上。

これがちゃんと取材した記事がどうかの信憑性の判断はともかくとして、酷い実態が浮かび上がってくる。そりゃそうだよな。低賃金で働く出稼ぎ労働者にまともに住める環境なんて与えられるわけないよな。中国なんていくらでも不動産あまってるのに、まともな生活環境もない。

そもそも一日15時間働いてる時点で、自由な時間なんてないだろう。休みは1ヶ月に二日しかないとか。耐えられないのは当然だ。でも、仕事がなければそれに従うしかない。時給400円で15時間労働。

今、日本のバイトが時給1200円ぐらいだろうか。つまり、日本の3分の1程度の時給なのに、労働時間は日本が一日8時間労働として約2倍もあるわけだ。でも、それで稼いだお金はわずか6000円。日本では5時間働ければ稼げる。もちろん、物価が全然、違うのでそのまま比較はできないのだが、明らかに低賃金で酷使されており、それがもう当たり前のように受け入れられている。

これが中国企業が低価格で世界中で輸出できる実態ということだ。長時間労働で低賃金で労働者を酷使。

そして、実はこれは「韓国」でも起きていたことだったのだ。思い出してほしい。韓国は文在寅元大統領が最低賃金を大幅に引き上げる前は凄まじい低賃金だった。多くの日本人は文在寅元大統領の最低賃金大幅上昇は悪手だと突っ込むが、こちらはいつもその考えに否定する。

一度の大幅な上げ方については再考の余地はあると思うが、5年で1万ウォン公約を実現させようとしたのは隠れた功績である。

彼がやったことは一度に一気に上げたことで自営業は崩壊して中産階級の没落が速まったが、それによって救われた庶民や高齢者も多いてことだ。人件費が安いというのは使う側からすれば有利だが、所得が増えなければそもそも消費が増えないのだ。消費とは内需に直結する。だから消費が増えてこそ国は成長する。

もっともそれには限界がある。韓国の場合はここにクレジットキャンペーンを行い、借金でブーストしたことで家計債務が世界第2位となった。韓国の家計債務は全然、減らないが中国の人口を考えれば数年で世界一になっててもおかしくない。

問題は韓国は民主主義国家として機能したことで、最低賃金を大幅に上げることはできたが、習近平がそれをするとは思えないてことだ。つまり、経済格差がますます深刻化して、金持ちや中国共産党だけが豊かな生活を送り、庶民は馬車馬のように働いても何も残らない。地獄のような生活から抜け出すこともできずにすでに諦めモード。ヘル朝鮮ではない。ヘル中国である。

韓国と中国の大きな違いは元独裁国家と現在も独裁国家ということ。支配体制が異なるが李在明がやってることは独裁国家作りなので、そのうち独裁国家に戻るんじゃないか。ただ、選挙を廃止するのは難しいのである程度の民主主義は残されるとおもう。

韓国経済を精通しているからこそ、中国経済がどのような過酷な現実にぶち当たるのか。これを追求していけば、オリジナルティがある面白い視点を読者様や視聴者さんに提供できるんじゃないか。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

中島恵ジャーナリスト

1.中国のフードデリバリーが発達したのは2016~17年頃で、安くて便利で、お店まで足を運ばなくていいので、毎日利用している人が多いです。早朝にコーヒー1杯だけとか、深夜に夜食を配達してもらうのを習慣にしている人もいます。

しかし、それを陰で支えているのは配達員です。2024年に中国で公開された映画「逆行人生 UPSTREAM」(邦題:逆転人生)は、上海でリストラされたホワイトカラーの中年男性が、やむを得ず配達員になるという話なのですが、配達員になって初めて、今まで自分たちがスマホを2~3回押すだけで家に温かい料理が届くのは、こういう地方から出てきた人たちが、1日16時間くらい過酷な労働をしてくれているおかげなんだ、と気づきます。

しかし、都市の多くの人は、そういう地方の人々を見下している傾向があります。先日も湖南省長沙で配達員のデモがあったのですが、彼らの不満はかなり鬱積していると思います。

2.中国でのデフレはかつての日本を彷彿とさせます。ハンバーガーセットが350円とは、日本でも牛丼(並)が280円で食べられ、価格破壊と言われていた頃を思い出します。でもその裏では、配達員が長時間労働や低賃金を強いられ、安さを追求しすぎた結果、弱い立場の人にしわ寄せがくるのは日本でも同じだと感じます。企業間の行き過ぎた競争が、結局は一番弱い立場の人たちを苦しめていると思うとやり切れません。

3.確かに中国の都市部のデリバリー配達員ねかずは多いです。マック、ラッキンコーヒー、中国ハンバオ等のファーストフード店や中国料理店も客の半数以上は配達員が出来上がりを待ってます。一番安いのは中国ハンバオで、15〜20元位でハンバーガー、フライドポテト、コーラのセットが買えます。ハンバーガーの中身は辛めのフライドチキンです。殆どの店はキャシュレス決済で、現金払いをしようとしたら断わられた事があります。確かに露天で1元買物をする時もスマホ決済なので。中国へ旅行を計画されている方は、中国内でスマホ決済できるよう事前準備して下さい。中国在住者の一時帰国者より。

4.不動産不況により建設現場の仕事が無くなり、農民工がデリバリーに殺到していると聞く 配達員の代わりはいくらでもいるから、時給はどんどん下がっていく 配達を頼む人はまだしもまとな職について安定した給料を貰っているんだろうが、その層がデリバリーを頼む余裕も無くなった時、さらなる不況の底になる

5.中国は国を豊かにするため過度な投資と消費拡大を続けたが、バブルの崩壊は金融信用へも広がり先は見通せない。

輸出でも政府補助金と元安の為替政策で貿易相手国との軋轢が増え、傍若無人な振る舞いから、サプライチェーンの急激な変化が生じている。 国内経済がたちいかなくなり弱者への皺寄せが強まっているのだろう。 混乱は国内外で拡大するので影響については、注意深く見ていかなければならない。

6.中国人の食生活も大きく様変わりしている。996労働が常態化していては外出して食事へ行くこともできないから宅配に依存するしかないが、配達員も過酷なノルマに苦しめられている。中国の宅配ビジネスはコロナ禍で加速してきたが、今やそれ自体が存続の危機である。これまで考えられていなかったデフレの波がこれだけ大きいとは政府の誰にも分からなかったと思う。過酷なくせに賃金もなし、今ほど配達員が苦しめられている時代はない。

7.建設業や地方の医療従事者に対する、賃金未払いが相次いでいるから、出前業界は割とマシな方みたいだよ。

8.こんなんでGDP5%とかいってるからね
胡散臭いと言うか格差が広がりすぎてるって言うか

日本に来てるのを写真とって裏切り者とかで中国貧困層にばら撒いてみようぜ

9.農民工の月収は公式統計だと平均10万円
出稼ぎ労働者の場合は生活費3~4万円で後は故郷の家族へ送金
北京でも最低ランクの生活なら3万~4万で済むんだから未だ未だ物価安いもんやな

10.「中国人は、ほんの少しの不自由と引き換えに
完全なる衣食住の保障を得る国家を選んだのです。これについて他国がアレコレ言うのはイデオロギーの違いです。」

とか中国出身の学生がテレビで言ってたので
まあ大丈夫だろう

以上の10個だ。

上の記事に信憑性がないなら、その手の突っ込みがありそうなものだが、全くもって出てこないので、この記事に書かれてある労働は本当に中国で行われていることなのだろう。こちらがネットの意見を見ていくのは信憑性について個人判断するのが難しいという理由もある。

しかし、突っ込みを見てる限りではフードデリバリーの事例だけでも酷い実態だよな。これは明らかにフードデリバリー事業がチキンレースをしている。激しい競争が値下げを生み、その埋め合わせに労働者を低賃金でこき使う。アプリに登録している店だってクーポンで安くしないと注文が来ないので値段を下げていく。

こんなことやっててデフレが解消されるわけないじゃないか。全ては悪循環である。どこかで政府が何かしらの対応しない限りは泥沼にはまるだけだよな。中国共産党なら配達価格を固定とかできるんじゃないのか。もう、手遅れかもしれないが。

それでは次は韓国経済の話題だ。

韓国と言えばウォン動向が最近の重要トレンドなのだが、ここに来て来年のウォンレートがどうなるかの予測が色々と出てきた。ただ、どこも1500を超えるとは予測してない。しかし、明らかに大規模介入しなければ1500突破していてもおかしくなかった現状をスルーするのはどうなのか。

今年の残り二日である。12月31日には韓国証券市場は休みだ。だから、今日を入れて30日で終わる。実際、深夜2時で終わるので、31日の深夜2時が今年の最後のウォンレートになるのか。それとも朝7時なのか。どちらにせよ。ウォン安を食い止めるには大規模介入しかない。そして韓国は恒常的にドル不足となっていく。

では、記事を引用しよう。

今年の外国為替取引終了を2日後に控えた中で今年の平均ウォン相場が1ドル=1420ウォン台と集計された。通貨危機局面だった1998年の平均1394.90ウォンよりもウォンの価値が下がった。

最近政府が為替相場防衛に総力を挙げているが、海外主要投資銀行は今後1年間はウォン相場が1400ウォン台で定着するものと予想した。

韓国銀行の経済統計システムによると、10-12月期の昼間の取引終値基準でウォン相場平均は1452.60ウォンとなった。四半期別にみると、通貨危機直後の1998年1-3月期の1696.90ウォン、戒厳事態直後の今年1-3月期の1452.90ウォンに次ぐ3番目のウォン安水準だ。

今年初めから今月26日までの平均ウォン相場も1421.90ウォンで1420ウォン台まで値を下げた。

韓国政府は引き続き高強度の為替対策を出し毎年最後の取引日に決まる年末終値為替相場を抑えるのに総力を挙げている。年末終値は企業や金融機関などが財務諸表上の外貨負債を評価する基準となる。この際にウォンの価値が過度に低ければ外貨負債が多い企業と金融会社の信用度が落ち来年度の借入や投資に悪影響を与える恐れがある。

実際に先週初めにウォン相場が1480ウォン台まで下がると、政府は24日に「政府の強力な意志と政策実行能力を確認することになるだろう」と異例の強いメッセージを出した。また、最大5000万ウォンの海外株式売却譲渡所得税免除のような対策も出した。

当局の動きにウォン相場は24~25日の2日間に43.30ウォンのウォン高に振れた。翌営業日の26日には国民年金の戦略的為替ヘッジの話まで伝えられ取引時間中に為替相場は1440ウォン台で落ち着いた。

金融業界関係者は「政府が対策を相次いで出し為替相場は1440ウォン台前後で動くだろう」と予想する。主要海外投資銀行も今後1年間はウォン相場が1420~1430ウォン水準を維持するだろうと予測した。

金融投資業界によると、海外投資銀行12社の今後12カ月の為替相場見通し平均は1424ウォンと集計された。ゴールドマン・サックスが1390ウォン、野村証券が1380ウォン、バンク・オブ・アメリカ(BoA)が1395ウォンを提示した以外は多くの投資銀行が1400ウォン台の相場を「ニューノーマル」とみた。

最近国際通貨基金(IMF)は「対外部門評価報告書」で、昨年基準のウォンの適正相場を1ドル=1330ウォン台と試算した。現在の為替相場とは開きが大きかった。金融当局関係者は「韓国経済の基礎体力に合う水準で為替相場を管理するために需給不均衡など中長期課題にも努力していくだろう」と話した。

ニュースは以上。

すでに海外投資銀行は来年も1400がニューノーマルだと。こちらの予測も1400を奪還するのは難しいとみている。なんで、こちらは1400~1500で来年は揺れ動くとみているのだが、1500は一度、ぐらいは突破するんじゃないかと。

1500がニューノーマルになるかはアメリカの利下げ次第だとおもう。

因みにこちらが予測した年末のウォンレートは1450~1480だ。あと二日で大規模介入してくる可能性は高いんだが、それを踏まえても1430~1450てところじゃないのか。

そもそも1440ウォンで落ち着いていいのかと突っ込みもできるが、重要なのはここだ。

年末終値は企業や金融機関などが財務諸表上の外貨負債を評価する基準となる。この際にウォンの価値が過度に低ければ外貨負債が多い企業と金融会社の信用度が落ち来年度の借入や投資に悪影響を与える恐れがある。

こちらはこれを知っているから年末の攻防戦が面白いと述べているわけだ。だから韓国政府とすれば1ウォンでも高くあげておきたい。しかし、ヘッジファンドからすれば1ウォンでも下げておきたい。その両者がぶつかるとワロス曲線が誕生する。

後、IMFのウォンレート予測はかなり高いのだが、それは韓国を過大評価しすぎだ。どう見ても1400以下が適正レートである。

このようにあと二日でどのように動くのか。面白い動きがあるならウォンニャス速報も検討しているのでご期待いただきたい。ええ?今年の最後とか述べていなかった?まあ、あれはこのまま何もなければの話だ。

ウォンニャス速報とはウォンに面白い動きがあれば作成されるもの。ここ最後の二日に何も起きないなんてあるわけないですよね~(棒)ということでアンケートでも作成しておこうか。視聴者さんに気軽にこたえてもらおう。