韓国のコスピやウォンが中東情勢の悪化で凄まじい勢いで急落した。これが韓国メディアの説明なのだが、こちらの見立ては少々異なる。なぜなら、韓国の株価は明らかに異常すぎる上昇だったから。
普通、株というのは上がったり、下がったりして調整を繰り返しながら上を目指す。しかし、韓国はコスピを無理矢理上げるために、国民年金を使って買い支えた。さらに半導体の世界的需要が重なり、韓国のコスピは3000どころか。気がつけばその倍をこえて6200まであがった。世界一の上昇率である。
しかも、恐ろしいのは5000から6300まで一ヶ月もかかってないのだ。明らかにこれは異様な上がり方。でも、あがってるうちはそれに韓国人は気づかない。外資が逃げ出して売られたら、それはチャンスだとばかりで借金投資して韓国株を買い込んだ。さらに韓国の専門家はコスピはまだまだ上がるとか言い出して、全員が楽観視していた。
買えば買うほど儲かる相場。ブレーキがないコスピ。コスピを称賛する言葉がメディアに溢れた。韓国人はすぐにそこにあるコスピバブルの崩壊に気づかなかった。どうして10年以上も2000から3000程度で衰退していたコスピがいきなり二倍に膨れ上がったのか。その理由すら考えず、誰かに儲けを取られるよりも、俺はもっと買って儲けてやる。そして、彼らは信用買いを増やしていった。
さらに彼らは天狗となって、なんと米国株よりも、韓国株の方が儲かるから、米国から投資を引いてるとか自慢するまでに至る。
ここまで、これはヤバイという兆候がたくさん出ているのに誰も、このコスピがバブルであり、それが韓国経済の実態とはかけ離れていることに関心を向けなかった。でも、こちらは数値と毎日、にらめっこしているので異常なコスピだと何度も述べてきた。また、近いうちに崩壊すると予告した。
その結果、中東情勢悪化でコスピのナイアガラが始まった。でも、これは中東情勢悪化というよりはただのきっかけに過ぎない。これは日経平均株価もそうだが、上がりすぎれば当然、利確が増えるんだから、戦争やホルムズ海峡封鎖なんていう大打撃のワードが出てくれば、この辺で手じまいにしようと投資家は考えた。特に外国人は脱皮のごとく逃げ出した。
その結果、3月3日に7%の史上最大の大暴落となった。しかし、それでも個人はまだ韓国株の上昇を夢見ている。夢見ている・・・だが、それは悲しい結末を迎えた。

なぜなら、3月4日の11時15分、コスピはマイナス7.69パーセント下がってるからだ。ええ。ちょっと待って!昨日、史上最大の下落がマイナス7パーセントですよね。じゃあ、7.69パーセントってどういうこと?もちろん、二日連続で記録更新だ。おめでとう、二日連続で史上最大の下落とか。いやあ、韓国さん。最高のエンタメですよ。
だから言ったじゃないか。ナイアガラは始まったばかりだと。昨日の下げをさらに更新するのはさすがですね。二日だけでマイナス14パーセント。さあ、このナイアガラはいつ止まるんですか?ええ?もう、マイナス8パーセント。やべえよ。コスピたんが息してないよ。今日もウォンニャス速報作成は確定してるので、ついでにコスピも取り上げる予定だが午前だけでこれとはな・・・。
とりあえず、韓国メディアから1500突破のニュースを見ておこうか。
「ドルは安全資産の王様」
ニューヨーク株式市場が一斉下落
トランプ米大統領「原油価格 しばらく上がるかもしれないが、この件が終われば下がるだろう」
ウォン対ドルの為替レートが一時、1ドル=1500ウォンのウォン安になった。米国とイスラエルが先月28日にイランを攻撃し、中東地域の緊張が高まったことが影響したものだ。米ニューヨーク株式市場は、原油価格の上昇がインフレを押し上げる可能性があるとの懸念が広がったことから一斉に下落した。
ロイターなどによると、4日午前0時5分ごろ(以下、韓国時間)、ウォン対ドルの為替レートは1ドル=1500ウォンのラインを越えて1506ウォンまでドル高ウォン安が進んだ後、再び1500ウォンを切った。ウォン対ドルの為替レートが1500ウォンを越えたのは、世界金融危機が発生した2009年3月以来、17年ぶりのことだ。
ドル高は進んでいる。主要6カ国の通貨に対する米ドルの価値を示すドルインデックス(米ドル指数)はこの日0.88%上昇し、99.20台となった。株価が下がり、伝統的な安全資産である金価格や米国債価格までもが下落する中、ドル高は顕著だ。
パイオニア・インベストメンツのストラテジスト、パレシ・ウパディヤヤ氏はブルームバーグに対し、「ドルはリスク回避心理が高まって不確実性が増す時期に古典的な方式で動いている。安全資産の王様だということだ」と語った。
ニュースは以上。
まあ、有事にドル買いは当然だよな。しかし、感慨深いよな。こちらがサイトで韓国経済を特集するようになったのが2008年8月末、リーマンショック前なんだ。それから韓国経済看取ってきて今年で18年目になるのか。正確に言えばまだ17年半ぐらいなのだが、ウォンウォッチもずっとやってきた。だから1500突破はまさに悲願といっていい。
17年前、リーマンショック後に戻ってきたのだ。その時、韓国は米韓通過スワップ300億ドルによって経済危機を免れた。それから17年、色々あったがウォンは、今度も米国によって破滅を迎えようとしている。実際、リーマンショックのような金融危機ではなく、単なる戦争におけるドル高だけどな。
しかし、17年あって韓国の経済規模は大きくなったが、その脆弱性は何一つ変わってない。半導体がどうとか言う前に、ウォン安で韓国が滅びかけてるんだぞ。いくら1500突破して慌てて数十億ドルとかして1480まで戻しても、イラン戦争が落ち着かない限りウォンは売られる。
コスピもナイアガラ。さらにAI株もフィラデルフィア半導体指数の急落から兆しが見えている。エヌビディアは好調でも、投資家はそこまで期待してない。だから、サムスン電子やSKハイニックスも軒並み売られる。もう、十分儲けたしいいなと。