なんだろうな。日本は政府と商社が優秀なので石油も備蓄と調達分で来年の初めまで目処が立っており、ガソリン価格も補助金投入でそこまで高いわけでもない。一部の商品の品薄とか値上げなどあるが、別にたいしたことは起きていない。
だからこそ、ホルムズ海峡封鎖という史上最悪のテロ行為での反応が認識不足に陥ってるのか。それともヤフコメがただのお花畑連中が集まっているのか。工作員だらけなのか。その辺りはよくわからないが、いい加減、米国が始めたことだから、尻拭い米国がやればいいとか。そういうアホな議論から卒業してくれないだろうか。
読んでてうんざりなんだよな。優先するのは米国批判することではなくて、一日も早くホルムズ海峡封鎖を解くことであり、それを邪魔する勢力が武力で脅迫するなら、それを排除することが重要だ。どれだけ米国批判してもホルムズ海峡封鎖は解かれないんだよ。
そもそも米国やイスラエルが突然始めた戦争というのもおかしい。イランが平和な国家だったわけでもない。テロ支援国家だと認定されてるわけで、核兵器開発するのに必要な濃縮ウラン60%まで生成している状況だ。実際、イラン戦争から1ヶ月経過しているなら、核を持っていてもおかしくないんだが、これは米国が徹底的に攻撃したのでさすがに核を造ることはできないのか。
その辺はよくわからないが、イランがまともな国家に扱うことに辟易している。北朝鮮レベルで酷いことぐらい理解しろよ。
そもそもイランを頂点とする。ヒズボラ、ハマス、フーシ、イスラム革命防衛隊などの武装組織がどれだけテロを行ってきたかという視点すら抜けている。彼らはイランの支援を受けていて、その資金でテロを起こしている。そういう連中を支援するイラン、しかも、自国民を虐殺する。ネットを切って国民から情報遮断する。
さらに米軍基地だけではなくて、周辺国のインフラまで破壊した。それによってカタールは壊滅的なダメージを受けてガス供給量が減った。カタール産のガスに依存していた韓国にガスは供給されなくなった。
結局、イランは報復だといいながら、ホルムズ海峡封鎖して、世界中にエネルギー危機や食糧危機を引き起こした。
それで停戦に向けた協議が始まったわけだが、米国の軍艦がホルムズ海峡を通過したというニュースが出てきた。
記事を引用しよう。
アメリカのトランプ大統領はイランが事実上、封鎖しているホルムズ海峡について、「日本など世界中の国々のために一掃する作業を開始する」と主張しました。機雷の除去などを念頭に置いたものとみられます。
トランプ大統領は11日、イランが事実上、封鎖している石油輸送の要衝・ホルムズ海峡について、日本や中国、ドイツなどを名指しした上で「世界中の国々のためにホルムズ海峡を一掃する作業を開始する」とSNSに投稿しました。
「信じがたいことに、これらの国々にはこの作業を自力で遂行する勇気や意志が欠けている」と主張していて、機雷の除去作業などを念頭に置いているとみられます。
こうした中、ニュースサイト「アクシオス」はアメリカ海軍の複数の艦船が11日にホルムズ海峡を通過したと報じました。イランへの攻撃開始後、米海軍の艦船のホルムズ海峡の航行は初めてで、アメリカ政府関係者は「国際水域の航行の安全に焦点を当てた作戦だ」と説明したということです。
ニュースは以上。
米国が機雷除去作業を開始した。そもそも機雷があるかもわからないが、とにかく安全に通過できる状況を作ろうととしていると。それで、日本や中国、ドイツなどを名指しとか。これは批判というよりはお前らも手伝えてことなんだろうな。
日本の自衛官を出して手伝えばいいと思うのだが、どうも日本政府はやる気ないしな。傍観しても事態はよくならないおともうが。
では、ネットの突っ込みを見ておくか。
1.「自分が守ってやっている」という大義名分を振りかざしていますが、実際にはその行動自体が海域の緊張を高め、日本のエネルギー供給に余計なリスク(原油価格の高騰や船舶の安全確保)を生み出しています。
マッチポンプ(自分で火をつけて自分で消すふりをする)を見せられているような感覚です。
2.大前提でゆうと、アメリカがイランに爆撃を仕掛けるような事が無ければホルムズ海峡の封鎖も機雷敷設も無かったんや。
トランプはイランに爆撃を仕掛けたけどもイランによるホルムズ海峡の封鎖は誤算やった。これを放置すると世界経済に多大な影響を与えてまうとようやく気付いたんや。
しかしながら、日本はアメリカにイランを攻撃してほしいなんて依頼をした事実は無いんやわ。全部トランプが独り善がりで起こした軍事攻撃なんや。これは100%トランプが責任を取って開放させるべきなんや。他国に責任を押し付けるやなんて言語道断や。
3.自分が蒔いた種は自分で刈り取るようです。
ネタニヤフに唆されてトランプはイランを攻撃しましたが、核兵器の証拠は得られません。
ミサイルでイラン核施設を破壊したと主張するのは無理があります。
世界を敵に回す愚かな米大統領を選んだ米国民こそ、責任があると自覚してほしい。
4.機雷除去作業すら手伝わないと各国を批判しているけれど、そもそもアメリカとイスラエルが勝手に自分たちの都合で戦争を始めただけ。むしろ各国が一方的に迷惑を掛けられているのだから、尻拭いくらいはアメリカとイスラエルだけでやるべき。このうえ海峡の通行料をせしめようと目論むなら、ますます世界の「アメリカ離れ」は加速することになる。
5.勝手に自分たちの都合で戦争を始めただけ? そんな単純明瞭なきっかけではないと思いますよ 何を以ってその様に言えるのでしょうか?せめてもう少しオバマ政権辺りからでもいいので中東とイラン情勢をインプットされたほうがいいかと思います。
6.サウジがアメリカに頼んだんだよ イランが核持ったら脅威だから そんなことになったらアラブ世界も核武装 あの不安定な地域で怖すぎるでしょ
7.この件は興味深く見ています。 イランは今年に入り、一般市民のネット回線を使えなくし、各地の反政府デモに参加した数万人を軍で虐殺したと報道されています。 トランプが攻め込んだ国は、暴走状態にある国家という印象です。 また、レバノンで国軍以上に武力のあるヒズボラは、イランからの資金で活動し、レバノンにはヒズボラの国会議員がいるぐらい影響力があります。アメリカとイランの戦争をきっかけに、レバノン政府はヒズボラの武力を違法状態と決定し、ヒズボラを追い出す動きを強めています。 人口が9000万人を超える中東の大国イランを孤立させようと、人口100万~1000万人規模の周辺国は連携し動き始めています。 このまま終戦しないだろうから、アメリカはホルムズ海峡を制圧し、イランの海洋貿易を妨害して兵糧攻めをしようとしているのかな?
8.アメリカ批判はまぁもっともだけども、その後のイランの関係ない国を巻き込んだ海峡封鎖や、アラブ諸国への民間施設への攻撃は謎に批判しないよなぁ。自分からすれば海峡封鎖して他国を巻き込んでる反撃をしてる時点で悪さの度合いはアメリカイスラエルを超えてるわ。
攻撃されたからといってその行為はなんの正当性もない。やるなら当事国同士だけにしてくれよな。
9.イランはイスラエルをこの世から消滅させようとテロ組織にミサイルやドローン、カネを供与してイスラエルを攻撃させてるんやで。
ちなみにイラン国内にはイスラエル消滅までのカウントダウン」を表示するデジタル時計(通称:ドゥームズデイクロック)があるらしい。
完全にマトモじゃないっすね
10.米が始めた戦争なので、米が後始末をするのが筋とは思いますが、この手の報道には呆れてます。見出しを日本などの為にとわざわざ変えて強調した上でSNSでの発言を拡散する。これまで、プロパガンダであるイランメディアの報道を米国の報道と同列に扱いトランプ氏や米国批判をしてきた。そして、米国への批判を有効的な姿勢を示す自国政権への批判へと繋げる。見え見えの偏向報道ですね。
以上の10個だ。
ヤフーのコメント見る限りでは偏向報道に騙されている日本人が多いてことなのか。上の高い評価がついているコメントが工作員によるもなのか。代替、米国が始めた戦争だから責任取れとしか書いてないんだよな。
そんな主張ができるのは日本や一部の国だけだという現実も理解できない。今、エネルギー危機に直面している国民は米国批判するよりも、ホルムズ海峡封鎖をどうにかしてくれとおもっているはずだ。
さて、日本では報道されてないが、こちらはアフリカの状況について調べておいた。やはり、酷いものである。既にマダガスカルなどでは非常事態宣言が出ている。つまり、ホルムズ海峡封鎖が続けば、アフリカといった途上国は深刻なダメージを受ける。
記事を引用しよう。
インド洋の島国マダガスカルは7日、全土を対象に15日間のエネルギー非常事態を宣言した。同国は、アメリカ・イスラエルとイランとの戦争で深刻な燃料不足に陥っている。他のアフリカ諸国も緊急措置を講じている。
大統領府は、この状況が社会不安につながるおそれがあるとして、7日の閣議を経て非常事態の宣言を決定したと説明した。
マダガスカルは、発電量の大半を石油に依存している。アメリカは米東部時間の同日夜、イランとの2週間の停戦合意を発表したが、燃料を中東からの輸入に頼るマダガスカルでは、当面は供給の混乱が予想される。
マダガスカルでは昨年、電力と水が不足した状態が長引き、若者を中心に抗議行動が起きた。これがより広範な政情不安へと発展し、最終的に軍による権力掌握に至った。
政府が具体的にどのような措置を取る考えなのかは定かではないが、国内の電力部門の安定化や、さらなる混乱の緩和、エネルギー消費の管理、公共サービスの継続確保に向けた権限を一元的に有していると説明している。
ガソリンスタンドに行列
今回のエネルギー危機が生じて以降、マダガスカルではこれまでのところ、燃料価格は上昇していない。しかし、燃料不足により、ドライバーたちが何時間も列をつくっていると報告されている。
非常事態の知らせを受け、8日には一部のガソリンスタンドでパニック買いが起きた。地元メディアによると、1人あたりの購入量を制限するガソリンスタンドもあるという。
マダガスカルで消費される石油のほとんどは、ホルムズ海峡の南に位置するオマーンから輸入されている。世界のエネルギー輸送の要衝である同海峡は、2月28日に始まった戦争の影響を受け続けている。
原油価格は紛争以前より大幅に高い水準にある。複数のアナリストは、湾岸地域の供給能力へのダメージを回復するには数カ月、あるいは数年を要する可能性があると指摘している。
他のアフリカ諸国も緊急措置
マダガスカルをはじめ一部のアフリカ諸国は、こうした混乱の影響を抑え込もうと緊急措置を講じている。燃料価格の引き上げや補助金の支給、電力の配給制の導入に踏み切った国もある。
ガンビア政府は、政府関係者の不要不急の移動を直ちに停止するよう命じた。この数日前には、セネガルが同様の措置を導入した。
ザンビアは最近、ガソリンと軽油の輸入税を一時停止した。ボツワナは、価格上昇による消費者の負担を軽減するため、燃料税を6カ月間停止することを決めた。
ニュースは以上。
これはBBCニュースなんだが、実際、アジアだけがエネルギー危機となるわけではない。原油やガスが届かなくなり、備蓄も新しい調達先がなければ、何処の国もこうなっていく。しかも、戦争が終わっても混乱はしばらく続くので、何処まで持ちこたえられるのかという話になる。
上の記事を見て、これ韓国の状況じゃんと思ったかもしれないが、ちゃんとアフリカと書いてある。
アジアだけではない。アフリカですらこんな状態だ。
次は欧州についても見ておこうか。実は欧州でも燃料危機でこのままだと3週間以内にジェット燃料不足して終わるようだ。
記事を引用しよう。
[10日 ロイター] – 国際空港評議会(ACI)欧州支部は欧州委員会宛ての9日付の書簡で、ホルムズ海峡の通航が再開されなければ3週間以内にジェット燃料不足に直面する恐れがあり「欧州経済に重大な打撃を与えかねない」として、供給確保のため欧州連合(EU)全体として緊急対策を講じるよう求めた。
書簡によると、今週開かれた欧州委の石油調整関係者の会議で、ジェット燃料の生産量や供給に関してEU全体での把握や監視が行われていないことが判明したという。欧州委に対し、需給見通しを把握し、新たな輸入先や、EU域内の燃料流通に関するリスクや備蓄水準を検討するよう要請。輸入規制の一時的な解除やEUによる共同購入といった対策や、空港や航空会社、地上勤務者への支援も求めた。
ジェット燃料価格はここ数週間で1バレル当たり150─200ドルへと2倍以上に上昇。燃料費が航空会社の運営コストの最大4分の1を占めるため、業界は大きな打撃を受けている。
ACIの2019年までのデータによると、業界は欧州経済に年間8510億ユーロ(約9970億3000万ドル)寄与。1400万人を雇用している。
ニュースは以上。
欧州の航空業が全滅すれば1400万人がリストラに直面。ホルムズ海峡封鎖なんて俺たちには関係ないと述べていた欧州さん。今、どんな気持ちですか?3週間で大量解雇ですよ。だから、海は繋がっているんだと。
物流は世界中にネットワークを構築しているんだと。ホルムズ海峡といった海上交通の要所が封鎖されれば、それは世界中に致命的な打撃を与える。原油価格高騰だけではないのだ。3週間以内で対応策を考えるとかいうが、チキンの欧州にできるのはロシアに泣きつくぐらいですよね。それとも米国に泣きつきますか。
どちらにせよ。最初から動いてイランを全力で止めないからこうなるんだよ。