イランは決して降伏しない、大統領が表明 トランプ氏の「無条件降伏」要求から1日足らず

イラン大統領はぶっちゃけるとそれは悪手だ。なぜなら、イランが決して降伏しなくてもこのまま米国やイスラエルと戦争すればどんどん疲弊していく。そもそも制空権取られた後、次は何をするのか。簡単だ。外堀を埋めていくんだよ。

つまり、ここからイランは経済封鎖である。そもそもホルムズ海峡封鎖した時点で、彼らは自分らの売れる原油利権を手放したといってもいい。ただでさえ、イランは経済的にインフレが激しく、通貨の価値が凄まじく落ちている現状である。

それで戦争なんて続けたらロシアよりも凄まじい速さで経済的困窮となる。そもそも反政府デモは庶民がインフレに苦しんでいて、どうにかしろと訴えたからだ。でも、それを大虐殺したことでイランに政権運営能力はないことは露呈した。

つまり、イランは無条件降伏しないと述べても武器や弾薬にも限りがある。でも、米国はいくらでも補給できる。周辺国に米軍基地がある。だから、無条件降伏しないとか。するとかの問題じゃないんだよ。イランは完全包囲されているんだから。

しかも、米国が地上戦しなくてもイスラエルは積年の恨みで地上部隊を送り込んでくるかもしれない。イスラエルと戦争することになればイランの国土は焦土化する一方だ。

そもそも航空支援を封じられる時点で地上戦なんてやれば補給の問題で圧倒的不利だ。地の利を活かすにも限界があるからな。

さらにホルムズ海峡封鎖で周辺国は原油が売れなくなるので、イランはこのまま行けば周辺国とも戦争するはめになる。いくら原油価格の先物が高騰しようが相手に届けられないなら儲けは確定しないからな。

だから戦争は長期化するとか述べてるが、こちらは数ヶ月で終わると思っている。ウクライナ戦争と違ってイランには戦えるだけの物資や弾薬は十分ではないからだ。ゲリラ戦術しようにも、イランに米軍基地があるわけではない。

では、記事を引用しよう。

(CNN) イランの軍隊がイスラエルとの応酬を続け、湾岸諸国に対して報復攻撃を行う中、ペゼシュキアン大統領は7日、イランは決して降伏しないと表明した。

この1日足らず前、トランプ米大統領はイランが「無条件降伏」しない限り、米政府は交渉を行わないとの考えを示していた。

だが、ペゼシュキアン氏は国営テレビでの演説で、「米国は我々が無条件降伏するという夢を墓場に持っていくことになるだろう」と語った。

イランでは最高指導者だったハメネイ師が1週間前に殺害されて以降、後継者が指名されるまで3人からなる指導評議会が実権を握っている。

ニュースは以上。

イランがどうしてこんな強気なのかは知らないが、誰が見ても勝てない戦争をやればやるほど庶民の不満が高まるだけ。反政府デモを射殺で追い込んだところで限界がある。内と外でイランは長期に戦える体制はないんだよ。だから、数ヶ月以内で無条件降伏すると思われる。

髙岡豊
中東の専門家(こぶた総合研究所代表)

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

1.規模が大きく、体制が整っている組織同士の交戦の場合、暗殺などで最高首脳部を一掃すればそれで決着がつくわけではないようです。特に、敵方の「降伏」を希求する場合、敵陣営を納得させるくらいの権威や職権のある立場の誰かに「降伏」する役をしてもらわないと収拾がつきません。今般の場合、記事で挙げられた国には陣営内の不平・不満を抑えた上で「降伏」できる立場の人がいません。力の差を見せつけるという意味では最高指導者の暗殺は大成功でしたが、その後の事態の収拾という観点からは混乱する可能性を高くした選択だったと言えるでしょう。

2.太平洋戦争での日本の無条件降伏と同じような形にしたいのだろうけど、イスラム教徒相手には難しいだろうね。
イスラム教徒は聖戦で死んだら天国の行けると信じているから。
それに空爆だけで軍事力の完全破壊は無理。 地上戦をしないと完全に駆逐はできない。
しかし地上戦をしたら米軍イスラエル共に甚大な被害がでることは確実。
そんな現実を理解しているからイスラエルは地上戦にもイランの体制転換にも言及していない。
空爆でできるだけ軍事力を削いで核開発を大きく遅らせたら目的達成。
しかし、それだとトランプはイスラエルに使われたとの評価になり面子が丸潰れになる。
だからトランプは何度もイランの体制転換に言及している。
このように米国とイスラエルの戦争の目的が違ってきてしまったのは、トランプがネタニヤフに唆されて急に戦争を始めてしまったからだろうね。
トランプが始めたこの戦争の評価は中間選挙で分かるのでしょう。

3.イランに対する「軍事行動」と「侵攻」って何が違うのでしょうか。日本の国内報道は「軍事行動」という用語を使っているようですが、見方によっては「侵攻」そのものじゃないですかね。他国の領土に何千発もミサイルを撃ち込んでいるわけで、特にアメリカにとっては自国防衛の範疇を超えると思います。イランからすればウクライナと似た状態でしょうし、こんな状態で降伏などできるわけがないでしょう。まして無条件降伏とか、完全に「戦争」していると思います。

4.イランはイランイラク戦争で8年もの間耐え抜いた国です。こういう国は戦争慣れしてるし無条件降伏なんてありえないでしょう。ほんとなら弱体化したイランに核について譲歩させることが可能だったのに、イスラエルもアメリカも余計なことばかりしてことを複雑にしてしまいました。クルド人に代理で戦わせた場合、内戦状態になり、新たな中東の火種になりますよ。核物質が持ち出されてしまうかもしれず、非常に危険です。また、世界でテロが頻発しますよ。
それとイランが湾岸諸国の原油のインフラを破壊してしまったため、原油の供給に影響あるそうです。ホルムズ海峡を通るのも海運会社大手が追加の航行を受け付けないといっているため、原油高は止まらないと思います。数ヶ月続けば世界経済に打撃らしいです。

5.イランは、高低差の大きい山岳地帯が多く点在するので、地上戦になったら当然泥沼のゲリラ戦に突入する。ベトナム戦争でもゲリラ戦は、土地勘のあるベトナム兵士に有利に運びアメリカは撤退し事実上の負けとなった。イランも当然山岳地帯のゲリラ戦に追い込みを掛けるだろう。この戦いは、長期戦に突入すると思う。ガソリン満タンは常にキープと食料と水の備蓄は、最低半年は必須と考える。

6.沼を枯らすには周りの水を断って干上がらせる
つまり、周辺国をイランから離反させる方向に行く可能性があるんじゃないかな
まぁ、長期的な話にはなるが、ホルムズ海峡封鎖してたら米国が音を上げる前に、中東諸国が本気でイランの無力化に動きかねないし、そうそう長い間維持できるとも思えないのよね

7.いやもう反撃手段がないし、実質壊滅だろ
次はアメリカがホルムズ海峡を支配して、中国が泣き入れる未来

8.開戦当初イスラエルだけじゃなく湾岸諸国へもミサイル乱発したしね。殆ど激撃されたけど数発は落ちている
核兵器なら大被害。やはり今攻撃して正解だった。イランは核をもってたなら核をのせてたでしょ

後、ヒズボラ、フーシ派、ハマス他イスラム過激派を支援してるからそいつらに核が渡れば使われる可能性
高いからな。それを排除するためには今やったのは英断ですわ

9.どのような形で終結しても、戦後にイランを助けてくれる国はあるのだろうか。
ロシアや中国は頼りにならないだろう。
ほぼ孤立状態なんじゃないのか?
この戦争がうやむやに終わっても、米国やトランプ大統領を非難する人はいつもの数くらいはいるだろうが、国家や社会には大きな影響は無いだろう
でもイランはかなり苦しいものとなるはずだ。
イランの本当の闘いは、戦後にあると思う。

10.現在のイランは「国民国家」体制ではなく、宗教指導者を中心とした「イスラム共和制」です。
国民国家なら「最後の一兵まで抵抗」できるでしょうが、
空爆後のインフラ破壊とそれに伴う激しいインフレ、食糧不足による飢餓。
さらに米軍が地上部隊を派遣しなかったことによる「国土を侵す敵」の不在。
国民は「空から爆弾を落とす遠い敵」と「国民を飢えさせる政権」どちらに不満を抱くでしょうか。

現政権はどこまで国民を抑えることができるでしょうかね。

以上の10個だ。

イランは中国から完全捨てられてるので、戦争を続けても疲弊するだけしかない。もちろん、周辺国は援助しないので結局、イランは長期に戦争なんてできない。しかも、戦争が長期化すればするほど、米国はイランに対して要求を厳しくするだろう。戦後賠償金や原油利権を片っ端から抑えられるかもしれない。

勝てない戦争を無駄に続けるのは悪手だ。犠牲が拡大しないうちにさっさと無条件降伏したほうがいい。それが将来的にイランのためになる。

だが、こうなってくるとイランに関係なくホルムズ海峡を守る国際的部隊の編成が急務になってくる。米国は戦争保険や護衛を提供すると述べているが、その保険を使って実際、ホルムズ海峡を安全に通過できるのか。

それで、イラン軍によると実はホルムズ海峡は封鎖してないそうだ。ええ?どういうことなんだよ?もう、わけがわからない。

記事を引用しよう。

 【ドバイ=吉形祐司】イラン軍報道官は6日、国営テレビのインタビューで、海上輸送の要衝ホルムズ海峡について「封鎖しておらず、するつもりもない」と述べ、米国とイスラエルに関係しない船舶の通過を認めることを明らかにした。産油国が多いペルシャ湾岸諸国との関係を意識した発言とみられる。

 報道官は「海峡を通過したい船舶は航行が許される。米国とイスラエル関係の船は攻撃する」と説明し、船籍次第で異なる対応をとる方針を示した。これまで精鋭軍事組織「革命防衛隊」の関係者はホルムズ海峡を封鎖したと発言しており、態度を軟化させた。

 イランは米イスラエルの攻撃に対する報復として、米軍基地のある近隣諸国を攻撃してきたが、マスード・ペゼシュキアン大統領が7日に中止を発表。報道官の発言は、近隣諸国との関係改善を試みる政策が反映されている可能性がある。

 一方、革命防衛隊報道官は6日、トランプ米大統領がホルムズ海峡で米軍によるタンカー護衛の検討を表明したことを受け、対抗措置をとる構えを示した。米船籍のタンカーが機雷の被害を受けた過去の事件を挙げて威嚇した。

ニュースは以上。

そもそも米国もイスラエルもホルムズ海峡なんてほとんど使わないだろう。じゃあ、この先、ホルムズ海峡でイランは検問でもするつもりなのか。さすがにいくら狭いところでもそれは無理だろう。つまり、イランはアジアや周辺国を敵に回したくないだけで、封鎖はとくつもりはないと。

そもそもイスラエルや米国のタンカーを襲ったところで、イランが勝てる可能性が上がるとも思えん。あほなことしてないでホルムズ海峡から手を引けばいいんだよ。イランが米国やイスラエル戦争するのは自由だが、ホルムズ海峡封鎖はしない。それで世界中の人々は助かるんだよ。

ええ?このまま封鎖続けて韓国や中国が干からびるまで数ヶ月待った方がいい?確かにそれは面白いんだが、いくらこちらが面白いと思っても、被害の方が大きいんだから、推奨はしない。ホルムズ海峡封鎖は今すぐにでも解くべき何だよ。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

門倉貴史
エコノミスト/経済評論家

1.ホルムズ海峡経由で原油を調達しているのは、ほとんどが日本を含むアジア諸国であるため、イランによるホルムズ海峡封鎖によって大きな打撃を受けていたのは、イラン攻撃には無関係のアジア諸国であった。  

米国とイスラエルに関係しない船舶についてホルムズ海峡の通過を認めるのであれば、もともとイランと友好関係にある日本の船舶の通航も認められるはずで、その場合、日本の石油の供給不安は解消され、備蓄放出の必要性もなくなるだろう。  

ただ、イラン革命防衛隊は当初「いかなる船舶もホルムズ海峡を通過することは許可されていない」としていたため、船籍次第で通過を認めるというイラン国軍とイラン革命防衛隊の間でコンセンサスが取られているかは不透明で、日本の船舶のホルムズ海峡通航が100%安全であるとは言えないだろう。

2.イランはかなり現実的な手段を選択して来た様だ。長期戦を見据えて、近隣諸国を米国側に付けない為の具体的な戦略と見るが、これは世界のエネルギー問題に取っても極めてプラス材料ではないか。産油国にとっては輸出がスムーズに再開出来て、輸入側にとっても原油が滞りなく入手出来ればインフレの回避に繋がり、我が国に取っては円安の回避にも繋がる。これが本当に無条件に実現すれば、世界経済にとっては非常に明るいニュースではないか。

3.イラン国軍と革命防衛隊、これら相互で認識が噛み合っているのかが非常に重要。 立場としては革命防衛隊が上なので、そちらが変わらず封鎖と宣言するようなら、やはり海峡の利用は難しいままとなる。 しかしそうなった場合は国内ではっきりとした分裂が起こる可能性も生まれる。イスラム指導者層と革命防衛隊、大統領と国軍。イラン国内がその様に割れればまた、外交の可能性は広がるように思う。

4.イランには正規軍と革命防衛隊の、二つの軍隊がある。これは正規軍の報道だから、まだ革命防衛隊が納得しているかどうか分からない。おそらく今は、正規軍が革命防衛隊に、海峡封鎖を止めるように訴えている段階だと思う。 もし本当に革命防衛隊が船籍次第での通過を認めたのなら、ミサイルとドローンの備蓄が尽き、設備も破壊され尽くされたから、正規軍の言うことを受け入れざるを得なくなった。実際に周辺諸国へのミサイルとドローン攻撃は大幅に減少しているというから、有り得ないことではない。 ただ現実は、ほとんどの備蓄が尽きた頃を見計らって、正規軍が革命防衛隊に話し合いを持ちかけたのではないだろうか?だから今は話し合いの真っ最中で、通過を認めるかどうかは未知数だと思う。

5.「封鎖しない」という発言は、周辺のアラブ諸国を敵に回したくないイランの本音が透けて見えます。世界経済を敵に回す「海峡封鎖」はイランにとっても自滅行為だからです。 しかし、「米国やイスラエル関連は攻撃する」という条件付きである以上、どの船が標的になるかはイランのさじ加減一つ。日本のエネルギーの命綱であるこの海域が不安定なことに変わりはなく、ガソリン代や電気代への影響が非常に懸念されます。言葉の軟化を鵜呑みにせず、日本政府には供給網の安全確保に向けた毅然とした外交を期待します。

以上の5個だ。

結局、ホルムズ海峡封鎖は悪手であって、それを長期間維持することも難しい。米国と戦争を続ける予定で、周辺国が参戦する前に緩和したというところか。まあ、それが本当なら喜ばしいことではあるんだが、実際、イランの指揮系統がまともに機能しているかも怪しいからな。

結局、安全が確立しない限りは誰も通ろうとはしないんじゃないか。それを来週の市場がどう見るのか。これは韓国経済にとっても重要だ。

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