ここからは韓国経済の話題だ。
どうやら韓国とスイスの通貨スワップ協定が5年延長されたようだ。これ自体は韓国にとって喜ばしいニュースのように見えるが実はそうではない。なぜなら、韓国はウォン安で同じスワップなのに追加料金払うことになった。
では、記事を引用しよう。
両国間の通貨スワップ協定は2018年に初めて締結され、21年に延長されたのに続いて今回で3回目の締結となる。
今回の更新により、両国の中央銀行は18兆5000億ウォン(約1兆9700億円、100億スイスフラン)規模の資金を相互に融通できるようになる。
この間の為替変動を反映し、ウォン建ての上限額はこれまでの11兆2000億ウォンから引き上げられた。スイスフランの上限額は従来と同じ。
契約期間は5年で、効力は今月1日から31年3月1日まで維持される。
財政経済部は「スイスは世界的な主要通貨国であり、今回の協定更新により金融危機時に活用できるわが国の外国為替部門の安全弁がさらに強化される」と評価した。
ニュースは以上。
上に書いてある規模を見てほしい。100億スイスフランはかわらないのに、18兆5000億ウォンとなっている。従来は11兆2000億ウォンなのに、7兆3千億ウォンほど増加している。つまり、ウォンは2021年より、スイスフランに対して6割以上安くなっているてことだ。
チャートを見たら中々笑える。

このようにウォンは5年間でひたすら下がり続けている。それが7兆3千億ウォンを追加で払うことになった理由となる。
でも、韓国にとって通過スワップは生命線なので、背に腹はかえられないということだ。2兆円規模といいながら、スイスはこのまま7300億円程度儲かるわけだ。実際、100億スイスフランは変わらないんだから。
ここまでしてハードカレンシーとの通過スワップにこだわらないといけないが、逆にそれこそがヘッジファンドにとってはカモにしか見えない。しかし、6割以上も下がっていたことに笑うしかないという。