ここからは韓国経済の話題だ。
ウォン安&原油価格高騰で韓国経済はインフレに向かうことが予想できるのだが、すでにガソリン価格から、航空機の燃料代などはじめとして、韓国では値上げラッシュが続いている。こちらが注目しているのは価格統制しているガソリン価格は政府談合みたいなものなので、無理あり、その上限枠に抑えるとして、それよりも、チキン、豚肉、卵といった生鮮食品である。
特に卵は物価の優等生と呼ばれており、卵の価格はかなり上がりにくい。今、日本で卵10個買えば、近くのスーパーで250円ぐらい売っているが、韓国ではすでに卵10個で4000ウォンである。
日本円で4000ウォンは427円となっている。つまり、卵の価格は日本の1.5倍ぐらいになったと。
では、記事を引用しよう。
中東情勢悪化で原油価格が揺れ動く中、韓国で食品物価の不安も続いている。家畜伝染病が拡散し畜産物物価が大きく上がった。
韓国国家データ処によると、先月の畜産物物価指数は1年前より6%上昇した。豚肉が7.3%、卵が6.7%など、価格上昇が急だった。2020年と比べると卵が41.6%上がり、鶏肉は31.8%、豚肉は28.0%上昇した。
今月に入っても上昇傾向が持続している。畜産物品質評価院の畜産物流通情報によると1人世帯などの消費が多い卵(XLサイズ)10個の平均消費者価格は先週(3月9~15日)基準3892ウォン(約415円)で1年前より19.3%上昇した。
卵30個の平均価格は6762ウォンで1年前より4.9%上がった。卵1個の価格が400ウォンに迫る。高病原性鳥インフルエンザが広がり卵生産が減少したためだ。
アフリカ豚熱発生の余波で豚肉価格も上昇だ。3月第2週基準で豚バラ肉は100グラム当たり2629ウォンで1年前より4.3%、肩ロースは2456ウォンで5.3%高くなった。ウデ肉は1531ウォンで6.5%上がった。
「家畜防疫網」に穴があき物価をさらに押し上げているという指摘が出る。高病原性鳥インフルエンザとアフリカ豚熱に続き、1月末には9カ月ぶりに口蹄疫の発生が確認されるなど3大家畜伝染病が同時に広がっている。3大伝染病が一度に発生したのは2025年に続き今年が2度目だ。
一方、交流サイト(SNS)を中心に特定の食品が短期間で流行に乗り、食材価格も急騰する現象も繰り返されている。この日価格調査専門機関である韓国物価情報によると、ドバイもちもちクッキーの主材料であるカダイフ価格は流行前の昨年9~10月に500グラム1万8900ウォンだったが、流行後の2月には3万1800ウォンと4カ月で68.3%急騰した。ドバイもちもちクッキーの完成品もやはり流行前の1個当たり3000ウォンから流行後には6500ウォンと2.2倍に上がった。
流行に乗った「ポムドンビビンバ」の材料も価格が上がった。1月末にポムドン(春白菜)1キログラムの価格は4500ウォンだったが、SNSを中心に各種レシピや動画配信が広がり今月初めには33.3%上昇の6000ウォンを記録した。同じ期間にポムドンビビンバの外食価格は8000ウォンから1万2000ウォンに50%上がった。
韓国物価情報のイ・ドンフン調査部チーム長は「SNSを通じた流行で特定食材需要が短期間に集中しているが、物価変動性を拡大する要因」と話した。
ニュースは以上。
韓国の物価はドンドン上がっている。鳥インフルエンザの影響もあるようだが、卵の価格が1個42円とか高いよな。しかも、鶏肉、豚肉価格も上がっている。
それでどうして卵や鶏肉、豚肉といった生鮮食品の値段に上がるかについてだ。簡単に言えば、これも家畜用の餌、飼料が輸入だからである。ええ、でも飼料は中東から輸入しているわけじゃないよね。そう飼料はだいたい中国だ。
でも、その中国がホルムズ海峡封鎖によって飼料などといった輸出を制限している。つまり、原油価格高騰やウォン安で輸入飼料のコストが高くなれば、生鮮食品の価格は自然とあがっていくてこと。
特定食材需要についてはそこまで重要なものではない。食生活を送るために基本的な食品ではないからだ。
ホルムズ海峡封鎖されてまだ1ヶ月も経過していないが、徐々に韓国のインフレを高めていると。