それではイラン情勢についても最新情報を確認しておこうか。
現在のところ、米国はイランとの戦争で地上部隊派遣を否定しているようだ。つまり、空爆やミサイルが主な攻撃手段となる。
ただ、米国が地上部隊派遣しなくても、イスラエルがどうするかは不透明だ。少なくともイスラエルはガザにも地上部隊派遣したので、イランでも派遣する可能性は考慮した方がいいだろう。
でも、米国が地上部隊派遣しないなら戦争は終わるんだろうか。長期化して泥沼なんかすれば韓国が先に死ぬぞ。韓国の原油備蓄はこちらは2ヶ月だと述べているが、これは根拠がないわけじゃない。
現に韓国は過去において原油備蓄は15日とかだった。それが少しは改善されて数ヶ月てところだ。日本も長期化すればホルムズ海峡封鎖が続くので影響がないとはいえないが、その前に韓国が先に壊滅するので、それから考えてもいいんじゃないか。2ヶ月もあれば戦争終わってると思うが、実際、ウクライナ戦争も長期化したのでなんともいえない。でも、最高指導者ハネメイが消えて戦争を続ける理由はどこにあるんだろうな。
さっさと核放棄を宣言して降伏した方がいいと思われる。ただ、イランもいくら米軍基地があるからと他国まで攻撃するのはよくわからない。これによって、イギリス、フランス、ドイツまで敵に回した。完全に自滅だと思われる。イランに同情的なのは中国とロシアだけだもんな。横の繋がりがよくわかるじゃないか。
でも、中国もロシアも米国と戦争なんてしたくない。だから、結局、批判だけで終わる。
だが、戦火はどうやら拡大してるようだ。イスラエルがレバノンを空爆した。例のヒスボラが拠点しているベイルートである。
記事を引用しよう。
[ドバイ/ワシントン 2日 ロイター] – 米国とイスラエルによるイランへの空爆は2日、さらに拡大し、終結の見通しは立っていない。イスラエルは、親イラン武装組織ヒズボラの攻撃を受け、ヒズボラが拠点とするレバノンのベイルート南郊を空爆。イランは湾岸諸国へのミサイルやドローン(無人機)による攻撃を続けている。
トランプ米大統領は、イランの核開発と弾道ミサイル開発計画を阻止するため、米軍に攻撃を命じたとし、必要な限り戦争を続けると表明。作戦の期間について「当初は4─5週間と見込んでいたが、それよりはるかに長く続ける能力がある」と強調した。
イランへの攻撃により、湾岸地域は戦争状態となり、世界の航空輸送が混乱、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡も閉鎖され、原油価格が急騰している。
米中央軍は2日、イラン攻撃が行われるなか戦闘中のF15戦闘機3機がクウェートの防空システムにより誤って撃墜されたと発表した。乗組員6人全員は機内から脱出し、救助されて容態は安定しているという。
イランに対する軍事作戦ではこれまでに米軍兵士4人の死亡が報告され、トランプ氏は国民に彼らの死を悼むよう呼びかけた。週末のロイター/イプソス世論調査によると、作戦を支持する米国民は4人に1人にとどまり、中間選挙を控え、共和党にとって重大な政治的リスクとなる可能性がある。
米軍はイラン国内で1250以上の標的を攻撃し、イランの艦船11隻を破壊したと発表した。
トルコのエルドアン大統領は、米国とイスラエルによるイランへの攻撃は国際法の「明白な違反」だと批判した。
さらにイランの革命防衛が正式にホルムズ海峡封鎖を表明した。もう、ホルムズ海峡は使えなくなった。
では、記事を引用しよう。
ニュースは以上。
米国・イスラエルがイランと戦争といっても、その背景にあるのは核兵器だけではなくて、パレスチナ問題も複雑に絡み合う。イスラエルが参戦している時点で、アラブ諸国からすれば反撃の理由となる。
【イスタンブール=渡辺夏奈】イランの革命防衛隊の幹部は2日、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡を封鎖したことを明らかにした。地元メディアの情報として、ロイター通信などが伝えた。通過する船舶には攻撃して炎上させると警告した。
幹部はイラン国営メディアに対し「(ホルムズ)海峡は閉鎖されている」と話した。通過しようとする船舶には「革命防衛隊と海軍の英雄たちが火を放つ」などと主張した。
革命防衛隊はこれまでも船舶に対して通過しないよう呼びかけていた。正式に表明したことで、より圧力を強めた格好だ。
ホルムズ海峡は世界の石油供給の2割が行き交う要衝。封鎖は原油の供給減少や相場上昇を通し、世界経済に大きな影響を与える。
イランは過去にもホルムズ海峡の封鎖をちらつかせ、交渉で譲歩を引き出そうと試みてきた。友好国の中国などにも影響を与えるため、実行したことはなかった。今回封鎖に踏み切ったことで、イランは「切り札」を切った格好だ。
イランは最高指導者のハメネイ師を殺害され、湾岸諸国のエネルギー施設などにも攻撃を広げている。戦闘はさらにエスカレートする可能性がある。
ニュースは以上。
でも、これは中国に大打撃だし、世界中の国家がイランを叩く材料にもなる。切り札を切ったとあるが、諸刃の剣ではないのか。ホルムズ海峡封鎖は世界中の国家に多大な影響を与えるのだから、NATOや、多国籍軍隊を派遣してここを防衛する理由ができる。
そもそも周辺国はここを通過できないと商品を運べないので、サウジとかも切れているだろう。無差別攻撃もそうだが、周辺国を敵に回す行為をしてるのは指揮系統の混乱か。それとも後がなくてなりふり構わずに無意味な死を選んでるのか。
ホルムズ海峡封鎖は最悪の悪手だとおもうぞ。
では、ネットの突っ込みを見ておくか。
1.石川智久
日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト
見解日本の原油のほとんどがホルムズ海峡を通過します。そのため日本経済に与える影響は非常に大きいと考えられます。一方で備蓄は約250日分あるのでその間に対応進めることが重要です。
そしてホルムズ海峡に頼っているのは日本だけではありません。中東から原油を一番多く買っているのは中国です。そして中国の備蓄量は約100日と日本よりも少ない状況で、切迫感は中国の方が大きいと見られます。
また、最近存在感を高めるインドも中東から多くの原油を輸入しています。今後、中国やインドがこの問題に関与してくる可能性が大きいと予想されます。
2.大変なことであはありますが、テレビの過剰なあおり報道はやめて欲しいですね。すでにNHKがガソリンスタンドでインタビューして「早めに入れておこうと思った」とか不安を煽る雰囲気のコメントだけど拾って流してましたよね。実情は伝えつつ、備蓄があるから今のところ慌てなくても大丈夫といった落ち着かせる報道の方が大事だと思います。それよりも、ホルムズ海峡の内側で足止めを食らっているであろう日本の船舶がどうなっているかがとても心配です。
3.落ち着かせる報道だったよ。 同時にガソリンスタンドの所長にインタビューしてしばらくガソリン価格は変わらないと言わせてたし、今後の推移について3パターンを紹介して一番あり得るのはジワジワ上昇してリッター十数円程度の上昇に留まるという専門家の意見を流していた。 かつ政府民間の備蓄について石油、LNGの双方について報じ、政府が多角的輸入を進めている旨のコメントも流していた。 一部の切り取りで煽るような批判をしてるのはどっちだろうか。
4.アメリカもイスラエルもイランに手を出せばホルムズ海峡が封鎖されるのはお見通しです。 それも見越しての軍事作戦だから4~5週間かそれ以上の長期化の話が出ているのです。 イラン革命防衛隊が機能するということは、西側諸国が目論む民主化にはまだ程遠く、亡くなった最高指導者の意向が受け継がれているだけなのです。 これからは、ホルムズ海峡のイラン情勢に左右されない自由開放と、イランの民主化の妨げになる要因を排除する作戦に切り替わると思います。
5.この封鎖や攻撃を受けたサウジアラビア、カタール、クウェート、オマーン、バーレーン、UAEが、共同でイランに対して反撃する権利があると述べているから、また中東戦争に突入するんじゃないかと危惧している… アメリカは戦闘は4週間が続くと述べて政府転覆を狙うのであれば、これから地上戦になるのだが、過去のイランイラク戦争でアメリカがイラクを支援したけど天然の要塞と呼ばれる山脈と世界一熱い砂漠に阻まれて8年間の泥沼の戦争になった 前回の戦争が始まったのが46年前だから当時とは兵器の技術は格段に上がっているとはいえ、果たして4週間で終わるのかどうか疑問だ
6.イランにホルムズ海峡を封鎖する権利はなく、船舶を攻撃した場合、旗国主義のため旗を掲げる国に対する攻撃に等しい。 すなわち、海峡を渡る船の国に対して戦争を吹っ掛けると発表しているに等しい。 イランにも言い分はあるだろうが、国際社会を敵に回し、自国の経済にもダメージを与え、アメリカイスラエルに更なる攻撃の口実を与える下策でしょう。 経済的にはインフレに振れます。当然円安になりますので日本の場合は物価上昇は加速します。資産をキャッシュで持つリスクがまた改めて健在化しました
以上の6個だ。
ホルムズ海峡封鎖は上にも突っ込まれてるが、世界中の国家を敵に回す可能性が高い。だからこそ長期封鎖なんてできるはずもないのだが、今のところは各国は情勢を注意深く見守っている。日本もホルムズ海峡封鎖は存続危機事態になりうるのだが、台湾侵攻と違って、世界中の国家を巻き込んでるので、日本だけで解決する問題ではない。
今後、NATOなどの多国籍軍隊がホルムズ海峡封鎖を解くために出動するなら、自衛隊も派遣されるかもしれない。だが、多くの指導者は長期化するとは考えてないだろうな。