韓国 パリ五輪は「球技はほぼ全滅」 韓国のスポーツが“弱体化”した納得の理由

韓国 以前、韓国がパリ五輪をボイコットしたとおもうほど人気種目の競技が予算敗退で五輪出場できなかったことを紹介した。どうして韓国はここまでスポーツが弱くなってしまったのか。それはスポーツというのは国の総合力に大きく影響を受けるからだ。これは個人や団体に限らないが、特に選手層というものがある。

例えば、サッカーを思い出してほしい。サッカーで思いつくにはまずJリーグというプロサッカーがある。しかし、そのサッカー選手を年齢に分けて若手選手による「U18」とかプロ大会があるのはご存じだろう。こちらがそれを最初に知ったのはキャプテン翼からだが。サッカー漫画なら高校の全国大会で活躍した主人公やライバルがU18に選ばれることはよくある。さらにサッカーが上手ければ海外の遠征組、海外のサッカークラブからスカウトされることだってある。

重要なのは彼らは「日本人」なのだから、U18でも、Jリーグでも、海外遠征組でも、五輪やワールドカップなどという大きな国際大会となれば一同に集結して日本の勝利のために戦うてことだ。そして、多くのサッカー選手はその大会に出場して優勝することを夢見ている。でも、ご存じの通り、五輪やワールドカップで優勝するのはFIFAランキング上位の強豪と当たるので、今の日本の力ではまだまだ難しい。

そして、強豪チームというのは至って共通する点は選手層が厚いてことだ。この層が厚いという意味に注目していただきたい。万が一欠員や怪我の選手が出ても、人材が豊富なことからチームの運営が崩れることが少ない。

Jリーグでも、J1やJ2とかに分かれていたりするが、これもJ1というのが本当のJリーグであって、J2はいわば勝てないクラブチームがJ1昇格するのを目標に戦うシステムである。どのクラブチームだって選手層が厚くなければ長いリーグ戦は戦えないのだ。なぜなら、選手というのはいつでもコンディションが好調というわけにはいかない。スランプに陥ることもあれば、怪我や病気だってする。

超一流の選手が一人いれば勝てるほど大会は甘くない。一流の選手が数人いても何試合も戦う国際大会では勝つのは難しい。

さて、サッカーを例に「選手層の厚さ」が国際大会で勝利する上で必要不可欠なことを確認した。では、どうすれば人材が豊富なチームを作れるんだろうか。これが経済力というものが物を言う。

今、殆どのプロスポーツというのは昔のような根性で勝てという旧時代のトレーニングではなく、多くの場合は大学と提携して科学的なトレーニング方法を充実させている。科学的なトレーニング方法を選手1人1人の個人データに基づいて、彼らに足りないものが何なのか分析して、弱点はどこにあるのか。シュート力がたりないのか。パスの精度を磨いた方がいいのか。味方との連携なのか。ゴール前での競り合いに打ち勝つ頑丈な身体作りなど。ありとあらゆる必要な技術を身につけていくわけだ。

だが、これらの科学的なトレーニング方法というのは最新機械や最新設備を使うので、一流のプロスポーツ以外では使うことは難しい。さらにいえば、人気のスポーツでなければプロ選手ですら難しい。そして、それらの機械や設備を揃えるには豊富な資金力がいる。もちろん、一流の選手ではなく、一流の監督を雇用することも大事だ。

長い大会というのはたまにジャイアントキリングというものが起こることもあるが、多くの場合は選手層の厚い強豪チームが勝利する理由は、最新の科学的なトレーニング方法で技術力を磨き、一流の監督による指導が充実してこそ、強いチームへと育っていく。金のない弱小チームが勝つのはリアルでは難しいのだ。

今までの説明で勘が鋭い人はなんとなく言いたいことがわかってきたとおもう。つまり、チームを国という単位で見れば良いのだ。サッカーが強い国というのは、国民からも圧倒的な人気があり、政府が裏でしっかりサポートを充実させている国が多いてことだ。その充実させるにも、やはり、国民の理解が必要だ。

サッカーに限らないがスポーツのサポートに国がどれだけ予算を使うか。それは国民の人気によって大きく左右する。そして、サポートを充実させるには強くなるしかない。世界の強豪と渡り合えるような強さとなれば国は率先としてサポートする。これは個人競技ではなく、主に団体競技こそ国は大きくサポートしていく。やはり、団体競技で勝つ方が国民は嬉しいのだ。

しかし、逆に弱くなればなるほど国からのサポートは減って、国民からも人気がなくなっていく。国家の看板を背負って代表チームが国際大会で活躍するのをテレビで視聴しているのは多くの国民なのである。そこで活躍できれば多くの国民は喜んでくれるし、そのスポーツに興味を持ってくれる。興味を持つ人が増えれば、そのグッズが売れたり、サッカー番組の登録者が増えたりする。人が集まれば、それを商売にしようとスポンサーも集まる好循環が生まれる。

そして、人気があるからこそ、少年、少女が小さい時からボールを蹴って友達と遊んだりするわけだ。サッカーボールさえあれば、いつでも練習することができるのだ。ボールは友達ってロベルトが教えてくれた。因みにキャプテン翼は世界中のサッカー選手や、サッカーを愛する子供たちの憧れの教科書となっている。本当かよと思うかもしれないが、本当なんだよな。

まあ、それは良いとして韓国スポーツがどうして勝てなくなったのか。だいたい理解できてきたんじゃないだろうか。つまり、韓国ではサッカーが弱くなった理由が経済的に貧しくなっているからである。簡単に言えばサッカー所じゃない!俺たちのやることは勉強だ。小さい頃から塾に通って一流の大学に入って財閥企業や医者になって勝ち組を目指す。韓国の子供にはスポーツなんてやっている時間がないのだ。

これはスポーツという国家の視点における総合力において遙かにマイナスだ。なぜなら、小さい頃からそのスポーツを経験しているからこそ、多くの場合はプロになれるほど上手くなるのだ。たまに天才みたいな選手もいるかもしれないが、どの選手だって人一倍努力をしているのだ。

日本では文武両道という言葉があるが、韓国には勉強に傾きすぎていて、もはや、スポーツなんてものはしない、くだらない暗記教育ばかりを子供たちに押しつけて国のスポーツをどんどん弱くしていった。それが韓国スポーツ弱体化に繋がるのだ。そして、国際大会で結果を出せなくなればなるほど弱体化は加速していく。なぜなら、韓国人は勝てない選手には冷たすぎるのだ。

負けた選手に、次、頑張れよなんていう言葉はかけてもらえない。負けたことに対して激怒されて、お前は最悪だというレッテルを貼られる。それが一番わかるのは監督に対するものだ。高い金を出して監督を雇っても、その監督が結果が出なければ契約途中でも簡単に契約を解除する。

普通はあり得ない。その監督は確かにその大会では結果を出せてないかもしれないが、それは選手の育成を重視した結果かもしれない。勝つことだけにこだわり、韓国の国民は監督や選手というものをただ自分たちの自尊心を満たす道具としか見ていない。そう、彼らは国際大会で勝てるスポーツは総合力が重要だという視点が欠落しているのだ。

韓国でスポーツがどんどん弱体化していくのは経済的な視点から見ても当然なのだ。それがパリ五輪で団体競技がハンドボールはほぼ全滅という結果である。だからパリ五輪をボイコットしたほうがいいぞ。だって、人気種目に出る韓国人選手なんて数えるほどしかいないのだから。

では、記事を引用しよう。

女子バレーボール日本代表が、ネーションズリーグ福岡大会で韓国を3―0のストレートで破るなどして、パリ五輪出場を決めた。とかく熱く語られがちな日韓戦だが、肩透かしの弱さ。ちなみに韓国バレー代表は男女ともパリ出場権を獲得できなかった。

ハンドボール以外の球技は全滅。実は、かの国のスポーツは凋落の一途をたどっている。

夏季五輪の獲得メダル数をわが国と比べると、韓国史上最多33個を記録した1988年ソウル大会から2008年北京大会までは韓国の5勝1敗だったが、12年ロンドン大会以降は日本が3連勝。先の東京五輪では37年ぶりの低水準である20個にまで落ち込んだ。

「特に球技の衰退は顕著で、パリ出場は、伝統的に人気がある女子ハンドボール以外は全滅してしまいました」と、韓国紙記者が嘆く。

世界最長の9大会連続出場中だった男子サッカーも、今春のU-23アジア選手権でインドネシアに敗れ、パリ切符を逃している。

日本のさる競技団体幹部もため息交じりに漏らす。

「野球のWBCも韓国は弱かった。日韓戦はどの競技であれ注目されるし、わが国の強化の面でも隣国に難敵がいるのはプラス。韓国にはもっと頑張ってほしい」

スポーツは「貧乏人の食い扶持」扱い

人口が日本の5分の2だということを考慮すれば、今なお善戦しているとはいえ、なぜこんなに弱くなってしまったのか。先の記者は、

「意識が日本と違うんです。韓国でスポーツは“貧乏人の食い扶持”か“金持ちの娯楽”。でもそれも……」

 国が豊かになりハングリー精神が消えた。かつて日本より多くいたボクシング世界王者も、今はゼロだ。

「それに、普通の若者は受験勉強で忙しくて、放課後に部活なんてやりません」

 わが国に4000近くある高校野球部は、韓国全土でわずか100に満たない。

「ただ逆に運動部の連中は、ガチンコで練習漬け。昔は、授業そっちのけで朝から晩まで練習していました。でもそんなエリート一辺倒では、落伍者は路頭に迷うし問題だということで、今は“ゆとり教育”に変貌。結果、弱体化してしまった」

 韓国政府はパリ五輪出場候補選手たちに海兵隊訓練を受けさせた。これも“時代遅れ”と批判されたが、

「昔は、五輪代表合宿の方が海兵隊訓練より辛かった」

 スポーツとは何ぞや――と考えずにはいられない。

パリ五輪は「球技はほぼ全滅」 韓国のスポーツが“弱体化”した納得の理由(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース

このデイリー新潮の記事は勘違いをしている。ハングリー精神で勝てるのは主に個人競技であって、団体戦では難しいてことだ。では、強豪のヨーロッパサッカーのクラブチームはハングリー精神で戦ってるとでもいうのか。そんなわけないだろうに。この記事には選手層の厚さという視点がない。選手層の厚くするためのサポートを続けてきたからこそ、日本のスポーツはどんどん強くなっていったのだ。

それが東京五輪での凄まじいメダルラッシュにもなった結果だろうに。結局、国際大会で勝つには天才みたいな選手だけでは難しい。団体スポーツは総合力だということ。そして、国民の人気がなければ国の予算だって出てこない。

「意識が日本と違うんです。韓国でスポーツは“貧乏人の食い扶持”か“金持ちの娯楽”。でもそれも……」

でも、こんな認識では韓国スポーツはますます弱体化していくことだ。強くなるために練習するには国民の理解が必要なのだ。最初から上手い選手なんて1人もいない。小さい頃から誰よりも練習していく必要がある。つまり、韓国経済がどんどん弱体化すると同じ理由で、スポーツもどんどん弱体化していくてことだ。

韓国スポーツの弱体化理由を経済的な視点で見てきたがどうだっただろうか。金持ちの道楽とかいうが、勝つにはその金持ちがお金を出して強い選手を育成しないといけない。でも、何より国民の理解がいる。しかし、それが望めない以上、さらなる弱体化は避けられないだろうな。

では、ネットの意見を見ておこうか。

1.少子化もあるのでは。 日本の少子化より深刻で、出生率が0.76くらいだったとか。 若い人が厳しい受験地獄を見ているせいか、子供を欲しがらないとか。 子供が少なければ数がいなくなるんだから、競争率だって下がる。 記事書くなら、そういった他の所にも目を向けてほしい。

2.五輪だけでなくWBCやW杯でもそうだけど、韓国が強くないと 盛り上がらないとか日本の教科にならないとかそんなことはないんだよ。 韓国が出てこないと日本が自動的に予選免除で出場権獲得って 訳ではないんだから。むしろ、正しく強くなった国が対戦相手の方が 日本の強化に繋がるでしょ。安全面も心配がなくなるしね。 韓国が弱くなって困るのは韓国のスポンサーに頼るテレビ局だけでしょ。 アジア大会が日本vs韓国だろうが、日本vs中東の国でも 日本からしたら何も問題ない。咎めようとしているのは あいつらと日本のマスコミだけでしょ。

3.結局、何をするにも彼の国は半日教育の賜物打倒日本。日本さえ倒せれば他の国に勝とうが負けようがどうでも良いのだ。 そのスポーツの日本の世界ランクが上位だろうが下位だろうが打倒日本。その時点で目標値が違う。日本は常に世界を見据えトップを狙い日々努力。自ずと国全体での力の入れ方が違ってくる。

4.日本との大きな差は、単に勝ち負けに固執するのではなく、なぜ負けたのか、なぜ勝てたのかを主観的ではなく、客観的に学び続けた結果だと思う。 目の前の相手を、感情のまま叩き潰すことを目標にして、対戦相手をリスペクトしない。とにかく勝つ為には、ルールを無視することを厭わない。 そんな戦い方は、派手でインパクトはあるが、いずれ限界にぶち当たる。 それが、今の韓国なんでしょう。 弱体化ではなく、もともと存在していた壁にぶつかっただけなのでは?

5.確かにねえ スポーツが強くても弱くても、その他大勢の一般国民にとっては4年に一回寂しい思いをするかどうかで、それを大したことでもないと考えれば、もうスポーツはやめてみんなで受験勉強を頑張ろうって路線に行くのも間違ってはいないよなあ

以上の5つだ。

ネットの突っ込みでは少子高齢化社会がスポーツの弱体化に繋がるとあるが、それなら日本はどうして強くなっているのかの説明になってない。さらに中国やインドは人口多いが、団体スポーツでは米国や欧州にはほとんど勝てない。少子高齢化ではないのだ。結局、団体スポーツとは国の総合力が重要なのだ。

韓国 パリ五輪は「球技はほぼ全滅」 韓国のスポーツが“弱体化”した納得の理由」への4件のフィードバック

  1. 日本が優勝したWBC。日系人のヌートバーが力を発揮して、本人はもとよりその父親、母親、特に母親まで人気者になってしまった。選手本人が力を発揮できるように、サポートをした周りの環境もよかったが韓国代表に招集されたエドマン選手は孤独をきわめヌートバーを羨んでいた。一億人の国民の後押しがあるヌートバーと5200万人の国民の批判のエドマン。そういうところにも韓国スポーツの弱体化があるのではないか。能力だけなら大健闘ではあるが勝利至上主義だから練習相手にも確保に苦労する。相手だけではない。場所さえ確保できない。パリオリンピックは楽しみだ。クリーンなプレイを堪能できるに違いない。実質ボイコットだな。パリ以降もお願いしたい。

  2. 岸田下ろしがはじまった。彼の支持率低迷はなぜだろう。過剰なまでの海外バラマキ、国内の物価高への無策。やたら給付金に走る姿勢。震災地への冷淡に写る対応。対韓国への優遇政策。韓国に対して有効なカードを手放してしまった。政治資金に対して自らの責任を放棄してしまった。庶民感情を逆撫でするには充分だ。遠からず結論がでる。永い野党暮らしの始まりになる。だけど次の政権を野党が手にしても民意を忘れれば再び自民党が政権に就く。とりあえず4年の間にしっかり反省し私欲を捨てるべきだ。おれは立憲民主党は支持しない。維新もダメだ。国民民主党は玉木の弟のスキャンダルが影をおとす。社民党は論外。共産党は恐ろしい。力不足かもしれないが新興勢力に期待する。

  3. 自民党が政権を維持する方法。裏金議員センセイの粛清。議員特権の廃止。スキャンダル議員の一掃。例を挙げればエッフェル一派。今井絵理子や松川るいなどの追放。赤ベンツ広瀬めぐみの処分いま厳しく対応すれば100人落ちるだろうが150人新しく議席を確保できるかもしれない。何故徹底的にやらないのだろう。新しいリーダーには徹底的に責任を明確にしてもらいたい。いまなら間に合う。このままでは凋落の一途だ。

  4. H3ロケット3号機 打ち上げ成功しました。おめでとうございます!!1号機の失敗を糧にしてより信頼性を高めることが出来ました。通常は外国から購入したロケットでは外国人技術者がやってきて現地の技術者には触らせずに外国人技術者だけで行ないます。しかし日本はコツコツ基礎から研究開発し国産ロケットを作り上げましたこれが自主開発の強みです。松下幸之助さんの言葉で「失敗の原因を素直に認識し”これは非常にいい体験だった。尊い教訓になった”というところまで心を開く人は、後日進歩し成長する人だと思います。」とあります。今後もJAXAは謙虚に失敗を糧にして欲しいものです。話は変わりますが声優の三輪勝恵さんがお亡くなりになりました。藤子・F・不二雄作品の『パーマン』は忘れられません。最近は相次いで声優界のベテラン声優さんの訃報が続いていてアニメ界も世代交代で寂しくなりました。それに比べ日米政界のお爺ちゃん達は引退もせずいつまでも権力闘争をして世代交代なんて考えていないようですがそろそろ若い人に代わって欲しいものです。

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