【NTT】ドコモ完全子会社化 KDDI・ソフトバンク「公正競争の観点から議論されるべき」
記事要約:なんだろうな。KDDIやソフトバンクがNTTドコモの完全子会社化に恐怖している。「公正競争の観点から議論されるべき」と。確かに言っていることは正論なんだがそれはまるで公正な競争してきたかのように聞こえるぞ。
残念ながら携帯大手三社が公正な競争してきたなんて日本人の誰が思うのか。はっきりいって公共の財産である電波を借りるだけで大手三社がそれぞれ1兆円の利益を上げた。これが公正な競争?それを世間では「談合」というのだ。
>既報の通り、NTT(日本電信電話)は9月29日、NTTドコモを株式公開買付(TOB)によって完全子会社化することを発表した。株式の買い付けは9月30日から11月16日まで行われる予定で、NTTは買い付け資金を6つの金融機関から借り入れる。
このTOB価格が3900円。管理人は3894円で祭りに参加するために買ってきたのだが、現在は3883円となっている。経済サイトの管理人としては少額であるが、このような大規模なTOBの体験をしておいたほうが今後のサイトのネタにはなるかなと。別に管理人は株の購入を勧めているわけではない。
これは競馬と同じだ。応援する馬にお金をかければより一層、応援が白熱する論理だ。だから、少額でも購入しとけばお祭りには参加できる。ただ、株を3900円に売るにはモルガンスタンレーの口座がいる。それを11月16日までにつくらないといけない。その手間や他の株を購入できる金額が減少するなど機会損失を考えれば売る人もいるてことだ。もちろん、空売りしている個人や信用機関はご臨終だ。普通に助からないです。話はずれたな。
話を戻すと、KDDIやソフトバンクの言い分は公正な競争をしてからいえとしか突っ込みようがない。自分たちは談合しておいて、NTTが日本政府の圧力に負けそうだからと怖がっているだけという。デモ、大丈夫だ。最低4割の携帯電話料金の値下げだからな。
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【NTT】ドコモ完全子会社化 KDDI・ソフトバンク「公正競争の観点から議論されるべき」
NTTによるNTTドコモの完全子会社化 KDDIとソフトバンクの反応は?
NTTがTOB(株式公開買付)によるNTTドコモの完全子会社化を発表した。携帯電話事業でドコモ、固定通信事業でNTT東日本やNTT西日本と競合するKDDIやソフトバンクは、この動きをどのように受け止めたのだろうか。
[井上翔,ITmedia]
既報の通り、NTT(日本電信電話)は9月29日、NTTドコモを株式公開買付(TOB)によって完全子会社化することを発表した。株式の買い付けは9月30日から11月16日まで行われる予定で、NTTは買い付け資金を6つの金融機関から借り入れる。
NTTによるドコモの完全子会社化は、NTTグループ全体の成長と、ドコモの競争力強化と成長を目的にしたものだという。しかし、ドコモが他のNTTグループ企業との連携を強化すると、携帯電話(移動体)通信と固定通信の両方を手がける“競合企業”であるKDDIやソフトバンクとの競争に何らかの影響が出る可能性がある。
今回のNTTの動きについて、KDDIとソフトバンクはどう思っているのだろうか。両社のコメントを得られたので、体裁を整えた上で掲載する。
KDDIからのコメント
ドコモの携帯電話料金の値下げの問題と、NTTの経営形態の在り方は、別の問題と考えています。NTTの経営形態の在り方は、電気通信市場全体の公正競争の観点から議論されるべきです。
ソフトバンクからのコメント
NTTグループ各社の在り方については一定のルールが課せられており、NTT(持ち株)によるドコモの完全子会社化は、電気通信市場における公正競争確保の観点から検証されるべきものと考える。
両社の懸念は「公正競争」
NTTは、県域の固定通信を担うNTT東日本(東日本電信電話)やNTT西日本(西日本電信電話)と並んで「NTT法(日本電信電話株式会社等に関する法律)」による規制を受ける特殊法人だ。
ドコモはNTT法による規制の対象外ではあるが、電気通信事業法に基づく「禁止行為規制」の対象となっている。NTTやドコモにはKDDIやソフトバンクにはない“足かせ”があるということになる。
しかし、両社に“足かせ”がある状態でも、KDDIやソフトバンクはNTTグループの「再集」が進めば公正な競争環境が崩れてしまいかねないという懸念を抱えている。
現行の法令を踏まえると、NTTによるドコモの完全子会社化自体には法的な瑕疵(かし)は見当たらない。この「子会社化」は、通信事業の競争環境をどのように変えていくのだろうか。今後に注目だ。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2009/29/news149.html