日別アーカイブ: 2024年7月2日

韓国アリ 円為替差益狙った投資額1兆3000億円…「底からさらに下がる恐れも」

韓国アリ だからこちらは何度も指摘したんだよ。来年は円高になるからと140円や150円台で韓国ウォンを売って円を買っていた韓国の個人投資家、通称、韓国アリが見事に爆死した。しかし、韓国の専門家もでたらめだよな。昨年なんて米金利も上がるし、円も上がるから円テク投資がお勧めとか述べていた気がするんだが、その予測は見事に外した。

こちらは何度もそんな甘い考えで証券市場が動くはずがないと突っ込んだ。だが、韓国人はアホな専門家に騙されたのか。150円になっても、さらに安くなれば買い足していくので多少の損失なんて気にしない。大丈夫とか述べていた。しかし、円は上がるどころか下がり続けているという。

今、いくらかご存じだろうか?7月の朝にはなんとまた1ドル=161円台だ。つまり、最安値をまた更新した。ついでにウォンも見ておくと1384ウォンだ。6月末は大規模介入で1380ギリギリで抑えたのに次の日にはもう突破されているという。

米国の利下げ観測は9月に強まっているのに円は全く上がらない。これは日銀があまり利上げに積極的ではないからなのか。それとも、もう、証券市場は折り込んでいて、9月の利下げ程度で円は動かないとみているのか。そもそも韓国政府が日本に水面下で要請して拒否された日銀砲が未だに飛んでこない。

161円台は危険水域だと思うし、実際、過去の2度の日銀砲はそれよりも前に撃たれているわけだ。だが、一度、撃った後、円安になっても日銀砲は撃たない。日銀が本気で日銀砲をブッパすれば、円はピクリとも動かなくなる。だが、それをしない以上、投機筋を牽制するだけで、本来は円安を容認しているのか。

ええ?7月に入ったからと米国の最新統計が知りたい?そうだな。9月の利下げはこちらはないとみているが、確認しておこうか。

(ブルームバーグ): 米供給管理協会(ISM)が発表した6月の製造業総合景況指数は、3カ月連続で活動縮小を示した。仕入れ価格指数は約1年ぶりの大幅低下となった。キーポイント

ISM製造業総合景況指数は48.5に低下-前月48.7ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は49.150が活動の拡大と縮小の境目

  仕入れ価格指数は4.9ポイント下げて52.1。昨年5月以来の大幅低下となり、今年の最低水準となった。

 総合景況指数は引き続き活動縮小を示したものの、新規受注は4ポイント近く上昇して49.3と、受注が安定化しつつあることを示唆した。

  生産指数は48.5と、前月の50.2から下げて縮小圏に陥った。

  こうした数字は、高い借り入れコストや設備投資の抑制、不安定な消費支出を要因に、米製造業活動がなお勢いづいていないことを示している。米金融当局が金利をより高い水準でより長期に維持していることが背景にある。

  ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオレ会長は発表文で、「現行の金融政策やその他の状況を背景に、企業が設備投資や在庫投資に消極的な中、需要の低迷が続いている」と指摘。「生産が前月に比べて落ち込んでおり、これが売上高の減少をもたらし、収益を圧迫する可能性が高い」と続けた。

  業種別では、繊維や機械、加工金属など9業種が活動縮小を報告。8業種は活動が拡大した。

米ISM製造業景況指数、3カ月連続で活動縮小-仕入れ価格低下 (msn.com)

このような結果となった。確かに3ヶ月連続で縮小傾向であるのだが、数値の減少は0.2とか、大して変わってないんだよな。製造業の景気が落ち込めば確かに景気鈍化でインフレ鈍化になる路線には見えるのだが、米国の消費はまだまだ強そうなんだよな。新規受注は4ポイント近く上昇して49.3とか。

それともう一つ気になるのは6月末に中国経済がまた急速に悪化している。上海総合指数が3000割れ。人民元が7.3元目前と伝えた、それを見る上で中国輸出や製造業の動向が重要となる。1日に発表されているのでこれも確認しておこう。

[北京 30日 ロイター] – 中国国家統計局が30日発表した6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は2カ月連続で景況拡大と縮小の分かれ目の50を下回った。非製造業PMIは5カ月ぶりの低水準を付けた。追加景気刺激策の必要性が改めて浮き彫りとなった。

製造業PMIは49.5と、5月から横ばいで、ロイター調査の市場予想とも一致した。

エコノミスト・インテリジェンス・ユニットのシニアエコノミスト、徐天辰氏は国家統計局が発表するPMIは「年初から景気の主なけん引役となっている輸出の勢いを完全に反映し切れていないため、実際の産業活動はデータが示すよりも強いはずだ」と指摘。

それでもなお、外需と内需は依然、中国の製造能力に匹敵するほど強くなく、これが生産者物価の回復を妨げるだろうと予想した。

サブ指数は生産が50を上回ったが、新規受注、原材料在庫、雇用、サプライヤー納期、新規輸出受注が軒並み50を下回った。

一方、非製造業PMIは50.5と、5月の51.1から低下し、昨年12月以来の低水準を付けた。

中国6月PMI、製造業は2カ月連続50割れ 非製造業の活動鈍化 | ロイター (reuters.com)

中国の製造業は2ヶ月連続で50割れ。輸出は好調だとかいっても、どうやら過剰輸出にも陰りが見えてきたと。さらに非製造業のPMIも低下。中国政府が追加刺激策?やれるものならやってくれよ。関税がどんどん強化されるのにな。欧州では中国製EVに最大38%関税。米国は8月1日から関税を100%にする。二大市場でEVが一気に売れなくなるのは自明の理。製造業の景気が悪くなるのはこれからである。

ああ、そうだ。もう一つウォン安で重要なフランスの総選挙が6月30日にあった。この結果はこの先、重要だ。なぜなら7月7日の七夕、決選投票となったからだ。

では、記事を引用しよう。

6月30日に実施されたフランス国民議会(下院、定数577)の第1回投票で、極右の流れをくむ右翼政党「国民連合(RN)」が得票率で3割を超え、トップに立った。マクロン大統領率いる与党連合は3番手に沈んだ。半数以上の選挙区で7日の決選投票に3人の候補者が残る異例の混戦となり、各党による選挙協力が決選投票での勝敗のカギを握る。

 内務省の発表では、RNは右派の共闘勢力と合わせて33%の得票率を獲得。左翼「不服従のフランス」を中心とする左派連合「新人民戦線(NFP)」が28%で2位となり、与党連合は3番手の21%にとどまった。投票率は1997年以来最も高い66・7%を記録し、前回を約19ポイント上回った。

 仏下院の選挙は2回投票制で、大半の選挙区で上位2人の候補による決選投票が実施される。しかし、今回の初回投票ではRN陣営の候補者38人が半数を上回る得票率で当選を確定。NFPも32人が当選を決めたが、与党連合は2人だった。

「共闘」が勝敗のカギ、苦戦の与党連合 右翼が首位のフランス総選挙 (msn.com)

さあ、フランスが大きく変わるのか。これは現代のフランス革命みたいなものだ。今まで移民の受け入れに我慢してきたフランス市民が移民が巻き起こす数々の問題に対して反発を強めてきた。その結果が極右台頭で現職のマクロン惨敗である。なんと2番手にすらなれずに3番手だ。フランスが変わればその流れは欧州全体に飛び火していく。というより、もう、そうなってきている。

これは明らかにユーロ安の流れになるので、円安、ウォン安が加速化する恐れがある。

7月にはいってまだ二日目だが、このように興味深いことになっている。もちろん、韓国アリの爆死状況は続く。それで本題にはいるが、韓国アリがどれだけ爆死したかの具体的な損失額が出てきた。なんと1兆円以上らしい。いやあ、円テク投資で大爆死。数兆円の損失とか。韓国アリはお金持ちですねー。

しかも、円がどんどん安くなると。韓国製が売れなくなるのは何度も指摘した。韓国製との価格差が少なくなればなるほど、高品質のメイド・イン・ジャパンが勝つからだ。しかも、韓国企業にとって痛いのは中国も人民元安を容認して安い中国製を大量にばらまいている。

つまり、高品質では日本製。中・低品質は中国製。もう、韓国製が輸出できる場所は残されていない。韓国だってもっとウォンを安くして輸出すればいいじゃないか。1600ウォンぐらいになれば輸出は伸びるかもしれないぞ。

では、記事を引用しよう。

円相場が38年ぶりの安値水準まで落ち込み、円上昇を狙った投資家もパニックになった。為替差益を狙った投資は控えるべきというのが専門家らの指摘だ。一方、円安が深刻になりながら日本の輸出品と競争する韓国の輸出業界の緊張感も大きくなっている。

韓国大手都市銀行5行の円建て預金残高は、先月27日基準1兆2924億円で、昨年末の1兆1330億円と比較して1594億円増えた。日本の証券市場への投資額も新記録を更新中だ。韓国預託決済院によると、5月の日本証券保管金額は41億2340万6676ドルで、預託決済院が関連統計を集計し始めた2011年以降で最も多かった。

これは為替差益を狙った投資需要増加のためだ。いま円と円建て資産を買っておけば、今後円が過去の水準に正常化した際に為替差益を狙えるという判断からだ。

問題は底だと思われた円相場が最近さらに下落している点だ。韓国銀行によると、100円当たりウォン相場は1月2日の919.69ウォンから先月28日には855.6ウォンと 6.9%上昇した。今年初めにウォンを円に替えていたら7%近い損失を出したことになる。専門家らは、最近対ドルの円下落幅は多少過度だが通貨価値は複雑なマクロ経済変数で決定されるため安値買い戦略を取っているとひどい目に遭うことがあると話す。漢城(ハンソン)大学経済学科のキム・サンボン教授は「円がいつどれだけ再上昇するのか予測しづらく、投資観点でアプローチすると大きな損害を受けかねない」とした。

一方、円安深化は韓国の輸出に悪影響を及ぼしたりもする。韓国経済研究院は対ドルでウォン相場が1ポイント下がれば韓国の輸出価格は0.41ポイント、輸出量は0.2ポイント落ちると試算した。市場で日本商品の価格が低くなり韓国商品の価格競争力が落ちるとみるためだ。

産業ごとに影響には違いがある。韓国貿易協会が集計した韓日輸出競合度を見ると、2022年に全産業競合度は0.458だったが、石油製品の場合0.827に達した。自動車・部品の輸出競合度が0.658と後に続き、船舶が0.653、機械類が0.576の順となった。輸出競合度は1に近いほど輸出市場で競合する品目の割合が大きいという意味だ。

輸入市場の場合、円安を背にした鉄鋼製品が怒涛のように流れ込み韓国の鉄鋼業界を脅かしている。中国は価格を、日本は品質を掲げるのが既存の構図だったが、円安により日本まで価格競争力が高まるからだ。

円為替差益狙った投資額1兆3000億円…「底からさらに下がる恐れも」 | Joongang Ilbo | 中央日報 (joins.com)

ふむふむ。円建て預金残高は1兆3000億円ですか。これが全て大爆死しているとか最高ですね。

これは為替差益を狙った投資需要増加のためだ。いま円と円建て資産を買っておけば、今後円が過去の水準に正常化した際に為替差益を狙えるという判断からだ。

だからその考えが甘いと昨年からずっと指摘しただろう?韓国人はいい加減、学習しろよ。この先、円テク投資は爆死する未来しかないてことに。

100円当たりウォン相場は1月2日の919.69ウォンから先月28日には855.6ウォンと 6.9%上昇した。今年初めにウォンを円に替えていたら7%近い損失を出したことになる。

今年初めだけで7%の損失ですか。いやあ、順調に下がりまくりじゃないですか。円は上がるはず。上がるはず。上がるはず!とか信じ切って韓国人は未だに投資をしている。しかし、円は上がるどころか下がり続ける。161円ですよね?さあ、今、どんな気持ちですかー。

一方、円安深化は韓国の輸出に悪影響を及ぼしたりもする。韓国経済研究院は対ドルでウォン相場が1ポイント下がれば韓国の輸出価格は0.41ポイント、輸出量は0.2ポイント落ちると試算した。市場で日本商品の価格が低くなり韓国商品の価格競争力が落ちるとみるためだ。

これが日本のマスコミがいう悪い円安の正体である。韓国大好きマスコミは日本が円安だと韓国が困るので、円安は駄目!是正しろと叫ぶのだ。でも、今の日本は円安を食い止める手段は残されていない。金利を上げるのは日銀にしかできないのだ。

輸入市場の場合、円安を背にした鉄鋼製品が怒涛のように流れ込み韓国の鉄鋼業界を脅かしている。中国は価格を、日本は品質を掲げるのが既存の構図だったが、円安により日本まで価格競争力が高まるからだ。

つまり、ポスコが大ピンチ。倒産危機だと。しかし、中国製にシェアを奪われて、今度は日本製に負けるポスコとか。どのみち中国勢が存在する限り、韓国の鉄鋼業界はオワコンである。ポスコ倒産どころか、業界全滅コースに日本勢が円安でトドメを刺しに来た形になる。