まあ、これに関しては予想していたが、無能な石破総理でトランプ氏を説得できるはずもなく、ついにトランプ氏の関税はアメリカで造られた以外の全ての自動車の対象となることがわかった。しかも、25%関税である。
ああ、これは韓国は終わったな。さようなら。韓国。もちろん、日本だって打撃を受けるかもしれないが、今の日本の自動車企業は現地生産が基本である。つまり、アメリカに工場を作ってるので大打撃というものではない。
しかし、韓国の場合は関税のかからないメキシコに自動車工場を作って、そこでアメリカに輸出していた。つまり、迂回輸出である。それをトランプ氏は気に入らないのだ。メキシコだけがそれで儲けて、買うのは米消費者だからな。でも、その道も潰えた。ぶっちゃけ。アメリカで売りたければアメリカに工場造れというのは当然だと思うぞ。
もちろん、日本で売りたければ日本で作れも当然だ。そりゃ中小企業は難しいかもしれないが、いつまでもアメリカの巨大消費に頼り過ぎなんだよ。そろそろ、我々はグローバル化なんてものが実は中国を肥えさせるだけのものだと理解した方がいい。このままでは安い中国製に全ての産業を潰されるぞ。
だから、結局、これも行き着く先はブロック経済なんだよ。中国製の台頭は韓国製を駆逐するだけでは終わらない。他の製品もドンドン追いやられていく。日本は既に家電なども奪われている。いい加減、世界は目を覚ました方がいいぞ。手遅れになる前にな。
では、記事を引用しよう。
アメリカのトランプ大統領は26日、記者団に対し、輸入される自動車を対象に25%の関税を課すと正式に表明しました。日本車も対象で、4月2日に発効し、翌日3日から関税を徴収するとしています。アメリカに多くの車を輸出する日本の自動車メーカーの経営に打撃が及ぶ懸念が高まっています。
EU委員長「とても遺憾 交渉による解決を模索」
トランプ大統領は26日、記者団に対し「アメリカ製ではないすべての自動車に25%の関税を課す」と述べて輸入される自動車に25%の関税を課すと正式に表明しました。
この関税措置はすべての国からの輸入車が対象となり日本車も含まれます。
4月2日に発効し、翌日3日から関税を徴収するとしています。
トランプ大統領は「アメリカで生産された車であれば関税は一切課されない。企業は関税を支払わなくても済むようにアメリカに戻ってくる」と述べたほか、恒久的な措置になるという認識を示しました。
これまでトランプ大統領は外国から価格の安い輸入車が大量に輸入されることでアメリカ国内の工場や雇用が海外に流出しているとして輸入車に関税を課す方針を繰り返し強調してきました。
アメリカに多くの車を輸出する日本の自動車メーカーの経営に打撃が及ぶ懸念が高まっています。
日本への影響は?
トランプ政権が打ち出すさまざまな関税措置の中でも日本への影響が最も大きいと見られるのがアメリカに輸出する自動車への関税措置です。
去年1年間に日本からアメリカに輸出した自動車の輸出額は6兆261億円と、アメリカへの輸出全体の28.3%を占め、最も多くなっています。
現在は、原則、2.5%の関税が課されていますが、大幅に引き上げられることになれば、販売価格が値上がり販売数が大きく減少しかねず、自動車メーカーだけでなく、部品や素材など幅広い産業に深刻な影響が及ぶ可能性があります。
日本政府も自動車産業は「日本経済の屋台骨」であり、関税措置の導入は打撃が大きいとしてトランプ政権側と交渉を続けてきました。
ただ、アメリカのラトニック商務長官は3月14日、FOXビジネスネットワークのインタビューで「日本や韓国、ドイツに対しても4月2日から関税が発動されるのか」と問われ「すべての国から輸入される車に関税を課すべきだ。それが重要な点だ」と述べ、自動車への関税はすべての国が対象で日本も除外されないという認識を示していました。
EU委員長「とても遺憾 交渉による解決を模索」
アメリカのトランプ大統領が輸入される自動車に関税を課すと正式に表明したことについて、EU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長は26日、声明を発表し「アメリカの決定をとても遺憾に思う。今回の発表とともに、アメリカが数日以内に取ろうとしているほかの措置もあわせて影響を評価し、引き続き交渉による解決を模索していく」としています。
自動車への関税 トランプ大統領のねらいは?
トランプ大統領は、去年の大統領選挙で外国から安価な自動車が大量に輸入され、アメリカ国内の工場や雇用が海外に流出しているとして、輸入される自動車への関税措置を導入する考えを繰り返し表明してきました。
そして、各メーカーに対しては「関税をなくすための唯一の方法は、アメリカ国内に工場を作ることだ」と述べ、アメリカでの生産を強化するよう呼びかけてきました。
その呼びかけに呼応するように韓国のヒョンデ自動車グループは24日、アメリカで総額210億ドル日本円にして3兆円規模の巨額投資を行うことを明らかにしました。
この投資についてトランプ大統領は24日の記者会見で「関税が非常に効果的であることを明確に示している。アメリカで生産すれば関税はかからないからこそ、多くの人々がアメリカにやってくるのだ」と述べ、さらに多くの企業が国内で投資するという見方を示し、関税の有効性を強調しました。
自動車への関税措置をめぐって、トランプ大統領はことし2月「4月2日に伝えることになるが税率は25%前後になるだろう」と述べていましたが、専門家や日本政府の関係者の間では、根拠となる法律をどうするかなど検討すべき課題が多く準備が間に合わないのではないかとの見方も出ていました。
しかし、トランプ大統領は24日、記者団に対し、輸入される自動車への関税措置について「数日中に発表する」と明らかにし、導入に強い意欲を示していました。
アメリカメディアのブルームバーグは26日、自動車関税について貿易相手国と同じ水準にまで関税を引き上げる「相互関税」を前に、世界の貿易相手国との争いをさらに激化させる動きだと伝えています。
トランプ大統領 25%の自動車関税を表明 日本含む全輸入車対象 | NHK | アメリカ
現代自動車は一早く、アメリカに大規模投資しているじゃないか。うんうん。こちらも応援するぞ。むしろ、国内では世界最凶の労組がいるからうざいものな。あいつら全員放置してアメリカで工場建てた方がよほどましてやつだ。
つまり、このまま行けば現代は韓国を捨てて米国に移るということだ。これはサムスン電子も言われているが、そうなれば韓国に残る企業がいなくなる。ますます産業の空洞化が加速する。韓国の内需は雀の涙。結局、企業はある程度、売上が期待できる市場に進出するしかないのだ。
アメリカが韓国を切るのもたやすくなるな。どうも韓国政府は勘違いしているんだよな。現代自動車やサムスン電子がいつまでも韓国にいるとは限らないのにな。グローバル化が進めば企業は世界中で商売を始める。韓国にいる必要がなくなるんだよ。
では、ネットの突っ込みを見ておくか。
1.確かに周辺国で安い人件費で作ってアメリカに売るって失礼だよな
雇用は増えなくて恩恵ないし
2.意外に日本には影響が無いのでは。対ヨーロッパと中国向けか。何を米国製と言うかだけど。
3.アメリカ工場のトヨタ独り勝ちやん
トランプ馬鹿すぎだろ
フォードなんて買わんと思うぞ
4.経済ってより国防の観点から動いてそうだしな
前に工場を日本の戻すことについて書いたことあったが、
その理由の大きなものが戦争になったときに敵国に工場があると戦争に負けるっていうものだった
5.また、ニューヨークタイムズは、「自動車関税の問題点:輸入車はどれ?」と題した記事で、メキシコで生産されているがエンジンや変速機は米国製であるシボレーブレイザーと、カナダ生産だがエンジンを含む7割が米国製部品であるトヨタ RAV4と、米国生産だがエンジンなど大半の部品が日本を含む海外から調達されている日産 アルティマは、果たしてどれが最も「米国産」と言えるのか、と疑問を呈しています。
米国・カナダ・メキシコ間で何度も部品が国境を越えるサプライチェーンの下では、「米国製」の判断が難しくなっているのです。
6.日米関係のせいで、嫌々米国内に工場造ってたトヨタの一人勝ち
本当のメイドインアメリカはトヨタとテスラしかない
アメ車の製造はメキシコなど人件費の安い近隣国でやってるし
昨今の電気自動車のブームも終わり、トヨタしか勝たん
7.ホンダはカナダ工場の存在大きくてイメージよりも痛手な気がする
トヨタはレクサスだけど富裕層しか買えないしライバルは欧州車だから仲良く値上げすれば
8.メキシコとかで自動車を組み立てて完成品をアメリカで売っていた訳だが実際は安い雇用目的だっただけの話よな。
アメリカで工場新規に建設して後工程だけAI化が一気に進んだラインになるだろうから最低の雇用人数で賄える。
トランプとしては工場新設費時の雇用が伸びれば4年の任期は大万歳だ。
後は知ったこっちゃない。
9.トランプ氏は自動車メーカーがアメリカに製造拠点を作れば関税を支払う必要はなく
アメリカの自動車産業はかつてなく繁栄すると強調しました。また、関税を強化することで、年間15兆円の税収と雇用が増えるとしています。
日本からアメリカへの輸出のおよそ3割を自動車関連が占めていて、25%の関税によって自動車メーカーだけでなく
日本経済全体に大きな影響を与えることになりそうです。
10.トヨタはアメリカに生産拠点が有るから大丈夫とか言ってる奴はもう一度記事を見直せ。
エンジンの主要部品も全部だぞ。
部品をアメリカに輸出しアメリカで組立工場ではアウトって事なんだよ。
これ影響無いわけがない。
以上の10個だ。
色々な意見を拾ってきたが、まだ始まってもいないことに右往左往しても仕方がない。アメリカで日本車が売れなくなるかどうかはまだわからない。米国製以外は25%関税なんだから、他国と条件は同じだ。
でも、EVでも予言したが、結局、トヨタの一人勝ちだっただろう。今回の関税だって最後はトヨタの一人勝ちするんだよ。なぜなら、アメリカで国内製造なら関税かからないといっても、自動車部品調達コストは必ず上がるからだ。米国製の車が売れないのは関税だけのせいでもないだろうに。
こちらは日本よりも韓国経済に与える影響の方が遙かに大きいと思われる。日本は輸出依存国家ではないが、韓国は輸出依存国家だ。しかも、主要国は米国と中国である。