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韓国の造船・鉄鋼「船舶厚板戦争」、今年が特に熾烈な理由は?

韓国 日本では日本企業だから多少、高い値段でも買ってくれる長年培った信頼関係というものがあるが、韓国ではそういう関係はすぐに破綻する。例えば、造船と鉄鋼業界の関係に亀裂が生じているのだ。

鉄鋼業界といえば倒産目前の韓国ポスコが良く上げられるが、今、どれだけポスコが危機的な状況なのか。本当に倒産確率が89.9%で、589万人が解雇される事態なのか。最新情報を見ながら考察していく。

まず、ポスコや他の鉄鋼メーカーが危機的な状況であろうが、韓国企業は助けてくれないてことだ。当たり前だよな。景気悪いのだから苦しいのはどこも一緒だ。内需が壊滅すれば鉄鋼需要というのが大きく減少するのがよくわかるだろう。

鉄は様々な製品に使用するが、主に住宅や商業不動産建設、工場建設、自動車、造船など大きい建物や大型の建造物の主要材料である。つまり、鉄の需要はこれらの分野に景気同港に大きく左右されるわけだ。そして、韓国では内需が死んでるので不動産、自動車などは鉄の需要は激減している。

だが、本当に脅威は内需壊滅だけではない。なぜなら、この先、韓国が金利を下げて、数年後に内需が奇跡的に回復しようが韓国製の鉄鋼製品が淘汰されていくからだ。ええ?どういうことだって?それが中国鉄鋼メーカーの大量輸出なのだ。これによって韓国製ではどうしようもない低価格で売るため、韓国企業もコスト削減のために中国製を使い始めた。

今回は造船に使用する厚板がメインだが、何も厚板だけじゃない。中国の鉄鋼メーカーだけで世界のほとんど鉄鋼需要が可能なのだ。

それでは記事を見ていこうか。

船舶を造る時に使う厚い鉄板、厚板の価格をめぐって、造船業界と鉄鋼業界の綱引きが続いている。造船業界と鉄鋼業界は年に2回、厚板の価格交渉を行う。2024年には異例にも価格交渉が難航し、上半期の交渉は期限を過ぎ7月末になってようやく小幅引き上げの方向でまとめられた。下半期の厚板価格交渉も2024年内に終えられるか不確実だ。

 造船会社の立場では、厚板が原価に占める比重が20%に達する。1トン当たり90万ウォン(約10万円)前後の厚板価格が10万ウォン下がれば、約4千億ウォン(約440億円)の原価節減効果がある。鉄鋼会社の立場からも、厚板価格はおいそれと引き下がれないテーマだ。売上全体に厚板が占める割合は15%にもなる。厚板生産全体の80%を造船が使うため、造船会社との交渉はきわめて重要だ。

■鉄鋼業界は厳しいのに…

 景気状況だけを見れば、厚板価格は下げるのが正しい。グローバル景気低迷への懸念が高まり、鉄鋼の主要原料である鉄鉱石や石炭の価格は下落している。需要が減れば価格は下がるものだ。それでも2024年に特に価格交渉が激しく繰り広げられるのには理由がある。

 まず、鉄鋼業界は厳しい。ポスコホールディングスの2024年第2四半期の営業利益は7520億ウォン(約800億円)で、前年同期に比べて43%減少した。現代製鉄の第2四半期の営業利益は79%急減した。鉄鋼業の主な需要先は建設、自動車、造船などだ。建設業は状況が良くない。建設産業研究院が集計した8月の建設企業景気実査指数は前月対比3ポイント下落した69.2を記録した。100を下回れば建設景気を否定的に見る企業が多いという意味だが、69.2は100をはるかに下回る数値だ。自動車産業も良くない。上半期の自動車販売台数は67万台で、前年同期比11%減少した。

 前方産業の苦戦より鉄鋼業界を苦しめているのは、中国産低価格鉄鋼材の侵攻だ。中国は世界の鉄鋼の半分以上を生産している。通常は中国内需市場で相当部分が消化されるが、中国景気が低迷しているため、莫大な規模の鉄鋼材が海外に輸出されている。中国の諮問業者のマイスチールは、2024年中国鉄鋼輸出量が1億トンを超えると展望した。2016年以降8年ぶりの最大規模になる見通しで、2020年の5千万トンに比べて2倍も多い。

 中国産の鉄鋼、特に中国産の低価格厚板が韓国国内に大挙流入している。2021年に31万2千トン水準だった中国産厚板輸入は2023年には112万トンに増えた。中国産厚板の価格は韓国産よりトン当たり10~20万ウォン(約1~2万円)安い。造船業界の立場では韓国国内の鉄鋼会社が生産する厚板以外にも魅力的な選択肢があるわけだ。中国産厚板の攻勢が激しく、現代製鉄は「中国企業の低価格厚板輸出で被害を受けている」とし、韓国政府に反ダンピング提訴をした。

 造船業は状況が良い。HD韓国造船海洋は2024年、計122隻を受注した。年間受注目標は135億ドルだが、目標の96%に達する129億5千万ドルをすでに達成した。サムスン重工業は第2四半期に1307億ウォン(約140億円)の営業利益を上げた。営業利益が1千億ウォンを超えたのは10年ぶりのことだ。

 クラークソンリサーチによると、新造船価指数は187.78で2024年に最高値を更新した。歴代最高の好況期だった2008年9月の191に近づいた。受注物量も多く、船舶価格も値上がりし、造船業は状況が良い。造船会社ごとに3~4年分の仕事を早くから確保し、収益性の良い発注だけを選別的に受注する。今注文すれば、2028年にならないと船を引き渡せないほどだ。

■造船業は高く飛ぶ

 このような中、中国産厚板が低価格で流入することになればこの上なく良い。HD現代重工業の関係者は「中国産鉄鋼材の投入比重を既存の20%から25%以上に増やしている」と話した。厚板価格交渉の矛先は造船業界が握っている。

一部省略


■短期的な問題か、構造的な問題か

 現在の状況を短期的問題と見るか、構造的問題と見るかによって対応方法は変わる。短期的な問題なら、造船と鉄鋼企業が交渉を通じて対応できる。韓国鉄鋼業界は現在、中国鉄鋼会社が原価以下で押し出すダンピング状況と判断し、造船業界を説得する。以前にも短期的に中国鉄鋼会社が原価以下で販売する場合があったが、結局しばらくして価格の引き上げが繰り返されたということだ。鉄鋼業界関係者は「中国産が安いからと使い続け、韓国国内の厚板産業が崩壊すれば、後で中国鉄鋼会社が価格を上げる時に対応できない」として「こういう時であるほど共生の道を模索しなければならない」と強調した。

 構造的な問題なら、政府レベルの対応も必要だ。中国産の低価格厚板流入は、韓国だけの問題ではない。チリの鉄鋼メーカーのCAP(Compania de Acero del Pacifico)グループは、ウアチパト製鉄所を閉鎖することにした。チリ政府は製鉄所の閉鎖を防ぐために最高33.5%の関税を賦課することにしたが、CAPグループは関税を賦課してもなお中国産鉄鋼に比べて価格競争力がないと判断し閉鎖を強行した。これにより数千の働き口が消えた。

 米国はメキシコを経て迂回輸入される中国産鉄鋼に関税を課すことにした。インド鉄鋼省はナレンドラ・モディ首相に鉄鋼輸入関税を現在の7.5%から10~12%に引き上げるよう要請した。親中路線を歩むブラジルでさえ、一定規模(クォーター)以上の中国産鉄鋼に対して25%の関税を課すことにした。欧州連合、カナダ、ベトナムなども中国産鉄鋼に関税を課したり、または課すことを検討している。

 中国のダンピングによって、厚板産業がLCD、太陽光パネルのように、中国に完全蚕食されないと断言することはできない。産業は一度崩壊すれば、再び生まれるのは難しい。2024年の厚板価格を巡る造船業と鉄鋼業の葛藤を例年行事と見ることができない理由だ。

韓国の造船・鉄鋼「船舶厚板戦争」、今年が特に熾烈な理由は? : 経済 : ハンギョレ新聞 (hani.co.kr)

これを見て絶望的だと思った人。正解だ。こちらもこれを読んでポスコが数年内に倒産するんじゃないかと思えてきたからな。だって、チキンの韓国が中国に関税を大幅に引き上げるなんてできるわけないですよね?つまり、できないのだからポスコはこのまま事業継続は困難になる。それは日本製鉄がポスコの株を全売却しますよね。

このまま韓国企業が中国製を使う比重を増やすのは明らか。でも、中国のような価格設定をすれば大赤字は免れない。ポスコは完全に詰んだわけだ。なぜなら、何処の世界でパイが大きいほど圧倒的有利。鉄鋼メーカーで世界7位だったか。その程度のポスコで中国に勝てるわけもない。完全にオワコンだよ。もう、打つ手がまったくないからな。

AIバブル 米株市場で半導体銘柄下落、ASML決算に反応-エヌビディアも安い

AIバブル 最近、ゴールドマンサックスが予言したAIバブル崩壊懸念は払拭されたようにエヌビディアをはじめとする半導体銘柄関連の株価は強い動きをしていた。だから、ただのゴールドマンの懸念なのかと考えていたら、朝のニュースでショックを受けていた。なんで好調だったダウがここまで下がったんだよ。

せっかく日経平均株価が4万を一時超えて、今日で4万円回復を期待していたら、もう、先物は-1000円近く下げているという。とりあえず、米国市場で何が起きたのか。それを確認しておかないといけない。まあ、簡単に述べれば米国市場が発端ではなくオランダASMLの業績が予想より遙かに下回るものだったようだ。

オランダのASMLといえば、日本人の一般的な認知度はともかく半導体業界では知らない人はいないだろう。エヌビディアと並び欧州で最大手のテクノロジー企業。半導体生産で必須な露光装置という機械を生産している。

こちらも半導体関連を取り上げるときに何度か紹介した。実際、日本、米国、台湾、オランダのチップ4同盟で、オランダの最大手の半導体関連とASLMLである。

ただ、半導体は米国の対中規制が強化されようとしている。そして、その規制に各国は従うことになるのでASMLとしてダメージを受けやすいわけだ。対中規制がそのままASMLの業績に大きく左右されるので、多くの投資家は注目していた。

では、記事を引用しよう。

(ブルームバーグ): オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングスが発表した7-9月(第3四半期)の受注額はアナリスト予想平均の半分程度でしかなかった。2025年業績予想の下方修正も明らかにし、株価は急落した。

  ASMLは16日朝の決算発表を予定していたが、1日早く公表された。

  同社ウェブサイトに掲載された決算資料によると、7-9月の受注額は26億ユーロ(約4230億円)。ブルームバーグが調査したアナリストの予想平均は53億9000万ユーロだった。半導体業界の冷え込みで、ASMLの製造装置に対する需要が抑制された。

  この発表を受け、アムステルダム市場の同社株価は16%安と、1998年6月12日以来の大幅安で取引を終了。急落で取引は一時停止された。売りは他の半導体関連銘柄にも波及し、英アーム・ホールディングスの米国預託証券(ADR)は一時9.2%安、米エヌビディアの株価は6.8%下落した。

ASMLのクリストフ・フーケ最高経営責任者(CEO)は決算資料の中で「従来見込まれたよりも、回復は緩やかな様子だ。これが2025年も続く見通しで、顧客は慎重になっている」と述べた。

  事情に詳しい関係者によると、ASMLが予定より早く決算を公表したのはミスが原因で、近く説明の発表があるという。

  ASMLは併せて来年の業績見通しを下方修正した。従来300億-400億ユーロと見込んでいた純売上高は300億-350億ユーロと、上限を引き下げた。祖利益率は従来予想で約54-56%としていたが、「51-53%になる。主に極端紫外線(EUV)需要の時期の遅れに関連している」とフーケ氏は説明した。

  ASMLは欧州で最も時価総額の大きいテクノロジー企業だが、7月に付けた過去最高値から30%余り下落した。半導体業界全般の冷え込みに加え、米国が中国事業への制限を強化するとの見通しが嫌気されている。

  中国はASMLにとって依然として最大の市場で、7-9月売上高の47%を占めた。

ASML、7-9月受注は予想のわずか半分-来年の見通し引下げ (msn.com)

仮にこのASMLの業績と今後の見通し発表が事実通りとしたら、AI特需が終わりを迎える日は近い。せっかくエヌビディアが再びアップル越えて時価総額1位に返り咲くかと思えば、ここでのまさかの-6.2%急落である。当然、エヌビディアが大きく下げればSKハイニックスも無事では済まない。ついでにサムスン電子も売られるだろう。

では、韓国経済の今後にも大きく影響するので詳しく見ていこう。

7-9月の受注額は26億ユーロ(約4230億円)。アナリストの予想平均は53億9000万ユーロだった。半導体業界の冷え込みで、ASMLの製造装置に対する需要が抑制された。

アナリスト予想の半分受注額。アナリストは生成AI特需だし、これぐらい余裕だと思っていたらまさかの半分。しかも、半導体業界の冷え込みとある。ここ数週間の株価の急上昇は何だったのか。ただ、モルガン・スタンレーが半導体の冬を予測したので、ASMLがこうなるのも、モルガンはわりと予想していたんじゃないか。

バブルというのはいつか弾けるものだ。生成AIの可能性は素晴らしいが、それを収益化に結びつけるのは難しい。記事を要約できるようになっても、生成AIの記事をそのまま使えるわけでもない。

こちらは記事を毎日、更新しているが生成AIなんて使い物にならないですよ!関連を調べる間に自分で突っ込んだほうが速いからな。

それで次はASMLのCEOの今後の見通しだ。

ASMLのクリストフ・フーケ最高経営責任者(CEO)「従来見込まれたよりも、回復は緩やかな様子だ。これが2025年も続く見通しで、顧客は慎重になっている」と述べた。

もう、8月の半導体価格は下落していた。9月はまだ出ていないが、どうやら半導体減産による需要増効果もピークを迎えていると。なら、韓国の半導体も10月かピークになるのか。残念ながら8月と9月のピーク予想は当たらなかった。しかし、年内には確実にピークが来そうだな。

ASMLは併せて来年の業績見通しを下方修正。従来300億-400億ユーロと見込んでいた純売上高は300億-350億ユーロと、上限を引き下げた。

ASMLは受注は好調だが、売上の上限を50億ユーロ引き下げた。つまり、大きく受注は伸びないと。

このようにASMLの決算で米国市場は半導体銘柄を中心にテクノロジー関連が売られたと。ダウも42740ドルー324ドル下げた。しかも、アップルがサプライズで「iPadMini」の新作を発表したにもかかわらずだ。

ただ、嬉しいことにイスラエルが原油施設を空爆しないという報道で原油価格が71ドルまで急落している。円安が進んでいる日本にとってはありがたい話だ。ドル円は朝の6時過ぎに149円台。

ウォンも売られており、一時敵には1365ウォンまで落ちた。今日はオランダのASML業績低迷で株価もウォンも急落しそうだよな。まあ、その辺は夜のウォンニャス速報を楽しみにしてほしい。

それで、気になるのは今後の利下げ見通しだ。これも避けては通れないので確認しておこう。

[ニューヨーク 15日 ロイター] – 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は15日、インフレが予想通りに低下すれば、米連邦準備理事会(FRB)はさらなる利下げを実施する可能性があると述べた。

ニューヨーク大学で開かれたイベントに際して「今年中に1回か2回の(利下げは)妥当なことだと思う」とコメント。現在の水準からの利下げ余地はかなりあるとの見方を示したが、政策変更は経済指標次第だとも述べた。

FRBの利下げ政策の終点については「落ち着くところまではまだ遠い。われわれが行うべき決断は、中立金利に向けてどれだけ早く調整するかということだ」とした。中立金利は最近の水準よりも高くなる可能性が高く、3%前後になる可能性があるとの認識を示した。

金融機関の問題を巡っては、概してほとんどの銀行は金利リスクを監視しているとしながらも、以前よりもかなり早く危機に陥る可能性もあると指摘。「取り付け騒ぎは今や非常に短期間で起こり得る」とし、当局はそれに備え警戒する必要があると述べた。

年内1─2回の利下げが妥当、インフレ予測通りなら=米SF連銀総裁 | ロイター (reuters.com)

ふむふむ。米サンフランシスコのデイリー総裁は今年は1回か、2回の利下げが妥当。それより気になるのは金利リスクでの取り付け騒ぎが起こりえる?しかも、非常に短期間で?金利を一度に下げたら当然、預金金利も下がるわけだ。預金金利が下がれば、米国民は銀行にお金を預けない。もっと金利が高いところを探すだろう。

すると資本力が乏しい地方銀行は取り付け騒ぎが起こるかもしれない。今は高速で情報が飛び交う世界だ。真偽は不明であっても、その情報が信用できると思ったら庶民は危ない銀行からお金をよそに移す。すると別に危なくなかった銀行がその余波で、本当に危なくなる。取り付け騒ぎの怖いところはそれだ。金利を大きく下げるリスクというものを警戒しないといけないと。

韓国証券市場ウォンニャス速報 開幕は1357.0 1360突破されて防衛ライン崩壊!

韓国証券市場 ウォンニャス速報は米国の金利動向を受けて1350の防衛ラインが破られたわけだが、今日はさらにウォンは売られたようで時間外でも1360を余裕で突破していた。次なる防衛ラインは1380となるわけだが、こうなってくるとまずは1370死守が重要となる。1380抜ければ1400もすぐだからだ。

1380はウォン・ザム撃破であり、ソロウォン攻防戦が終了する数値である。気がつけばウォン・ザムが大暴れしていると。

それでは開幕から見ていこうか。

スタート値は1357.0

では、チャートをどうぞ。

朝から昇龍拳を食らってウォンは1358ウォンまで下がったあとも、ヘッジファンドの攻勢は続く展開。気がつけば1360目前となり、韓銀が必死に介入して貴重なドルを溶かす。それによって1357ウォンまで上昇刷るも、すぐに跳ね返される。

そして、ここからは韓銀が介入しようがフルボッコである。もう、時間が経過するにつれてウォンが下がる。下がりまくる!

これには愛犬のジョニーも大喜びだ。しかし、韓銀だって諦めていない。1360防衛に必死だ。そんな激しい攻防が12時頃まで続くが、結局は12時頃に1360ウォン突破される。そして、大きく動いたのは13時過ぎだ。

ここからウォンはさらに売られていき1363ウォンまで下落。このままではヤバイ。韓銀も必死に抵抗する。チャートを見ると短い範囲で殴り合いが続いている。

結果は1361.3。5.4ウォン安となった。

1360突破されてしまい。韓銀にとって最悪な1400展開も見えてきた。

それから時間外であるが、1360ウォン突破されて18時前になんとか奪還したのだが、その後は売られていき、18時半頃には1361.62となっている。米国次第ではもっと下がりそうだ。

次にドル円だ。

朝の7時には149円700とか、もう、150円目前だったが、この後、円は上がっていく。しかも、13時頃からどんどん上昇して18時半頃には148円台に上昇した。なにかあったのだろうか。

あと、嬉しいことに日経平均株価が一時4万円を回復した。終値は39910円だ。

■韓国証券市場10月15日

コスダック指数 3.55ポイントプラス773.81(終値)
総合株価指数 10.16ポイントマイナス2633.45(終値)
ウォン・ドル相場 5.4ウォン安 1361.3(午後3時半現在)

■投資主体別売買動向

24.10.15-3,4362,87811

個人が3436億で売り。外国人が2878億で買い。機関が11億で買い。

個人が売り。機関と外国人が買い。

米PPI、9月は前月比横ばい-ガソリン価格が下落

昨日、アメリカのCPIが発表されたわけが、今朝にはアメリカのppiが発表されている。そして、それらの二つを踏まえて今後の米利下げ動向について見ていこう。

まずはPPIだ。

(ブルームバーグ): 9月の米生産者物価指数(PPI)は前月比横ばい。ガソリンの値下がりで、伸びが抑えられた。インフレの抑制に向けたさらなる進展が示唆された。

キーポイント


PPI(最終需要向け財・サービス)は前月比変わらずエコノミスト予想の中央値は0.1%上昇8月は0.2%上昇前年同月比では1.8%上昇-2月以来の低い伸び市場予想は1.6%上昇8月は1.9%上昇(速報値は1.7%上昇)に上方修正

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPPIは前月比0.2%上昇(予想と一致)、前年同月比では2.8%上昇した(予想は2.6%上昇)。

多くのエコノミストが注目する食品とエネルギー、貿易サービスを除いたPPIは前月比0.1%上昇と、前月から減速。2023年5月に前月比横ばいとなって以来の最小に並んだ。

前日に発表された9月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る伸びとなった。住宅関連や食品などのコスト上昇を反映した。

米金融当局は利下げの道筋を判断する上で、両方の統計を考慮に入れる。エコノミストは、同当局がインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数の算出に用いられる項目に注目。こうした項目は強弱まちまちの結果となった。

医師による診療費や外来医療費はいずれもほぼ変わらず。一方、航空運賃は急上昇した。ポートフォリオ運用サービス費はわずかに加速。9月のPCE価格指数は今月下旬に公表される。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は先月、50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げを実施し、金融緩和を開始。数カ月にわたるインフレの減速と雇用の伸び鈍化を踏まえた。

ただ、それ以降に発表された経済指標では堅調な雇用の伸びと根強い物価圧力が示唆されており、11月の利下げ幅に対するエコノミストの予想は25bpに後退している。

サービス価格は0.2%上昇と、前月の0.4%から伸びが鈍化。食品とエネルギーを除いた財の価格は3カ月連続で0.2%の上昇となった。

食品価格は1%上昇と、2月以来の高い伸びを示した。一方、エネルギー価格は2.7%低下した。

生産過程における比較的早い段階での物価を反映する中間財のコストは前月比0.8%低下。ディーゼル燃料の大幅な値下がりが背景にある。

米PPI、9月は前月比横ばい-ガソリン価格が下落 (msn.com)

なるほど。やはり、原油価格が9月は下がっていたのでPPIはそこまで変わらずといったところか。これは原油価格が高騰したら再び大きく上がる可能性があるな。

まあ、今は75ドルまで落ちているが、これが中東情勢悪化でどうなるかが難しい。

韓国証券市場ウォンニャス速報 開幕は1352.0→今日もフルボッコタイム!

韓国証券市場 日本はスポーツの日でお休みだが、韓国証券市場は開いてるのでウォンニャス速報をいつも通りやっていこうと思う。韓銀が利下げして、米国のCPIやPPIが予想を上回る上昇だったこともあり、ウォン安が加速しているようだ。

時間外で1350突破されており、開幕からもフルボッコである。開幕は1352.0

それではチャートをどうぞ。

開幕から見事に昇龍拳を食らって今日のウォンはひたすらフルボッコだ。

それが11時頃まで続いている。韓銀はそのうち戻すんじゃないかと思っていたようだが、ヘッジファンドの怒濤のウォン売りが続いた。しかし、さすがに耐えきれなくなったのか。1360を突破されようとしたとき、ついに韓銀砲で慌てて介入だ。

おしいな。1359ウォンまで落ちたのでもう少しだったのだが、これには愛犬のジョニーも大喜びだ。ウォン安速報はウォンが乱高下してこそエンタメなのである。

11時までフルボッコだったウォンがここから急激に上がるかとおもいきや、1354ウォン辺りで跳ね返される。ここからは短い範囲で殴り合いとなるが、韓銀は劣勢だ。どう見ても1350を取り返せない。1360防衛がやっと。

結果は1355.9ウォンとなった。6.4ウォン安だ。

それで時間外だが、時間外でもそこまで大きく変わらない。ただ、劣勢は続いてるようで、夕方には1356ウォンまで下げている。これは1360突破も時間の問題かもしれないな。

それでドル円の土光だが、こちらも朝から149円突破してどんどん下げていく展開だ。一応、149.500でガードしているが、それもいつまで持つか。150円いきそうだな。

■2024年10月14日の韓国証券市場

コスダック指数 0.72ポイントマイナス770.26(終値)
総合株価指数 26.38ポイントマイナス 2623.29(終値)
ウォン・ドル相場 6.4ウォン安 1355.9(午後3時半現在)

■投資主体別売買動向

24.10.14-4,5629043,282

個人が4562億で売り。外国人が904億で買い。機関が3282億で買い。

個人が売り。外国人と機関が買い。

中国株、4年余りで最大の下げ-12日の財政相会見に注目

中国 政府の大型景気刺激策での期待で大きく上がった中国株。だが、中国企業の業績が良いわけでもなく、1京円といわれる不良債権問題が解決したわけでもない。だから、こちらはあまりにも急騰からはめ込みではないのかと疑ったわけだが、案の定、そうだったと。

9日、連休明けに中国株は4年あまりで最大の下げとなった。理由は景気刺激策が不十分だといういつもの見方だ。そもそも中国政府に金がないので、本当にできるかどうかすら怪しい。

まあ、ここから一気に戻すかはわからないが、まるでジェットコースターみたいな上下運動は中国のダイナミック差があって実に面白い。見ているだけならな!これ参加していたら阿鼻叫喚だよな。

では、これが10月9日の中国株の動きだ。見事に真っ赤だ。でも、これでも高いんだよな。なんせ上海総合指数は2700程度だった。つまり、まだまだ下げる余地がある。

それでは記事を引用しようか。

(ブルームバーグ): 9日の中国本土株は急落。政府の景気刺激策に対するトレーダーの疑念や、大型連休中の弱い消費データで地合いが悪化し、ここ4年余りで最大の値下がりとなった。

  CSI300指数は7.1%安で終了。国慶節(建国記念日)の連休明けとなった8日は5.9%高だった。

  財政省が財政政策に関する記者会見を12日に開催すると発表し、下げ幅が縮小したが、その後は再び売り圧力が強まり、11日営業日ぶりの下落となった。

  香港上場の本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数は1.6%安。前日は約10%下げていた。

中国株、4年余りで最大の下げ-12日の財政相会見に注目 (msn.com)

そりゃ中国に中身がないのに中国政府が景気刺激策の期待から急騰しただけ。しかも、その急騰は明らかに異常だ。例えば上海総合指数を見て欲しい。

これは1年間のチャートである。明らかに異常なことが見て取れるだろう。

何しろ、最安値の2700から3500程度まであがったのだ。それがわずか数日で。一般の株価が何か凄い業績や製品開発して数日で30%急騰するというのはあり得ない話ではない。しかし、これは上海総合指数だ。一般企業の株価ではない。

例えるなら、日経平均が最悪の状況から数日で30%高騰したようなものだ。こんなことまず普通に起きないのだ。しかし、それが現実に起きた。こんなのが続くわけないじゃないか。そもそも景気刺激策を打ち出しただけで30%も上がるなら、毎回、これやればいいじゃないか。どう見てもヘッジファンドの玩具にされてるだけという。

だいたい不動産バブル崩壊で倒産しそうな不動産株が200%高騰とか。おかしいだろう。もう、メチャクチャである。多くの投資家はチキンレースだと知った上で、いつ売り抜けるのかを模索していた。その結果がこれだろう。なんせ低値で買った株が平均30%も上がってるのだ。大もうけである。欲を出さないうちに利確するだろう。

しかし、色々な金融規制がある中国株すらここまで玩具にされるのか。記事には12日がどうとか書いてあるが、実はもう一つ重要な動きがある。それは鉄鉱石価格だ。世の中の流れを予測する場合、先物を見よという言葉があるが、この鉄鉱石価格はなかなか面白い。

これが1年間の鉄鉱石価格である。2024年1月頃には143と高かったが、それがどんどん落ちていく。これは中国景気が悪くて鉄鉱石需要が減っているため。

そして、ここ数日の動きに注目だ。いきなり、90から113とあがって、今度は106まで落ちている。これも中国株の急落に関わっていると。鉄需要が増える見通しならあがる。鉄需要が減る見通しなら下がる。

中国の景気が回復してもいないのに鉄需要が増えるわけない。中国の景気動向は原材料の先物を見ている方が把握しやすいかもしれないな。

このように中国株の先行きは不透明。今日の証券市場がどうなるかは知らないが、中国政府の刺激策頼みは実体を伴わないのでただのチキンレースである。

それでは次は連休中の中国の景気動向を見ていこう。大型景気刺激策を打ち出して消費が急に増えるわけもなく、どうやら旅行もマイカーが中心の低予算だったらしい。

では、記事を引用しよう。

『君の名は。』の熱狂のウラで濃くなる不況の影

75回目の建国記念日にあたる10月1日から7日まで、中国は国慶節の大型連休だった。

秦の始皇帝陵のある西安市の兵馬俑博物館には観光客が押しよせ、1日の収容人数を大幅に超過してしまったという。閉館までに1万人以上が見学できなかったというほどの活況だった。

観光客は日本にもおしよせ、富士山の臨める伊豆の大室山では映画『君の名は。』に影響を受けた中国人が大勢やってきた。熊本の阿蘇山や熊本城、北海道にも中国人観光客の姿が多数見られたが、日本は海外旅行の人気でトップだったという。

大型連休の大移動は久しぶりの明るい話題だったが、不況の影も映し出していた。

「期間中の移動者は19億4000万人となり、コロナ禍前の水準を上回った」とされているが、節約志向の高まりで低予算で済む車による旅行が主流だった。

割を食ったのが航空業界だ。国内線の航空運賃が昨年に比べて2割以上下落し、9割引きの路線もあったと言われている。ホテルの宿泊価格も2割下落しており、旅行業界から聞こえてくるのはため息ばかりだ。

時すでに遅し…

習近平国家主席は9月30日、中華人民共和国の建国75周年を記念する演説で「潜在的な危険に留意し、雨の日に備えなければならない」と述べ、さらなる経済対策を実施する可能性を示唆した。

焦眉の急なのは、苦境が続く不動産市場の立て直しだ。

習近平国家主席「雨の日に備えなければならない」と述べた Photo/gettyimages© 現代ビジネス

中国民間調査企業によれば、不動産開発大手100社の9月の新規住宅販売額は、前年比37.7%減の2517億元(約5兆2900億円)だった。8月(26.8%減)から減少ペースが加速している。

中国の主要3都市(北京、上海、深圳)は9月末に住宅購入に関する規制を緩和した(住宅ローンの頭金の最低比率の引き下げなど)。十数年ぶりの大きな政策転換だが、「時すでに遅し」の感が強い。

「右肩上がりの神話」の消失により、不動産業界を巡る環境は一変してしまったからだ。市場低迷の長期化で不動産投資はまったく魅力のないものになってしまい、業界関係者は「規制を緩和した程度で投資需要が再び盛り上がるとは思えない」と悲観的だ。

中央銀行の金融緩和を受けて中国の株式市場は活況を呈しているが、デフレ経済を脱する起爆剤になることはないだろう。金融緩和でダブついた資金が株式市場に流れ込み、一時的に「不景気の株高」現象が起きているに過ぎない。

対策が難しすぎる「消費不況」

中国経済は30年前の日本のように重い課題を突きつけられている。その課題とは消費重視の構造改革を強力に推し進めるというものだ。

中国の国内総生産(GDP)に占める個人消費の比率は40%未満で、世界平均を約20ポイント下回る。一方、投資の比率は約20ポイント高い。この差は一朝一夕では埋められない。日本の場合、GDPに占める個人消費の比率を10ポイント上げるのに17年もかかった(9月30日付ロイター)。

消費主導の経済に転換するためには脆弱な社会保障制度の拡充などが不可欠だ。そのためには、大量の資金が必要になるのは言うまでもない。

米モルガンスタンレーは「7兆元(約147兆円)を農民工などへの社会福祉を拡充するとともに、不動産市場の安定化のために3兆元の資金を投ずるべきだ」と主張する。

つまりは10兆元(約210兆円)規模の資金投入が必要だというわけだ。

だが、中国政府は2008年の4兆元の景気浮揚策を大幅に上回る資金投入に踏み切ることができるのだろうか。厳しい注文だと言わざるを得ない。

習近平、もう手遅れだ…中国19億人の”ケチケチ旅行”が映し出したデフレ経済「悪夢の真相」 (msn.com)

この記事を読んで中国のデフレの深刻さが窺えたんじゃないだろうか。

国内線の航空運賃が昨年に比べて2割以上下落。9割引きの路線。ホテルの宿泊価格も2割下落とか。

これだけ値引きしても国民はマイカーで移動すると。確かにニュースで中国人の移動が19億人とか騒いでいたが、実体は貧乏旅行だったと。これだと地域経済にはあまり貢献しないよな。

中国民間調査企業によれば、不動産開発大手100社の9月の新規住宅販売額は、前年比37.7%減の2517億元(約5兆2900億円)だった。8月(26.8%減)から減少ペースが加速している。

面白いのはこれだよな。なんと不動産販売額が8月よりもさらに減少ペースが加速している。8月は底ではなかったと。

記事には既に手遅れと書いてあるが、確かに10兆元なんて凄まじい景気刺激策する予算なんてないよな。どう見ても借金だから中国政府と地方や銀行にそんな余裕がない。デフレスパイラルから抜け出すのは日本を見ればわかるとおり、メチャクチャ難しい。

貧乏旅行を見ている限りでは企業が格安で提供していても、それでも人は来ないてことだ。財布の紐は固く閉じられて、旅行といってもたいした物は買わない。ただ景色を見て帰ってくるだけ。完全にデフレマインドだよな。

サムスン電子、「アーニングショック」現実へ…第3四半期の営業利益はたった1兆円

韓国 10月にはいり、AIバブルが再び活性化したのか。米国のハイテク株は上昇していたのだが、それがサムスン電子に恩恵を与えるとは限らない。なぜなら、サムスン電子は韓国半導体輸出が好調なのに第3四半期の営業利益はたった1兆円となった。

ええ?1兆円って凄いと思うかもしれないが、サムスン電子が崖っぷちから抜け出したことにならない。なぜなら半導体投資で毎年、数兆円を使うのだ。わずか1兆円で半導体が投資が十分にできない。それなのにサムスン電子は他事業なのでスマホや家電などの分野にも投資が必要だ。

それなのにファウンドリ事業世界最大手の台湾のTSMCはサムスン電子を遙かに超えた半導体投資をしていく。つまり、ファウンドリ事業でシェアが50%ぐらい離れてるのにTSMCはさらなる設備投資で収益を拡大させているのだ。

そして前人未踏の最先端分野でのシェア9割を成し遂げた。つまり、最先端技術のほとんどはTSMCが生産したチップが組み込まれている。一方、サムスン電子はファウンドリ事業では今年も数兆円の赤字を出している。そして、もう工場で生産調整を行い、ファウンドリ事業から撤退すら示唆されている。

だからハンギョレ新聞にアーニングショックとか、営業利益がたった1兆円とかかれるのだ。韓国紙ですらサムスン電子の営業利益がたった1兆円というぐらい危機的なのだ。

では、記事を引用しよう。

サムスン電子が今年第3四半期(7-9月)に9兆ウォン程度(約1兆円)の営業利益を上げたことが分かった。証券街の期待を大幅に下回る実績だ。

8日、サムスン電子が発表した暫定業績によると、同社は今年第3四半期(7~9月)の売上高79兆ウォン(約8.6兆円)、営業利益9兆1千億ウォン(約1兆円)を記録した。

売上は直前四半期より7%増えた反面、営業利益は13%減った。これは金融情報会社のエフアンドガイドが前日集計した証券街の展望値平均(営業利益10兆7717億ウォン)を大幅に下回る水準だ。

これに先立って13~14兆ウォン水準の営業利益を期待した証券会社は、先月から展望値を大幅に下方修正してきた経緯がある。今回の実績は、すでに低くなった展望すら満たしていないわけだ。

サムスン電子の実績の後退は、さまざまな悪材料が一気に襲った結果と解釈される。ひとまず証券街は半導体(DS)部門の営業利益が第2四半期の6兆4510億ウォンから第3四半期は5兆ウォン台に下がったと推定している。成果給(OPI)関連引当金が今回一部反映され、第2四半期に営業利益を1兆ウォン以上押し上げた在庫資産評価の損失還入規模も第3四半期には縮小されるなど、一過性の要因が作用したという分析だ。

スマートフォン・コンピュータ(PC)の需要不振でメモリー出荷量の増加傾向と価格上昇が期待に及ばなかったという観測もある。ファウンドリ(半導体受託生産)の赤字幅は拡大した可能性が高い。

スマートフォンの実績も不振だったという観測が多い。サムスン電子のモバイル(MX)部門の繁忙期は、フラッグシップ新製品が発売される第1四半期と第3四半期だが、今年7月に発売されたギャラクシーZフリップ6の販売成績は前作より低調だと知られている。

証券街は、モバイル部門の営業利益が昨年第3四半期の3兆3千億ウォンから今年第3四半期には2兆ウォン台半ばに減ったと見ている。ウォン高ドル安も、サムスン電子の事業全般の業績を押し下げる要因となっている。

サムスン電子、「アーニングショック」現実へ…第3四半期の営業利益はたった1兆円 : 経済 : ハンギョレ新聞 (hani.co.kr)

このようにサムスン電子の崖っぷちは続く。このままで巨額な設備投資の縮小が避けられない。設備投資の縮小は今後のサムスン電子の売上や営業利益を大きく減少させる。半導体は毎年、機械をアップグレードしないといけないからだ。それでどこから突っ込んでいこうか。

まず、サムスン電子の営業利益が最近、大きく下方修正された市場予想にすら遙かに及ばなかった。13~14兆ウォン水準の営業利益を期待した証券会社だが、実際は9兆1億ウォンだ。つまり、予想より3分の1、5000億円も足りないのだ。1兆円という巨額な数字に騙されてはいけない。しかも、ここに興味深い数字がある。

売上は直前四半期より7%増えた反面、営業利益は13%減った。これは明らかに在庫処分である。サムスン電子の半導体を買ったのは対中半導体規制強化前に買い占めに走った中国企業である。だが、まともな値段では買っていない。二束三文で叩かれた。なんだったか。出血覚悟のバーゲンセールである。

確かサムスン電子の半導体在庫は5兆円規模だったか。型落ちになった半導体が売れただけでもいいのか。しかし、あまりにも営業利益が酷いんじゃないか。

後、第2四半期に営業利益を1兆ウォン以上押し上げた在庫資産評価の損失還入規模も第3四半期には縮小された。これは在庫資産価値の評価が減少したので営業利益が減ったことになる。つまり、実際に売れてもいないのに売ったことにしているわけだ。まあ、これは会計上の表記問題なので詐欺ではないんだが、全部売った数字ではないと。

だが、サムスン電子が崖っぷちなのは半導体だけではない。

スマートフォンの実績も不振だったという観測が多い。サムスン電子のモバイル(MX)部門の繁忙期は、フラッグシップ新製品が発売される第1四半期と第3四半期だが、今年7月に発売されたギャラクシーZフリップ6の販売成績は前作より低調だと知られている。

これはAIスマホを一早く商品化して大々的に宣伝したが、消費者はそこまでAIスマホに興味を持っていなかった。これは初のAIスマホのiPhone16だったか。これも販売は前作より不調だったことも繋がる。つまり、生成AIは大企業の投資は乗り遅れてはいけないと活発だが、消費者を購買意欲を激増させるほどのものではない。

この認識の差がいつか生成AIバブルを崩壊させる。なぜなら多くのメジャー企業が収益化に成功してないからだ。エヌビディアが儲けて終わりそうな予感すらある。

因みに今年のノーベル賞物理学受賞者は米プリンストン大のジョン・ホップフィールド氏と、カナダ・トロント大のジェフリー・ヒントン氏に決まった。人工知能の計算手法の一つ「機械学習」に関する発見と発明が評価されたという。おめでとうございます!

生成AIはノーベル賞級の発明と財団に認められたわけだ。

次にサムスン電子の株価を見ておこうか。たった1兆円の営業利益に市場はどう反応したのか。

これがサムスン電子の1日の動きだ。投資家からすればこレグ雷の業績はほぼ想定内だったようで、そこまで大きく下げてなく6万ウォンはかろうじて維持したが、もう、完全に落ち目である。サムスン電子の株価がたった60000ウォンしかないのだ。数日で6万ウォン以下もあり得る。

これが1年のチャートだ。ピークは88000ウォン。2024年7月10日だ。それから3ヶ月程度で6万ウォン。つまり、ピークから約35%ほど下落している。これは大暴落だろう。

これにはAI特需の最大の恩恵を受けているエヌビディアのテストにサムスン電子のHBMが合格できていない。これが致命的だと何度も指摘した。しかし、エヌビディアのテストを合格したという関係筋の報道から4ヶ月ぐらいか。もう、今年の生産分に間に合わないどころか、来年の上半期ですら怪しいんですが。

そりゃ、1個何百万もする高性能チップだと、サムスン電子の歩留まり率が悪くて使い物にならないからだ。エヌビディアが満たす基準に届かない。これではSKハイニックスと米マイクロンにますます引き離される。

このようにサムスン電は奇跡の復活とか騒がれた数ヶ月前とか雰囲気が明らかに異なる。こちらはずっと崖っぷちだと述べてきたがそれを韓国紙が危機感を抱いて書いたのが上の記事だ。

それでこの決算発表でサムスン電子は信じられないことをしたのだ。ええ?何をしたのか。それを今から引用しよう。

ブルームバーグ): 世界最大のメモリーメーカー、韓国のサムスン電子は8日、7-9月(第3四半期)の決算速報値が期待外れだったことを受け、謝罪文を公表した。潜在的な危機に対応していることを異例ながら認める形となった。

  半導体部門の責任者に新たに起用された全永鉉氏は発表文で、サムスンは自社の組織文化やプロセスを見直すと表明。「短期的な解決策に頼るのではなく、長期的な競争力を強化することに集中する」とした上で、「今は試練の時だ」と指摘した。

道中省略

全氏は「サムスンが直面している危機について語る人がいるほど、われわれは技術面の競争力を巡り懸念を招いている」とし、「この事業のリーダーとして、われわれはこの点に関して全責任を負う」と述べた。

後、省略

サムスン電子が異例の謝罪-AIブームも低調な決算、半導体出遅れ (msn.com)

あのサムスン電子が謝罪するほどこの決算は駄目だったのだ。しかし、投資家は謝罪なんて聞きたいわけじゃない。欲しいのは売上や営業利益の増加であって、こんな陳腐な言葉じゃない。これはサムスン電子自身が完全に地に落ちたと認めたのだ。

崖っぷちや倒産目前とか、そんな次元ですらない。サムスン電子が本当に消えかかっている。サムスン電子の消失は韓国経済崩壊を意味する。しかも、高性能AIチップは歩留まり率を劇的に改善させない限り、他社に使ってもらえない。サムスン電子の主力は薄利多売のDRAMである。そのDRAM価格が8月に下落しており、半導体の冬が到来するとモルガン・スタンレーだったか予測した気がする。

それを韓国紙は半導体の冬はこないと反論して見せたが、半導体の冬が来ないかどうかはまだ不透明だとしても、サムスン電子に吹き荒れるのは南極の凍てつく吹雪であることに変わりない。サムスン電子がこのまま凍結して終わるのか。それとも雪解けを迎えるかは最先端技術の向上次第だ。そして、サムスン電子が一番不得意なことである。

技術やアイデアをパクって企業を大きくしてきたサムスン電子にとって、パクれない技術開発は至難ということ。エヌビディアのテストに合格できないのはSKハイニックス以下の技術士かないから。

それならSKハイニックスをサムスン電子が買収すればいいと思うんだが。それはやってはいけないのか。SKハイニックスなんて万年、赤字の企業だ。サムスン電子が買収すればいい。ええ?禁じ手過ぎるって?でも、やるなら1年前だよな。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

1.飛躍じゃなく逃亡するきっかけ作るだろ
横浜に研究施設作って脱韓国するための

2.サムスン倒産は、時間の問題。

3.具体的にどう最飛躍するのかの言及が無い時点で無意味、いつもの願望垂れ流しケンチャナヨ精神丸出し

4.早くも数年に一度のメモリ半導体スーパーサイクルブーストが切れかかってるなw

5.ひでえもんだな8月からこっちナイアガラだ
よっぽどポジティブニュースないんだろうな

6.やっぱアメリカ工場は受注が取れなくて
計画が進んでないのか。

7.▼技術の根源的な競争力回復▼より徹底した未来への準備

あはははは

一つ目。
今まで全くやってこなかったことがいきなり出来るわけないじゃん
また盗んだりパクったりすんの?

8.未来への準備なんて当たり前の当たり前。具体的に何すんの?

9.そもそも中国が同じことをすれば、価格競争力で負けるんだから、よほど画期的で中国に真似できないような技術でも生み出す以外ない。まあ、そんなモノ生み出せないだろうし、研究開発費でも技術者引き抜きでも、中国メーカーに完敗。韓国ができる程度のことは中国もできるということ。

10.日本はパクリに気を付けろ

以上の10個だ。

ネットの反応は予想通り。結局、サムスン電子は技術をパクるしかできない。その代償が一気に降りかかってきたと。

でも、半導体やスマホも駄目なら、サムスン電子はこの先、どうするんだ?もう、成長分野ないだろう?家電だって中国勢が台頭してきている。ディスプレイなんてとっくに中国勢に負けた。有機ELでも、もう負けるだろう。

このようにサムスン電子には後がない。しかし、半導体の性質上、時間をかければかけるほど追いつくのが難しくなる。

韓国 「漢江の歴史の歪曲は、作家に与えられるべきだった」「驚き」の最後には何の根拠もなく

韓国 昨日、韓国の初のノーベル文学賞を受賞したニュースを紹介したときにこちらはアカデミー財団が受賞した理由について強調した。「歴史的なトラウマ」に立ち向かい、生命のもろさを露呈する詩的な散文。そして、韓国政府によって有害性教育書として廃棄されていた。

それで歴史的トラウマというのがポイントと書いたが、それを朝鮮日報か中央日報がどう報道するか楽しみだと。まあ、残念ながら主要紙ではなかったが、どうやら、これは韓国版の天安門事件を書いたものだった。おいおい、こちらも読んでいないが朝鮮軍や韓国警察が民間人を「虐殺」したことが書かれてある小説のようだ。

つまり、この作品は有害性教育書ではなく朝鮮半島の闇を映し出す小説だったのだ。なんだ。アカデミー財団がこれを取り上げたのは韓国の闇を暴いてクローズアップさせるためか。そりゃ、ノーベル文学賞に選ばれるぐらいだ。その作品の効果は絶大だ。

それで、今回はその作品を歪曲として歴史の闇に葬ろうとした勢力が出てきた。この作家が政府にどのように繋がりがあるか知らないが、いきなり禁書にするぐらいだ。だが、韓国人はいつも日本人に上から目線で述べるよな。歴史を忘れた民族に未来はないだったか。民間人を虐殺する政府や警察のことを忘れては未来はないですよ?

まさか、中国共産党みたいに有害性教育書として廃棄して隠蔽していたらノーベル文学賞に選ばれたので、一般市民に広く認知されてそれもできなくなった。スウェーデンアカデミーは実に面白いことをしたじゃないか。これならちょっと読んでみたくなったぞ。

では、記事を引用しよう。

小説家のハン・ガンは、韓国人として初めてノーベル文学賞を受賞した人物で、存命の作家による一連の侮辱的な発言をめぐって論争が巻き起こっている。

これは、小説家のキム・ギュナがハン・ガンの受賞のニュースが発表された直後に彼女のソーシャルメディアに投稿したものです。

本稿でキムは、スウェーデンアカデミーの「歴史的なトラウマに立ち向かい、生命のもろさを露呈する詩的な散文を提示した」というコメントに言及し、「そのような小説はすべて歴史の歪曲である」と主張した。

彼は韓康の代表作「少年が来る」の5.18の形容詞と思われる表現を使い、「これは花のような中学生の少年と無実の光州市民が朝鮮軍によって残虐に虐殺された物語だ」と述べた。

また、「ノー・グッバイ」は「済州4.3事件は、韓国警察が無実の市民を虐殺した事実を暴いた」と主張したが、具体的にどのような箇所が歴史の歪曲を構成するのかについては説明しなかった。

キム氏は、「韓国学院のレビューは、韓国の歴史について何も知らず、出版社のロビーによって演じられてきたとしか解釈できない」とし、「多くの『覚醒した市民』の読者が熱狂し、偽の歴史が現実に詰め込まれるだろう」と書いた。

キム氏はまた、「今年の受賞者と中国の小説家、閻蓮柯氏の文学的な違いは比類のないものだ」と主張し、「もし彼らが2人を比較して彼女を選んでいたら、アカデミーの審査員全員が、彼らが政治的なのか、物質主義的なのか、それともリストされているのかをファンに向けさせただろう」と主張した。

さらに、「それとも彼女が女性だからですか?」彼は、ハン・カンの性別が彼の受賞に影響を与えたかもしれないと付け加えた。

今朝の別の投稿で、キム氏は「段落から放り出されて嫌われるのは嫌だけど、私たちが幸せになるべき理由が、私たちが韓国人だからだからだとしたら、私はそうは思わない」と述べ、「韓国が勝ったから祝うべきだと言う人は、文学の力を理解していないと言っている」と付け加えた。

2006年に釜山日報新春文学賞、2007年に朝鮮日報新春文学賞でデビューし、現在、朝鮮日報に原稿を連載中です。

「漢江の歴史の歪曲は、作家に与えられるべきだった」「驚き」の最後には何の根拠もなく (naver.com)

それで、こちらは朝鮮日報日本語版の社説を楽しみにしていた。しかし、まさかの朝鮮日報ですら隠蔽である。なんとノーベル文学賞は取り上げて韓国人の地位かどうか書いてあるが、作品について何一つ触れてない。小説は韓国語ですよね?なんで作品について何も取り上げないんですかね。酷い。これが韓国紙を代表する朝鮮日報かよ。

では、記事を引用しよう。

韓国の女性小説家・韓江(ハン・ガン)氏がノーベル文学賞の受賞者に選ばれた。韓江氏のノーベル文学賞受賞は、韓国文学のレベルの高さを世界最高権威の文学賞を通じて認められたという点で、同氏個人の栄誉であるだけでなく、国家的快挙でもある。これでノーベル文学賞受賞者を生み出すという韓国文学の長年の宿願がかなった。韓中日の東アジア3カ国の中で唯一、ノーベル文学賞を受賞できていなかった状況からも脱した。

韓江氏は韓国人作家の中でもノーベル文学賞の本場とも言える欧州で最もよく知られている作家だ。2016年の『菜食主義者』でノーベル文学賞やゴンクール賞と共に世界3大文学賞に挙げられている国際ブッカー賞を受賞し、昨年も韓国人としては初めてフランス4大文学賞の一つであるメディシス賞を受賞するなど、韓国人作家の中でノーベル文学賞に最も近いと評されてきた。これには、韓江氏自身の文学的力量が最も大きく作用しているのはもちろんだが、韓国をノーベル文学賞受賞国にするために、韓国文学翻訳院や大山文化財団などが翻訳支援を通じて韓国文学を着実に世界に広めてきた功績も大きい。

韓江氏のノーベル文学賞受賞は、個人の栄光にとどまらず、文化強国である韓国の国際的な位置づけを高める契機となるだろう。韓国の文学作品を読もうと考えている世界各国の読者たちの注目を集め、韓国文学の市場規模をこれまでになく広げ、韓国文学の国際化にも大きく寄与するであろうことは明らかだ。日本文学や中国文学もノーベル文学賞受賞後、世界市場に本格的に進出することができた。ノーベル文学賞受賞者を輩出した国々の先例に見られる通り、韓国の文学作品が映画やドラマ、アニメーションなどとして制作されるという波及効果も期待できるようになった。

 韓国文化に対する世界の関心は、以前とは比べものにならないほど熱い。BTS(防弾少年団)やBLACKPINK(ブラックピンク)などのKポップに熱狂し、『パラサイト 半地下の家族』や『イカゲーム』などの韓国映画・ドラマはアカデミー賞やエミー賞の主役になった。「ネットフリックス」や「ディズニープラス」などの世界的な動画配信サービスでは、韓国人監督が手がけたり、韓国人俳優が出演したり、韓国を舞台にしたりした作品を配信している。これらに韓国文学も加わり、韓国は名実共にポップカルチャーだけでなく、文学でも世界最高レベルに飛躍することになった。韓半島(朝鮮半島)の歴史にこれまでなかった大きな成果が相次いで出ている。あらためて、韓江氏のノーベル文学賞受賞にお祝いの言葉を贈りたい。

韓江氏のノーベル文学賞受賞、韓国文化に新たな歴史【10月11日付社説】-Chosun online 朝鮮日報

これが朝鮮日報の社説である。一言で言えば酷すぎる。こんな嘘八百を並べてるという。ええ?これが受賞した理由が韓国人作品が注目されているから?韓国人は嘘しかつけないのか。

アカデミーが述べているだろう。「歴史的トラウマ」に立ち向かった作品だと。しかし、朝鮮日報の社説ですら真実に言及しないのか。情けないというか。保守派にとって自国民の虐殺の歴史が知られるのはよほど都合が悪いのか。

おいおい、ノーベル文学賞を選ばれた理由を隠蔽するなよな。ちゃんと韓国版の天安門事件について書かれている作品としっかり紹介しろよ。本当、都合の悪いことは隠したり、隠蔽するのは韓国人だってことだ。しかも、韓国人自らが歴史的トラウマに挑戦した作品だというのに。本当、酷いものだ。

それではネットの突っ込みを見ておくか。

1.やっぱりノーベル賞も事実陳列罪ですかね、

2.自国民を殺した歴史なの?
そりゃ有害図書にされるわ
だって事実書いちゃうんだもの

3.戦前からずーっと時代が下っても日本に密航するやつらが後を絶たなかった事には触れてないんだろうな

4.妬みからの否定派も出るし親戚だの友達だの小説書けたのは自分のおかげだとか言う奴もわんさか出て来るだろなぁ
国民性分かった上で闇に一石を投じる狙いでも授与してるだろな

5.反日小説のファンタジーさに比べれば、相当史実に近いだろう。
そもそも同じ小説家が批判するってのが意味不明。自分の小説だって絵空事だろうに、。

6.公開処刑か
それも韓国が一番刺激するとこついて

7.NHKのニュースでハングルの原書を売ってる書店で平積みされてて、さっそく買いに来てた女性を紹介してた。その女性がハングルネイティブなのかは知らんが

8.ある意味予想通りの展開だなw

軍事政権も、反体制活動家も等しくクズでダメ
右を向いても左を向いても絶望しかない時代だから
どう美化しようと「韓国人は救いようがない」という結論しか出ない

ノーベル賞という爆弾を放り込んだ連中は実に悪辣だと思う
ロビー活動がうざくて腹に据えかねたのではなかろうか

9.韓国の隠ぺいしてた歴史だったという
残念ながら事実だぞ
むしろその隠ぺいを明るみにしたから受賞になったわけだが

10.とりあえず、韓国政界の保守と左派の間&韓国国民の歴史認識の中に手榴弾投げ込んだことになるのかな?
そして始まる泥試合、それとも半地下家族のようなアカデミーとっても恥部扱い?

選考委員会、ナイス!

以上の10個だ。

韓国政府が隠蔽したいからと有害性教育書として廃棄したのに、ノーベル文学賞で再び脚光を得たことで、ノーベル文学賞作品を禁書にするなどけしからん!そういう声が上がってるが、その内容は自国民の虐殺を書いたものである。

うん。あれか。新手な嫌がらせだよな。しかも、これによってこの二つの事件が再び注目されるわけだ。当然、映像化。ドラマや映画化ですよね?なんせノーベル文学賞作品だぞ。そりゃ、もう、挙って韓国メディアが宣伝してくれるさ。自国民の虐殺の歴史をな!

うんうん。権威的な賞の使い方としては間違っていない。その影響は今後、生涯にわたって韓国人について回る。世界中に韓国政府や警察が民間人を虐殺した事実が伝わるてことだ。ええ?もう知ってますけど。

すげえな。最高の嫌がらせじゃないか!なんせ初のノーベル文学賞がこれだ。韓国人に絶対に消えないトラウマを刻みつけた。もしかして、今年で最も素晴らしいニュースの一つじゃないのか?2024年の最高のニュースだと思われる。

韓国人作家の初のノーベル文学賞作品は政府が隠蔽していた朝鮮軍や警察の自国民の虐殺をテーマにした歴史的トラウマだった。そりゃ選ばれて当選だわ!韓国人が歴史的トラウマに立ち向かった稀有な作品じゃないか!

これは受賞をおめでとうございます!と心から祝福しないといけない。いやあ、さすがスウェーデン財団だ。平和賞と同じでノーベル文学賞の正しい使い方を教えてもらった気がするな。

しかし、これからは多くの日本人にも勧めやすくなるな。こちらも読者さんや視聴者さんに、韓国人初のノーベル文学賞作品を読んでほしいと張り切って勧められるじゃないか。どんな内容なのか?と質問が来たら、韓国版の天安門事件、自国民の虐殺を扱った素晴らしい作品だと堂々と説明できる。

こんな面白いのをネタにしないわけいかないよな。あまり、今回は韓国経済には関係ないが、やはり、歴史を忘れた民族に未来はないからな。

韓国人はしっかり自国民の虐殺した歴史を彼女の本から学び取り、さらにライダイハンなど、韓国人が犯した大罪についてしっかりと反省してベトナムに謝罪したらどうだ?日本人に謝罪どうとかいいながら、都合の悪い事実を隠蔽してきたことに変わりない。

スウェーデン財団は韓国の歴史的歪曲を正すためにやったということだ。

あと、もう一つノーベル賞の話題として日本の日本原水爆被害者団体協議会(被団協)がノーベル平和賞となった。これは明らかにアメリカやロシア、イスラエルに対する政治的な意図が含まれていそうだな。これも関連として取り上げておこうか。

では、記事を引用しよう。

【ワシントン、ニューヨーク共同】世界で唯一、核兵器を戦争で使った米国ではメディアが11日、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)へのノーベル平和賞授与決定を速報した。ニューヨーク・タイムズ紙は、核兵器の恐ろしさを伝える「生き証人だ」と評価。ただ米社会では広島、長崎への原爆投下を正当化する意見が依然根強い。

 共和党重鎮のグラム上院議員は5月に原爆投下を肯定し「負けられない戦争を終わらせた。正しい決断だった」と発言した。歴代米政府は第2次大戦後も核戦力を安全保障の中軸に据え続け、日本や韓国など同盟国に「核の傘」を通じた拡大抑止による防衛を提供している。

 バイデン大統領は「核なき世界」を提唱して2009年に平和賞を受賞したオバマ元大統領の考えを継承するが、中国やロシア、北朝鮮の脅威に対抗するため、老朽化した核兵器の改修を進めている。

 NBCテレビはウクライナや中東など「世界各地で激しい戦闘が相次ぐ中、日本の団体への受賞決定に驚きの声も上がった」と報じた。

米大使、被団協の献身感銘 理念共感、抑止力は維持|47NEWS(よんななニュース)

原爆投下はただの実験であることはいうまでもない。ミッドウェー海戦後辺りから日本軍は戦う力はなかった。そもそも沖縄に上陸されて、本土が空爆されている時点で勝ち目なんてあるわけないだろうに。だから原爆投下に戦争を終わらせる意図などない。

今後の戦争兵器の投下実験だった。しかし、アメリカ政府はそれを理解しながらも、過去の名誉を守るために必要なことだったというしかない。でも、それを自虐史観と同じだろう。原爆投下という人類史上最大の大罪を当時は必要だったなんていわれて、日本人が納得するわけないだろうに。

ただ、残念ながら核兵器が抑止力になってるのは紛れもなく事実だ。それはロシアのプーチンが証明しただろう。ウクライナに兵士を送った国に核を撃つとな。それによってどこも正規軍を送ることはできなくなった。

だから裏での支援がメインとなっているわけだが、実際、核兵器が大国のパワーバランスですら覆しかねないのは見ての通りだ。バイデン氏が中国や北朝鮮に対応して非核化の道を止めたのは残念だが、事実と理想は異なる。残念ながら核兵器は今でも有効なのだ。

米CPIと雇用関連統計、「悪い方向」に進んだ-市場関係者の見方

今日は朝から気になるニュースが沢山ある。まず、アメリカのCPIが発表された、そして、市場予想を上回る伸びの2.4%となった。雇用統計も明らかに悪化だったので、これではインフレ退治ができているかどうかが怪しくなってきた。

とりあえず、悪い方向に進んだという見方が多い。次回のFOMCでアメリカが利下げするとは思うが、これが0.25%になりそうな予感と。しかし、据え置きというのもあるので、なかなか判断が難しい。

でも、このまま利下げしていけばインフレ再燃するのかどうかが多くの投資家にとって一番の関心事だ。

では、記事を引用しよう。

(ブルームバーグ): 9月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る伸びとなった。物価上昇圧力はこのところ低下していたが、今回はその動きがいったん止まった。また先週の米新規失業保険申請件数は前週比3万3000件増加し、25万8000件。2023年8月以来およそ1年ぶりの高水準となった。

両統計に関する市場関係者の見方は以下の通り。

◎プレミア・ミトン・インベスターズのニール・ビレル氏:

米雇用関連のデータとCPIのどちらがより重要か、全体として判断するのは難しい。しかし、きょうは間違いなくCPIだ。CPIは予想を若干上回った。特にコアインフレ率が上昇した。ただ、市場や米金融当局を心配させるほどではないだろう。

次回の連邦公開市場委員会(FOMC)会合までにデータがさらに発表されるが、今回の統計で0.25ポイントの利下げが適切だとの見方が強まるだろう。

◎ベスポーク・インベストメント・グループ:

経済への影響という点において「悪い方向」に進んだ。CPIデータは総合とコアの両方で市場予想を上回ったほか、新規失業保険申請も予想より多かった。

◎LPLファイナンシャルのクインシー・クロスビー氏:

米金融当局が望む組み合わせではない。労働市場が冷え込んでいる中で、物価が総じて上昇していることをインフレデータが示し続ければ、FOMCの次回の会合では、二大責務のうちどれを優先するかについて、より白熱した議論が交わされることは間違いない。

◎ハリス・ファイナンシャル・グループのジェイミー・コックス氏:

ディスインフレは続いているが、FOMCが11月に0.5ポイントの追加利下げを行うと予想していた人は完全に間違っている。金利が成長を減速させられるほど十分高くないということであれば、それはインフレを完全に抑制できるだけの高さでもないということだ。FOMCは利下げするが、今後は慎重なペースで進めていくだろう。

◎モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏:

CPIが一度わずかに市場予想を上回ったからといって、新たなインフレの波が到来したということはないが、同時に週間の新規失業保険申請件数が大幅に増加したという事実もあり、短期的に市場の不透明感が強まる可能性はある。現在は「良いニュースは良い、悪いニュースは悪い」という環境にあり、今回の数字は良くなかった。だが、それにより堅調な経済成長と緩やかなインフレという大局的な見通しが覆ったわけではない。

◎チャールズ・シュワブUKのリチャード・フリン氏:

次の利下げ幅は0.25ポイントになるだろうと米政策当局者から最近示唆されたことに対し、市場はネガティブに反応した。しかし、連続の大幅利下げは景気が苦境にある時に実施される傾向があることが歴史で示されている。従って、来月の利下げは予想されるものの、緩やかな引き下げを期待するのが賢明かもしれない。

一部省略

米CPIと雇用関連統計、「悪い方向」に進んだ-市場関係者の見方 (msn.com)

ここでディスインフレという聞き慣れないワードが登場しているので解説しておこう。

インフレーションの状況で、中央銀行によって、弾力的な金融政策がとられた結果、インフレーションからは抜け出たが、デフレーションにはなっていない状況のこと。

ディスインフレーションは、物価の上昇率が低下していく状況のことをさすが、需要が減退し、それに対して供給が大幅に上回る結果引き起こるデフレーションとは異なるものとされている。バブル崩壊後の日本経済は、長くこのディスインフレーションにあったとされている。

ディスインフレーション|証券用語解説集|野村證券 (nomura.co.jp)

つまり、インフレから抜けたけどデフレにはなってない。その中間ぐらいをディスインフレだと。確かにまだアメリカの消費者の需要は強いものな。

これを読めば中国の状況がデフレだと再確認させられるだろう。明らかに供給が大幅に上回って物価が下がっているものな。

それで日本もディスインフレだったと。確かに物の値段は下がっていたが、大幅に物が市場に溢れているてことはなかったか。消費もそこまで悪くなかった。ディスインフレとデフレの違いについては難しいが、いずれ中国もディスインフレになるてことか。

韓国証券市場ウォンニャス速報 開幕は1351.0

韓国証券市場 アメリカのCPIが予想を上回る伸びを示して、韓銀がさらに利下げにふみきった。これによってウォンが下がりやすく環境となっているのだが、今日のウォン市場はどうなのか。早速見ていこうか。

開幕は1351.0。

それではチャートをどうぞ。

このチャートを見て爆笑である。韓銀の金利動向で利下げする可能性は高かったが、どうやら1350突破されていたので、ひたすら韓銀砲で1345ウォンまで押し戻した感じだ。

おそらく11時頃に韓銀砲で一気に上げて、利下げニュースでのウォン安を緩和しようと考えたのだろう。だから、なんども1345ウォンを挑戦している。だが、ヘッジファンドは1345ウォンよりは上げさせない。因みに利下げのニュースは11時43分ぐらいにでている。

これには愛犬のジョニーも大喜びだ。韓銀砲が何度も炸裂しているのがよくわかるという。

それで14時前に韓銀砲で1345ウォンまで押し上げたが、ここからヘッジファンドのフルボッコタイムである。

しかし、韓銀はなんとか1350防衛しようと粘る。ウォンが下がる中、最後に勝ったのはどっちだ。

結果は1349.5。おお、韓銀、大勝利じゃないか。利下げしたからとひたすら介入してウォン安を食い止めた?でも、時間外で即効突破されたからあまり意味はないよな。

今日の韓銀は24時間体制だろう。なんせ利下げしているからな。アメリカの市場が始まったらドボンすることだって大いにある。

それで時間外の18時35分現在は1350.28となっている。

次はドル円を見ていこう。

ドル円は朝から148円台を行き来する感じだ。昨日は150円だったので少しは円高となっている。だが、結局は跳ね返されて円は売られていく展開だ。

それで18時40分ごろには149円目前となっている。こうなると日銀が利上げに動くかもしれないな。

■2024年10月11日の韓国証券市場

コスダック指数 4.50ポイントマイナス 770.98(終値)
総合株価指数 2.25ポイントマイナス 2596.91(終値)
ウォン・ドル相場 0.7ウォン高 1349.5(午後3時半現在)

■投資主体別売買動向

4.10.112,849-5,9632,775

個人が2849億で買い。外国人が5963億で売り。機関が2775億で買い。

個人と機関が買い。外国人が売り。