株投資アプリ利用の20歳が自殺 訳分からずオプション取引で「-7800万円」の残高に絶望
記事要約:何度も述べているが投資は自己責任である。そして、素人がやっていけないのは信用取引である。今回のニュースは投資の危険性についてしっかり認識して欲しいと思って取り上げる。株投資アプリを利用してオプション取引で20歳が自殺したそうだ。訳分からずオプション取引で「-7800万円」の残高に絶望したそうだ。
これは原油だろうか。ただ、何も知らずに取引して絶望して自殺なんてことは株が好調の時は良くある。日本ではレバレッジは20倍ぐらいなので、-7800万円の借金を背負うなんてことはないのだが、海外だと100倍、200倍とかあるので注意しないと行けない。因みにレバレッジの用語も知らないようなら信用取引やオプション取引など絶対やってはいけない。
>米ネブラスカ大学の学生で、イリノイ州ネイパービルで両親と同居していたカーンズは、新型コロナウイルス流行の最中にロビンフッドのアプリを使い投資を始めた。
ロビンフッドはミレニアル世代をターゲットにした、手数料無料で手軽に投資ができるアプリで、新規ユーザーに対する無料株式プレゼントのキャンペーンも行っている。
カーンズのようにコロナ流行中に加入した人は多く、2020年第1四半期の新規アカウントは過去最多の300万件に達した。
コロナでダウが暴落した後、意味不明な上昇が続いてたものな。すると、投資をしようとする若者も増えたと。
>新型ウイルス流行により株式市場が激しく変動する中、カーンズはオプション取引を始めた。パソコンに残された遺書には、「自分が何をしているのか全く分かっていなかった」と記されている。カーンズが残した携帯電話のスクリーンショットには、マイナス73万165ドル(約7800万円)の現金残高が赤字で表示されていた。
とりあえず、オプション取引を始めて、投資の仕様も、リスクも何もわかってなかったと。これがいつの日の損益かは知らないが-7800万円と。しかし、普通に考えたら追証になっているんじゃないか。-7800万なんてそう簡単に動かせる金額ではないぞ。現金なら数億円規模の取引をしたことになる。そして、収入のない20歳の若者にどうやらレバレッジ100万ドル近くを割り当てられたそうだ。
つまり、1億円だ。若者が1万ドルで投資してレバレッジ100倍あったなら、確かにそれぐらい損失は出るかも知れない。嘘だろうと思うかもしれないが、出るのがオプション取引だ。ただ、追証があるので2割、3割ダウンで強制決済と考えると、若者は1万ドルではなく3万ドル、4万ドルぐらい持っていた可能性はある。誰かに借りたのか。そこまではしらないが。
>ただこの額は、借金の額を示したものではなく、割り当てられたオプションがアカウントに反映される前の暫定残高だった可能性がある。
それなら暫定と書いてあるんじゃないか?決済を見ないと詳細はわからないが。実際,どの程度の借金かは明らかにされてないが死んだ命は返ってこない。もっとも、その損失を誰が埋めるのか知らないが。でも、こんな取引させたらアプリを扱う証券会社が倒産しているとおもうんだが。これだけではなんともいえないところがあるが、とにかく投資は自己責任。仕組みもわからずに上級者でも怖いオプション取引など触ってはいけない。
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株投資アプリ利用の20歳が自殺 訳分からずオプション取引で「-7800万円」の残高に絶望
「収入のない20歳がどうして100万ドル近くのレバレッジを割り当てられたのか?」──これは今月12日、アレクサンダー・E・カーンズのパソコンで両親が見つけたメモに残されていた言葉だ。カーンズはこの日、20歳の若さで自ら命を絶った。
米ネブラスカ大学の学生で、イリノイ州ネイパービルで両親と同居していたカーンズは、新型コロナウイルス流行の最中にロビンフッドのアプリを使い投資を始めた。
ロビンフッドはミレニアル世代をターゲットにした、手数料無料で手軽に投資ができるアプリで、新規ユーザーに対する無料株式プレゼントのキャンペーンも行っている。
カーンズのようにコロナ流行中に加入した人は多く、2020年第1四半期の新規アカウントは過去最多の300万件に達した。
新型ウイルス流行により株式市場が激しく変動する中、カーンズはオプション取引を始めた。パソコンに残された遺書には、「自分が何をしているのか全く分かっていなかった」と記されている。カーンズが残した携帯電話のスクリーンショットには、マイナス73万165ドル(約7800万円)の現金残高が赤字で表示されていた。
ただこの額は、借金の額を示したものではなく、割り当てられたオプションがアカウントに反映される前の暫定残高だった可能性がある。
ロビンフッドはプライバシーを理由にカーンズのアカウントについての詳細を公表していないが、「ロビンフッド社の全員がこのつらい知らせに深く悲しんでおり、週末に遺族の方々に連絡を取り、哀悼の意を伝えた」とコメントしている。
カーンズを自殺に追い込んだ全ての要因を知ることは不可能だが、彼の死はライトユーザー向け投資サービスで高まる競争に警鐘を鳴らすものだ。ロビンフッドのほか、Eトレード、TDアメリトレード、チャールズ・シュワブ、インタラクティブ・ブローカーズ、フィデリティ、さらにはメリル・リンチまでが、手数料無料・最低預かり額ゼロの投資サービスを提供し、証券や株式市場についての知識に乏しい若者層を取り込もうとしている。